January 12, 2009 14:13

吾郎、投手生命の危機!? 左手血行障害疑惑発生! / 今週の「MAJOR」 2

 完投勝利を目前にしながら、指先に謎の鈍痛が走り、不安を隠せない吾郎。一死一塁で迎えたジョーンズに対しても、指の痛みの影響で甘いボールを投げ込んでしまい、一、二塁間へ痛打される。これをマードックがダイビングキャッチし、ベースカバーに入った吾郎へトスして、二死。更に、二塁走者がオーバーランした所で足を滑らせ、これで一気にゲームセット…と思いきや、吾郎は指の痛みからボールを握り損ねて、殺し損ねてしまう。二死二塁と一打同点の場面で打席にはシルヴァ。最悪、歩かせてもいいと言うキーンの言葉に頷く吾郎だったが、投げる度に痺れと共に伴う痛みの事が気になって仕方ない。初球のボール球は93マイルと球速もガタ落ちで、既に、吾郎はヘロヘロだ…と精神的優位に立ったシルヴァは続く2球目を激振。しかし、少しでもズレていたら抜けていたと思われる痛烈な打球は幸いにも外野手の守備範囲で、吾郎は辛くも完封勝利を果たす。試合後、マッサージを終え、一人、黙々と夕食をとりながらも、吾郎は指の痺れに対する不安で頭が一杯で、サンダースのねぎらいの言葉も頭には入って来ない。帰ってから、投手の手の痺れに関する故障をインターネット検索してみた吾郎が見つけたのは「手指血行障害」のページだった。

 血行障害疑惑が一気に高まると言う、危惧した通りの最悪な展開に発展。順風満帆過ぎては、ドラマにならないとは言え、イップスを克服してから、まだ数ヶ月しか経っておらず、W杯からも半年ちょっと。どれだけ濃い人生送ってるんだよ、吾郎…。それにしても、よりにもよって、血行障害とはタチの悪い事に…。これなら、肩痛や肘痛の方がよっぽどマシだったのではなかろうか。努力や根性だけじゃ、何とかしきれず、投手であり続ける限り、最後までつきまといかねない故障だ。ましてや、ジャイロ回転を与えるボールの切り方や、精密な制球力など、吾郎のポテンシャルを維持しているのは、肩や肘よりも、指先による比重が極めて高い気がするしなぁ…。この期に及んで、こんな投手生命に関わるかもしれない故障に見舞われて、一体、この作品の終着点はどこに至るのか。まだ疑惑の段階で血行障害と決まった訳ではないけれど、むしろ、スカシネタであってくれと思わなくもない。それにしても、こんな状態の吾郎相手ですら、打ち崩せないシルヴァがヘタレ過ぎる。最後の一打はてっきり逆転2ランかと思ったのに…。もう本当にダメだ、こいつは…。シルヴァなんぞ出す暇があったら、覚醒アレックスとか、ナイスガイ・チャベスとか、アメリカの主砲・ボルテックとか出してくれよ! 今夜の松尾さんは出てきてもシメられるのがオチなので、出さなくていいです。

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コメント一覧

1. Posted by はじめまして   January 16, 2009 23:20
こんにちは、今頃アストロ球団で検索してたどり着いた者です。
原作コミックともドラマとも似ても似つかないパロディ小説書いております。
プロ野球は最近あまり見ておりませぬので話題でついて行けるのはMAJORくらいですが。
でも先週見るのを忘れました(涙)
6歳の娘がヲタク化しつつあるのが嬉しくもあり哀しくもありにござひます。

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