March 17, 2008

開幕4番サードの誇大妄想! 同日、現実では二軍落ち!/ 今週の「ドカパロSS 超地獄変」 1

 グラウンド入りするなり、山田の打球を見たトンガは開口一番「すげぇ〜」と吐かされてしまい、水島ワールドの洗礼を受けてしまう。更に、挨拶を交わした後にも「すごい飛距離ですね」と「すごい」を連発。これを受けた山田も「君もすごい」などとぬかすが、所詮、自分には遠く及ばないと言う腹の内が見えて、実に白々しい。トンガはいけしゃあしゃあと山田の1年目の数字(32本で本塁打王)が目標と語り、岩鬼の失笑を買ってしまう。東京ナインが一斉に振り返ったの際にまとめて挨拶をしたつもりのトンガだったが、山田にしか挨拶をしていないと解釈したご機嫌斜めの岩鬼に絡まれているトンガを見て、劇団ひちょりは岩鬼を相手にしているとくそボールに手を出す癖がついてしまうと茶々を入れるも、トンガは悪球が打てれば60発は打てると豪語するビッグマウスぶり。日本ハムの練習時間になり、打撃ケージに入ったトンガはバッターボックスではなく、ホームベース上で投手と正対して構えると言う訳の分からない行動に打って出る。真横から本気で投げてくるミツグのボールに対して、トンガはいきなり空振りして、土手っ腹に食らってしまう。その後も体の真横から来るボールをなかなか捉えきれず、自打球を体に当てまくりながら、最後にようやく芯で捉えた打球は当然のごとく三塁側のファールスタンドへ飛び込み、ホームランを期待していたレフトスタンドのファンからはブーイング。謎の練習に東京ナインは唖然とするばかりだったが、トンガ曰くミートの調整であり、バットに当たらない時は死球の練習になるのだそうだ。そして、いよいよ開幕スタメンオーダーの発表。鎖国政策により、青波の長瀬が元々存在を隠蔽されていた為、当然、その穴埋めにスレッジが入ったりする事はなく、稲葉が4番に入るかと思われていたが、稲葉は3番。東京ベンチがどよめく中、トンガが4番サードでコールされる。山田や破戒僧・清原でもなしえなかった高卒ルーキーの開幕4番にスタンドは大いに盛り上がるのだった。かくして始まった開幕戦、東京の開幕投手は故障あがりの里中。これに対して、開幕戦のプレイボールホームランごときを生涯の夢としてでっち上げられてしまった劇団ひちょりはいきり立って初球を激打。しかし、ボールの上っ面を叩いて、打球はレフトスタンドどころか三塁線へのゴロ。これを岩鬼は苦もなくダイビングキャッチし、一塁で刺す好プレー。岩鬼は前の打球こそ下手だが、横の打球には滅法強い…などと言う事は最早、基礎知識である筈なのだが、相変わらず、スタンドからはまぐれ呼ばわりされてしまう有様だ。続く田中も三遊間への痛烈なライナーを放つが、これまた横の打球には滅法強い岩鬼が軽々とダイビングキャッチ。そして、稲葉はスカイフォークの前にあえなく空振り三振で三者凡退。この回、3人で抑えたら…と言う条件の下、山田と何やら裏取引をしていたらしい里中はこの結果にほくそ笑む。その裏、ダルビッシュに対して、岩鬼は常々先頭打者アーチを狙いまくっているくせに、トンガごときに力で脅かすのは大人げないなどと訳の分からない事を言い出して、いきなりサードへセーフティバントを敢行。完全に想定範囲外のプレーにトンガはまるで反応出来ずにいたが、単にトンガの裏をかいただけで、ピッチャーの守備範囲内に転がる何の変哲もないバントだった為、ダルビッシュに軽く裁かれて、岩鬼はあえなく凡退。続く殿馬も早々とセーフティバントの構えを見せるが、トンガはこれにあっさり引っかかって前進し、プッシュバントで簡単に頭を越されてしまう。トンガは僅かにグラブにかすらせるのが精一杯だったが、後方に弾かれた打球を金子誠がダイビングキャッチで抑えて、何とかアウト。続いて強打した微笑の打球はまたまたサードを襲い、腰高のトンガのグラブの下を抜けていくが、スパイクに当たった打球がセカンド・田中の正面に弾かれると言うバカヅキでこれまたアウトとなり、結果、東京は3人で攻撃終了。そして、2回表、ついにトンガが打席に登場する。

 一挙2話掲載…って、1話完結モノならともかく、ストーリー漫画じゃ要するにただの増ページ。それを何故、わざわざ2話に分割する必要があるのか全く意味が分からない。それにしても、トンガが開幕4番サードなどと言う誇大妄想漫画が公開された日に現実では二軍落ちを通告されると言う衝撃的展開。この見計らったかの様な絶妙なタイミングは何なのだ? 正に、恐るべしは水島の呪いである。水島氏はこの最悪のタイミングで二軍落ちした事に関して「いささかショックです。私は一軍の控えと考えていた。二軍は下がる所がないので難しい。一軍なら失敗した時、二軍と言う逃げ道があった」と、流石にヘコんでいる様だが、その原因が自分が呪いをかけてしまったからなどとは微塵も思っていない様で「現実の選手ではなく、私の作り出したキャラクターで動いているので全く影響はない」と、路線変更する事なく突っ走る模様。実名を使っておきながら「私の作り出したキャラクター」などとぬかすのは、好きな様にシメまくる事を正当化する為の口実にしか思えない。自分のキャラで自分のキャラをシメまくりたいなら、「光の小次郎」の様な架空選手しか出ない漫画に切り替えて欲しいものだ。今回の話はオープン戦はおろか、キャンプもロクに見てない段階で構想されている筈なので、単に高校時代の表面的実績のみから判断した見切り発車もいい所なのだが、もし、トンガがこのまま大成せずに二軍でくすぶる様な選手で終わってしまった場合、今回のシリーズは後世のいい笑い物になりかねないよなぁ。サードの守備がヘッポコなのは事実だからそれはいいとしても、あの打撃練習の意図は全く持って訳が分からない。殿馬の秘打特訓並の訳の分からなさである。何故、あれがミートの調整に繋がるのか。ケガの可能性が極めて高いのは勿論の事、まっとうなスイング,ポイントでは弾き返せない事からフォームまで大きく崩しかねない実に危険な練習なのだが、説得力のある説明どころか、そもそも説明自体してくれないんだろうなぁ。無駄に思わせぶりな準備を見せておいて、その効果の程が全く分からないまま放置…と言うのは、水島氏がよくやっちまうパターンだし…。ところで、里中は一体何をたくらんでいるのか? トンガとの初対決で何やらワガママを通したい模様だが…。

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ritzberry at 21:45コメント(5)トラックバック(0)2008 ドカベン  

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コメント一覧

1. Posted by Riser   March 18, 2008 22:39
二週間分のわりには、妙な打撃練習にページが割かれていて、ほとんど通常と変わりないような感じでした。
里中の約束というのは、中田に対して全球ストレート勝負だと見ますが、流れから行くと中田がホームランを打つ雰囲気ですね。
2. Posted by 岸多   March 18, 2008 23:02
中田がやっていた妙な打撃練習ですが、実は現役時代の落合博満が行っていた練習方法で、
それを聞いた中村ノリも試した事があるといういわくのあるモノです。
もっとも、落合氏本人が後に語った所によると、あれは落合氏特有の打撃のクセを矯正する
ための練習方法で、他のバッターがやったところで役には立たないとの事ですが。

しかし、落合氏本人が実名で出ている漫画なのに、あの打撃練習をあたかも中田オリジナル
(=水島オリジナル)のなんだかよく分からんけど凄い練習方法!みたいな描き方をするの
はどうかと思う訳ですが・・・。
3. Posted by 主砲・原   March 19, 2008 05:31
>岸多さん
落合がやっていたと言うのは初耳でした。
果たして、打撃投手に本気で投げさせていたのでしょうか
ね?
球速次第では落合でもかなり危険な気がするのですが…。
何にしても、ミート力が高い訳でもないトンガに
あれが効果的な練習とは思えないですよね。
4. Posted by 主砲・原   March 19, 2008 05:53
>Riserさん
里中ごときの球威でストレート勝負挑んだら
本当に一発食らいそうですよね…。
5. Posted by meiokada   March 19, 2008 18:13
落合があの練習をやっているシーンは「あぶさん」にも出ています(手元にコミックスがないので巻数まではわかりませんが)。御大はそのことを忘れて今回のことを描いたのか(かわった練習法なので頭の片隅に残っていて?)、それとも後で誰かにあの練習法は落合がやっていたものだといわせるつもりか。たぶん前者でしょう。

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