November 03, 2007

疫病神・大垣、小次郎の期待を無惨に裏切る自主退団! / 今週の「ドカパロSS 相撲編完結編」 1

 大垣の独り相撲で四国は10−2と惨敗。うち8失点が大垣のミス絡みと言う惨憺たる結果に終わった。これを見ていた和島部屋の力士達は微笑をブロックせずにうっちゃった大垣の動きに感動し、やはり、大垣は野球より相撲だと談笑していたが、他人の事をとやかく言っている場合ではないと親方が激怒。2日後に控える秋場所の初日に全員勝たなければ、晩飯は抜き(ただし、勝てば飽きる程牛肉食い放題)と通告。7人はそれなりに勝つ自信がある中、唯一、和島海だけは晩飯が抜きならば、朝と昼をたくさん食っておこうなどと後ろ向きな発言をしていたが、全員勝てばいいんだと叱咤される。結局、不安要素だった和島海はうっちゃりを決めて白星をあげ、全員初日白星で牛肉三昧が確定。和島海近くで大垣の「うっちゃれ!」と言う声がした気がしたと、会心のうっちゃりにすっかりご機嫌。部屋に戻って、皆で待望の牛肉をつついている所へ突如、大垣が登場。試合がある筈なのに、こんな所へ現れてもう戦力外か?などと皮肉を言われる大垣だったが、この皮肉はあながち間違ってはいなかった。和島海への声援は実際に大垣が観戦しに行ってかけたもので、和島海の気の所為ではなかったのだが、応援する為に東京に残っていたのかと思いきや、大垣は野球より相撲に向いていると痛感し、自らクビを願い出ていたのだ。国技館で親方と待ち合わせ、自分の分の牛肉も買って貰った大垣は皆が食べ終わった後、残飯整理だとぬかして、一人で牛肉を堪能。夜もふけて、大垣は母への手紙で勝手に相撲への再転身を決めてしまった事を詫びながら、山田山として1年で関取に、将来は横綱になる事を誓う。そして、山田には、日本一になって欲しいと願いながら、鉄砲稽古を開始。そんな大垣の願いが通じたのか、東京はアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦をたった1コマで制して、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権を獲得するのだった。

 あまりにも酷過ぎるだろ、今回のオチは…。相撲編全般の存在意義そのものを完全に粉砕する無意味極まりない展開だった。「大垣が不動の捕手になれば、四国は常勝軍団に…」などと山田が見立てたばかりだったのに、あれは一体何の意味があったのか? 小次郎が意を決してわざわざ先発マウンドに上がった事に何の意味があったのか? 優勝戦線に踏み留まる為の大事な一戦で立て続けのミスにも我慢して大垣を使い続けた事に何の意味があったのか? 使い潰す事が確定していた新キャラをこの状況であえて出す事に何の意味があったのか? とにもかくにも小次郎の登板が全く無意味以外の何物でもなかった上、精彩を欠く事この上ない投球内容だった事が一番腹立たしい。色々な意味でイメージダウンする一方の相撲協会から、イメージアップ戦略として相撲ネタの執筆依頼でもされたのだろうか? こういう和気藹々とした相撲部屋もあるのだ…と陰惨とした雰囲気を見せなかった事に意味があるのかもしれないが、こんな程度で世間は騙されてはくれないぞ。大垣の人格にも大いに幻滅させられた。和島部屋や蔵前北高校の連中はまだしも、小次郎の期待をものの見事に踏みにじって、たった1試合で野球を諦めた上、自ら四国を優勝戦線から叩き落としかねない手痛い黒星の原因を作りながら、四国ではなく、東京の応援をするとは何たる事か…。結局、偽装戦力外通告で相撲部屋での逆療法をさせた事は大垣を相撲に転身させるきっかけにしかならず、本来の目的だった肩の完治を果たしたにも拘わらず、小次郎の賭け自体は惨敗と言う哀れな結果に終わってしまった格好だ。そして、訳の分からないのが、今回のスコアボード。3回には大量5点が入ったと言うのに、僅か2点しか入っていないのだ。もう先週描いた試合内容すら完全に忘れ去っている有様で、水島氏の耄碌ぶりには歯止めがかからない。と言うか、担当編集のチェックのしなさ加減には呆れて物も言えない。しっかりチェックして指摘しまくると、水島氏が激怒する為、迂闊な事が言えない状況だったりするんじゃないかと勘繰ってしまう。とりあえず、これでトカヘンの首は繋がった事になり、全国3人(もいるかどうか分からないが)のトカヘン信者だけが大喜びと言った所か。山田の見立てが正しいのだとすれば「大垣が不動の捕手になるどころか、即退団し、見限ったトカヘンが正捕手に戻った」事により、向こう10年は四国が常勝軍団になる可能性は見えて来そうもない。ところで、秋場所の初日と言うと、今年は9月9日な訳で、この試合は9月7日だった事になる。この時期に4強の大混戦だったとなれば、本当の天王山はまだまだ先な筈なのだが、水島氏はそんな時系列の事など全く考えてはいないだろう。下手すると、秋場所は10月の頭とか勘違いしてるかもしれない。さて、東京はアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦を制したらしいが、リーグ優勝したのかどうかすら不明で、他の上位2球団がどこなのかもさっぱり分からないと言う不透明この上ない展開で日本シリーズへ突入する事に…。史実の日本ハムのV2はあっさりスルーされ、ファンを自称しながらとてもそうは思えないソフトバンクも優勝に絡んだのかどうかすら不明。こんな無意味極まりない四国戦を描いている暇があったら、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦をダイジェストでやってくれた方がまだマシだったよ。来週からはリーグ制覇もしていない中日とのアジアシリーズ出場権争奪戦が始まる模様だが(まさか史実覆して巨人が出てきたりしないよな?)、ヒゲの関川がいなくなってしまった今、中日の選手で背番号見なくても誰だか分かる選手は恐らく皆無だろうし、故障の福留が思いっきりスタメンで出てきたり、T.ウッズ,李の存在が抹殺されていたり欝展開なんだろうなぁ。んでもって、ロートル好きなだけに開幕戦の先発は人斬り抜刀斎ではなく、山本昌だったりしそうだ。頼むから血迷って岩瀬を先発させる様な真似だけは辞めてくれよ…。あとは落合監督にあてつける様に山井にパーフェクトさせたりしてな…。

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ritzberry at 10:15コメント(6)トラックバック(1)2007 ドカベン  

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コメント一覧

1. Posted by みんなのロースカツ定食   November 03, 2007 18:14
現実世界で日本ハムが見事にV2を達成し、クライマックスシリーズも勝ち抜いたのだから、ここは日本ハムの監督、選手達に敬意を表して、作中でも日本ハムに花を持たせてほしかったです。昨年、新庄の存在もあって、東京を優勝させる事が出来なかったのが、よほど腹に据えかねていたんでしょうか。しかし、大袈裟かもしれませんが、水島氏がやっている事は、最早、プロ野球界に対する冒涜のようにすら感じてしまいます。
2. Posted by むめい   November 04, 2007 15:24
ホントに大垣は酷いと思います!
復活の手助けをしてくれた小次郎より何もしてない山田の方が大事だなんて小次郎が不憫ですね。

まあ、我々は1ヵ月半ぐらいの間水島氏のスカシネタに踊らされてたということですね。
まあ今季1番のスカシネタはストッパー義経でしょうが。
3. Posted by 主砲・原   November 05, 2007 05:52
>みんなのロースカツ定食さん
水島氏が現実のプロ野球を冒涜しているのは今に始まった事ではないでしょう。
オリジナル球団を作ってしまった以上、史実を改竄しない限り、永久に優勝出来ない訳で
改竄の全否定はオリジナル球団の全否定→作品の全否定に繋がる身も蓋もない話に…。
せめて改竄するならば、史実の優勝チームにはある程度、敬意を払った描写を…
と思わずにはいられませんが、ただ、今回の話において、取り上げるべき
最大の問題点は優勝チーム云々と言った事ではないかと思いますよ。
4. Posted by 主砲・原   November 05, 2007 05:53
>むめいサン
ストッパー・義経なんてネタ、ありましたねぇ。今年の試合を振り返ってみると
開幕戦で里中パーフェクト→悪の温床・楽天戦は負け試合→オールスター→四国戦は圧勝
と来ては、全くストッパーの出番がありませんでした。
開幕前にああいうネタを作っておきながら、後に生かす気が全くないんですよ。
次の試合では前の試合の新設定は全てなかった事になるのが水島クオリティですからして…。
でも、今回の大垣ネタに比べれば、まだまだ許容範囲かと思いますよ。
とにもかくにも今回のスカシっぷりは酷過ぎます。
5. Posted by あぶパロ   November 13, 2007 15:05
5 しょうもない質問で恐縮ですが2ちゃんねるであぶさん・ドカベンについて討論しているスレッドがあると思うのですが発見出来ませんでした。宜しければURLをお教え下さい。
6. Posted by ああああ   April 30, 2014 17:43
最近になって読むのを止めていた止まっていたスーパースターズ編を単行本でまとめて読んでいるのですが、この大垣万作編はとりわけ特にひどいエピソードだと感じました。大垣の不義理さには腹が立ちますが、何より水島御大がこのシリーズで何を見せたかったのかまるっきりわかりませんでした。
指摘されてたスコアボードのミスは単行本でも修正されていなかったし・・・。
この漫画の批評をしているHPもほとんど無いため大いに共感させて頂きました。

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