June 28, 2007 06:28

ギブソン、狂気の続投! 日本、松尾さんの暴走でまたも無得点! / 今週の「MAJOR」 2

「野球の神がいるなら…、野球に命を捧げたこのバカな男を勝たせてやってくれ…」

 寿也をピッチャーゴロに打ち取りながら、折れたバットが左胸を直撃し、昏倒するギブソン。一度は三塁へ戻りかけた今夜の松尾さんだが、これを見て、本塁へ突入。しかし、ギブソンは倒れながらも、ボールを拾い、雄叫びをあげて本塁へ必死の送球すると、大黒柱・ボルテックの堅固なブロックに阻まれて、松尾さんはあえなく憤死。なかなか立ち上がれないギブソンに場内に戦慄が走るが、ようやく立ち上がったギブソンは「こんな素晴らしい試合で途中降板などありえない」と、そのまま、マウンドへ戻る。監督に交代を促すアレックスだが、ギブソンに殴り殺される勇気があるなら自分で説得しろと返され、ぐうの音も出ず。ギブソンの行動に狂気を感じ、最早、何があっても父を止める事は出来ないと悟ったJr.は野球の神にギブソンの勝利を懇願しつつ、岩岡のスタンドへ入ろうかと言うファールフライを見事にキャッチし、日本はこの回も無得点に終わるのだった。

 白目を剥いて、ゴゴゴゴゴと轟音をあげながら立ち上がり、突然、狂った様に笑い出すギブソンが怖い。何だか別の漫画みたいになってきたよ。とりあえず、寿也に新たなトラウマが生まれる展開は免れた様だが「大事にいたらなかったのか」などと安堵するのはまだ早いぞ。「あしたのジョー」のジョーが力石に放ったテンプルのごとく、後になって、これが原因で死んだとか言われる事もありうるので、予断は許さない。茂治が死んだ時も、現場では平気だったしなぁ…。覚醒アレックスはすっかりいいヤツだが、監督は何だか情けないね。あれじゃ、まるでギブソンに殴り殺されたくないから続投させてるみたいだ。自分は殴り殺されたくないが、ギブソンを見殺しにするのはいいって事? 人の上に立つ者として、そんなんでいいのか? ところで、松尾さんはとんだ暴走で憤死し、チャンスを潰す大失態を犯すなど相変わらず、冷遇されている様で…と、考えると欝になるばかりなので、ここは、流石、ボルテック! あの好ブロックでなければ、生還を許していたところだぜ!…と考える事にしよう。それにしても、もしかすると、日本は負けるのかもしれない…と言う気になってきた。とは言え、またJr.に打たれるのも芸がない訳で、アメリカが勝つならば、やはり、主砲・ボルテックか覚醒アレックスの一発に期待したい。

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