November 26, 2006 23:39

限界寸前のグラブが呼んだ幸運! 日本ハム、1位通過濃厚か!? / 今週の「ドカパロSS」 1

 一死一、二塁と、一発が出れば一気に逆転と言う場面で山田を打席に迎えた日本ハムは、引っ張りでの長打を警戒し、流し打たれた時の保険として定位置に残した劇団ひちょり以外は、全体的に右に寄るシフトを展開する。中嶋は、いきなり4番にストライクを投じる危険性を考慮すれば、ボール球から入るだろうと言う同じ捕手としての心理を予想し、その裏をかくべく、低めに武田久の得意なスライダーを要求する。しかし、山田はいとも簡単にこれを弾き返すと、打球は二塁ベース上への痛烈なライナー。予め右に寄っていたショート・金子が飛びつくも及ばない。本来なら、センター定位置のライナーとなる筈が、右中間に寄っていた為、必死に反転したSHINJOは見事にダイビングキャッチに成功…と思いきや、グラブの編み目を突き破り、ボールがポトリと落ちてしまう。しかし、これが奏功。一瞬、捕ったと思った殿馬と微笑はそれぞれ塁に戻りかけており、これを見たSHINJOはすかさず二塁へ転送し、微笑はフォースアウト。再び三塁へスタートを切った殿馬もタッチアウトとなり、ゲッツーで試合終了。ガタが来ていたグラブが幸運なゲッツーを呼び込んだ事に対して、SHINJOは自身の引退と重ね合わせる様に、17年間ずっと使い続けてきたグラブにも限界が来ていたと感慨にふける。里中はこの日本ハムの勝ち方に今後、勢いに乗ってしまうと危惧。その予感はズバリ的中し、日本ハムはレギュラーシーズン1位通過の最右翼にのし上がったのだった。

 多少のアレンジはあったが、SHINJOのファインプレーにより、ゲッツーと言う先週の予想は的中。SHINJOのグラブが入団以来使い続けたモノ…と言うのは実話? それとも、水島氏のでっち上げ? でっち上げなら、どうしようが水島氏の勝手だが、実話だとすれば、その大事なグラブを水島氏が山田を使って勝手にぶっ壊した事になる訳で、パ・リーグの疫病神の面目躍如と言う所か。真相をご存じの方がいたら、教えて頂きたい。珍しく山田の心理描写が皆無だった為、山田が何を狙っていたのかは全く分からないが、技術ではなく、100%読みに頼って打つジャンケン野球の申し子である事を考えれば、裏をかいたつもりの中嶋のリードは読まれていたのだろう。ホームランにならなかったので、コースや球種等に微妙なズレはあったのかもしれないが…。これで日本ハムは一気に優勝かと思いきや、レギュラーシーズン1位すら確定しておらず、単に1位になりそうな状況で止まっているだけみたい…。もうアジアシリーズも終わったと言うのに、プレーオフ前の天王山とかこれからやる気じゃあるまいな? で、更に、プレーオフ? この分だと、日本シリーズは数ヶ月後に1ページで終了か。何にしても、同じ相手を2度も続けて持ち上げる事は考えられないので、結局、東京ないしは、ここまで全く目立っていない四国が逆転優勝と言う暗黒パターンになってしまうのだろうか…。どうでもいいけど、桜木の「小岩鬼」たる所以を早く教えてくれよ!

BIG DREAM! ~コンプリート2006北海道日本ハムファイターズ~

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コメント一覧

1. Posted by STI   November 27, 2006 03:49
初めまして。連日の更新おつかれさまです。
いつも楽しんで読ませて頂いています。

さて新庄のグラブのネタですがこれは実話です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/archive/news/2006/10/28/20061028ddm041050168000c.html

http://www.sankei.co.jp/news/061027/spo011.htm

良いソースが見つからなかったので、この辺りからどうぞ。

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