November 07, 2006 06:34

上平、寝違えて登板不能の大チョンボ! 眉村、急遽先発マウンドへ! / 今週の「MAJOR」 2

 アメリカとの決勝当日の朝、吾郎は寿也と朝食。ギブソンとの直接対決は叶わぬ夢となったが、手術が成功して、生きていられればいいと吾郎はもう完全に割り切っている様子。その席で寿也は大会が終われば、即帰国予定の妹・美穂に対して、しばらくは会えないだろうからと、清水経由で手紙を渡して欲しいと吾郎に頼む。決勝はナイターで行われる為、時間に余裕のあった吾郎は清水とコンタクトを取るが、美穂と共に大会後、帰国し、また半年は会えないかもしれないと言うのに、素っ気ない吾郎の態度に清水は不満たらたらの様子。しかし、別れ際に「俺が投げて勝利に貢献したら、ごほうびにお別れのチューぐらいしてくれよな」などと言われて赤面してしまうのだった。吾郎経由で清水から手紙を手渡された美穂はその内容に感極まって涙を流す。そんな中、日本代表の首脳陣は大わらわ。この日、先発予定の上平が寝違えで首を痛めてしまい、登板不能に陥ったのだ。代替要員を模索するべく、急遽、ブルペンへ向かった大木さんと茂野。茂野曰くボールが一番きているのは眉村だが、新人に大舞台の先発を任せるのは厳しいと渡部をプッシュ。しかし、大木さんは眉村の強心臓にそんな心配は無用とばかりに眉村に先発のマウンドを託すのだった。

 ここに来て、上原…いや、上平がこんなシメられ方をするとは…。捻挫のD.マッケンジー,メッタ打ちの霊感投手・松若等より酷い扱いかも…。決勝の先発マウンドを寝違えなんぞでポシャってしまうなど、プロ失格だろ。同じ決勝の先発が流れてしまったのでも、心臓病のギブソンあまりにも対照的。ギブソンが投げない以上、吾郎が急遽、先発に回る様な展開もない訳で、眉村に投げさせたいのは分かるが…。松尾さんと言い、上平と言い、やはり、満田氏は巨人が嫌いなんかねぇ。眉村の活躍を長々と見られそうなのは嬉しいのだが、最後に吾郎が締めくくるのは間違いない訳で、そうすると眉村の降板のさせ方が気になる所。KOか、負傷退場か、単なるお役御免の継投策か…。眉村のKOされる姿と言うのはあまり見たくないものだが、果たして…!? 清水はまた吾郎の甘言にしてやられてしまった訳だが、今回はえらくストレートで読者的にはあまりグッと来なかったなぁ。全然、恋愛意識がなかった頃の言葉の方が心に響くのはどういう訳だろう?(^^;)。あと、気になるのは寿也の手紙の内容か…。

Major―Dramatic baseball comic (57)

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