October 11, 2006 20:17

サル、ついに人語を発す! ダルビッシュ、火だるまの予感!/ 今週の「ドカパロSS」 2

 時間に追われているので、今回のあらすじは簡略化…。

 神山の「地獄のバックファイヤーピッチャー殺し」に根負けし、四球を許してしまったわびすけは続くSHINJOにレフトスタンドへ放り込まれると、更に、ガッツにも一発を浴び、打者4人で3被弾の大炎上。これだけ打ち込まれては交代もやむなしと土井垣らがマウンドに集まる中、「交代反対」と声を挙げる者がいた。その男は台詞の大半が「キ」で済まされていたサル。まともに喋り出した事に呆然とするナインを後目に、サルはわびすけが不調なのではなく、リードが悪いと痛烈な山田批判をかますのだが…。

 サルが喋ると言う衝撃的(?)展開で「平成16年の8号に登場してから初めてしゃべったな」などと、水島氏の作風らしからぬギャグまで飛び出した訳だが、そんな事はどうでも良く、桜木の台頭で一時はレギュラー落ちの危機に苛まれていたサルがたかだか人語を発しただけでキャラが立ってしまい、桜木の「小岩鬼」たる所以が下手すると来年まで先延ばしにされかねないと思うと、げんなりする事しきりである。実際の所、サルは初登場時に既に喋ってるんだが…。劇中での山田批判はタブー視されているに思われているかもしれないが、岩鬼はしょっちゅう批判してるし(こいつの場合、大半が言いがかりだが)とか、殿馬もたまにやってるだろう。それに劇中でなければ、山田にはいくらでも批判される要素があるので、さして衝撃的な印象は受けなかった。所詮、リードの善し悪しなどと言うのは、相手の裏をかけるか否かな訳で、相手打者の思考が水島氏の匙加減で調整されている以上、山田のリードに関しては元々さしたる説得力などないのだ。むしろ、わびすけはそもそもこの程度の投手である…と言う事に関しての方が遙かに説得力がある様に思う。赤城山時代の関節外して投げる技を封じられたわびすけはただの三流投手にしか見えない訳で、その事実をわざわざ山田批判してまで覆してしまう事もないだろうに…。また、今回の一件は山田バッシングやサルが喋った事などよりも、殿馬ですら気付かなかった山田のヘッポコリードをサルが気付いてしまった…と言う事の方が衝撃的である。殿馬ですら気付けなかった事をサルが何故気付けたのかに関して、描写を誤ってしまうと殿馬のステータスがガタ落ちしかねないので、今から心配で仕方ない。さて、ここまでの展開、日本ハムを持ち上げまくっている様に見えるだろうが、これだけ点差がついたと言う事は、この後、東京が巻き返すのは想像に難くない訳で、それはつまりダルビッシュがメッタ打ちを食らう事を意味していると言っていい。水島の呪いにより、ダルビッシュの選手生命が断たれない事を祈るばかりである。

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