September 18, 2006 14:13

日本ハム、逆転Vへ赤信号!? 劇団ひちょり、選手生命の危機!? / 今週の「ドカパロSS」 2

 次なる東京の対戦相手は日本ハム。劇団ひちょりがハッパを銜えて、吠えながらバッティング練習をしていると言う情報を聞いた岩鬼はコケにされたと激怒し、グラウンドに向かうが、真似をすると言う事は尊敬しているからであり、今季調子がいいのは岩鬼を見習ったおかげで、バカにしているなど心外だなどと持ち上げられつつ、軽くあしらわれてしまう。すっかり気が削がれた岩鬼だが、そこへ声をかける一人の男。岩鬼の記憶からは消えつつあったその男は将棋あがりでプロ入りした神山だった。この日、一軍に昇格した神山だが、劇団ひちょり,SHINJO,稲葉と外野陣は固定されている事から、代走要員で上がってきたと勘繰る岩鬼。だが、何と神山は三塁スタメンだと言う。ガッツ曰く、神山に三塁から一塁へ追いやられたとの事。岩鬼は神山に追いやられる様ではガッツもバットを置く時期が来たなどと、軽口を叩くのだが…。そして、いよいよ試合開始。日本ハムの先発・ダルビッシュは初球からど真ん中を投げ込むが、夏子はん効果でど真ん中もものともしない岩鬼は

グワァラ夏子ガキィン

などと、いつにも増して訳の分からない打球音を残して、いきなりレフトスタンドへ叩き込みプレイボールホームラン。動揺を隠せないダルビッシュだったが、続く殿馬に対して、リズムを狂わせるべくチェンジアップを投じる。タイミングをズラされた殿馬の打球はレフト前へのフライ。これを劇団ひちょりが見事なダイビングキャッチで抑えるファインプレーで盛り上げるが、実は平凡なレフトフライをスタートを遅らせて超ファインプレーの様に見せていたのだ。いきなりの先制アーチで沈みかけたムードを一変させる為の劇団ひちょりのプレーを見抜いた山田は「北のハッパ要注意だ!!」と警戒を強めるのだった。

 日本ハム、絶体絶命の大ピンチ! リーグ優勝を懸け、西武,ソフトバンクと大混戦を演じているこの大事な時期によりにもよって、水島の呪いに苛まれてしまうとは! スキンヘッドの宇宙人顔だから分かる劇団ひちょり,ヒゲだから分かるガッツ以外は全く誰だから分からないのはいつもの話なので、置いておくとして、野球のイナバウアーなどと言われて、体を反らしたイナバウアー捕球をやらされる稲葉とか、神山ごときにポジションを奪われるガッツとか(と言うか、そもそも今季のガッツはオールスターに一塁でノミネートされるくらいで、三塁なんぞ殆どやってないと言う事すら水島氏は全く知らないのだろう。パ・リーグ漫画描いてるくせに、何でこういい加減なのか)、いきなり岩鬼にシメられるダルビッシュとか、練習どころか試合が始まってもハッパを銜えさせられたばかりか、今季のブレイクの原因を岩鬼のおかげにさせられてしまった劇団ひちょりとか、見ていて泣けてくる。そう言えば、ダルビッシュは日本国籍も持っているからなのか、水島鎖国体制の検閲には引っかからなかった模様。ダルビッシュが次代のエースだからと言うより、伊集院光の弟子・金村を初め、どの投手を描いても全く似せられない為、「全然ダルビッシュには見えないが、何となく外国人っぽい顔だから、こいつはきっとダルビッシュなんだな」効果を期待して起用してるんじゃあるまいな?(とは言え、前に出てきた時のダルビッシュはもっと外国人っぽかったものの、今回は思いっきり日本人にしか見えず、こいつがダルビッシュだと判断する視覚的材料は背番号,胸番号しかない状態なのだが…)。で、最後は「全然MICHEALには見えないが、何となく外国人っぽい顔だから、こいつはきっとMICHEALなんだな」効果を期待して、MICHEALも出てきたりするのだろうか? 劇団ひちょりは活躍させて貰っているとは言え、「北のハッパ要注意だ!!」とか言われてもいい迷惑だろう。大体、いつから「北のハッパ」になったんだよ! そして、案の定、時系列が滅茶苦茶である。岩鬼は交流戦の開幕3連戦直後に夏子はんの所に行った筈なのに、夏子はん効果を発揮してるのが同一リーグの日本ハム戦って、どういう事よ!? 今が何月なのかは明示されていないが、日本ハムが相手である以上、交流戦などとっくに終わっているのは間違いなく、どうもオールスター戦も終わっている様な気配(最早、全水島キャラがパ・リーグに集結している以上、オールスター戦など描く理由が皆無だし)。岩鬼が阪神戦直後に新潟に行き、あれから何ヶ月も夏子はん効果が持続しているのだとすれば、今更、ど真ん中を打った事に周囲も驚いたりはしない訳で、新潟に行ったのは、この日本ハム戦の直前である事はほぼ間違いないだろう。となると、やはり、遙が昼間っから野球の試合をやっていて、岩鬼がチームを抜け出せると言った要素から、あれは8月某日の月曜と考えるのが妥当と思える。つまり、岩鬼は阪神戦直後に行くとかほたえておきながら、長々と放置して、3ヶ月程、経ってからようやく新潟に行ったと言う事になる訳で、有言即実行の岩鬼らしくないと言うか、あまりにも適当に話を作っている水島氏の杜撰さに頭を抱えるばかりだ。それはさておき、神山の事を覚えていたとは衝撃的な展開。「お前誰や?」は正に、読者の声であり、最近の読者はこいつの事なんか忘れている以前に知らないだろう。一体、何年放置されていたんだ? 牛虎とか広仲など、偽バファローズに行ったのか、悪の温床・楽天に行ったのかすら不明。一球入団直後の悪の温床・楽天戦に出てこなかった辺り、偽バファローズに行ったと見るのが妥当だろうか? いずれにせよ最下位争いを繰り広げているこいつらに、今季の出番は回って来ないだろうがな。ところで、今回はSHINJOがほたえていたが「岩鬼がど真ん中を打てれば日本球界初の4割打者説」はもうええっちゅーねん! どうせど真ん中打ちを開眼しても、翌週には元に戻るんだから、普通に殿馬に4割狙わせろよ! 岩鬼やら山田やら不知火やら、やたらと日本記録を更新させている割に、何で殿馬に4割打たせないのかね。結局の所、水島氏は岩鬼,山田,不知火らと比べると、さして殿馬の事を愛してないんだよな。完全にネタの引き出しがなくなって、扱いづらい持て余しキャラになってるのは明白だし…。

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