August 24, 2006 06:14

シルヴァ、攻守に大活躍! ギブソン、準決勝からスタンバイ!? / 今週の「MAJOR」 2

 Jr.からギブソンの容態を聞かされ、茫然自失の吾郎。尋常ならざる吾郎の様子を見かね、訪ねてきた清水に吾郎は今の心境を吐露する。Jr.から頼まれた通り、ギブソンがマウンドに上がろうとした場合、止める意思はある吾郎だったが、父・茂治の影であり、野球の頂点・メジャーの象徴として考えていたギブソンを目標と、いつかマウンドで投げ合う日を夢見てきただけに、ギブソンが野球の出来ない体であると言う現実を素直に受け入れられず、ぽっかりと空いてしまった穴に為す術がなくなっていた。一方、アメリカ vs ベネズエラの準決勝ではモチベーション最高潮のシルヴァがJr.の痛打を好捕したかと思えば、会心の先制2ランを叩き込む大活躍。劣勢に立たされた事でベンチにいたギブソンは「この試合に負けては意味がない」とブルペンへ肩を作りに行こうとする。ギブソンの体の事を聞かされている監督は慌てふためくのだが…。

 今週はシルヴァがやけにカッコ良かった。この儘、普通にベネズエラが勝ち上がったら、驚くべき展開なのだが、まかり間違ってもそうならない事が誰の目にも明らか。この後、噛ませ犬扱いで蹴落とされる展開が待ち構えているかと思うと、シルヴァが本当に可哀想でならない。さて、寿也が腑抜けになった際に叩き付けた言葉は何だったんだよ!と言う読者全員が思っているであろうツッコミを清水がしてくれたのは爽快だったが、吾郎が完全に鬱状態で効果なし。ギブソンが心臓病と言う現実を受け入れられないのは予想通りだが、その割に、やけにサラッっとJr.の頼み通り、ギブソンの登板を抑止するつもりだと言う発言が出たのはちょっと意外だったかも…。まぁ、父親を野球で失っているだけに、Jr.の心境も痛い程、分かるだろうし、流石の吾郎もいつもの様に無理なワガママを通そうとする気はない様だ。そんな吾郎やJr.の気持ちを余所に、決勝どころか準決勝からスタンバイをかけようとするギブソン。監督もJr.からの密告内容に触れずに止めるのは無理があるから、下手すると、アメリカナイン全員にギブソンの容態がバレるかもしれない。ギブソンの覚悟は誰にも止めようがないと観念したアメリカナインが、せめて準決勝は投げずに済む様にと奮起して逆転したりするのだろうか…。はたまた、マウンドに上がらざるをえない展開になった挙げ句、シルヴァが格の違いを見せつけられてしまう事になるのか?

Major―Dramatic baseball comic (34)

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