July 17, 2006 14:04

虚言に、ダジャレに、出会い頭! いつまで続く下柳いちびりモード! / 今週の「ドカパロSS」 2

 計算なのか、幸運なのか、依然として痛烈な打球を浴びまくりながら、悉く野手の正面に飛んだり、ファインプレーが飛び出したりで追加点を与えない飯島。あまりにも危ない打球を浴び過ぎている為、セットアッパーの池田はすぐにでもお呼びがかかってもいい様にとブルペンで全力投球を続けるが、あまりの入れ込み過ぎに1回ももたないと分析する里中は本領にも肩を暖めておく様に指示していた。一方、下柳も東京打線を三者三振に斬ってとる好投を展開し、1−3の儘、試合は5回裏へ突入。勝利投手の権利獲得へ目前となった飯島は先頭の悠久の若虎・桧山に痛打されるも、土井垣がジャンピングキャッチ。更に、続く矢野の大飛球も義経が八艘飛びで抑えて、二死。鳥谷が打席に入った所でネクストバッターズサークルにいた下柳は6回に先頭打者として自分に回ると「代打を出される可能性が大だ」などと寒いシャレをほたえ、続投する為にも自分に打順を回してくれと祈る。そんな願いが通じたか、ここで鳥谷がヒットを放ち、待望の打席が回ってきた下柳は三振してもいいからとフルスイング。快音が響かせて飛んだ打球の行方は果たして…!?

 下柳の言っている事が明らかにおかしい。まだ投げたい投手ならば、あそこで自分に打席が回ってくる事を祈ったりはしない。何故なら、あそこで回ってきたら、それこそ代打を送られてしまうからだ。回ってこなければ、次の回もマウンドに立つ事が出来、その裏には確実に代打を送られるだろうが、そこで逆転してくれる事を祈る…と言うのがセオリーだろう。これを野球ど素人ならともかく、それなりに分かっている筈の水島氏が描いていると言うのだから、最早、すっかり耄碌してしまったとしか思えない。義経のジャンピングキャッチも明らかにおかしい。センターがあんなジャンプの仕方でボールを捕りに行く事は考えられない。もし、あれでは打球に勢いが全くないばかりか、必死こいてジャンプする必要は全くないにも拘わらず、あえてジャンプした様な捕り方だ。つまり全然ファインプレーではない。義経は八艘跳びだからと下手にカッコつけさせたかったのか知らないが、散々、野球選手のフォームを描き倒してきたベテランの漫画家がやる様な真似ではないと思うのだが…。そして「代打を出される可能性が大だ」と言う寒いシャレも健在。水島氏の寒いシャレは全盛期からのものであり、衰えとか使い回しとか言う次元ではないのでスルーするとしても、下柳の一発はあまりにもミエミエで意外性ゼロの何ともげんなりする展開。いや、まだ一発と決まった訳ではないのだが、むしろ、これが単なるセカンドフライとかだったりすると意表はつける。ただし、つけるだけの事であって、スカシネタになってしまうが…。右中間突破の二塁打くらいでも十二分に意表はつけるのだが、水島氏に限って、そういうパターンはほぼ考えられないと言っていいだろう。ところで、紅白戦で袖にされた池田は一応、存在を覚えて貰っていたらしく、一安心。当時はストッパー候補を自称していたが、どうやらセットアッパーにされている様だ。それにしても、本領は先発候補じゃなかったのか?

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