June 22, 2006 21:03

桜木、待望の初打席に何の前振りもなし! / 今週の「ドカパロSS」 2

 2回表、東京の攻撃。下柳のピッチングを手本にしていると言う飯島は下柳と山田の対決に注目。きっちりコントロールされた球を叩いた会心の打球は全て野手の正面に飛ぶと言う嫌と言う程、聞かされた水島理論により、山田,土井垣,山岡の痛烈な打球は全て野手の真正面に飛ぶライナーとなり、僅か6球で攻撃終了。この下柳のピッチングを真似、ゼブラ今岡,悠久の若虎,矢野の3人に対して、悉く痛打される飯島だが、これまた全て野手の正面に飛び、三者凡退。山田も土井垣もあと一歩間違えれば、ホームランになるボールだの、運がいいだのと適当な事をぬかしているが、3人の好きなコースを熟知している飯島からすれば、全て計算尽くの投球で余裕綽々だった。ベンチに戻った飯島はこの回、打席が回ってくる事で殿馬からバットを貸してくれる様に頼むと、気前のいい殿馬はバットをプレゼント。すると飯島は突然、阪神ファンブックを取り出して、グリップに下柳のサインを模写。そうこうしている内に義経が下柳曰く神懸かり的選球眼で四球を選ぶと、桜木が送って、一死二塁。バッティングに期待出来る筈もない飯島の前で送る事にいぶかしく思っていた下柳だが、ゼブラ今岡の様なスイングの飯島の素振りにもしや…と警戒。しかし、初球のカーブに飯島は波打ったスイングで空振りし、バットをマウンド方向へ放り投げてしまう。このスイングでは打てる筈もないと思いつつ、飛んできたバットを拾い上げた下柳はグリップにある自分のサインを見て、驚愕。飯島は悪びれずに3年前の安芸キャンプで書いて貰ったなどと口からでまかせ。全く記憶にない下柳だったが、自分が書いた(と思っている)サインを目の前にしては疑いようもなかった。このバットで下柳から打てれば記念になるなどと言われ、すっかり調子の狂った下柳に対して、飯島は完全に意表をつくセーフティバントを敢行。素早く拾った下柳だが、送球が飯島の背中にぶち当たり、一塁はセーフ。ボールが転がっているうちに義経が二塁から俊足を飛ばして、一気に同点のホームを陥れるのだった。

 キュラソ星人とほぼ同じやり口とは飯島も芸がない。殿馬がバットをプレゼントしてくれなかったら、あのサインはどうするつもりだったのかね。まったくキュラソ星人も下柳もしっかりしろよ…っつーか、こんなダメ選手に描くなよな。こんな簡単に私情に流される様じゃ、プロ失格だろ。飯島のセコイ手口はどうでもいいのだが、今回、触れるべきはやはり、義経と桜木だろう。打者としては全くいい所のなかった義経だったが、「神懸かり的選球眼」の持ち主である事が発覚。ただし、殿馬を上回らない事を祈る。本塁生還は八艘跳びではなく、普通のスライディングで残念。桜木は折角の初(?)出場なのに、何の前振りもなく、淡々と送りバントって、一体どういう事よ? 交流戦までの1ヶ月強でどんな成績だったのか、この日が本当に初スタメンなのかどうかもさっぱり分からない。読者に対しては、初のお披露目だって事、水島氏自身も忘れてやしまいな…。冗談じゃなく、ありうるんだよ、あの人の場合…。

阪神タイガースファンのための英文法

ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ