February 27, 2006 21:27

「3番・井端」構想の真の意味 4

 昨年、不動の2番を務めた井端だが、落合監督は今季、3番で起用する構想を抱いていると言う。12球団トップの得点圏打率をマークした勝負強さを生かしたい模様で、オープン戦初戦で3番スタメンで起用された井端は会心のタイムリー二塁打を放ち、期待に応えた。さて、注目すべきは高代コーチの発言だ。

「2番次第だよ。2番を打てるバッターが出るかどうかだ」

 1番が荒木で、3番に井端が入るとすれば、最早、2番はあの人しか…、いや、元々、こんな消去法の仮定などするまでもなく、史上最高の2番打者が中日にはいるではないか。改めて言うまでもないが、名手・川相の事である。「3番・井端」構想の真の狙いは川相を2番で使う事にある…と言っている様なものなのだ。荒木,川相,井端と続くとなれば、中日の初回の攻撃は12球団一、相手に嫌がられるものとなるのは間違いない。まさか、荒木,井端以外の選手を使ってまで、川相の2番固定を阻止するなんて血迷った事はやるまいな…。もし、そんな愚行を犯す様な事があるならば、「落合監督は茂雄によって福嗣君の弱みを握られている」と言う仮説がより確信に近付くと言っていいだろう。。

落合博満の超野球学〈1〉バッティングの理屈

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