February 09, 2006 19:46

本領・有野の両ルーキー、まさかのフィーチャー! / 今週の「ドカパロSS」 2

 いよいよ春季キャンプが始まり、土井垣は新戦力の力を図るべく早速、紅白戦を開始する。紅組に名を連ねたのは、岩鬼,サル,微笑,フォアマン,足利,本領ら…。一方、白組は殿馬,山田,星王,山岡,桜木,有野らで編成された。岩鬼と敵になってしまった為、三遊間を組めず落胆する桜木だったが、殿馬との二遊間でも満足している模様。せめてキャッチボールくらいはしてやると言う岩鬼だったが、最終的に100mの遠投と言われた事で肩に自信のない桜木は内野手100mの肩がなくても、40m投げられれば十分と言うストーカー女理論を展開し、これを拒否。これに同感した殿馬とキャッチボールを始める事になったが、この会話を聞いていた土井垣は三遊間の深い位置から刺せない様では三遊間ヒット消滅と言う奇蹟を起こす構想に支障を来すとばかりに不安顔。殿馬とのキャッチボールの際、桜木はグローブをはめず、「これが自分のキャッチボール」とバットを手にして、バントの構えで的確に打ち返す。すると、殿馬もこれに対抗し、バットを取り出し、二人でバントの打ち合いを行うと、観客は大喜び。自主トレ時、桜木の打撃を見て、プロの球が速い遅い以前にプロに通用するスイングではないとがっくり来ていた土井垣だが、バントは天才的と分析。総合的にプロの力を持っていなくとも、苦悩の末、バントと守備を磨く事で生き残った桜木を評価するのだった。また、この紅白戦は桜木だけでなく、大学生・社会人ドラフトで上位指名した本領の決め球・シンカーと、出し入れ自在の有野の変則投法ががどれだけプロに通用するかにも注目していた。しかし、白組先発・有野は変則であるが故に紅組トップバッター・岩鬼との相性は最悪でいきなりスタンドに放り込まれてしまうのだった。そして、球場の外には義経の姿が…。

 名前だけで消えると思われた本領と有野を取り上げているのが意外な展開でちょっと評価出来る。そもそも、2年間も全く同じメンバーで全くポジション争いとかがなかっただけに、少しくらいはこういう事をやって貰わないとリアル感に欠ける訳だが、果たして、いつまで背景キャラにならずにいられる事やら…。桜木が高校時代に守備要員だった謎もほぼ解消。打率5割は殆どセーフティバントによる内野安打なのだろうか。あとは、「出塁数=盗塁数」が証明する脚力がどれくらいあるかだ。しかし、なまじ速過ぎると、サルばかりか足利の存在意義まで薄くなるなぁ。ただでさえ、薄いのに…。そして、文明の利器に頼るなど、すっかり落ちぶれてしまった義経も、とうとう現場に到着。果たして、この儘、入団してしまうのか? もう2度と関わらないでくれと断りに来たのか?


 

Story
水島新司原作の国民的人気を誇るスポ根TVアニメシリーズの第8巻。明訓高校の甲子園強化合宿中、練習時間が足りないドカベンを気遣い、意外な助っ人が現れる。第36話「小さな巨人対大きな巨人」から第40話「ああ、友...(詳細こちら

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