January 25, 2006 21:39

大木マジック炸裂? 天童、最後の足掻き! / 今週の「MAJOR」 3

 痛み止め注射の効果が早くも切れて、二死一、二塁のピンチを迎えた天童。肘の痛みから制球も定まらず、5番に対しても、明らかにボールと分かる球を続けて、カウント0−2.ここでついにマウンドへ向かった大木監督は天童の肘痛を知っていたと明かす。「肘痛を隠して投げる事がチームの迷惑になると考えないのか」と責められた天童は観念したか、降板すべく握っていたボールを大木監督に手渡そうとするが、大木監督は「受け取れんな」と、つっぱね、「むしろ、こういう修羅場で代えるくらいなら、初めからお前を使ったりはせん」と続投を言い渡す。茂野から温情采配を咎められるが、大木監督は温情采配ではなく、天童の力を信じていた。肘痛の事を知っていたが故に、吾郎をストッパーに据えて、自分をリスクと負担の少ない中継ぎに回してくれ、また、肘痛の事を知っていながら、今までのキャリアを尊重し、チャンスを与えてくれた大木監督の気持ちを汲み取った天童は意気に感じて、ストライクを1つ取るも、続く4球目を痛打される。センター前に抜ける同点タイムリーか…と思われたこの打球だったが、天童は右足を伸ばして、執念のブロック。内野安打に留めて、二塁走者の生還は阻止するも、二死満塁とピンチ拡大。打球を当てた事で降板を余儀なくされた天童は潔く吾郎に後を託すのだった。

 仰木さんが亡くなった事と因果関係があるかはともかく、大木さんがカッコ良過ぎ。冷遇されまくっている松尾とはえらい違いだ。でも、幾ら否定してみた所で、10球程度で痛みが走る投手をこんな場面で使うのは、やっぱり温情采配でしょ。実際、天童は5番に痛打されており、内野安打で留めたのも幸運に近い。まぁ、あのマウンドでのやり取りがなければ、もっと悪い結果になっていただろうけど…。で、この後、吾郎が残り4人を悠々と抑えるのは必至か。結局、美味しい所は吾郎が全てかっさらう様だ。ただ、2連勝すると、優勝候補・ドミニカとの一戦が緊張感に欠ける事になりかねない訳で、何か大ポカがあって韓国戦落としたりして…。たとえば、松尾が痛恨のタイムリーエラーとかな。…って、また松尾がシメられるのかよ! 韓国に勝って、決勝トーナメント進出が確定しないパターンは、ベネズエラがドミニカに勝つ事。この場合、日本はドミニカに勝てば文句なしだが、負けた場合は3チームが2勝1敗で並ぶ可能性がある。この時は得失点差とかで順位が決まるのだろうか? これにしても、×点差で負けなければいい…と言う展開だから、イマイチ盛り上がらないのは確かだ。

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