November 17, 2005 19:59

岩鬼のサヨナラアーチ、ほぼ内定! / 今週の「ドカパロSS」 2

 4−4で迎えた土壇場9回、まるで土井垣の様な大柄な体型に変貌した里中はサチ子にプロポーズしたいが為に気力の投球を展開。まず、サチ子に岩鬼への気持ちを確かめる話はどこへ行ってしまったのか。これに対して、メッツ先頭の音武田は初球こそボール球を振らされるも、続く2球目を痛打。しかし、これを前の打球には不安を残すが、横の打球には滅法強い岩鬼がダイビングキャッチ。これを見た鉄五郎は突然、この試合のポイントは岩鬼だと言い出す。山田の満塁弾は所詮、ジャンケン野球の賜であり、盛り上がるどころか、シラける一方。岩鬼の初回の一発は天井直撃で幻に終わったが、その後、メッツのいい打球を悉く岩鬼に阻まれ、チャンスの芽を摘まれており、また、岩鬼の好プレーは他の選手をも勢いに乗せると言うのだ。そうこうしているうちに、今度は武司の痛打を殿馬が好守で阻止。延長を覚悟したのか、その儘、打席に送られた蝶野もあえなく空振り三振に終わり、結局、三者凡退。2回に代走起用した投手の蝶野がまだ出ていると言う事は、少なくとも3打席は立った事になる。投手として起用する訳でもなく、打撃のセンスがある訳でもなく、足が速かろうと塁に出なければ何の意味もない蝶野をここまで残していた事に一体、何の意味があるのか。まして、メッツは3回以降、無得点。これはどう見ても、鉄五郎の大チョンボとしか映らない采配と言えるだろう。さて、その裏、メッツのマウンドには第3戦での先発が予想されていた坊さん投手・村雨が登場。これに対して、土井垣はチョロ,サルに追い込まれるまでセーフティバントのフリをして、追い込まれたら実際に転がすと言う水島作品十八番の展開で投手を疲労させ、作戦を指示。十八番の展開であるが故に、必ず成功するこの作戦により、たった2人の打者で村雨はすっかりバテバテ。幾ら何でもスタミナがないにも程があるだろう。プロの投手として、こんなザマでいいのか? しかし、所詮、土井垣の作戦は裏目に出るのが世の常。疲れさせた上で岩鬼に悪球を投げさせようと言う魂胆はあまりにもミエミエで村雨を引っ込められてしまう。ここで満を持して、鉄五郎が自らマウンドへ。制球力はあっても、あまりにも遅い鉄五郎のボールではいかに岩鬼でも打たれるのではないかと五利は戦々恐々。鉄五郎は「わしの最後はお前しかいない。お前を打ち取って、現役58年の幕引きにするぜ」と雄叫びを上げる。戦前には最後は山田とぬかしていただけに、これが本音かどうかは不明。「モーニング」のアオリでは「鉄五郎の巧みな言葉に岩鬼は惑わされてしまうのか?」的な事が書いてあり、非常にアヤしい。何はともあれ、「EVE〜new generation〜」発売決定記念マルチサイトシステム企画は次回で終わりである以上、ここで岩鬼が倒れて、延長に突入する展開は考えられない。つまり、岩鬼のサヨナラ弾で決着となるのは最早、確定事項だろう。9回表に1点入れさせないから、既定路線になってしまうのだ。岩鬼の士気を下げるつもりで言った鉄五郎の言葉に対し、逆に、意気に感じてしまった岩鬼が天井を直撃しながら、今度はその儘、一気にスタンドへ持っていくサヨナラ弾でジ・エンドと見た。で、岩鬼を打ち取れなかった鉄五郎は来季も現役続行…か? 「モーニング」の方では「次号、最終回」とあるのだが、これは果たして、「EVE〜new generation〜」発売決定記念マルチサイトシステム企画が最終回と言うだけの話か、連載自体が終了するのか…。「チャンピオン」の方はサチ子問題が残っている事もあってか、そういう気配はないのだが…。

野球狂の詩 (6)

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