September 17, 2005 19:46
ロッテ、ビクトリー球団顔負けの殺人野球炸裂! / 「アストロ球団」 第三球(後編)
【今日の球一】
いきなり9点も取っちまって、足を引っ張る素人も不在。モンスター・ジョーとカミソリの竜だけで追いつく術があるのか?と心配になってしまったが、一発かまされただけで並の投手以下に落ち込んでしまう程、精神力が脆いと言う情けない男にされてしまい、普通の選手達にまでつるべ打ちを食らう有様。球太や球七にまで八つ当たりするなど、ヘタレ道まっしぐら。最後は竜の殺人X打法で文字通りKOされる事に…。
【今日の球二】
全く打てないのは変化球がからっきしダメな事がバレていたから…と言う事が発覚。お前は蔵獅子丸か! つまり、アストロナインとの練習中にはまっすぐしか打たずに誤魔化しきったと言う事なのか? 第一打席の段階で既に気付いていたとは、恐るべし、ロッテの情報網! 今回も球太との絡みたっぷりで、キャラを立てて貰っていた幸せな人。ファールチップ直撃はロッテのラフプレーでも何でもないただの技術不足で同情の余地なし。大体、当たってるのキャッチャーマスクだし…。
【今日の球太】
特製ジュースを作るのに徹夜…って、一体どの制作過程でそんなに時間がかかっているのかが、非常に気になる。ハチミツを仕入れるのに、店で買ってくるのではなく、蜂の巣へ生身で乗り込んでいって、蜂と闘ってきたとか、そういう無駄な事をしとるんじゃないだろうか。
【今日の球三郎】
まともな出番はラフプレー2回食らったくらいで全く目立たず。
【今日の球四郎】
カリフラワー…もとい、流血三兄弟とやらに喧嘩売るシーンの訳の分からなさと、あまりの迫力のなさに閉口。球四郎が凄いと言うより、三兄弟がヘボ過ぎる。試合の度に流血してるのは相手じゃなくて、こいつらなのでは? しかも、球四郎の口ぶりからすると、こいつらビクトリー球団入り内定? いいのか、こんなん引き入れて?
【今日の球五】
茂雄に鍛えられた超人守備を全く見せる事なく失意の球一を全くフォロー出来ずにいるうちにビーンボールを頭部に食らって昏倒。この時代は頭部死球即危険球退場なんてルールもない為、ただの当たり損。その後も走者に吹っ飛ばされるわ、まるで役立たずだったが、茂雄に間接的に檄を飛ばされたり、カミソリの竜にイチャモンつけたりして、辛うじて存在感は保った。でも、「正々堂々と勝負出来ないのか〜っ!?」って、竜は自分のバッティング技術で真っ向打ち返しただけであり、言いがかりも甚だしいだろ。そういう事は、反則紛いのラフプレー連発しとる他のロッテの連中に言ってやれ。
【今日のカミソリの竜】
モンスター・ジョーにすっかり食われてしまい、アストロナインが瀕死になって、忘れ去られた頃にようやく登場。あの髪型で画面に現れるだけで、それまでの凄惨なムードの吹き飛ばし、一気に笑いをふり巻く癒し系キャラを確立。それにしても、今回、ここまで影も形も見えなかったけど、一体今まで何してたのさ? 「殺人っ!! X打法〜っ!!」はちょっとカッコいい。が、球一をぶっ潰しながら、地味〜に球三郎に捕られてアウト(笑)。点の取り合いでなく、命の取り合いやってるからいいんだってさ。
【今日の球七】
モンスター・ジョーの一発で右手を粉砕されたのに、ヘボ守備と文句を言われるわ、原作ではあっと言う間にバレた右手のケガを一向に気付いて貰えないわ、球一のヘタレっぷりの所為で貧乏くじ引きまくり。その後も顔面に打球食らうわ、どてっ腹に打球食らうわ、鎖骨折っただけの球一より遙かに瀕死状態な気がするのだが、球八以外、誰からも気遣って貰えない可哀想な人。だが、体で受け止める前に右手を使え。モンスター・ジョーの打球でもないのに、あそこまで体張らないとダメなの?
【今日の球八】
球七が顔面に打球を食らったのは、球七を放り投げるタイミングを誤ったこの人の所為。何故か、フェンスに激突したりしているが、何でこの時は球七を投げなかったの?
【今日のモンスター・ジョー】
驚異の動体視力を発揮し、バットのヘッドで上からボールを地面に叩き付けるシーン。原作ではホームベース上でやったので、球二が拾ってタッチすりゃアウトじゃないか!と言うツッコミが全くない儘、何事もなかった様に話が進んでいたのだが、今回はちゃんとベースの後方でやっているのでファール。よしよし(^_^)。執拗な挑発の嵐で三段ドロップを呼び込み、球七の左手を粉砕しての会心のホームランや、ジャコビニ流星打法をオーバーヘッドキックで打ち返すとか、CGを積極的に使った演出が爽快でいい。やはり、「アストロ球団」はこういうのを楽しみに見ている訳で…。しかし、肝心のモンスター・ジョー自身の体格が細過ぎて、どうも迫力に欠けるんだよねぇ(^^;)。
【今日の巨人三巨頭】
ドン川上が例によって、高見の見物でウダウダぬかしているうちに、いつの間にか茂雄が姿を消していた。茂雄はドン川上の嫌味を聞かされ続ける事に嫌気がさしたのか、屋上にラジオを持ち込みつつ、竹竿で素振りを行っていた。相変わらず、渋い、渋過ぎる!十万石饅頭! 茂雄が消えた事でナボナの取り分が増えて大喜びの王さんはその後、軽やかなステップ(笑)で屋上へやってくるも、茂雄の鬼気迫る素振りに「実はナボナが食べたかったのに、自分に気を使ってくれたんじゃ…」と、少し申し訳ない気分に…。
【最後の隠し球の正体やいかに?】
カネやんが口にした「最後の隠し球」の正体が気になる。球七の言う様なハッタリと言う線は恐らくないだろうが、キャスト表には載っていないリョウ坂本が、果たして、出てくる事になるのか。この流れだと、意外に球四郎だったりして…。流石に、東京から巌流島では間に合わないか…。
【ロッテがスポンサーにつかなかった理由】
殺人野球やりまくりでイメージダウンに繋がるから?
アストロ球団 (第5巻)
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング