September 10, 2005 20:44
内野陣、ヘッポコエラー連発! 桑田、またも白星粉砕さる!
毎回崖っぷち登板の桑田だが、この日は川相不在の中日打線を相手にストライク先攻の投球で初回、三者凡退と見事な滑り出しを見せると、その裏、小久保が31号先制2ラン。2点の援護を貰った桑田は2回、桑田登板時に執拗にチャンスブレイクしまくるニックンのヘッポコエラーで足を引っ張られて、1点を献上するも、ピシャリと後続を断ち切る。3回に小久保の2打席連続アーチ等で3点が入り、5−1で5回を迎えると言う前回の広島戦と同じ展開に。前回は、ここで打ち込まれ、3点を失ったが、この日の桑田は制球,キレ共にまだ衰えておらず、一死一塁からピンキー井上をファーストゴロゲッツーに打ち取り、余裕で5回をクリア…と思いきや、阿部がまさかの大トンネルを犯して、一転して、一、三塁の大ピンチ。しかし、続く荒木をファーストゴロに打ち取ると、井端もセカンドゴロに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、体勢を崩したガッツな貴公子・仁志の送球が左へ逸れた事でタイムリー内野安打に。更に、立浪にもタイムリーを浴びて、2点差。なおも一、二塁の場面だったが、渾身の投球でT.ウッズを空振り三振に斬って取り、ピンチ脱出。今季最長となる6イニング目のマウンドに上った桑田は福留,オチョアと簡単に打ち取って、二死と順調に来ていたが、ここでこの日2安打と桑田に妙にタイミングが合っている森野に右中間スタンドへ放り込まれて、1点差。続く谷繁に四球を与えた所で、悪太郎はついに桑田に降板指令。またも1点リードで不安極まりないリリーフ陣に後を託さざるをえない展開となってしまった。ここで代わったシコースキーは前回、桑田の白星を粉砕しているだけに断じて打たれる訳にはいかないとばかりに代打・堂上を三球三振に斬ってとる気迫の投球を展開。しかし、その裏、悪太郎は二死走者なしと言う場面でそのシコースキーに代打・三浦を送ってしまう謎の采配を敢行。結局、三浦は凡退し、7回にシコースキーに代わる3番手・久保が同点タイムリーを浴びて、桑田の今季初勝利はまたもや消滅。まったくもって、代打・三浦の意味が分からない。元々は桑田が6回を投げきり、その裏に三浦投入で桑田はお役御免となり、7回からシコースキー投入…と言うシナリオだったのだろうが、シコースキーの登板が早まった以上、その後のシナリオもアレンジされて然るべきではないか。しかも、二死走者なしで一発のある江藤ならまだしも三浦を出してどうしようと言うのか? 今日のシコースキーは気持ちが乗っている様に見えたし、たった一人抑えただけで引っ込めてしまうのは何とも勿体なかった。もっと言えば、プロ初打席の堂上相手なら、せめて、あと一人桑田を引っ張っても良かったのではないか。この日の桑田は川相不在の内野陣に足を引っ張られまくり、4失点とは言え、自責点は僅かに1。谷繁を歩かせるまで無四球だった事を考えても、まだ余力はあった様に思う。間違いなく、この日の桑田は勝てる投球だった。指揮官の采配ミスと内野陣に足を引っ張られての白星消滅とは何とも歯痒い結果だ。思えば、前回も鈴木のタイムリーエラーが桑田の白星を粉砕。もっと気を引き締めて守って欲しいものだ。次回の登板が果たして、今季のラスト登板となるのかは分からないが、何としても勝利を掴み取ってくれる様、祈るばかりだ。
桑田真澄―ピッチャーズバイブル18
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コメント一覧
そんなにエラーがあったんですか…、本当に、もー、情けないですよ。
あいつも意味不明だし。
今日は勝ててましたよね。普通の監督なら。
桑田は堀内に抹殺されてます!!!
TB返し、有難うございます。
今日こそは桑田に白星がつくと思ったのに残念無念です。
野手陣も点を取ってくれるのはいいけれど、しっかり守って欲しいものです。
所で何でマレン投手をベンチ入りさせているんでしょうか?先発枠の都合で中継ぎ要員にしているからでしょ?何故使わない?一定の投手だけを酷使しすぎですよ。
エラー2つは確かにアンラッキー、というかかわいそうでしたが、
桑田自身も4回の無死1,2塁でのバント失敗はまずかったですね。
あそこで点が入っていれば勝てたと思うのですが。
でも今日のピッチングをしてればそのうち勝てるんじゃないですかね?
7回くらいまで粘れれば勝ちが消えることもないのに。
小久保は300号おめでとうですね!!(^^♪
江藤はいつになるやら・・・( ̄Д ̄;;