August 18, 2005 20:48

里中、公私混同でメッタ打ちの予感! / 今週の「ドカパロSS」

 いよいよ迎えたプレーオフ第2ステージ第1戦。お嬢は一番乗りでドーム入りし、殿馬に接触を図ろうとするも、岩鬼から大事な試合前に色恋沙汰を持ち込むな、(プレーオフで東京が連勝するから)あと2日我慢しろと制止される。四国が3連勝するから3日…などと言い返すお嬢だが、そんな安い挑発を珍しくあっさり受け流す岩鬼。岩鬼自身もぬかしている通り、全くもってどうでもいいネタである。一方、岩鬼の為にサチ子がサンマ弁当を持ってきて(今回、持ってきたのは山田だが)、岩鬼がまずいまずい言いながら、骨まで食べ尽くすネタも今更感たっぷりなのだが、周りのナインから無理矢理、二人がラブラブな話にこじつけられる。誰が持ってこようとも、岩鬼はサンマなら大喜びで食うんだよ! 岩鬼の大好物がサンマだなんて事は今日び誰でも知ってるだろ! サチ子のサービスは実に安直この上なく、他にライバルがいれば、簡単に真似されてしまう事だろう。不味いモノや嫌いなモノを持って来られたのに全部食べたとか言う展開でなければ、愛するが故…なんて話にはならん気がするのだが…。にも拘わらず、里中はプロポーズ玉砕の予感を覚えたか、動揺する事しきり。公私混同も甚だしい里中は試合前のブルペンでもすっかり上の空で、あまりの仕上がりの悪さに土井垣に酷評され(山田はフォローの為、必死こいてベタ誉めしているが)、試合前からリリーフ陣に準備を用意されてしまう有様だ。
 再三再四言っているが、岩鬼×サチ子は出来レースなのであって、玉砕が分かりきっている里中のプロポーズなど、スカシネタである事が確定している。また、殿馬の恋人はショパン(当ブログ推奨)なので、ストーカー紛いのお嬢の末路はフラれる運命にあるのだ…(こちらは出来レースではなく希望だが)。と言う訳で、この所の「ドカパロSS」は非常に鬱な展開だ。開場前にホームチームのバッティング練習を終えてしまう事はファンサービス的に問題があると言う岩鬼の話は全くもって同感だが、今回の話には全く関係のないネタだな。
 
 
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コメント一覧

1. Posted by わんだーサク   August 20, 2005 00:44
里中って〈里中も・だけど)突っ込みどころ満載ですね〜。プププ。
サチコと岩鬼が結婚!?にかなり私衝撃をうけましたよ。びっくり。
「ドカベン」は凄いですね、いろんな意味で。
「ちばあきおのすべて」に水島さんが原稿を寄せていましたが、なんでも野球人口が減ってきている事を憂い、同じ時に二人が小学館漫画賞を受賞したことは偶然じゃなく「二人には野球を広める使命がある」と思ったそうです。
そして「頑張ってみる」と。
「ぼくがエラーをすると君はいつも“野球を甘く見ている”と叱ってくれたけど、この言葉を肝に銘じながら頑張るよ」と締めくくっていらっしゃいました。
2. Posted by 主砲・原   August 22, 2005 13:31
岩鬼×サチ子に関しては、水島氏自身が随分、前に公言してるんですよ。ネックになる夏子はんの存在を唐突極まりない政略結婚で闇に葬った事からも、そのプランの実現度は限りなく100%に近いと見ていいでしょう(伏線張って、張りっ放しにするのが日常茶飯事の水島氏だけに油断出来ない部分はありますか)。その際、山田を「兄貴」と呼ぶ云々と言った話もしており、今回、それ絡みの会話があったりして、やっぱりなぁと言う感じです。「ちばあきおのすべて」、私も持っています。その頃は大いに光を放っていた水島氏ですが、悲しいかな、今や自己満足の同人誌と酷評されても仕方ない状態…。天国のちば氏も「今、野球を甘く見ているのは貴方の方ですよ」と嘆いているかもしれません。
3. Posted by わんだーサク   August 22, 2005 20:11
原さんの水島氏に対するコメントを読んでは、毎度のように吹き出している私です。漫画家としてそのストーリーの必然さを必要としないというのは、もう「漫画家」の枠を越えているとさえ思い、氏の精神構造を疑いたくなりますが、そんな氏をある意味見捨てず頑張っている原さんは凄いと思いました。なかなかできることじゃないです。やはり愛ゆえなのでしょうか〜。

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