April 27, 2005 19:40

コジロー、怒り爆発! 吾郎メッタ打ちの予感 / 今週の「MAJOR」

 鈴木一朗…もとい、コジローにバッティング投手としての対戦申し入れを軽くいなされてしまった吾郎。いつもなら、激しく食い下がる所だが、自信に裏付けされた有無を言わせないコジローのオーラに気圧されて、簡単に引き下がってしまうのだった。仕方ないので、松井さん…もとい松尾さんのフリー打撃に乱入するしかないとうなだれる吾郎(仕方ないなどと、鈴木一朗より、松井さんを遙かに格下扱いする様な描写は甚だ不満である)に対して、父・茂野に頼まれ、吾郎のお目付役となった根本バッティングピッチャーが雑用もバッティングピッチャーの仕事だと喝を入れる。日本選手がやたらと国外亡命を図ろうとする最近の風潮が許せない根本は3Aのひよっ子がいきなりメジャーの大物に勝負を仕掛けようとするあつかましさに加え、高卒で即渡米しながら日本代表にはちゃっかり収まろうと言う吾郎が気に食わないらしく、苦言を連発する(鈴木一朗は日本球界を愛想をつかして出ていった様なものだが、この言い回しからして、コジローは鈴木とは違うのだろうか?)。
 そこへ根本の携帯が鳴る。コジローが屋内で軽く振りたいので、自分とコジローの打撃練習を見に来るかと誘う根本。実は、この男、コジローとの勝負を阻止された最大の要因であるコジローの専属バッティングピッチャーだったのだ。吾郎はコジローのバッティングなどより、対決を阻止された専属投手・根本の方が気になって仕方ない様子だったが、誰にでも打てそうな緩いボールをコジローが当たり前の様に打ち返す様に辟易。「所詮、バッティングピッチャー」と吐き捨て、その場を立ち去ろうとするが、その一言に今までスカした態度をとり続けていたコジローの様子が一変。「お前、根本さんをバカにしたな」と、怒りの表情で吾郎を呼び止める。「今の言葉、俺が許さねぇ。お前の球が根本さん以下だって事を俺が証明してやる」と吾郎に勝負を要求するのだった。図らずも、対決の機会を得た吾郎だが、果たして…。
 とりあえず、コジローはただのスカした嫌なヤツではなかったらしい。一人称が社交モードの「僕」から「俺」に変わり、一転して見せた凄みはメジャーの貫禄か。バッティングピッチャーは打者の調子を整えるのが仕事であり、下手に抑え込んで打者の調子を狂わせてしまうなど、言語道断。コジローを挑発する為の演技とは流石に考えづらいので、マジボケなのだろうが、いかに吾郎がおバカとは言え、3Aの選手ともあろう者がそんな事にすら気付かないと言うのは、いささか無理があるのではなかろうか。今回はどう考えても、吾郎の失言であり、コジローに叩きのめされるのは必至。だが、ただ打ち崩すだけでは、吾郎の球が根本以下であると証明する事にはならない訳で、その辺り、どう処理するのかは楽しみにしたい。


Major―Dramatic baseball comic (24)

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