February 2010

February 23, 2010 22:00

 軽いバットを手に、コーエンの快速球を捉えたマードックの打球は左中間フェンスを直撃する走者一掃のタイムリー二塁打に。マードックは三塁を欲張って、タッチアウトとなるが、ホーネッツは一気に逆転に成功。ベンチに戻ってきたマードックはバットを貸してくれた寿也に礼を言うと同時に、来年の現役続行にも意欲を見せるのだった。一方、レイダースベンチでは、吾郎のブルペン入りに動揺したのか、シーズン中、8回から使った事のないコーエンを投入してしまった事を、らしくない采配だとJr.がギブソンを叱責していた。まだ監督1年目の自分に、らしい采配などありはしないとうなだれるギブソンはこの儘、試合を落とす様な事があれば、自分の采配ミスの所為だと自責の念に駆られていた。その裏、ホーネッツはまたもや先発要員のロレンツを投入するが、前の先発登板から中3日と疲れが残っているのか、精彩を欠く投球でいきなり先頭打者を歩かせると、簡単に犠打を許した後、死球を食らわせ、一死一、二塁のピンチ。茂野夫妻はこんな状況では吾郎の登板の可能性もありうると戦々恐々だったが、流石に吾郎に投げさせる気はないワッツは何とかロレンツに踏ん張って貰う事を祈るしかなかった。しかし、ここで打席にはJr.が登場。かつて見た事のない父親の弱気な姿に奮起したJr.は一年生監督のミスくらい4番が取り返してやると、センター前へ会心のタイムリーを放ち、あっと言う間に試合を振り出しに戻すのだった。

 プライドを捨てる事が出来たおかげで、来年の現役続行に活路を見出したマードック。まさか、キーンはかつての同僚の選手生命を延ばす為にあからさまな挑発をしたのでは〜っ!?………そんな訳ないか。それにしても、ここでマードックに逆転打を打たせながら憤死させて、寿也に回さず、その裏にすかさず同点だなんて、ホント、満田氏は無駄に裏をかくよなぁ…。吾郎の登板フラグは立つ一方で心配するだけ無駄としか言いようのない桃子を見ていると実に不憫だね。

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February 15, 2010 22:49

 二死一、二塁と一打同点の場面で打席に入ったマードック。引退間近マードックに対し、キーンは衰えで直球に目がついていっていないから引退は賢明な選択だと揺さぶりを仕掛ける。これにより、余計な事を考えてしまったマードックはコーエンの快速球の前に簡単に追い込まれ、吾郎相手に速球打ちの練習をし、反応が遅れてしまっていた時の事を思い出していた。元々、コーエンクラスの速球に目がついていっていない以上、キーンはささやき戦術で撹乱させて、球種を迷わせる必要などなく、、速球一本で十分だと考えているであろう事にようやく気付いたマードックはこの後も続くであろう速球攻めを打開すべく考えを巡らせる。あの時はバットを短く持った方がいいのではないかと言う吾郎のアドバイスに対し、自分の持ち味である長打力が失われるからとプライドが邪魔して拒絶したマードックだったが、この場面でプライドどうこうなど言ってはいられず、シングルヒットでもいいから何とかしたいと言う想いに駆られると、タイムをかけ、キーンに気付かれない様、バットが折れた振りをして、自分より軽い寿也のバットと交換し、再び打席に戻る。案の定、投じられた速球に対し、軽いバットでコンパクトに打ちに行ったマードックはこれを弾き返すが…!?

 予想通り、マードックの過去話に突入。まぁ、そんな大層な話ではなかったが、こんな調子でよく1年間クリーンアップとして乗り切ったなぁ。キーンはどういう意図でああいう話をしたのか、真意が不明なのだが、もう7戦目だと言うのに、突然、こういう話をするってのは、やはり、ささやき戦術なのだろうか? キーンにこういう揺さぶりのかけ方はイマイチ、似合わない気もするし、単なるいつものストレートな物言いをしただけかもしれないが…。完全にシングル狙いだったマードックだが、こりゃ同点タイムリーにすらならないのかもしれんなぁ…。やはり、満塁で寿也が逆転タイムリーと言うご都合主義な展開が待っているのかね。下手すると、逆転グランドスラムも十分にありうるぞ…。それにしても、「オレが理想とする究極のプレーヤーは打って走って守れ、そして三振も取れるプロ野球選手さ」とか言っていた吾郎が最早、打撃は専門外…みたいな事を言ってたのには少々寂しさを覚えたなぁ。

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February 09, 2010 21:32

 8回表無死二、三塁と一打同点のチャンスを作ったホーネッツだが、ケロッグは浅いレフトフライに倒れてしまう。ここでギブソンはパトリックに対して敬遠を指示し、満塁策をとると、4番・ダンストンを迎えた所で抑えの切り札・コーエンを投入。8回から早くも出てきたセーブ王・コーエンの登場に愕然とするホーネッツナインだったが、ワッツは9回の頭からなら手の出しようもないコーエンでも、8回に走者のいる状況からと言うマウンドは久しく経験していないだろうから何かが起きるかもしれない予感を覚えていた。そして、普段手堅い采配のギブソンをここで動かしたと言うのは、吾郎がブルペンに行った事によってレイダースベンチにプレッシャーを与える事に成功している事を実感する。一方、ギブソンは吾郎登板の可能性を想定していたが、どんな結果に終わろうと、この場面で一番いい投手を注ぎ込んでピンチを脱すると言う事が最適な選択肢に他ならないと感じていた。しかし、ワッツの読み通り、いつもと違うタイミングでの登板でリズムが狂ったか、コーエンはボール先行でいきなりカウント0−3と苦しい投球。4球目はストライクで1−3となった所で打って出たダンストンの打球は犠飛となって、1点差。二死一、二塁と場面が代わった所でマードックが打席に入るが…。

 まんまと吾郎の思惑にハマってしまうギブソン。ブルペンに向かったのが、偽装である可能性を考えなかった訳ではないだろうが、こういう所で命を張ってしまうと言う行動理念は、かつての自分も同じだっただけに登板の可能性の方を警戒してしまうんだろうなぁ。さて、何とも微妙なタイミングで回ってきたマードック。今年で引退濃厚とか言ってるだけに、また過去話がチョロっと入りそうな予感もするが、なまじ次が寿也なだけに同点打止まりだろうか。同点打となると、シングルヒット止まりな訳で、この引きでシングルってのはちょっと寂しいかも…。それにしても、子供が生まれようと言う時にまで、自分の体を大事にしない吾郎に呆れずにはいられない桃子には同情するばかり…。こんな息子を持つと、毎度、苦労するよね…。

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February 05, 2010 21:42

2/4 小瀬 小林繁氏の急逝に続いて、更なる悲報が球界を襲った。偽バファローズの小瀬浩之選手がキャンプ地で転落死したと言う衝撃のニュースが飛び込んできたのだ。警察の調べによると、事件性はなく、自殺の可能性が高いと見ているとの事。小瀬と言えば、センスを感じさせるバッティングで入団から2年間、規定打席にこそ達していないながらも、成績は上昇カーブを描いており、今年こそはレギュラー獲りを大いに期待される存在として、この春季キャンプでも元気に練習に取り組んでいたと言う。しかも、昨年12月に結婚したばかりと、普通に考えてみると、人生が充実期に入りつつある様にしか見えないのだが、キャンプが始まったばかりのこの時期に自ら命を絶たずにはいられない程の一体、何があったと言うのだろうか!? むしろ、他殺や事故の方が大いに説得力があるくらいだが、そうだったからと言って喜べる訳でもないし、部外者が死因を思索した所で詮無き事だろう。とにかく若手の有望選手が花開く事なくこんな形で去ってしまったのは残念でならない。この大事な時期に、しばらくは平常心でいられないであろう残された偽バファローズナインには同情せずにはいられないが、この悲劇を乗り越えて、彼の分まで充実した野球人生を送って貰いたい。最後に、小瀬選手のご冥福を心よりお祈りします。

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