December 2009

December 27, 2009 20:36

 ついに迎えた寿也と眉村のメジャー初対決。日本では対戦打率.210と分が悪かった寿也は眉村の速球を捉えきれず、当てるのが精一杯で簡単に追い込まれてしまう。泰造と共に、TV観戦していた静香はここに到るまでの眉村との経緯を思い返していた。静香が結婚相手として紹介された際、眉村の母親はここ数年入退院を繰り返すなど、体を病んでおり、余命が長くない事を覚悟していたのか、まだ元気なうちに紹介しておきたかった事を眉村から告げられる。物心つく前に父親を亡くした眉村を母親は女手一つで支えてきたものの、裕福な暮らしはままならず、リトルリーグに入れてやる事も出来なかったが、眉村はドッジボールクラブで活躍していた所を海堂スカウトに見出される。以来、野球に専念出来る様になった眉村が独り立ちし、静香を嫁として迎え入れられる様になった事でもう心残りはないと病床で語る母親に、頑張っていた母親の姿を見てきたからこそ、自分もそういう生き方が出来た、元気になったらアメリカで一緒に暮らそうと言う眉村の意思を伝える静香。しかし、眉村の思いも虚しく、やがて母親は他界してしまう。この日は奇しくもその母親の命日だった。眉村の鬼気迫る投球を目の当たりにし、この日に懸ける思いを察した静香は、寿也や吾郎が相手であろうと、眉村が点を取られる可能性は殆ど考えられないと確信する。結局、寿也は空振り三振に斬って取られ、この回、ホーネッツは三者三振。勢い付くレイダースは3回にもキーンのタイムリーで1点を加え、点差は4点と拡大。いよいよ窮地に追い込まれてしまったホーネッツに果たして、勝機はあるのか!?

 吾郎は幼くして両親が他界、寿也は幼くして両親と妹が失踪、Jr.は幼くして母親と妹が事故死し、眉村も幼くして父親が他界…と、まるで水島漫画の様な不幸キャラのオンパレード。幼少の頃に肉親を失わないとこの漫画では活躍出来ないのか? 親友を殺さないと万華鏡写輪眼を得る事が出来ない…と同じ様なもんだろうか? だから、両親が健在(と思われる)の小森はいつまでも放置されているのか? きっとシルヴァとか薬師寺の両親は元気もりもりなんだろうな。それにしても、これだけの前振りをしておいて、更に、4点まで点差が開いてしまったのに、逆転されてしまう(であろう)眉村の事を思うと、非常に哀れでならない。いくら捻くれ者の満田氏と言えど、このまま眉村が逃げきってしまい、、この期に及んで吾郎の世界一を翌年以降までお預けする様なスカシ展開はないと思うのだが…。この前の8点差逆転とか、何でこう釈然としない逆転劇ばかり描きたがるのかなぁ…。

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December 11, 2009 06:56

 陣痛の間隔が短くなり、いよいよ出産間近の薫。だが、たとえ試合に出られずとも、吾郎は決戦の場にいるべきであり、自分の為に駆けつける様な所も見たくないと、吾郎にこの事を知らせぬ様、大河に口止めをするのだった。一方、ワールドシリーズは快調な滑り出しを見せた眉村とは対照的に、ホーネッツ先発のジャックマンはピリッとしない立ち上がりで初回から一死一、三塁の大ピンチ。ここで打席に入ったJr.は試合前に受けたギブソンからの忠告通り、気持ちを切り替え、会心の先制3ランを叩き込む。早くも3点の援護を貰った眉村は2回表もダンストン,マードックと連続三振に斬って取る快投を展開。何とか眉村の勢いを止めるべく、6番の寿也が打席に入る。日本では同一リーグで何度となく対決した二人だが、メジャーでの初対決の結果はいかに…!?

 吾郎への口止めは桃子ではなく薫の意思だった…と言う事であっさり電話の謎が解決。こうなると、吾郎が投げざるをえない状況になった際に桃子が暴露する可能性は大いにありうるな…。いきなりの初回のチャンスはJr.が吾郎の件を引きずって凡退するのかと思いきや、よりにもよって3ラン。3点取られたと言う事はこの後、ホーネッツが4点以上取る事はほぼ間違いない訳で、眉村がそんなに取られてしまう(あるいはその前にKOされる)のかと思うと、ちょっとゲンナリだ。また打球直撃とかで変なケガとかしなきゃいいが…。それにしても、今回のサプライズは何と言っても、眉村が早乙女静香と結婚して、既に子供まで作っていたと言う事だろう。何でもかんでも、既出キャラ同士をくっつけりゃいいってモンじゃないぞ。少なくとも、吾郎の海堂在籍時にはこの二人がそんな事になる雰囲気は微塵もなかったし、所詮、二軍監督でしかない静香と1年から一軍に帯同していた眉村にはさして接点があった様にも思えないのだが、一体、どっちが粉かけたんだろう?

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December 09, 2009 22:04

12/9 赤星 ニュースを見ていたら「阪神のあの選手が突然の引退発表」などと言う引き。それなりに驚きのニュース的な雰囲気だったので、キュラソ星人はありえないとしても、矢野か下柳辺りかも…などと予想していたら、やがて、シャア少佐である事が分かり、しばし放心状態に陥った。今の阪神では一番贔屓にしていた選手なだけに、納得しようもないいかがわしい理由だったらどうしようかと思ったが、9月12日のダイビングキャッチで悪化させたと思われた持病の頸椎椎間板ヘルニアが実は脊髄損傷と言う想像以上の重傷で、同じ箇所をもう一度やったら、不随…、最悪、命の危険もある…などと言う深刻な状態とあっては、この決断に文句など言えよう筈もない。先月初めには、リハビリも順調に進んでいると言う情報が入ってきたりして、来季は元気にプレー出来る事を期待していただけに、この時期の電撃引退は予想だにしない衝撃だった。そもそも、シャア少佐自身が「引退する事になるとは全く想像していなかった。正直、今でも出来るんじゃないかと言う気持ちはある」と言っているくらいなのだから…。J.マッケンジーの加入でセンターラインが強化されたと思われた矢先、シャア少佐と言う大きな戦力を欠く事となってしまったのは、阪神にとっても大きな痛手である事は間違いない。しかし、それを厭わずに、引退を迷っていたシャア少佐の身の安全を慮って引退を勧めた球団側の判断は英断と言えるだろう。決して大きくない体ながら持ち味を生かした果敢なプレーで9年間闘い続けてきたシャア少佐にはとにもかくにもお疲れ様と言いたい。500盗塁は余裕でクリア出来ると思っていたのにとても残念だ。これからは別の形で球界に貢献して欲しいものである。今オフ、藤本がヤクルトへ移籍してしまい、とうとう「F1セブン」は阪神から絶滅となってしまったか…

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December 07, 2009 22:19

 吾郎が命を取り留めた報告を受け、安堵する清水家だったが、今度は薫の方が陣痛が酷くなり、病院へ担ぎ込まれる事に…。一方、意識が戻った吾郎は食欲も旺盛と、回復ぶりを見せていたが、最終決戦と言う事で第7戦のベンチ入りこそ許可されたものの、流石に登板に関しては球団からストップがかかる事となり、表情を曇らせる。また、試合前の打撃練習では吾郎の事が気になるのか、Jr.が集中力を欠いたバッティング。かつて同じ過ちを犯してしまったギブソンはその心中を察しながらも、気持ちを切り替える様、忠告するのだった。かくして始まった第7戦、レイダースの先発はFAから移籍1年目で15勝5敗の好成績で存在感をアピールし、このシリーズでも第3戦で白星をあげている眉村。かつては試合前のプレッシャーに苛まれ、便所にこもってコンセントレーションを高めるしかなかった眉村だったが、今ではこの緊張感を楽しめるまでに成長。吾郎や寿也より一足早く栄光を掴むべく闘志を燃やす眉村は先頭のロイ相手にキレ味鋭いボールを投じ、万全の立ち上がりを見せるのだった。

 当然のごとく、吾郎に登板禁止令を出したホーネッツだが、下手に情をかけて、ベンチ入りを容認してしまった事が果たして、大ファインプレーになるか、大ボーンヘッドになるか…Jr.と眉村が相手の最終決戦で、ルール上出られる環境が整っているなら、どう考えても投げようとするに決まってる。8年前と比べると、メンタル面での抑制は出来ている様にも見える吾郎だが、今までの行動パターンを考えたら、登板禁止などと言う寸止めの政策に留めず、断固ベンチ入りを阻止すべきだと思うのだが…。いかに捻くれ者の満田氏と言えども、このまま吾郎を投げさせずにこの試合を終わらせる様なお寒い展開は考えられないと思うのだが、消耗戦に突入して投げざるをえない状況に陥り、心臓病を押して志願登板する事となったギブソンの時とモロかぶりの展開にならない事を祈りたい。下手に脳を揺らして、再び生命の危機に陥ったりするまいな…。眉村は先発とあって、終盤にならなければ出られないであろう吾郎とはさして投げ合えないかもしれないな…。桃子にかかってきた電話は恐らく、清水の出産が近い件だろうと思うのだが、これを吾郎に伏せた事がどう繋がるのかも気になる所だ。それにしても、小森の近況はどうなっているんだよ!

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