September 2007

September 08, 2007 21:04

◆G1−2T◆
破竹の連勝でついに勝てば首位と言う所まで来た阪神は昨夜の勢いをその儘に鳥谷が先頭打者アーチを浴びせて、1点先取。いきなり先制点を許した久保だが、3回から6回までノーヒットと尻上がりに調子を上げていく。一方、今季未だに白星のない阪神先発・安藤は内野ゴロを打たせまくり、5回までパーフェクトの快投を展開。しかし、6回、先頭の李に痛恨の同点被弾。安藤の好投に報いたい阪神は直後の7回、一死から葛城イクローが2号ソロを叩き込み、再び勝ち越しに成功。更に、この後、二死満塁のチャンスを掴んだが、シャア少佐がサードゴロに倒れて、三者残塁。1点を追う巨人だが、継投策に切り替わった阪神相手に走者を出しながらも、あと一本が出ず、7,8回と無得点。そして、土壇場9回、9連投の藤川に対し、巨人は先頭の矢野がレフト線へ二塁打と一打同点のチャンスを作って、クリーンアップに繋ぐ大仕事。しかし、ここから藤川はストレート一本でマッスル千代の富士を空振り三振に斬って取ると、ガッツをキャッチャーへのファールフライに仕留めて、二死。そして、怒濤のチャンスブレイカー・ニックンをセンターフライに打ち取り、ゲームセット。阪神は9連勝でついに単独首位に浮上。先発・安藤は待望の今季初白星となった。

◆D5−2S◆
0−0で迎えた4回、ヤクルトはガイエルの25号ソロで先制すると、6回には一死三塁から寿司職人ラミレスの犠飛で1点を追加。T.ウッズが欠場となった中日はヤクルト先発・川島の前に6回まで1安打と沈黙していたが、7回、代打・立浪の犠飛でようやく1点。8回から継投策に打って出たヤクルトだが、中日は2番手・花田にいきなり連打を浴びせると、二死一、二塁となった所で代わった4番手・館山から代役4番の中村紀が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、一気に逆転。更に、連続敬遠で満塁となった所で英智が2点タイムリーを放ち、ダメ押し。9回からは日本タイ記録の入団以来5年連続50試合登板となった守護神・岩瀬が3人できっちの締めて、35セーブ目をあげた。

◆C4−1YB◆
横浜は2回、無死満塁のチャンスを掴むと、相川のピッチャー強襲安打で1点を先制。なおも満塁のチャンスが続いていたが、後続3人が倒れて1点止まり。広島打線は4回まで横浜先発・山口の前にノーヒットだったが、5回、求道者・前田がチーム初安打で出ると、続く栗原が21号2ランを叩き込み、逆転に成功。更に、二死後、途中出場の尾形が2号ソロを放ち、3点目。直後の6回、横浜は一死から連打を浴びせるも、代打で登場したメカゴジラがゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点。一方、広島は7回一死から3連打を浴びせて、貴重な21点を追加。広島先発・高橋は2回に相川の打球を胸に受け、大事を取って降板となったが、2番手・宮崎が3回を無失点に抑える好リリーフを展開するなど、5人のリリーフ陣が踏ん張り、横浜に追加点を許さなかった。10残塁の拙攻が響いた横浜は6連敗。 

◆H3−0Bs◆
0−0で迎えた3回、ソフトバンクは二死一、三塁からハマのスペランカーのサード内野安打で1点を先制。以降もチャンスを重ねながら、あと一本が出ずにいたが、7回、一死から本多,川崎の連打で一、三塁とすると、ハマのスペランカーのショートゴロの間に待望の2点目を追加。更に、松中にもタイムリーが飛び出して、偽バファローズ先発・デイビーをKO。投げては先発・杉内が7回を散発3安打無失点の好投を見せれば、8回からは水田−馬原と繋ぎ、完封リレーで4連勝。杉内は涌井に1差と迫る15勝目。今季11度目の零敗となる偽バファローズはこれで対ソフトバンク6年連続の負け越しが決定。

◆F1−5L◆
ミスターファイターズ・田中幸が来年の契約を結んで貰えない事が発覚し、引退の危機に立たされ、ヒルマン監督も家族の事を理由に今季の成績如何に関わらず、今季限りでの退団を表明する衝撃に見舞われた日本ハムは6連敗中の西武相手に大苦戦。0−0で迎えた4回、G.G.佐藤の一発で先制を許すと、5回に小谷野の同点アーチが飛び出したのも束の間、直後の6回、先発・吉川が連続四死球でKO。代わった押本が一死満塁とピンチピンチを広げた所で中村に勝ち越しタイムリーを浴び、KO。更に、3番手・歌藤が代打・栗山に2点二塁打,銀仁朗に犠飛を許し、この回、4失点。勝ち越した西武は7回から継投策に切り替え、逃げ切りに成功。6連敗及びビジターでの11連敗をストップさせた。尚、この試合、ベンちゃんが第1打席に史上247人目の1000安打を達成

◆E2−10M◆
ロッテは初回に、サブローのタイムリーで先制すると、3回には二死一、二塁から大松のタイムリーで悪の温床・楽天先発・一場をKO。更に、この足、ズレータにもタイムリーで出ると、4回にはTSUYOSHIがタイムリー。その裏、ショートのタイムリーで2点差と詰められるも、直後の5回、大松の5号2ランで再び4点差。完全に流れを掴んだロッテは7回に大松,ズレータが連続タイムリー、8回にはオーティズの犠飛の後、またまた大松がタイムリーを浴びせて、ダメ押し。打線が先発全員の19安打10得点と爆発すれば、投げては先発・久保が2失点で今季2度目の完投を果たす快勝で3連勝。

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September 07, 2007 22:09

◆G8−9T◆
破竹の7連勝で2位に浮上し、東京ドームへ乗り込んで来た阪神はこの日も初回から、前夜のヒーロー・シーツのタイムリーで先制。しかし、その裏、巨人はマッスル千代の富士の31号ソロであっさり追いつくと、2回には先頭の李が25号ソロを放ち、勝ち越し。更に、打てば勝つ不敗神話を誇るホリンズの一発が飛び出して、3点目。4回にも李が2打席連続のアーチと一発攻勢で着々と加点。更に、この後、二、三塁のチャンスを掴むも、パウエルがスリーバントスクイズを見破られた上、ウエストボールにバットを引っ込めてしまい、三塁走者・ニックンが挟殺されて、追加点ならず。失意のパウエルは直後の5回、一死二塁から3連打で1点を失い、なおも満塁のピンチでキュラソ星人に押し出し四球を与えて、あえなくKO。更に、代わった西村もいきなり桜井にぶつけてしまい、連続押し出しで同点。更に、続く葛城イクローのセカンドゴロの間に勝ち越し点を献上。逆転を許した巨人はその裏、一死一塁からマッスル千代の富士がこの日2本目となる32号2ランを放り込み、再逆転。しかし、粘る阪神は7回、2四球で一死一、二塁とした所で桜井が同点タイムリーを浴びせて、2番手・西村をKO。更に、代わった吉武から代打・高橋光のヒットで満塁とすると、矢野がセンター前へ弾き返して、勝ち越しに成功。二塁走者・桜井も一気に本塁を狙ったが、不敗神話続行に闘志を燃やすホリンズの好返球の前にタッチアウト。リードを奪った事で7回からJFKモードの阪神はまず、ウィリアムスが3人でピシャリと抑えると、8回にはキュラソ星人のタイムリーで貴重な1点を追加。これで試合は決まったかと思いきや、その裏から登板の久保田から李に3本目のアーチが飛び出すと、続くニックンも18号ソロを叩き込み、一気に同点。巨人は9回から早くも守護神・上原を投入するが、これに対して、ここまで12本の安打が全て単打だった阪神は悠久の若虎・桧山がチーム初長打となる値千金の一発をぶち込んで、またまた勝ち越し。その裏、8連投となる守護神・藤川は1番から始まる巨人打線を軽く3人で退けて、8連勝。巨人は7発ものアーチを放ちながら、うち6本がソロと言う効率の悪い攻撃が響き、ついにホリンズの不敗神話が崩壊した。

◆D6−1S◆
プロ初先発となるルーキー・伊藤に対して、中日は初回、一死から荒木,中村紀,T.ウッズの3連打で先制すると、二死後、李もタイムリーを放ち、この回2点。続く2回には一死一、二塁から荒木のタイムリーの後、中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに17号3ランを叩き込み、6点目。先発・朝倉は4回に4連打で1点を失った以降は追加点を許さず、2試合連続の完投で12勝目をマークした。

◆C7−4YB◆
初回に金城の犠飛,吉村の二塁打で2点を失った広島だが、その裏、ノーヒットで1点を返すと、続く2回に一死から3連続四球で満塁と言うタナボタチャンスで梵が14号グランドスラムを叩き込み、一気に逆転。3点を追う横浜は4回にメカゴジラの13号2ランで1点差と詰め寄るが、5回、広島はエラーと2死球で貰ったチャンスに栗原が犠飛を打ち上げ、6点目。7回には求道者・前田のタイムリーでダメ押しの1点を追加。先発・黒田は6回4失点と不本意な内容ながらも、リリーフ陣の援護を仰いで、11勝目を飾った。

◆H7−3Bs◆
ソフトバンク先発のルーキー・大隣は初回から3四球と制球に苦しみながらも満塁のピンチを切り抜けると3回まで無失点。その裏、ソフトバンクは偽バファローズ先発・岸田から一死満塁と先制のチャンスを掴むが、川崎,ハマのスペランカーと打ち取られ、三者残塁。0−0の儘、迎えた4回、偽バファローズは二死一、二塁から前田が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせて、2点を先制。6回にも二死一、二塁からまたも前田のタイムリーで1点を追加。3点を追うソフトバンクは7回に猛反撃を開始。一死から3連打で満塁とし、偽バファローズ先発・岸田をKOすると、代わった菊地原から代打・辻,本多の連続タイムリーで同点。更に、川崎のタイムリー三塁打で勝ち越すと、松田のタイムリーとダブルスチールでも加点。この回、一挙7点を奪う大逆転で試合を決定付けた。

◆F3−1L◆
5連敗と不振に喘ぐ西武だが、2回にカブレラの22号ソロで1点を先制。ハーラートップをひた走るエース・涌井は5回まで5安打を浴びながらも無失点と丁寧な投球を見せていたが、6回、ここまで2安打と打ち込まれている先頭の稲葉にスタンドへ放り込まれて、ついに同点。続く7回には一死一、二塁のピンチに青波の永瀬に勝ち越しタイムリーを浴び、無念の降板。日本ハムは8回には劇団ひちょりのタイムリー二塁打でダメを押すと、最後はMICHEALが締めて、30セーブ目。西武は涌井を投じながら、打線が3安打と完全に沈黙し、これで6連敗となった。

◆E−M◆
降雨中止。

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September 06, 2007 21:48

◆D1−3G◆
中日先発・人斬り抜刀斎は初回、簡単に二死を取るも、マッスル千代の富士に死球を食らわせると、ガッツにはライト前へ痛打される。しかし、一気に三塁を狙ったマッスル千代の富士を英智が好返球で刺し、ピンチ脱出。一方、巨人先発・内海の前に3回まで無安打と沈黙していた中日だが、4回、先頭の荒木が二塁打を浴びせると、中村紀のセカンドゴロの間に三進。ここでT.ウッズがライト前へ軽打し、荒木が先制のホームイン。直後の5回、巨人は先頭の李が二塁打。続くニックンが歩いて、無死一、二塁となるも、ホリンズ,内海が連続三振。松田記者もライトへのファールフライに倒れて、二人の走者は釘付け。7回には先頭の李がヒットで出るも、ニックンが十八番のヘッポコバントをかまして、李は二塁で封殺。更に、代打・清水がピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了。8回も簡単に二死を取り、完封も見えてきた人斬り抜刀斎だったが、ここから脇谷,マッスル千代の富士に連打を浴びると、ガッツには死球を食らわせ、満塁のピンチ。ここで阿部にタイムリーを浴び、ついに同点。なおも満塁の場面だったが、ここまで2安打の李をライトフライに打ち取って、辛くもピンチ脱出。試合はこの儘、延長にもつれ込んだ。巨人は10回一死一、二塁のチャンスを逃すと、11回も先頭打者を出しながら、ゲッツーでチャンスを潰す有様。一方、中日も11回、上原から一死一、二塁と一打サヨナラの場面を作るも、何故か、立浪を使おうとせず、李,英智があえなく凡退し、二者残塁。ラストイニングとなった12回、巨人は代打・矢野がヒットで出ると大道の犠打で二進。二死後、ガッツ,阿部と連続四球で満塁となった所で、上原の代打として起用されたルーキー・坂本がセンター前へプロ初安打初打点となるタイムリーを放ち、ついに2点を勝ち越し。最後は西村が締めて、プロ初セーブをマークした。

◆S−C◆
降雨中止。

◆T1−0YB◆
横浜は3回まで立て続けに得点圏に走者を送りながら、あと一本が出ない拙攻三昧。一方、阪神もハマのチンピラ相手に毎回安打を浴びせながら、一向に得点を奪えず、8回まで11個もの残塁を量産。阪神先発・杉山は6回まで無失点で投げきると、7回から久保田を起用。そして、9回からは同点の場面ながら、藤川を投入。藤川は3人でピシャリと締めると、その裏、8回から登板のマットホワイトに対して、先頭の藤本がレフト前ヒット。続く鳥谷の犠打が野選を誘うと、シャア少佐が歩いて、無死満塁の大チャンス。ここでここまで4タコとブレーキだったシーツがレフト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。これで阪神は7連勝。

◆H8−6E◆
初回、山崎武の犠飛で先手を取られながらも、前回、対田中の連敗を止めたソフトバンクは、その裏、ハマのスペランカーの11号2ランで逆転に成功。続く2回には松田が5号ソロを放り込み、3点目。しかし、田中が投げると爆発する悪の温床・楽天打線は4回、4本の単打を集中し、同点とすると、続く5回には山崎武に41号3ランが飛び出して、一気に勝ち越し。3点を追うソフトバンクはその裏、一死一、二塁のチャンスに川崎,ハマのスペランカーが連続三振。6回も先頭打者を出しながら、大村がゲッツーを食らい、この後、一、二塁のチャンスを作るチグハグな展開。結局、ここも柴原が倒れて、二者残塁となったが、続く7回、一死二、三塁からハマのスペランカーが三振に倒れるも、振り逃げで生き、この間にタナボタの1点をあげ、田中をKO。代わった有銘に対して、松中がタイムリーを浴びせると、大村のファーストゴロの間にも1点を返し、ついに同点。更に、代打・井手が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。最後はこの所、リリーフ失敗が続いている守護神・馬原がきっちり3人で締めて、12日ぶりのセーブをあげた。

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September 05, 2007 21:41

◆D1−3G◆
負ければ、首位陥落となる巨人は中日先発・山本昌に対して、2回一死一、三塁からホリンズのタイムリー二塁打で先制すると、更に、松田記者のタイムリーで2点を追加。中日相手に3年間白星のない巨人先発・木佐貫は5回までパーフェクトと完璧な投球を展開。6回に英智に初安打を許し、一死二塁のピンチを迎えるも、崩れる事なく後続を断ち切った。7回二死走者なしから、またも天敵・T.ウッズに33号ソロをバックスクリーンへ叩き込まれて、完封の夢は断たれたが、9回からは守護神・上原がきっちり締めて、首位の座を守った。木佐貫は8回1失点で11勝目。敗れた中日はついに3位転落。

◆S5−3C◆
初回、オチョアに先制弾を許したヤクルトだが、3回一死一、三塁から田中浩が同点タイムリー。更に、ラミレスのサードゴロの間に1点を加え、勝ち越しに成功。5回には宮出が9号2ランを叩き込み、2点を追加。直後の6回、1点を返されるも、その裏、川本が4号ソロを放り込んで、再び点差は3点。土壇場9回、広島は一死二、三塁のチャンスを作り、館山を引っ張り出すと、求道者・前田のセカンドゴロの間に1点。更に、代打・森笠が歩いて、一発で逆転のチャンスを作ったが、最後は代打・嶋が三振に倒れて、万事休す。これで広島はヤクルトと入れ替わりでまたも最下位へ逆戻りとなった。

◆T3−2YB◆
横浜は3回二死二塁から村田のタイムリーで1点を先制。横浜先発・三橋の前に3回までパーフェクトに抑え込まれていた阪神だが、4回、鳥谷の一発で同点とすると、続く5回には二死二塁の場面で早くも先発・上園を引っ込めてまで起用された代打・高橋光がタイムリーを放ち、勝ち越し。更に、連続四球で満塁とチャンスを拡大させたものの、シーツはセンターフライに倒れて、三者残塁。続く6回にはメカゴジラのタイムリーエラーで3点目。6回から久保田−ダーウィン−ウィリアムスと繋いだ阪神は9回から満を持して藤川を投入。藤川は一死から内川に三塁打を浴び、続く相川のファーストゴロの間に生還を許したものの、最後は代打・マイケルを三振に仕留めて、1点差で逃げ切った。これで阪神は6連勝となり、中日を抜いて2位に浮上。上園は5回降板ながらも、金刃に1差と迫る6勝目で逆転新人王の可能性も見えてきた。

◆H5−1E◆
初回を無難に抑えたソフトバンク先発・和田は2回も連続三振で簡単に二死。しかし、ここから牧田に痛打されると、暴投で二進を許した後、鉄平にタイムリーを浴びて、先制点を献上。しかし、その裏、ソフトバンクは連打で無死一、三塁とすると、松田がセンターへ同点犠飛。4回には二死からまたも松田が三塁打を浴びせると、一軍復帰となった大村がタイムリーを放ち、勝ち越し。続く5回にはハマのスペランカー,松中に連続タイムリーが飛び出して、4点目。8回には川崎がダメ押しのタイムリー。最後はセーブのつかない場面ながらもマウンドに上がった守護神・馬原が2人の走者を出しながらも、何とか後続を断ち切った。先発・和田は8回途中まで1点に抑え、12勝目

◆Bs0−2F◆
8月の月間MVPに輝いたダルビッシュが5回まで6三振のパーフェクトに抑え込む快投を展開。一方、偽バファローズ先発・平野佳も全投球で6三振。オリックス平野佳も2回を除いて毎回安打を浴びながらも、粘りの投球で無失点を続けていたが、7回、先頭の高橋にレフトスタンドへ8号ソロを叩き込まれて、0−0の均衡が破れた。その裏、偽バファローズは二死一、二塁と初のチャンスを掴んだが、後藤がショートフライに倒れて、二者残塁。すると、8回、日本ハムは青波の永瀬の犠飛で貴重な2点目を追加。最後は守護神・MICHEALが締めて完封リレーを達成。ダルビッシュは8回無失点10個の三振を奪う力投で14勝目を飾った。平野佳は8回途中まで2失点の好投も虚しく、両リーグトップの12敗目。

◆M2−1L◆
西武は4回まで7安打を浴びせながら、一向に点を奪えない拙攻三昧。西武先発・オツはなかなか貰えない援護を待ちながら、6回まで2安打無失点の力投を展開。何とかオツを援護したい西武は7回、二死三塁から福地のタイムリーでついに待望の先制点をゲット。しかし、それも束の間、その裏、ロッテはオーティズのタイムリー二塁打であっさり追いつくと、更に、早川のタイムリーで勝ち越し。8回からは薮田−小林雅がパーフェクトリレーを見せて、逃げ切りに成功。先発・小野は7回1失点で5勝目。

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September 04, 2007 22:01

◆D7−3G◆
巨人は2回二死一、二塁,3回無死一塁と先制のチャンスを悉く逃す拙攻を展開。先発の春風亭半ケツは2回までノーヒットとまずまずの立ち上がりで3回も谷繁,山井と連続三振に斬って取るも、ここから3連打を浴びて満塁とした後、T.ウッズに押し出し四球を与えて、先制点を献上。直後の4回、巨人も二死満塁のチャンスを掴むが、ここで春風亭半ケツに回ってしまい、三者残塁。1−0の儘、迎えた5回、中日は一死から1安打2四球でまたも満塁とすると、T.ウッズが2点タイムリー。更に、森野もヒットで続いて再び満塁とした所で、李が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに7号グランドスラムを叩き込み、試合を決定付けた。巨人は終盤3点を返したものの、5回の6失点が重くのしかかり、及ばなかった。春風亭半ケツはこれで5試合白星から遠ざかっており、最多勝はおろか、最優秀防御率も最高勝率もアヤしくなってきた

◆S1−0C◆
金村(日本ハム)の師匠・伊集院光が「合体変形ロボみたいな名前で凄ぇかっこいいから」と言う理由で一押しの新助っ人・グライシンガーに対して、広島は2回、新井,栗原の連打で無死一、二塁と絶好のチャンスを掴むも、ルパン広瀬,嶋と打ち上げた後、石原は三振に倒れて、二人の走者は釘付け。すると、その裏、ヤクルトは先頭の宮出が8号ソロを叩き込み、1点を先制。グライシンガーは3回以降、僅か1安打と二塁も踏ませぬ完璧な投球を見せ、今季2度目の完封で2位に2差を付ける14勝目をマークした。ヤクルトの連敗は5でストップ。

◆T6−2YB◆
初回二死一、三塁のピンチを切り抜けた阪神はその裏、エラーで貰ったチャンスにシーツのタイムリー等で3点を先制。3回に1点を失うも、その裏、矢野がタイムリーを浴びせて、再び3点差。6回には那須野の暴投とシーツのタイムリーで貴重な2点を追加。この後、阪神はダーウィン−渡辺−橋本健と繋ぎ、JFKは完全休養かと思いきや、4点差あるにも拘わらず、岡田監督は9回無死一塁から、藤川を投入する堪え性のなさを見せてしまい、楽勝ムードに水を差したが、この勝利により、セ・リーグ3強は再び1.5差の間に肉薄する事となった。

◆Bs5−3F◆
日本ハム先発・武田勝が初回から大炎上。いきなり先頭の下山を歩かせると、村松に犠打を許した後、ラロッカ,ローズと連打を浴び、先制点を献上。更に、続く北川にはレフトスタンドへ9号3ランを叩き込まれて、いきなりの4失点。4点を追う日本ハムは4回、3連打で1点を返し、なおも一、二塁のチャンスだったが、青波の永瀬はセンターフライ,高橋は最悪のショートゴロゲッツーに倒れて、1点止まり。すると、その裏、立ち直りかけていた武田勝は阿部真のタイムリーで1点を失い、この回限りでKO。日本ハムは6回に高橋の2点タイムリーで2点差と詰め寄り、先発・金子をマウンドから引きずり下ろすも、7回以降は本柳−菊地原−加藤大のリレーの前に1回ずつ抑え込まれて、逃げ切られた。

◆M3−2L◆
3回まで立て続けの拙攻を展開してきたロッテだが、4回、サブロー,里崎と連打を浴びせると、二死後、竹原が5号3ランを放り込み、一気に3点を先制。ロッテ先発・成瀬はこの日も好調で6回まで1安打無失点と西武打線に付け入る隙を許さない。しかし、7回、ベンチャン,G.G.佐藤,カブレラと3連打を浴びて、1点を返されると、中島には犠飛を許して、1点差。しかし、代打・高山,細川と打ち取って、踏み留まった。8回からは薮田−小林雅と繋ぐ必勝リレーで1点差を守りきった。成瀬は7回2失点で13勝目をマーク。敗れた西武は最下位の偽バファローズに1差と迫られた。

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September 03, 2007 20:18

 惨劇に見舞われたオールスターが終わり、いよいよペナントレースも後半戦に突入。パ・リーグは毎度、恒例行事の様に、壊滅的に選手層の薄い東京と四国が優勝を争う展開となっていた。その両チームが四国での首位攻防3連戦を迎えようと言う前夜、松山の外れで四国に在籍する一人の選手の相撲部屋への移籍が内定していた。その選手の名は大垣万作。高校時代は2mもの巨漢で強肩捕手と言う事でドカベン二世の名を欲しいままにし、大いに期待されて四国に入団したが、座った儘、二塁へ送球出来ると言う売り物の右肩を壊してしまい、野球選手として見限られた所、松役出身の和島親方が小次郎と知人であったと言うコネもあり、その体躯を見込まれ、力士として再出発する事になっていたのだ。山田に憧れてプロに入った大垣は丁度、東京との3連戦があると言うタイミングに奇縁を感じつつ、憧れの山田に別れの挨拶をする事を決意。球場にやってきた山田に対して、山田のスクラップ記事をまとめたノートにサインを願い出る大垣。大垣の事を知っていた山田はクビとなった事を聞かされ、驚きを隠せない。しかし、大垣は自慢の肩が壊れた上、打率も2割2分、ホームランもぽつぽつとしか出ず、足に至っては50m10秒でセンター前ヒットがセンターゴロになってしまう山田顔負けの鈍足とあっては、如何ともしがたかった。相撲に転向し、「山田山」の四股名で這い上がると言う決意表明をした大垣に山田は激励の言葉をかけるのだった。

 何だろう、この唐突な「野球狂の詩」(無印)っぽい展開は…。大垣のあまりのポッと出ぶりには大いに意表をつかれたが、先週までの展開があまりにも不快極まりなかっただけに、今週の展開には安堵するばかりだ。相も変わらぬ、東京と四国のV争いはうんざりだが…。どうやら今年もホークスを優勝に絡める気はなさそうな気配だ。来週の予告で四国のピンチに大垣が動く…とかあるので、それを信用するならば、大垣はずっと目標である山田を観察し続けてきた為に山田の癖や思考を読み取る事が出来るとか、そんな展開を予想。んでもって、その観察眼を買われて、スコアラーとして球団に残るか、あるいは、最後に球団に貢献出来て良かったと、それを置き土産に力士になるか…。そんな話もたまにはいいとして、問題はこの試合が四国戦だと言う事だ。またあの女がしゃしゃり出てくるかと思うと、非常に憂鬱だ。

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「てめーらにはデリバリーのかけらもねーのか!」

 メジャー昇格を目指し、ホーネッツのスプリングトレーニングにやってきた吾郎は謎の中年男に歓迎される。吾郎は全く誰だか分かっていなかったが、この男はホーネッツのオーナー・ランスであった。W杯での活躍を見て、大いに戦力になる上、ジャパンマネーの獲得も図れるとばかりにほくそ笑むランス。W杯で力を見せた事でメジャー昇格は確定的ながら、投手コーチからオープン戦で2,3回は投げて貰うと、4日後の登板に向けての調整を言い渡された吾郎はロッカールームでもバッツ時代の同僚・ロイやダイストンらにW杯の活躍を持てはやされる。しかし、吾郎は渾身の投球を同じ打者に2発もスタンドへぶち込まれた事で敗北感,屈辱感に打ちひしがれた儘で、やたらと褒め称える周囲との温度差に苛立つばかり。グラウンドに出ようとすれば、今度は日本のマスコミに囲まれ、またまた持てはやされた吾郎の腸は煮えくり返る一方。今度はバッツ時代の恋女房・サンダースと再会。オフの自主トレ中に古傷を再発させてしまったサンダースは現役を退き、ブルペン捕手兼球団職員と言う身分になっていた。ここでもW杯の投球を讃えられた吾郎は堪忍袋を緒が切れ、これ以上ない102マイルを打たれた絶望感を分かって貰えない事に声を荒げてしまう。しかし、サンダースは102マイルが自分のピークの様な物言いをする吾郎をたしなめ、それが打たれたなら、105マイルでも、200マイルでも投げてみせろと言い放つ。周囲は闇雲に褒めているのではなく、20歳にして102マイルを投じた吾郎の可能性に夢を抱いているのだから、後ろなど振り返らずに、ホーネッツを優勝させてみせろと叱咤された吾郎は胸のつかえが取れ、ようやくW杯の敗戦をふっ切るのだった。

 依然として、ウジウジしていた吾郎に喝を入れたのはサンダースだった。こういうのを先週の清水に期待していたんだが…。102マイルが打たれなら、105マイルでも200マイルでも…って、まぁ、200マイルはものの例えとして、この流れでは本当に105マイル(約168km)とか出しかねないぞ。一体、球速のインフレ化はどこまで進んでしまうのか。そもそも、Jr.に2本打たれたのは、いずれも球速が足りないんじゃなくて、ジャイロフォークを織り交ぜず、まっすぐ一辺倒の単調な配球をかましてしまった事が最大の問題点なんじゃないの? ともあれ、メンタル面の不安は解消されたかに思える吾郎な訳だが、結局、「本当の異変」と言うのが、これの事だったのか否かが未だに不明。先週も書いたが、これが「本当の異変」ならば、あまりの思わせぶりを考えれば、実に拍子抜けなオチである。リトル時代、一時的に内角へ投げられなくなってしまった様なトラウマを密かに抱えてしまっているとか、そういう要素は待ち受けていないのだろうか。それにしても、サンダースはともかく、ロイとダイストンって誰やねん!と吾郎じゃなくても言いたくなるくらい、こいつら影薄いよなぁ。顔に見覚えはあっても、名前なんか言われないと出てこないよ…。で、沢村の伏線はこの儘、なかった事にされてしまうんですかね?

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September 02, 2007 17:40

◆YB4−7G◆
巨人戦限定好投手・土肥が待望の巨人戦に登場するも、初回から3四死球と大荒れで、この回は凌いだものの、背筋を痛めて、1回限りで降板。一方、巨人先発は予想されていたルーキー・金刃が突如、登録抹消され、連日連夜のリリーフで登板過多の西村が登板するも、初回、ガッツな貴公子・仁志のヒットを皮切りに走者を進められて、先制点を献上。こちらも3回で早々と降板となった。4回にも内野ゴロの間に1点を奪われた巨人だが、5回、マッスル千代の富士がついに大台に到達する30号2ランを叩き込み、一気に同点。追いつかれた横浜は6回に内川の5号2ランで再びリードを奪うも、巨人は7回、代打・矢野の一発と、キムタクのタイムリーでまたも振り出しに戻し、試合は延長にもつれ込んだ。10回、横浜は守護神・クルーンを投入するも、巨人は一死一、二塁からホリンズのタイムリーで勝ち越しに成功。更に、矢野が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせてダメ押し。最後は上原がきっちり締めて、3勝目。クルーンは今季初黒星となった。

◆C6−2D◆
前日、逆境に耐えながら、2000安打を達成し、感動を呼び起こした求道者・前田のバットがこの日も火を噴いた。まず、初回、二死一、二塁のチャンスでセンター前へ会心の先制タイムリー。3回も二死一、二塁の場面で回ってくると、今度はライトスタンドへ13号3ラン。中日は5回にエラー絡みで2点を返すも、7回、広島は梵の13号ソロの後、二死二塁からまたまた求道者・前田がセンター前へタイムリーを浴びせて、これで3安打5打点の大当たり。投げては先発・大竹が6回途中まで自責点0とまずまずの投球を見せると、以降は小刻みな継投で逃げ切った。

◆T3−2S◆
阪神先発・安藤に対して、ヤクルトは初回、四球の青木を一塁に置いて、寿司職人ラミレスがライトスタンドへ22号2ランを叩き込み、2点を先制。一方、ヤクルト先発・川島の前に5回まで僅かに2安打と沈黙していた阪神だが、6回、二死満塁のチャンスを掴むと、葛城イクローのタイムリーでようやく1点。なおも満塁の場面だったが、矢野はセカンドライナーに倒れて、三者残塁。しかし、8回、無死一、二塁のチャンスを作った阪神はまたも葛城イクローがタイムリーを放ち、ついに同点。勢いに乗る阪神は土壇場9回、先頭のシャア少佐が飯原のエラーで出ると、シーツのヒットの後、キュラソ星人が敬遠されて、無死満塁。ここで桜井がセンター前へタイムリー。阪神は14個もの残塁を量産しながらも、最後は劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

◆F3−2H◆
飲む育毛剤がドーピング検査に引っかかり、20日間の出場停止処分を食らっていたガトームソンが復帰登板。発覚後、ドーピングに引っかからない育毛剤に変えたのか、育毛剤を辞めて、ハゲる道を選んだのかは分からないが、ドーピング効果になど頼らずとも結果を残せる事を証明したいガトームソンは5回まで1安打無失点と素晴らしい投球を展開するも、肝心の味方打線が日本ハム先発・八木に抑え込まれ、全く援護を貰えない。根負けしたガトームソンは6回二死一、二塁のピンチを迎えると、稲葉にタイムリーを浴び、ついに先制点を献上。しかし、直後の7回、ソフトバンクは二死走者なしから連打と四球で満塁のチャンスを作ると、ここで辻が2点タイムリー二塁打を浴びせて、逆転に成功。リードを貰ったガトームソンはその裏も3人で打ち取り、ここでお役御免。8回は柳瀬−篠原と注ぎ込んだソフトバンクは9回から守護神・馬原を投入…と思いきや、左打者が2人続くからと、まず三瀬を起用するも、これが裏目に出る。三瀬は先頭の田中賢にいきなり痛打され、続く稲葉は打ち取ったものの、ここからようやくマウンドに上がった馬原は回の頭からでなかった事にリズムを乱したか、代わりばな青波の永瀬を歩かせると、高橋のファーストゴロで二死二、三塁。ここで工藤にセンター前へ弾き返され、二者生還となり、悪夢の逆転サヨナラ負け。これで馬原は3戦連続のリリーフ失敗。禊ぎの登板となったガトームソンの復帰初勝利は儚くも消滅してしまった。

◆M3−5Bs◆
0−0で迎えた3回、ロッテは今江の犠飛で1点を先制。しかし、直後の4回、偽バファローズは小林宏の暴投で労せずして同点とすると、更に、日高がタイムリーを放って、勝ち越し。6回には坂口のタイムリーで3点目。2点を追うロッテは7回、里崎の10号2ランで追いつくも、それも束の間、直後の8回、偽バファローズはまたも日高にタイムリー二塁打が飛び出して、再び勝ち越し。更に、9回には牛込氏に「無理に決まってますよ! 夢よ、もう一度って事だろうけど、そんな選手が通用するほど、日本の野球は甘くないですよ」と酷評されたローズが助っ人史上初となる通算400号ソロを叩き込み、ダメ押し。最後は守護神・加藤大が三者凡退に斬って取り、逃げ切った。

◆E3−2L◆
悪の温床・楽天は初回、一死から塩川,草野の連打で一、三塁。ここで山崎武はピッチャーゴロに倒れるも、小野寺の野選を誘って、1点を先制。3回一死二塁,4回一死満塁,5回二死二塁と悉くチャンスを逸していた悪の温床・楽天だが、7回、二死一、二塁から憲史が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、待望の追加点をゲット。投げては先発・朝井が毎回の様にヒットを浴びながらも、7回まで無失点と粘りの投球を展開。8回にベンちゃんに2ランを浴び、更に、二死一、二塁のピンチを迎えて、KOとなったが、代わった山村が満塁としながらも、何とかここを凌ぐと、9回は抑えの小山がきっちり3人で締め、西武相手に創立初の3タテを食らわせて、入れ替わりで4位に浮上した

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September 01, 2007 20:22

前田2000安打◆C14−7D◆
いよいよ求道者・前田が2000本安打へリーチをかけたとあって、異様な雰囲気で始まったこの試合。初回、森野のタイムリーで先制された広島だが、その裏、梵の12号ソロ,新井の24号2ランと一発攻勢であっさり逆転。走者がいなくなった所で回ってきた求道者・前田だが、痛烈な打球を荒木の好捕に阻まれるセカンドゴロに倒れ、記録達成はお預け。2点を追う中日は2回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに飛び出した中村紀の16号ソロで1点差とすると、5回にはピンキー井上の同点タイムリーの後、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズが32号2ランを叩き込み、勝ち越し。更に、6回には代打・立浪が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号2ランをぶち込んで史上22人目の通算3500塁打を達成。大きく突き放された広島だが、その裏、栗原の19号ソロで反撃の狼煙を上げると、7回にはオチョアのタイムリーに森野のエラーが重なり、2点を追加。なおも一死一塁の場面で、ここまで3タコの求道者・前田に回ってきたが、ここもセカンドゴロゲッツーに倒れてしまう。完全に流れを引き寄せた広島は8回、一死一、三塁から代打・嶋が10号3ランを放り込み、一気に逆転。更に、一死満塁のチャンスを掴むと、5たび打席に入った求道者・前田がライト前へ痛烈な2点タイムリーを放ち、ついに悲願の2000本安打を達成日米通算記録となる鈴木一朗,今夜の松井さんを含めると、史上38人目、広島では史上4人目の快挙となった。度重なる故障に耐えながら、快挙を達成した孤高の天才をを祝うかの様に栗原がこの日2本目となる20号3ランを放ち、ダメ押し。終わってみれば、広島はダブルスコアの快勝を収め、求道者・前田の記録に大きな花を添え、最下位を脱出した。

◆YB8−7G◆
初回二死満塁のチャンスは逃した巨人だが、2回、マッスル千代の富士の28号3ラン等で大量6点を先制。早くも試合は決したかと思いきや、この大量リードを先発・パウエルが守れない。その裏、2発のアーチを被弾するなど、6安打を集中され、4失点。6回にマッスル千代の富士の2発目のアーチで突き放したのも束の間、その裏、ガッツな貴公子・仁志にタイムリーを浴びた所であえなくKO。更に、代わった山口が金城に2点タイムリー二塁打を許して、6点差を追いつかれる始末。7回には二死満塁で打席に入った松田記者がショートゴロに倒れた際、アウトの判定を不服として審判の胸を突き、退場となる体たらく。7−7で迎えた土壇場9回裏、巨人は5番手・豊田を投入するも、一死後、吉村にレフトスタンドへ18号ソロを叩き込まれ、悪夢のサヨナラ負けとなった。

◆T5−2S◆
0−0で迎えた3回、ヤクルトは寿司職人ラミレスのタイムリーで2点を先制。しかし、その裏、阪神は無死一、二塁からシーツ,キュラソ星人の連続タイムリー二塁打で3点を奪い、あっさり逆転に成功。更に、3回には一死満塁からまたもシーツが犠飛を打ち上げると、6回には桜井のタイムリー二塁打で5点目を追加。投げては先発・下柳が5回まで2失点で踏ん張り、リリーフ陣に託すと、6回からはダーウィンが2イニングをピシャリ。8回からはウィリアムス−藤川と繋ぐ必勝パターンが決まり、逃げ切り。巨人,中日がデーゲームで敗れた為、上位3強は2.5差にひしめく事となった。敗れたヤクルトは4連敗で最下位転落。

◆F5−6H◆
本多のタイムリーエラーで先制を許したソフトバンクは4回、松田のタイムリー二塁打で逆転すると、続く田上にも2ランが飛び出して、この回、4点。6回には井手のタイムリーで5点目を追加。しかし、粘る日本ハムはその裏、田中賢の走者一掃タイムリー二塁打で2点を追加。土壇場9回、ソフトバンクは守護神・馬原を投入し、逃げ切りを図るが、馬原がよもやの大乱調。いきなり無死一、二塁のピンチを迎えると、一死後、劇団ひちょりにタイムリーを浴び、1点差。工藤を打ち取り、あと一人まで迫ったが、ここで稲葉にも同点タイムリーを許して、延長に持ち込まれた。ラストイニングとなった12回、既に3イニング目となるMICHEALに対して、ソフトバンクは先頭の川崎が4号ソロを放ち、ついに勝ち越し。その裏は篠原が無難に締めて、辛くも逃げ切った。

◆M7−4Bs◆
ロッテ先発・清水に対して、偽バファローズは2回、後藤が7号ソロを放って、1点を先制。6回にはラロッカのタイムリー二塁打で2点目を追加。先発・デイビーは5回まで1安打無失点と素晴らしい投球を見せていたが、その裏、先頭の今江に痛打されてから、突如、おかしくなり、無死満塁のピンチを背負うと、ズレータに犠飛,サブローにタイムリーを浴びて、同点。更に、オーティズにもタイムリー二塁打を浴びた上、大引の悪送球でオーティズの生還まで許し、ここでKO。2番手・菊地原も二死二、三塁のピンチを迎えると、今江,TSUYOSHIと連続タイムリーを浴びて、この回悪夢の7失点。土壇場9回、偽バファローズは二死一、三塁から大引が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、完投目前の清水をマウンドから引きずりおろしたものの、最後は守護神・小林雅野前に代打・水口が打ち取られ、万事休す。清水は完投こそ逃したもの、約1ヶ月ぶりの白星を手にした。

◆E7−3L◆
初回、栗山の一発で先制された悪の温床・楽天だが、その裏、二死満塁からフェルナンデスが19号グランドスラムをぶち込んで、一気に逆転。続く2回には塩川がスクイズを決めると、草野にもタイムリー二塁打が飛び出して、2点を追加。西武は3,4回と1点ずつ返して、追い上げたが、悪の温床・楽天は7回にまたもフェルナンデスがこの日2本目となる20号ソロを放ち、ダメ押し。先発・グスマンは史上初の1試合4ボークをかまし、4回途中でKOされた際に悔し紛れに審判に暴言を吐いて退場となる有様だったが、2番手・永井が4回を1安打無失点に抑える好リリーフを見せ、6勝目。最多勝をひた走る西武先発・涌井は6失点の乱調で今季最短の3回1/3でKOとなった。

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