July 2006

July 09, 2006 18:25

◆C4−3G
4位昇格と言うより、敵地16連敗をいい加減に止めておきたい巨人の先発は6月20日以来となる西村。5度の中継ぎ登板で9回1/3を無失点に抑えていただけに期待がかかったが、この男、やはり、中継ぎの方が向いているのか、2日前にリリーフしてるのに先発させられるのがそもそも無謀なのか、立ち上がりから、ボールとストライクがはっきりする苦しい投球。2回には先頭の新井をサードゴロに打ち取りながら、アリアスがヘッポコ大悪送球。サードの守備に関して、ディロンばかりが叩かれまくっているが、はっきり言って川中もアリアスも大差ないだろう。やはり、和製オジーと称される堅実無比の守備力を誇る川相を無為に放出してしまったのは計り知れない損失であると改めて思い知らされた西村は続く求道者・前田にもヒットを浴びると、栗原にはバックスクリーン横へ豪快な3ランを叩き込まれてしまう有様。3点取られた以上、4点返さなければ、勝ちはない訳だが、今の巨人に4点を取り返す力などないのは明白であり、最早、この段階で試合は決してしまったも同然…と誰も思ったであろう。一方、広島の先発は大竹。負けて負けて負けまくり、負けなかった試合も白星がつく訳ではない「勝ち運×」の大竹であったが、今の弱体巨人が相手なら十分に勝機はあるに違いないと意気揚々とマウンドに上がり、6回まで散発2安打無失点の好投。しかし、7回、先制点に繋がるエラーをかましたアリアスにようやく出戻り初打点初アーチとなる2ランを叩き込まれる。1点差で迎えた土壇場9回、ブラウン監督は3連投中の守護神・永川ではなく横山を投入するも、これが裏目。いきなり先頭の李に右中間スタンドへぶち込まれ、またしてもまたしても大竹は白星ならず。永川を使わないにしても、何故、左の李相手に横山なのか!? ここで右投手を出すくらいなら、明日は休みなんだし、永川に頑張って貰った方が仮に失敗しても納得いくだろうに…。2点差ならまだしも、1点差でやるには少々疑問符が残るブラウン采配であった。その裏、若大将は早くも守護神・豊田を投入。連投で登板回避の永川とは対照的に怒濤の連敗地獄でまるで先発ローテーションの様な間隔での登板が続く豊田は無難に二死を取るも井生にヒットを浴びて、無警戒にも二盗を許してしまう。ここでアウトと勘違いした井生が突然、ベンチへ帰ろうするも、実際には塁審がタイムをかけており、何の問題もなかった。これをインプレーでアウトなのではないかと、どうせ覆りやしないのに若大将が執拗な抗議をかまし、これが豊田のリズムをも崩してしまったのか、東出にセンターへ弾き返され、マッスル千代の富士は浅く守っていたにも拘わらず、楽々生還を許してしまい、屈辱のサヨナラ負け。これで巨人は6連敗で敵地17連敗。結局、後で帳尻を合わせようとも、アリアスのエラーが致命的であったなぁ。あと、いい加減、春風亭半ケツは先発に戻して貰えまいか…。広島は見事に3タテを食らわした訳だが、悔やまれるのは横山の失投。この展開でも勝てないとは、大竹の何と可哀想な事か…。

◆S4−3T◆
阪神は主砲・キュラソ星人がタイムリー2本含む4安打の大爆発…も、3点しか取れずに1点差負け。2併殺12残塁と深刻なタイムリー欠乏症が再発してしまった格好だ。14安打放って、長打はシャア少佐の二塁打1本と言うのも珍しい。せめて、あと1本でも長打が出ていれば…と悔やまれる。と言うか、もう少し犠打を使えよ、犠打を! お前はマーティ・キーナートの回し者か!?>岡田監督。負ければ借金生活に逆戻りとなる所だったヤクルトだが、江草の制球難をついて、米野のタイムリーで勝ち越しに成功。最後は木田画伯が1点差に詰め寄られる冷や汗モノの投球ながらも、何とか凌いで、再び貯金を1とした。

◆Bs4−1M◆
直接の理由はまだ不明だが、ガルシアが登録抹消。相変わらず、変な使い方をする指揮官に辟易とし、また携帯電話で話してて、怒りを買ったんじゃあるまいな。不振なら、他に下げるヤツがいるだろと言う気もするので、とりあえず、背筋痛再発と推測しておこう。理由はともかく、何となくもう2度と戻ってこない様な嫌〜な予感がするのだが…。試合の方は乱調の成瀬を偽バファローズがとらえて序盤に4点を先制。以後、リリーフ陣からはさっぱり打てなかったものの、序盤のリードがモノを言って5投手の小刻みな継投で逃げ切り。何と大久保が2夜連続のセーブと言う快挙(?)を達成した。

◆L5−3F
破竹の連勝をついに止められてしまった日本ハム。連勝の勢いを支えてきたのは先発投手陣の頑張りによる所が大であったが、この日の先発・ディアスは立ち上がりか危なっかしい投球。それでも何とか2回までは凌いできたが、3回に中島のタイムリーで先制を許すと、一気に崩れ、4回には自らのエラーでピンチを作った挙げ句、福地にスクイズ,赤田にタイムリーを許してKO。更に、2番手・トーマスが代わりばな中島に2ランをぶち込まれ、試合を決定付けられた。この後、ガッツの一発等で2点差まで詰め寄ったが、あと一歩及ばず、6月18日以来の3連戦負け越しで、折角、0.5まで縮めた首位・西武との差を2.5と広げられてしまった。西武先発・ギッセルはクセ球で日本ハム打線を翻弄し、無傷の5連勝。

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July 08, 2006 18:50

◆C3−1G
勝てば4位浮上となる広島は初回から求道者・前田が会心のタイムリー二塁打。再三の中継ぎ調整からようやく解放され、今季初先発となったベイルだったが、2回を投げ終えた所で内転筋痛を起こすアクシデントに見舞われる。急遽、登板となった林は準備不足がたたったか、一死三塁のピンチを作り、キムタクに犠飛を許して、あっさり同点に。しかし、巨人がベイルの緊急降板と言うツキをモノに出来たのは、この時限りであった。立ち直った林の前に全く反撃の糸口を掴めない。そうこうしているうちに内海が根負けし、6回に梵の三塁打でピンチを迎えると、続く栗原のセンターフライをマッスル千代の富士が落球し、勝ち越し点を許してしまう(まぁ、捕球しても犠飛にはなったが)。更に、一死一、三塁となった所で緒方をセカンドゴロに仕留めながら、川相不在,小坂不在,ガッツな貴公子・仁志不在の二遊間がゲッツーを取れずに致命的な3点目を献上。広島は林の後も、佐竹,長谷川,横山と言ったリリーフ陣が好投。最後は昨日に続いて永川が三者連続三振締めで逃げ切り、ついに巨人と入れ替わりで4位浮上。巨人は5連敗で5位に転落し、敵地16連敗のワースト記録をまたまた更新。10連敗を止め、束の間の連勝をもたらした上原,内海をもってしても連敗が止まらない。また、今季初めて李,アリアス,ディロンと3人の助っ人を同時スタメン起用するも、3人揃ってノーヒットに終わる有様。この儘では、最下位・横浜に迫られるのも時間の問題だ。やはり、グローバーによる打線活性化効果に期待するしかないのでは?(^^;)

◆D8−1YB◆
ヨン様(自称)を使っての川相いびりは流石に酷過ぎると抗議でも来たのか、落合監督は二軍から新たな刺客を呼び寄せた。その男の名は鎌田。開幕戦以来の出場となる鎌田は6回に立浪の代走として起用されると、7回からセカンドの守備へ。この際、森野がサードへ、渡辺がファーストへ回るいつもの嫌がらせパターンで結局、名手・川相もヨン様(自称)もフル欠場に追い込まれてしまった。まさか、ヨン様(自称)までがもう用済みなのか? 川相にしてみれば、刺客が若手だろうが、ベテランだろうが、幽閉されている事実に何ら変わりはない訳だが…。この日はエラーで貰ったタナボタのチャンスに先制し、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに井端に2ランが飛び出した所で横浜が戦意を喪失してくれたから良かったものの、川相をシメる事に執心し続けて、凋落の一途を辿っている巨人と言う前例があるだけに今後の中日が心配だ。ただでさえ、右膝を痛めながら騙し騙し出場していた福留がついに登録抹消となったと言うのに、こんな事をやっている場合ではないだろう。それにしても、山本昌は川相不在ながらよく頑張ったね。久々の復帰となった中田も3回無失点でプロ初セーブ。今後は先発ローテに戻るのか、この儘、セットアッパーになるのか気になる所だ。それにしても、横浜は吉村を外して、1割打者の藤田を起用とは訳分からんがな。まさか、また骨折じゃあるまいな?

◆S2−4T◆
初回から3連続タイムリーが飛び出すなど、主導権を握った阪神。先発・井川は8回まで散発4安打無失点の快投を見せる。しかし、完封目前の9回に先頭の青木にいきなり被弾し、完封消滅。更に、続くリグスを歩かせた所で岡田監督は無情にも藤川を投入し、完投も消滅。連続イニング無失点記録を更新中の藤川だが、代わりばな岩村に痛打されると、寿司職人ラミレス,ラロッカは連続三振に斬ってとるも、宮出にタイムリーを浴び、2点目を献上。しかし、井川の残した走者の為、連続無失点記録には支障なし。最後は米野を空振り三振に仕留めて、辛くも逃げ切った。

◆E1−9H◆
王さんが手術の為、離脱すると言う緊急事態に陥ったソフトバンク。だが、手術を目前に控えた王さんに心労はかけられないとばかりにチーム一丸となった素晴らしい試合を演じてみせた。悪の温床・楽天先発・山村の制球難につけ込み、初回から本間が押し出し四球を選んで先制すると、続く城所が走者一掃の三塁打。終盤にも着々と加点し、10安打で9点と言う実に効率のいい攻撃を展開。投げては先発・斉藤和が球が走らないながらも、確実に打たせてとる投球で悪の温床・楽天打線を翻弄し、1失点完投で11勝目をマーク。西武が勝った為、首位返り咲きはならなかったものの、会心の勝利を王さんに届けた。

◆Bs2−1M◆
初回の攻防で全てが決まってしまった。もう1ヶ月以上白星のない渡辺俊が初回から先制点を貰いながら、その裏、北川の一発であっさり逆転を許した時には、ああ、今日も調子悪そうだなぁと嘆かされたのだが、2回以降は2安打しか許さない完璧な投球で完投………………負け。久々の好投をしたと言うのに、味方の援護は全く貰えないとはツイてない。正に、悔やまれる北川への一投…。しかし、ここはあえて渡辺俊復活の兆しと解釈しておこう。一方、偽バファローズは1番ガルシアの怪オーダーが復活。1番にガルシアを置く事による効果は全くないが、何となく勝率のいいイメージがある…とか、そんなしょーもない理由以外、ガルシアを1番起用には何ら意義はない様に思えるが、結果的に白星。ガルシアは4タコなので、全く意味はない。1点リードの儘、5連敗脱出へリーチをかけた最終回、中村監督は先日、敗戦処理にまで貶め、その上で打たれると言う醜態を晒した大久保を起用する博打采配を敢行。いきなり里崎を歩かせ、今江にもヒットを浴びながらも、何とか0点で切り抜けて…、一体いつ以来か分からないくらい久々のセーブをマークした。

◆L3−2F
球団新の12連勝&首位奪回を狙う日本ハムの前に故障から復帰の霊感投手・松坂が立ちはだかった。4回にガッツの一発で先制された霊感投手・松坂だが、味方の援護をひたすらに待ちながら、以後は追加点を許さない力投を展開。昨日、ダルビッシュにユニフォームを貸してしまい、勝ち運を持っていかれたかも…と心配された日本ハム先発・八木は7回まで無失点の好投を見せていたが、金子の痛恨のエラーでピンチを作り、赤田のタイムリーを浴びた所で無念の降板。やはり、ダルビッシュにユニフォームを貸したのがまずかったか!? 1−1の儘、突入した延長10回、稲葉の通算150号が飛び出して、ついに勝ち越し、これで試合は決まったかに思われたが、その裏から登板の守護神・MICHEALがまさかの乱調。一死から福地,栗山の連打であっさり追いつかれると、同点タイムリーを放っている赤田にまたも痛打され、サヨナラ負けで破竹の連勝はついにストップ。霊感投手・松坂は10回を11三振の完投で10勝目と、復帰戦を見事に飾った。

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July 07, 2006 21:06

◆C4−2G
名手・川相が徹底的に幽閉された中日相手ですら3タテを食らうあまりの弱体ぶりに、7月は放送延長取り止め,8月以降は一切放送なしとフジテレビから完全に見離されたばかりか、ついに1ゲーム差と肉迫してきた広島との直接対決を迎え、5位転落の危機に陥っている巨人。上原,黒田のエース対決となったが、黒田はいきなり新井のエラーで足を引っ張られて、李のタイムリー二塁打で先制点を奪われる相変わらずの薄幸ぶりを披露。しかし、先制点を貰った上原もその裏、新井に汚名返上のタイムリーを許して、あっと言う間に同点。3回に再び李のタイムリー二塁打で勝ち越した巨人だが、上原が踏ん張りきれない。4回に栗原に2ランを浴びて逆転を許すと、7回には森笠に一発を浴びて、ダメを押されてしまった。黒田は4回以降全く付け入る隙を許さず、最後は黒田からバトンを受けた永川が(先頭打者は歩かせたが)三者連続三振締め。4連敗の巨人は勝率でこそ上回っているものの、ついに広島とのゲーム差を0とされてしまった。それにしても打線が繋がらない。やはり、湿りきった打線を甦らせるには、グローバーを一軍に引き上げて、「登板時は打線爆発」のジンクスに賭けるしかないのか!?

◆L1−8F
この日の日本ハムの予告先発はダルビッシュの筈だったが、マウンドに立った男の背番号は「29」。緊急登板回避で、急遽、八木にお鉢が回ってきた…………訳ではなく、ユニフォームを札幌ドームに置き忘れたダルビッシュが八木に借りたのであった。チーム勝ち頭のゲンのいいユニフォームを身に纏ったダルビッシュは7回を投げて、マシーアスのタイムリーエラーによる1失点のみと言う好投を展開。1−1の同点から金子のタイムリーで勝ち越した日本ハムは一気に流れを引き寄せ、7回に青波の長瀬のタイムリー,9回には稲葉,SHINJO,中嶋の3連続タイムリーで大きく突き放し、45年ぶりの球団タイ記録となる11連勝を達成。ソフトバンクとゲーム差0の3位ながら、首位・西武との差は0.5と縮まり、いよいよ首位返り咲きへリーチをかけた。

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July 06, 2006 21:20

◆G5−9D
落合監督不在でも川相幽閉策が成立してしまう事が実証されてしまい、追い打ちをかけるかの様に、この日も川相がベンチに追いやられ、失意のどん底に叩き落とされた中日だが、そんな中日にすら完膚なきまでに叩きのめされるのが今の巨人。先発・カリメロは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに渡辺の今季初アーチや谷繁のグランドスラムを被弾。不当な理由により、無理矢理、二塁を守らされている小坂のエラーにも足を引っ張られて、3回7失点KO惨憺たる結果に…。7回には李,川中と相次ぐエラーでピンチを作った挙げ句に、押し出し四球等で致命的な2点を献上。打っても全くチャンスを作れない。結果的に5点を上げてはいるものの、その内訳は大局が決した後に飛び出したニックンの無意味な2発と、ついに飛び出したディロンの来日初アーチと言う単に攻撃の流れが途切れるだけの空砲によるもので、打線沈黙と言う印象が非常に強い展開であった。落合監督はこの日も懲りずに、森野をサードに回してまで、川相をサードで使う事を封じて、ヨン様(自称)をセカンドに起用する嫌がらせ暗黒采配を敢行。8回に入った所で今度は森野をファーストに回してから、ようやくサードに入れると言う実に回りくどい形で川相は久々の守備についたが、相変わらずの後回しっぷりにナインは辟易とするばかり。これ程、首脳陣とナインの亀裂が深まっているチーム相手にあえなく3タテを食らうとは何とも情けない巨人である。

◆T2−1YB
今週も「ドカパロSS」で徹底的にシメられた直後のマウンドと言う試練を受けた下柳。相川のタイムリーで先制点こそ許したものの、知らない人が見たら間違いなくヘッポコ選手だと誤解する様な漫画をいけしゃあしゃあと全国に掲載した水島氏への怒りをぶつける様に横浜打線を力でねじ伏せ、6回を3安打1失点の好投。あまりにも無体な扱いを受けている下柳を不憫に思う阪神ナインは何とか勝たせてやりたいと、藤本のタイムリー二塁打で追いつくと、下柳の降板が決まっていた6回に矢野が勝ち越しタイムリー。以降は安藤−ウィリアムス−藤川が1イニングずつきっちり抑え、1点のリードを守りきり、下柳に7勝目をプレゼント。ハマのチンピラは7回2失点でも黒星と相変わらずの薄幸ぶりであった。

◆C7−6S
またも求道者・前田がスタメン落ちで、突如、ルパン広瀬が5番に入る仰天オーダーで臨んだ広島。6月1日以来、3連敗を喫していないが、この日は3回までに4点ビハインドと苦しい展開で約1ヶ月ぶりの3連敗を覚悟しかけたが、4回に飛び出した栗原の一発が反撃の狼煙を上げる。5回に梵,新井、そして新5番・ルパン広瀬のタイムリーで一気に逆転。終盤、ラロッカの一発で追いつかれるも、代打・緒方の犠飛等で再び勝ち越し、辛くも逃げ切った。それにしても相変わらず、前田のスタメン落ちは心臓に悪い。8回に代打で出てきたが、果たして、休養なのか、ケガなのか、不振なのか、詳細が気になって仕方ない。

◆F8−1Bs◆
今日も投打噛み合う快勝で日本ハムが45年ぶりとなる10連勝。先発・立石は5回1失点で今季初勝利。打っては稲葉がタイムリー2本を含む4安打を放つなど、計15安打8点の大当たり。スタメンで唯一ノーヒットの金子も序盤に犠飛を打ち上げ、仕事を果たした。偽バファローズは5月28日以来の先発となる前川が2回もたずにKOされる体たらく。打っては6,7,8回と3回連続ゲッツーでチャンスを潰しているうちにダメ押し点を許す無様な展開。「腐っても守護神」の筈の大久保は4点ビハインドの8回と言う訳の分からない場面で投入され、きっちり2失点と相変わらずのダメ守護神ぶりでKOされる有様で、日本ハムとは対照的に全くいい所なく5連敗となってしまった。

◆E5−6M◆
7月に入って全敗の悪の温床・楽天。一場が3回KOとなり、5点のビハインドを背負いながら、山崎武の3ランと高須の2点タイムリーで追い上げ、延長に持ち込んだまでは見事だったが、層の薄さにより、消耗戦には持ち堪えられず、最後はベニー松山の一発に沈み、5連敗となった。下降線を辿っていたロッテだが、悪の温床・楽天相手にいずれも1点差ながらも2連勝。明日からはこれまた泥沼の連敗モードに陥っている偽バファローズが相手と日程に恵まれており、再び息を吹き返すか!?

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 荒木の穴を埋める為と言う建前の元、日本ハムで干されていたヨン様(自称)を緊急獲得した中日だが、果たして、これは成功だったのかを検証してみる。

6/23…ヨン様(自称)、一軍昇格。川相とのいぶし銀内野陣結成
6/24…ヨン様(自称)、二塁で守備固め。川相、守備要員として森野以下の烙印を押され、フル欠場
6/25…ヨン様(自称)、川相とのいぶし銀内野陣結成
6/27…ヨン様(自称)、二塁スタメンでフル出場。川相、悪夢のフル欠場
6/28…ヨン様(自称)、2番二塁スタメンでフル出場。川相、悪夢のフル欠場
6/29…川相、芸術的犠打見せるも守備につかず。その後、ヨン様(自称)が守備固め
6/30…ヨン様(自称)、二塁で守備固め。川相、芸術的犠打見せるも、またも守備固めに入らず
7/ 1…荒木復帰もセンターでヨン様(自称)が二塁スタメン。川相、悪夢のフル欠場
7/ 2…ヨン様(自称)、二塁スタメンでフル出場も3タコ。川相、悪夢のフル欠場
7/ 3…ヨン様(自称)、二塁で守備固め。川相、またも森野以下の扱いで悪夢のフル欠場
7/ 4…ヨン様(自称)、二塁で守備固め。川相、絶好のバント敢行の場面にも使われず、悪夢のフル欠場

………酷いだろうとは思っていたが、こうやって羅列してみると、本当に酷い有様である事が如実に分かる。25日まではまだマシだったが、27日以降、川相は全く守備につかせて貰えず、昨日に至っては、落合監督が6回で退場になったにも拘わらず、フル欠場だ。最早、守備固め要員として、中日における川相の存在意義は完全に消滅しつつある。あとは、川相を使わずにヨン様(自称)をピンチバンターとして起用し始めたら、致命的な展開だろう。とにかく森野を三塁に回してまで、二塁にヨン様(自称)を入れ続ける意味がさっぱり分からない。二、三塁の組み合わせとして、ヨン様(自称)&川相,川相&森野,森野&川相と言った選択肢は何故、全く考慮されないのか? はっきり言って、ヨン様(自称)が起用された場面は全て川相に置き換えても何ら問題はないではないか。現有戦力で補填出来る事ならば、わざわざ緊急補強などする必要はない訳で、ヨン様(自称)の獲得は実質的に殆ど意味はなかったと言っても過言ではない。意味があるとすれば、それは川相への嫌がらせ行為である。このやり口は正に、茂雄暗黒政権そのものであり、落合監督が能動的にやっているのではなく、実は裏で茂雄が一枚も二枚も噛んでいるのではないか、と本気で勘繰ってしまいたくなる程だ。ヨン様(自称)と川相の起用法が今季ずっとこんな調子でいくのだとすれば、川相は今季限りでユニフォームを脱ぎかねない…と心配してしまう程、ヨン様(自称)獲得以降の落合監督の采配は、名手・川相の存在意義を徹底的に叩き潰し続けているのだ。若手を使っているなら、渋々ながらも納得出来ない事はない部分もあるが、大ベテランの域にあると言ってもいいヨン様(自称)を使ってこういう事をやるなんて、かなり陰湿な引退勧告行為であり、納得出来よう筈もない。チームが壊滅的に低迷しているから後ろから支えるべく、力を貸して欲しい…とか若大将に請われて、来季から巨人の守備コーチ…なんて展開は御免被りたいものだ。別に、これが中日のコーチであっても同じである。とにもかくにも、川相はまだ十二分に動ける体を持っているのだ。バントの技術も守備の技術もまだまだ錆び付いてはいない。現役親子鷹と言う夢も残っている。単に、今オフ「中日のユニフォーム」を脱ぐだけなら、それはそれで構わない。移籍先は巨人と言わないまでも、この際、悪の温床・楽天であっても文句は言わない。ノムさんなら、きっとうまく使ってくれるだろう。まるで今季限りの中日退団を決めつけている様な物言いだが、こんな調子では来季、選手として中日に残留する甲斐がないのは目に見えている。退団はともかく、引退の可能性に関して、気に病まれて仕方ない日々を強いられるのは、ファンとしては実に辛く歯痒い。落合監督には川相の獲得に走った時の意味を思い出して欲しいものだ。最後に、念の為に言っておくと、ヨン様(自称)はそれなりに好きな選手だし、評価もしている。つまり、これは断じてヨン様(自称)バッシングなどではない事をくれぐれもご理解頂きたい。

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 飯島の奸計にハマり、二塁ベース上に残った下柳。飯島の体力消耗作戦には気付かず、ただ、シャア少佐の方が厄介なだけだから塁に残した…としか思っていない下柳はこの後も、ワンヒットで生還する気満々で、大きくリードを取っては、山田の牽制で急いで帰塁させられて、無駄に体力を消耗した挙げ句、続く藤本のライト前ヒットで一気に本塁を狙って、あえなく憤死し、息の上がった状態でマウンドへ上る事を余儀なくされてしまった。ここで東京の先頭打者はジャンケン野球の申し子・山田。ヤマが当たれば必ず打つが、外れるとまず凡退と言う山田に打たせるには、下柳を疲弊させ、コントロールミスを誘うしかないと言う飯島の深慮遠謀だった訳だが、下柳はコントロールミスによる棒球を投じるどころか、完全なボール球を連発し、結局、ストレートの四球で山田を歩かせる。微笑は下柳はバテバテな為にストライクが入らないのだと決めてかかっていたが、飯島は呼吸を整える為に山田との対決を捨てたのではないかと分析。続く土井垣をゲッツーに仕留めれば、同じ事なのだから、息の上がった状態で山田と勝負する必要はないと踏んだのだろうと言う飯島の読みをバカにしていた微笑だったが、土井垣はまんまとゲッツーに打ち取られて、あっと言う間に二死。読み通りの投球を見せた下柳に敬服し、「だから阪神ファンなんです」とうっかり漏らしてしまい、微笑を激怒させてしまった飯島は「ファンだったんです」と言い直し、この試合への勝利を誓うのだった。

 下柳いちびりモードはいつまで続くのか。飯島の体力削り狙いを見破りながら、意地の本塁生還を見せてくれるかと期待したが、まんまと憤死させられるとは情けない。山田のブロックを絶賛していた飯島だが、別に、山田は何もブロックしてないだろ。あれはただの追いタッチやんけ…。そもそも、追いタッチでも悠々アウトになってしまう様なタイミングにも拘わらず、投手の下柳を無駄に突っ込ませる三塁コーチもどうかしている。最後に下柳を持ち上げたつもりの様だが、鈍足・山田を歩かせて、ニックン顔負けのインケツぶりを遺憾なく発揮し続ける土井垣との勝負でゲッツーなんてのは定石中の定石であり、さして下柳の凄さは感じられない。基本的に山田の後続打者はアウトカウント稼ぎ要員でしかないからのぅ。それにしても、相変わらず、土井垣のインケツぶりは凄まじい。こうもきっちりチャンスブレイクしてくれると、最早、笑いを通り越して、哀れになってくる。微笑もすっかり小者になってしまったなぁ。松井さんを抑えてホームランキングに輝いた事など、まるで幻の様だ。今や50本塁打どころか、30本塁打すら打てるかどうかアヤしいくらいスケールダウンしているし、飯島ごときの考えもまるで読めないし…。あの儘、巨人に残留していれば、きっと幸福な人生が送れたろうに、全くFAを無駄に使ってしまった事よのぅ。

ダメ虎を猛虎に復活させる方法―オーナー、フロント、監督、選手、そしてファンに告ぐ 阪神タイガース再生計画虎の巻

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July 05, 2006 21:33

◆G1−2D
連日連夜、茂雄ばりの川相幽閉策を続けている落合監督だが、この日も名手・川相をベンチに追いやるオレ流嫌がらせ暗黒采配を敢行。負ければ、自力優勝消滅となる巨人は最も恐れている難敵不在に大喜びとは対照的に失意のどん底に叩き落とされた中日は巨人先発・パウエルの前に7回まで散発3安打と完全に沈黙。川相不在でアテにならない味方の援護を虚しく待ちながらも、力投を続けていた先発・佐藤充だったが、7回裏、先頭の李に痛打されると、一死後、来日即初スタメンとなった出戻り助っ人・アリアスにもライト前へ弾き返されて、一、三塁のピンチ。ここで阿部の叩き付けた打球が一塁の頭上を越えるタイムリーとなり、ついに先制点を献上。追いかける展開となった中日は直後の8回、巨人2番手・春風亭半ケツに対して、先頭の谷繁がヒットで出塁。落合監督は審判への執拗な抗議が遅延行為とされ、6回で退場処分となっていた為、名手・川相が定石通り、ピンチバンターとして登場か…と思いきや、コーチ陣にも川相幽閉策はしっかり伝達されていたらしく、コールされたのは高橋光で、しかも、結果はピッチャーゴロゲッツーとなる最悪の展開。チャンスが呆気なく潰れてしまい、破滅的なムードに陥った中日だったが、春風亭半ケツは続く森野にに四球、荒木にヒットを許すと、3番手・西村も井端を歩かせ、二死満塁。ここでT.ウッズが追い込まれながらも、センター前へ2点タイムリーを放ち、一気に逆転。この後、森野をサードに回して、ヨン様(自称)をセカンドに入れると言う川相への嫌がらせ行為は落合監督不在でもきっちり踏襲されたが、巨人に逆転する力はなく、その儘、試合終了。これで巨人は自力優勝が消滅。7月中の消滅は「メークドラマ」で湧いた1996年以来、10年ぶりとの事。メークドラマは札幌で放った名手・川相の会心のグランドスラムをきっかけに奇跡の逆転モードに入った訳だが、今やその川相は追いかける対象である中日に行ってしまっている状況だ。しかし、その中日も徹底した川相幽閉策により、内部崩壊寸前。落合監督不在ですら実行されてしまう以上、最早、ナインが反乱を起こす以外、好転に向かう可能性は絶望的と見て良さそうだ。

◆T1−2YB
前日の人外魔境オーダーはどこへ行ったのか、至極、普通なオーダーに戻った阪神だが、うまい事、打線が繋がらない。1点差に追い上げ、終盤に懸けようと言う展開だったが、6回途中で雨が強くなり、無念のコールド負け。ああ、また杉山は勝てなかったよ。球は走っていたが、制球が荒れ過ぎてたなぁ。それにしても、片岡がエラー連発してるのが怖い怖い…。シーツ、やっぱりサードの方がいいか?(^^;)

◆C2−8S
勝ち頭ダグラスが3発被弾で5失点KO。東出のヘッポコエラーが悔やまれる。一時は逆転を果たすも、求道者・前田が痛恨のゲッツーで追加点を奪えなかったのも大きく響いてしまった。ヤクルトは一発攻勢で3連勝。先発・館山も6回2失点とまずまずの投球を見せた。最後の最後で昨日に続いて、中井美穂の旦那が代打で登場。マスコミは「代打オレ」と言って欲しくて仕方ない様だが、普通言わないよな。昨日は凡退したが、今日は二塁打でダメ押しの3点を導いた。

◆H2−2L◆
西武が2併殺14残塁,ソフトバンクが1併殺13残塁と相譲らぬ拙攻合戦で延長12回ドロー。オツは相変わらずの薄幸ぶりを見せつけた。しかし、試合の事などよりも、胃に出来た腫瘍摘出手術の為、休養を取る事になったと言う王さんの容態が心配で仕方ない。緊急速報としてテロップが流れたと言う事が、事態の重さを物語っている。豊田泰光氏が日頃から言っている事だが、昨年の仰木さんしかり、王さんくらいの年齢で監督と言う激務を続けていれば、いつ体を壊してもおかしくないのである。胃に腫瘍と言う辺りが、毎度、激しいプレッシャーと戦っている事を象徴的に表している様だ。首位を争う状況で王さんがダウンとはチームへの影響も計り知れないだろう。王さんも一刻でも早く現場に戻りたいと思うだろうが、何よりもまず体を治す事に専念して貰いたいし、選手達には王さんが安心して静養出来るような戦いを演じて欲しいものである。

◆F4−0Bs◆
安定した先発投手陣に支えられた日本ハムの破竹の連勝は留まる所を知らない。勝ち頭の座こそルーキー・八木に譲っているものの、エースの座はまだまだ譲らないとばかりに伊集院光の弟子・金村が3安打完封の快投を見せれば、鶴岡の先制犠飛の後、稲葉がダメ押しの3ラン。東映フライヤーズ時代以来となる実に42年ぶりの9連勝だ。一方、内紛勃発で偽バファローズは7月に入って未だに白星なしの4連敗と一向に光明が見えてこない。

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 キューバの初回の攻撃は1点に留まり、以降、試合は膠着状態に突入。キューバの足を絡めた攻撃をまたも寿也が阻止するなど、追加点を許さずにいた日本だが、打線の方は相変わらず、ブラーボの3種類のカーブに手こずり、6回まで散発2安打と沈黙。キューバの初回の1点が重くのしかかった状態で終盤7回に突入。この回、先頭の松尾さんはあえなく空振り三振に倒れたものの、続くハマのスペランカー・三田村のどん詰まりのフライがセンター前にポトリと落ちる幸運なヒットとなり、一死一塁。ここで打席に入った寿也は走者が出た事により、大きく曲がるカーブ,鋭く落ちるカーブは投げられないと睨み、直球かスライダー気味のカーブに的を絞る。読み通り投じられたスライダーの気味のカーブを叩くと、打球は左中間へ。三田村は一気に三塁を陥れるが、寿也は一塁止まり。二塁を狙えたのでは?と寿也の消極的な走塁にやきもきする吾郎だったが、寿也が一塁に残ったのは、ブラーボに走者を意識させ、2種類のカーブを封じる為だった。ここで大木さんは左の岩岡を下げて、D.マッケンジーを代打に投入。寿也の意図を耳打ちしなくていいのか?と言う茂野の問いに対し、大木さんはD.マッケンジー程の捕手ならば、寿也の一連の意図は言わなくても分かると断言。その言葉通り、直球にヤマを張っていたD.マッケンジーはきっちり犠飛を打ち上げて、三田村がタッチアップで生還。ついに同点に追いつき、士気が上がる日本ベンチ。そんな中、スタンドには帰国したと思われていた美穂の姿が…。

 あまりの待遇の悪さに抗議が殺到したのか、先週に続いて、今週もD.マッケンジー救済シリーズだった様だ。しかし、あれだけお膳立てして貰って、同点犠飛止まり(しかも、寿也のおかげっぽい形)。案の定、美穂もアメリカに残ってたし、結局、最後は寿也が決める展開なのかね…。それから、また松尾さんがシメられ出した。松尾さんが三振で、三田村がヒットかよ。左だと打ちにくいから右に多く回るこの回に何とか…なんて台詞を隠れ蓑にしようとしても、松尾さんをシメようとしている意図は隠せはしないぞ。右に多く回るって、寿也の次は左の岩岡なんだろ? そんなに右打者ばかり続く打順じゃないではないか! あと、キューバのアグレッシブベースボールとやらは、どうやら初回で打ち止めらしい。あんなペースでやってたら、何週かかるか分からないからって、いくら何でも端折り過ぎだろ。

Major―Dramatic baseball comic (25)

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July 04, 2006 21:11

◆G0−4D
連日連夜、茂雄ばりの嫌がらせモードが続いている落合監督だが、名手・川相の恐ろしさを最も熟知し、警戒している巨人が相手であろうとも、川相をベンチに追いやるオレ流大チョンボ采配に揺るぎはなかった。初回に二者残塁と早くもチャンスを逸し、2回もピンキー井上が先の塁を欲張って憤死と拙攻続きながらも、渡辺のタイムリーで何とか先制した中日。しかし、3回も一死一、二塁のチャンスを逃し、4回にはとうとう三者凡退と、攻撃は尻すぼみになる一方。5回も簡単に三者凡退と思われたが、小坂やガッツな貴公子・仁志を差し置いて、セカンドに入っているキムタクがまたもやヘッポコエラー。これ幸いと川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに井端,T.ウッズが連続アーチを叩き込み、一気に突き放す事に成功。先発・朝倉は相変わらず、攻撃力不足の巨人相手に悠々と投げ込み、8回まで無失点の好投を展開。土壇場9回、いよいよ守備固めに入った中日だが、ここで名手・川相をサードに入れればいいものを、落合監督はわざわざ森野をサードに回してまで、ヨン様(自称)をセカンドに入れ、「守備要員として名手・川相は森野以下」と言う理不尽極まりない烙印を押しつける破滅的嫌がらせ采配を敢行。幸い大事には至らず、朝倉は4年ぶりの完封を果たしたものの、落合監督の不可解極まりないやり口でナインの首脳陣への不信感は募るばかりだ。一方、連勝スタートで7月反攻を狙っていた巨人だが、阿部が3安打と気を吐いた以外は全く打てず、守ってはキムタクがヘッポコエラーで試合をぶち壊してしまい、連勝はあえなく2でストップした。

◆T4−2YB
先日、吉村を使う為にも、内川を二塁に回して、古木か小池を一塁に回せないものか…と書いたばかりだが、古木でも小池でもなく、当の吉村が一塁に回ったよ。ああ、その手でも良かったか。ともあれ復帰後初スタメンとなった吉村は2安打と結果を残し(一番ヒットが欲しかったであろう第1打席のチャンスに凡退したのは悔やまれるが)、今後のスタメンも確保成功か。さて、試合の方だが、横浜先発・那須野が4連続四球(うち2連続押し出し)で逆転を許すと言う何ともお粗末な自滅モード。打っても9残塁1併殺と拙攻三昧。1番浜中と言う人外魔境オーダー(まだ鳥谷の方が説得力があったろう。そんなにシャア少佐を1番にしたくないのか?)を展開した阪神だが、横浜が勝手にコケてくれたおかげで、労せずして白星を拾った。

◆C3−4S
先制されながら、粘りの投球を続けているうちに、やっとこさ逆転して貰ったのに、代わったベイルがあっと言う間に追いつかれて、あえなく白星消滅。今季はとことん勝ち運に見離されているなぁ、大竹…。で、そのベイル、大竹の白星粉砕後、更に打たれて、自分に黒星が…。ところで、ベイルは先発に回すんじゃなかったのか? いつまでこんな中途半端な仕事やらせておくつもりなのか? 何だか非常に勿体ない。

◆H8−10L◆
和田と涌井の投げ合いで、こんな乱打戦になろうとは…。追いつ追われつのシーソーゲームは松中の2打席連発で逆転に成功した段階でソフトバンクの首位返り咲きは決まったか…と思いきや、藤岡が3連打を浴びるなど、リリーフ陣が打ち込まれ、三たびリードを許して、逆転負け。西武的には涌井が5回7失点KOだったにも拘わらず、ソフトバンク相手に白星を拾えたのは大きいだろう。

◆F7−3Bs◆
ガルシアと中村監督の確執がついに表面化。だが、あんな使われ方されてちゃ、造反したくもなるよな。この日は一応、スタメン起用されたガルシアだが、すっかりやる気ゼロなのか4タコ。一方、ブランボー,グラボースキーがアベック弾を放っており、中村監督はますますガルシアの相対評価を下げたのは想像に難くない。内紛勃発の偽バファローズは結局、この助っ人の2発による3点のみ。対する絶好調の日本ハムは余裕で逆転に成功。先発8人がヒットを放ち、唯一無安打の劇団ひちょりもダメ押し犠飛を放つなど、打線が繋がり、小刻みに繋いだリリーフ陣も無難に抑えて、破竹の連勝は8にまで伸ばした。

◆E3−4M◆
下降線を辿っているチーム同士の戦いは1点を争う好ゲーム。しぶとく食らいついていた悪の温床・楽天だったが、7回に先発・グリンが力尽き、西岡に決勝二塁打を許して、4連敗。2安打と当たっていた礒部が最後の最後でゲッツー食らったのが痛かった。同一リーグとの戦いが始まってから5試合ノーヒットと不振を極め、存在感皆無の助っ人・バレントは果たして、いつまで起用されるのか?

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July 03, 2006 21:40

 書店で平積みになっており、帯の「清く明るい天文部グラフィティ」と言うコピーを見て、気になっていた「宙のまにまに」(作:柏原麻実)を数日間、迷った末に購入。掲載誌では全く読んだ事はなく、実質、衝動買いだった訳だが、表紙(帯含む)だけでもそれなりに琴線に触れた作品で掲載誌が「アフタヌーン」なら、多分、大丈夫かなぁ…と言うある種の安心感はあった。で、読んでみた結果だが、期待通り、私好みの作品で一安心。学園モノで弱小部モノ、しかも、天文部モノとなれば、ツボに来るのは半ば当然の結果であったか。そう、私はかつて、今はなき五島プラネタリウムにしょっちゅう通っていた天文好きの子供だったのだから…。高校でも天文部への入部はちょっとそそられたんだよなぁ(結局、入ったのは、野球部なんだが…)。天文部モノと言っても、やたら蘊蓄があったりする訳ではなく、その辺はライトな感じなので、さして天文に興味のない人でも安心して読めると思うし、逆に、天文好きの人だと、蘊蓄以外の面でも、ああ、分かる分かる…とニヤリとする部分が結構、あったりするのではなかろうか。何か、別作品に雰囲気が似てるなぁと思って、よくよく考えてみたら、何となく「のだめカンタービレ」っぽいんだと気付いた。メインの男女が…(サブキャラはそうでもない)。「のだめ」よりは数段、ソフトな感じではあるけど…。主人公属する弱小部が生徒会に目の敵にされるの図…は、割とありがちな設定だが、個人的には大歓迎。で、大抵、弾圧してくる会長の方に肩入れしてしまうんだが、今回もやっぱりそのパターンに該当。ダメだ、相変わらず、こういうキャラに弱いわぃ。美星,姫,フーミン会長と、朔とくっつく可能性を秘めているのでは?と感じさせる女性キャラが3人もいて、先が読み切れないのもよろし。個人的には会長好きなのだが、朔とくっついて欲しいのは姫。こういう娘には是非とも報われて欲しいやね。朔と美星は恋愛関係とは違った意味での絆で結ばれて欲しい間柄なのだが、やっぱり本命は美星なんだろなぁ。だからと言って、美星に敗れた姫が何とはなしに江戸川とくっついたりする様な展開は避けて欲しいものである。姫と言えば、姉の美妃が姫のドリフレベルで天気予報をする所が妙にツボにきた(^^;)。とにもかくにも、衝動買いで「当たり」を引くと言うのは何だか嬉しい気持ちになりますな。

作者の柏原麻実さんのブログはこちら

宙のまにまに 1 (1)

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 まんまと下柳を罠にはめ、セーフティバントを成功させた飯島は一塁ベース上で何とシャア少佐の刺繍入り手袋につけ返る。さっき罠にはめられたばかりだと言うのに、友人経由で本物の手袋を手に入れ、シャア少佐の足にあやかるなどと言う飯島のいかがわしい情報に翻弄される下柳は過剰に飯島の足を警戒。しかし、飯島は二塁を狙うと言うよりも、一塁へ戻る気満々の体勢であり、岩鬼に対する初球にも何ら動きは見せない。それでも2球目で走る予感を覚えた阪神バッテリーは大きくウエストするが、これを岩鬼が待ってましたとばかりにレフトスタンドへ叩き込み、勝ち越しに成功。飯島に対するウエストボールと言うつもりでしかなかった為、岩鬼にとって絶好球の悪球である事を完全に失念していた下柳は激しく後悔の念に駆られる。その裏、阪神の攻撃は鳥谷から。これに対して、飯島は「B型は天才型が多い」と持ち上げつつ、「自分もB型」とつけ足し、同類扱いされてムッときた鳥谷は好球を打ち損じてしまう。続いて登場するは悉くコケにされ怒り爆発の下柳。これに対して、飯島は下柳にビビっているかの様にボール球を連発し、歩かせてしまう。動揺していると勘違いした土井垣ら内野陣がマウンドに集まるも、この時、飯島は内野陣にある指示を出していた。続くシャア少佐はセカンドゴロに倒れ、ゲッツーは無理だが、とりあえず、二塁で封殺…と思いきや、殿馬は二塁に投げずに一塁へ転送した。飯島の指示は下柳を塁上に残す事だった。シャア少佐を一塁に残し、走られれば、結局、二死二塁の形になるし、、リズムも崩される。ワンヒットで簡単に返って来られるシャア少佐より、下柳を塁上に残した方が賢明であり、下柳を走らせてバテさせる事も出来ると考えたのだ。山田は飯島の考えは理に適っていると関心するのだった。

 徹底した下柳いちびりシリーズ。数少ない似せて(と言うか、とりあえず誰だかは分かる様に)描ける人材なんだから、もう少し丁重に扱ってやれよ…。果たして、下柳は最後まで翻弄され、いちびられてしまうのか、意地を見せるのか。あまりにも酷い扱いなので、少しは巻き返してやらないと哀れである。何より、現実の下柳に降りかかる呪いの大きさが心配でならない。今週は鳥谷も呪いにかかってしまい、今後が心配だ。因みに、岩鬼への悪球誘いはあまりにもバレバレな使い回しネタであり、全く関心する事はなかった。それくらい気付け、下柳! こうも無能扱いされている以上、名誉毀損で訴訟に持ち込めば、余裕で勝てそうな気がするわぃ。毎度毎度、岩鬼の悪球絡みで実在選手が考え足らずのバカ選手扱いされるのは何とかならないものか。

B型男と幸せになる方法―ミステリアスな男が突然かわいく見える!

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July 02, 2006 17:13

◆G2−0T
地獄の10連敗をようやく止めたものの、この3連戦に負け越しては元も子もない巨人。初回から恐怖のゲッツー量産マシンがその性能を遺憾なく発揮するなど、嫌〜な立ち上がりとなったが、続く2回に李の一発で先制すると、7回には阪神の悪送球連発により、タナボタの追加点をゲット。立ち上がりこそ不安定ながら、尻上がりに調子を上げていった先発・内海は散発3安打のプロ初完封で5月24日以来となる6勝目。打撃陣はとても井川を攻略したとは言えないが、内海が堂々と井川に投げ勝った。これで巨人は6月4日以来、約1ヶ月ぶりの連勝&3連戦の勝ち越しとなった。まだまだ攻撃力不足を感じさせる状態だが、上原,内海とローテの柱が復調してきたのは、7月反攻に当たって、何とも心強い材料だろう。

◆D0−3C
名手・川相の存在意義をひたすら粉砕しまくる落合監督のオレ流嫌がらせ暗黒采配は連日留まる所を知らず、この日も荒木をセンターに回して、セカンドにヨン様(自称)をスタメン起用し、またもや名手・川相をベンチに追いやった。何とか川相を引っ張り出そうと、連日、延長に持ち込もうとしていた事でただでさえ疲労感一杯の中日ナインは落合監督のやり口に落胆の色を隠せず、広島先発・黒田に対して、6回まで三塁すら踏めない体たらく。指揮官の乱心,味方打線の沈黙に辟易としながらも、6回まで1安打無失点と黒田以上の投球で頑張っていた中日先発・マルティネスだったが、7回に新井に一発を浴びて、ついに先制点を献上。これで緊張の糸が切れてしまったか、8回には東出,梵,栗原と3連打で致命的な2失点。打線は結局、黒田の前に散発3安打完封負け。勿論、名手・川相はフル欠場である。因みに、フル出場したヨン様(自称)は3タコであった。一体、いつになったら落合監督は態度を改めるのか? やはり、福嗣君の弱みを茂雄に握られているのか? 球界の至宝に対する史上最悪の飼い殺しモードは果たして、いつまで続いてしまうのか!? 一方、毎度、報われない好投が多かった黒田だが、流石に、一向に川相が出てこない中日相手では余裕さえ見えた…とは言え、結果だけ見れば、やはり紙一重。延長に突入すれば、またも黒田を見殺しにする可能性もあった。2回の無死一、二塁のチャンスを台無しにするなど、誰一人出塁出来なかった下位打線の連中は大いに反省せよ。

◆YB1−2S
紙一重の戦いを悉く逸しての4連敗で借金生活に逆戻りとなってしまったヤクルトだが、初回から寿司職人ラミレスの二塁打で2点を先制する幸先のいい立ち上がり。外国人枠の都合により、ガトームソンと入れ替わり立ち替わり状態が続く先発・ゴンザレスは走者を出しながらも要所を締める粘りの投球で7回まで無失点の好投を展開。8回にレギュラー奪回を狙う代打・吉村の一発で完封は逃したものの、最後は木田画伯のリリーフを仰いで2勝目をマークし、ヤクルトは連敗脱出&借金精算に成功。ところで、この日、金村弟がようやく今季初の一軍昇格。あんまり出てこないもんだから、確か引退はしてなかった筈だが…と、すっかり存在を忘れていたよ。中継ぎで結果を残していた牛田は今季初先発だった訳だが、敗れたとは言え、初回以外は文句なしの好投で先発ローテ定着アピール。今後が楽しみである。代打アーチを放った吉村も、補欠にしておくのは、実に勿体ない訳だが、外野陣の枠が満杯である事は如何ともしがたい。内川をセカンドに戻して、古木か小池をファーストに…とかじゃダメかね?

◆M7−10H◆
ソフトバンクが先発全員の18安打10得点の猛打でこの3連戦勝ち越しに成功。とは言え、先発・神内は5失点KOであり、5点リードで登場した守護神・馬原も2失点と何とも締まりの悪いゲームであった。連敗を止めたばかりのロッテだが、投手陣壊滅で逆転負けで4位転落。先制した2回に攻め切れなかった事に加え、7,8回の拙攻も痛恨。そして、9回の4失点が何とも余計であった。前回の登板に続いて、薮田がまたも乱調。接戦でセットアッパーが使いものにならない様では困りものである。

◆F8−1E◆
初回から5安打を集中して4点を奪い、常に主導権を握り続けた日本ハムが圧勝。SHINJOは一発含む3安打4打点の大爆発。大量援護に守られた先発・八木は6回1失点と余裕の投球で8勝目をマーク。これで5年ぶりの7連勝となった日本ハムはロッテと入れ替わりで、ついに3位に浮上した。交流戦終盤で奮闘していた悪の温床・楽天だが、同一リーグの戦いが再開されてからは、3カード連続の負け越しの2勝7敗と、すっかり弱小球団に逆戻りしてしまった感じだ。

◆L11−3Bs◆
またガルシアを外しやがったよ。どういう時に使って、どういう時に外すのか、未だに全く分からない。んでもって、グラボースキーはしっかり使うんだよなぁ〜。マスコミはこの辺の事情をもっとツッコんで欲しい所なのだが、偽バファローズの助っ人事情など記事にならないからか、思いっきりスルーされまくりである。現場にいない事ばかりの破戒僧・清原ネタとか、フロントと松田さんの間に確執があるとか言うネタなどどうでもいいんだが…。おっと、試合について全く触れてないな。6回まで互角の戦いだったが、偽バファローズリリーフ陣の大乱調により、終わってみれば、8点差のワンサイドゲームで西武が圧勝し、首位をがっちりキープ。10安打で11得点とは何とも効率のいい攻撃だ。

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July 01, 2006 19:21

◆G4−2T
デーゲームで中日が敗れた為、この日の自力優勝消滅はなくなったとは言え、敗れれば、第一次茂雄暗黒政権以来となる球団ワーストの11連敗となる巨人。連敗阻止へ向け、マッスル千代の富士が29試合ぶりにスタメン復帰したものの、先発・上原が先制点を貰った直後にあっさり追いつかれ、キュラソ星人の一発で勝ち越しを許す苦しい展開。しかし、6回に二死一塁からニックン,李,マッスル千代の富士のクリーンアップトリオが揃いも揃って、初球攻撃の3連続タイムリー二塁打で一気に勝ち越しに成功。7回からはニックンがサードに回った事により、ガッツな貴公子・仁志,小坂のゴールデン二遊間が完成。この後、春風亭半ケツを挟み、最後は守護神・豊田が締めて、実に2週間ぶりのセーブをマーク。辛くも球団ワースト記録を止めたとは言え、8連敗脱出から3試合後に10連敗が始まった事を考えれば、まだまだ安心してなどいられない。とりあえず、この3連戦に勝ち越して、7月反攻に弾みをつけたい所だろう。それにしても、春風亭半ケツはいつまでこんな使われ方なのか? 先発陣が万全ではない状況なのだから、そろそろ先発に戻して欲しいものだが…。中継ぎ陣も不安は残るものの、どうみても春風亭半ケツの適性は先発にあるのだから…。

◆D7−8C
連日、名手・川相の存在意義を打ち砕く落合監督の嫌がらせ暗黒采配が炸裂し、とても首位にいるチームとは思えない陰鬱としたムードに包まれる中日だが、落合監督の空気の読めなさ加減は留まる所を知らない。この日は荒木が故障から復帰し、スタメンに入ったものの、その守備位置は何故かセンター。かと言って、セカンドに川相を使う訳ではなく、森野が入り、またも川相はベンチに追いやられるオレ流大チョンボ采配が炸裂。この所、川相を引っ張り出す為に長期戦に持ち込む事以外頭にない中日はこの日も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにT.ウッズが一発を叩き込むなど、一時はリードを奪いながら、絶妙の匙加減で8回を終わった所で7−7の同点と3戦連続延長へ向けて、万全の体勢。この間、8回表に打席が終わったばかりの立浪を下げた際、サードにその儘、川相を入れればいいものを、わざわざ森野をサードに回してまで、ヨン様(自称)をセカンドに入れるなど、落合監督は徹底した川相後回し政策をとって、中日ナインのやる気に水を差す。一向に川相を使おうとしない落合監督を動かす為にも、何とか延長に持ち込みたい所だったが、土壇場9回、二死一塁の場面で平井が栗原に痛恨のタイムリー二塁打を浴び、勝ち越し点を献上。その裏、一死からヨン様(自称)の打席が回ってきたが、落合監督は川相にあてつけるかの様に代打も出さずにその儘、ヨン様(自称)を送り込み、あえなく三球三振。二死になってから、ピンキー井上を代打に使うと言うワンテンポ遅い選手起用もやはり、裏目に出て、3試合連続の延長ならず。延長に持ち込めなかった事により、名手・川相は悪夢のフル欠場に終わり、敗れるべくして敗れてしまった中日の連勝は2でストップしてしまった。ところで、求道者・前田がスタメンから外されていたのは、休養なのか、ケガなのか、不調で外されたのか…? とりあえず、代打で出てきたのだから、ケガとしても大した事はないのだろうが、つくづく求道者・前田のスタメン落ちは心臓に悪いね。

◆YB2−1S
6回まで0−0の息詰まる投手戦。ヤクルトが7回に寿司職人ラミレスの一発で待望の先制点をあげるが、8回に石井タクローのタイムリーで追いつかれ、3戦連続の延長に持ち込まれた。連夜の痛恨被弾で精神的にまいっている木田画伯は使えないのか、10回からは松井を送り込んだが、二死満塁のピンチを迎えた所で金城にサヨナラタイムリーを浴び、4連敗で借金生活に逆戻り。一時は首位獲りも視界に入っていたが、大きく突き放されるばかりだ。

◆M7−3H◆
10連敗中の巨人に対して、まるでこの世の終わりの様な悲壮感たっぷりな報道が続いているが、その倍近い地獄の18連敗を経験しているロッテにとって、たかだか6連敗など取るに足らない些事であった。初回から三者連続出塁で無得点の大拙攻となる嫌〜な立ち上がりだったが、続く2回に青野が会心の先制グランドスラムで早くも試合を決定付け、連敗を脱出。首位返り咲きで勢いに乗りたいソフトバンクだったが、松中&ズレータ×2のソロ3発のみに終わり、一夜にして首位陥落となってしまった。

◆F2−0E◆
武田勝がシダックス時代の恩師・ノムさんの前で素晴らしい投球を展開。6回まで四球の走者を一人出しただけで、7回も簡単に二死をとったものの、左手親指付け根付近に打球の直撃を食らい、無念の負傷降板となってしまったのは何とも悔やまれる所だ。敵をノーヒットに抑え込みながらも、悪の温床・楽天先発・一場の前にSHINJOが2安打した以外、残りの8人はノーヒットに抑え込まれていた日本ハムだが、7回、先頭の青波の長瀬が会心の13号ソロを叩き込み、ついに均衡を破った。8回二死から3番手・武田久が牧田にヒットを浴び、ノーヒットノーランリレーこそ逃したものの、最後は何故かMICHEALではなく、岡島が締めての1安打完封リレーを達成。日本ハムが見事な6連勝を飾った。負傷退場の武田勝だが、何と骨折で全治3週間だとか…。ノーヒットノーラン逃し、白星もつかず、おまけに骨折とは、何とも不運である。

◆L8−3Bs◆
同点で迎えた3回にベンちゃんが満塁の走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、試合を決定付けた。偽バファローズにとっては、この後に飛び出した塩崎の2点タイムリーエラーが何とも余計だった。2週間ぶりの先発となった帆足は6回で8安打2四球と、毎回走者を出しながらも、2失点で切り抜ける粘りの投球で5勝目。投打噛み合っての快勝で西武は一夜にして首位を奪回した。

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