March 2006

March 31, 2006 23:00

◆G−YB
あの男が今季初打席で犠打を決めると言う驚天動地の出来事は、インチキ二段モーションを封じられて不安を抱えながらの開幕となったハマのチンピラにとって相当ショックだったに違いない。いきなり4失点の後、3回にも一発を浴びて、6失点KOと無惨な結果に…。バントの上手い小坂に送らせず、ヘッポコバントをやらせたら右に出る者はいないあの男に送らせた若大将の采配にも驚きだが、結局、これで勝負が決まった。WBC凱旋直後に人身事故でケチがついた上原だったが、大量点に守られて余裕の完投勝利。ブレイクが期待される亀井が2安打4打点と最高のスタートを切ったのは嬉しい限りだ。ディロンが復帰後に使って貰えるのか心配になってきたよ。

◆D−C◆
井端が3番となった事で名手・川相の開幕スタメン2番を誰もが期待したが、スタメンどころかフル欠場。打っては川相不在で打線が繋がらず、延々ゼロを並べていく始末。守っては0−0なのに、いきなり引っ張り出された岩瀬が川相不在の不安感からか、昨年の絶対無敵ぶりが嘘の様な大乱調で2失点KOと、中日にとっては正に悪夢の様な開幕戦となった。一方、ブラウン新政権となった広島。馬車馬の様に投げまくるミスター完投・黒田を6回無失点で下ろしてしまうと言う采配は衝撃的だ。ああ、日本球界でも貴重な完投出来る投手なのに…。しかし、緒方,求道者・前田の日本一年寄りな1,2番コンビが岩瀬相手に連続タイムリーとは実に燃える展開だ。求道者・前田が開幕早々、あんな派手なガッツポーズを見せてくれるなんて!

◆S4−3T◆
プレイングマネジャーとなった中井美穂の旦那が果たして、ちゃんとスタメンマスクを被ってくれるのか気になっていた訳だが、杞憂に終わり、フル出場。自らのミットで投手の調子を確認しながら、巧みな継投を展開していき、1点差で逃げ切るまずまずの監督デビューとなった。しかし、2回無死一、二塁,3回一死一塁,5回二死一、二塁,7回二死一塁と全打席でチャンスを悉く潰しており、もし負けていたら、間違いなくA級戦犯モノだったよなぁ。2点タイムリー二塁打の宮本には大いに感謝すべし!

◆E−H
開幕5連敗と怒濤の開幕ダッシュを見せる悪の温床・楽天の勢いを止めたのが、まさかソフトバンクになろうとは…。またも血迷ったノムさんがボン野村にスタメンマスクを被らせたが、初回早々に左手小指脱臼で負傷退場となった事で、悪の温床・楽天にツキが回ってきた模様だ。松田のエラーでリズムを崩したのは気の毒だが、やはり、高橋秀の乱調が大誤算だったのぅ。勝つ時は接戦で勝ち、負ける時は惨敗とは強いチームのパターンと言われるものの、昨年、17勝3敗と圧倒した悪の温床・楽天相手にいきなり取りこぼしてしまったのはショックだねぇ。しかし、FC宮城って、こんな時期にナイターやれる様な環境じゃないよなぁ…。こうも連日連夜、寒さでガチガチになった野手陣がエラー連発する様ばかり見せられてはやってられんよ…。

◆M−L◆
コツコツと点を積み重ねたロッテに対して、2度のビッグイニングで終わってみれば、6点差で西武が圧勝。それにしても、江藤、もう少し使って貰えると思ってたんだが、巨人時代と扱いがまるで変わらんのぅ。350号は一体いつになったら出る事やら…。ロッテは2番手・ゴーグルの快投が光ったが、高木が全てぶち壊したなぁ…。

◆Bs−F◆
またもガルシアが補欠だよ、ぐはぁ! もう偽バファローズ戦、最初に言う事はこればっかりになってきたぜ! ガルシアはそんな壊滅的に左腕に弱い訳? それよりも、中村の壊滅的な不振ぶりを何とかせんといかんよなぁ。4番がここまで.080じゃ如何ともし難いわさ。パンジャキラー・前川は予想外の好投を見せたのは収穫ではあったか…。一方、日本ハムはルーキー・八木が5回無失点でプロ初勝利。武田勝,平野佳と開幕から1週間でもう3人ものルーキーが白星とは、今年は当たり年か?

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March 30, 2006 21:51

◆H2−1L◆
WBCでMVPに輝いた霊感投手・松坂と、出番もあまり貰えず消化不良な内容に終わった和田が今季初登板でいきなり直接対決。松坂との投げ合いでは分が悪い和田だったが、今日は丁寧な投球で西武打線を翻弄。6回でベンチに退いたものの、初登板で松坂に投げ勝ったのは大きいだろう。また、地味ながら2番手のルーキー・藤岡が1点差と言う厳しい場面で2回無失点と価値ある好投を展開。中継ぎ陣はまだまだ整備しきれてない部分もあるソフトバンクにおいて、今後が楽しみな存在だ。ところで、前夜のヒーロー・炭谷だが、正捕手争いのライバル・細川をピンチバンターとして送られてしまうなど、まだ小技面では信頼されていない様だ。きっちり2犠打を決め、存在感を見せた細川もそう簡単には引き下がれない所だろう。霊感投手・松坂は今年も「ミスター完投負け」の名を欲しい儘にするのか、いきなり完投負け。9安打3四球で2点しか取られない辺りは流石だが、相変わらず可哀想なくらい味方打線と噛み合わないね、この人は…。

◆M6−4F◆
12年ぶりの開幕2連勝と好スタートをきった日本ハムだったが、ロッテ相手にあえなく3タテを食らい、あっと言う間に借金生活へ突入。今季は2桁勝利も期待されるダルビッシュが4回途中6点KOと言うザマでは目も当てられない。その後、リリーフ陣が頑張っただけに、ダルビッシュの乱調は勿体なかった。改めて、ここは先発投手が課題だと思い知らされるばかり。早く岡島使ってみようぜ〜!

◆E0−5s◆
昨日、一発かましたってのに、またもガルシアは補欠かよ! バレンタインみたいな事やってんなよ! あんまり使われないもんだから、却って見たくなるのか、最近すっかりガルシアファンの私である。さて、今日はパ・リーグ新人王レース大本命(と、私は見ている)平野佳がようやくプロ初先発。奇しくも松崎とのルーキー先発対決となった。8安打2四球と走者を出しまくった平野佳だが、悪の温床・楽天の怒濤の拙攻三昧にも助けられ、6回無失点と上々の先発デビューで待望のプロ初白星をゲット。新人王争いに大きな弾みをつけた格好だ。それにしても、依然として活路を見出す気配すら見えない悪の温床・楽天は泥沼の開幕5連敗。この日も暴投,エラー,ボークに守備妨害とヘッポコプレーのオンパレード。11安打打っても完封負け(史上7度目の珍事だそうな)とは何とも情けない限りである。そういえば、リックとか言う謎の助っ人が3安打と気を吐いていたが、誰、この人? なにぃ、ショートの事か!?(白々しい) ダメだ、いつまで経っても、この登録名には一向に慣れそうもないのぅ。

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 涙で濡れた目で通算60本目の先頭打者アーチを放った岩鬼だが、夏子はんの事が気がかりでいつものオーバーアクションは欠片も見せず、しおらしくベースを一周すると、ナインとハイタッチも交わさずにベンチの奥へと消える。続いて打席に入った殿馬に対して、不知火はいつもと雰囲気が違うと警戒を強め、初球はストレートで様子を見るが、殿馬は爪先立ちでボールを見送る不気味な動きを見せる。トカヘンはストレートのタイミングを図る動きと見て、超遅球を要求するが、逆に不知火はそう見せて超遅球を誘い、打球に変化をかける秘打を狙っていると読み、2球目もストレート勝負に打って出る。これに対して、殿馬はまたも爪先立ちになると、「(秘打)ストーカー女」と呟き、爪先を鋭く回転させながら振り抜いた打球は雲竜,岩鬼と同じく右中間スタンドの殿馬の看板を直撃する特大アーチとなり、東京が1点勝ち越しに成功。爪先立ちで自分のストレートが打てる訳がないと呆然の不知火だが、ストーカー女曰く、ベルトの高さの球だと殿馬の力ではスタンドに持っていけないが、爪先立ちする事により、ボール3個分低くなって、腕が一杯に伸ばせる高さとなり、更に、打者の回転など及びもつかないくらい速いバレエの回転が加わる事で、あそこまで飛ばせたとの事。今年の殿馬はホームランバッターなどと、味方の不知火の気持ちも全く考えずに嬉しそうな顔を見せる無神経ぶりである。そんな殿馬の大アーチの事など知るよしもなく、ベンチでむせび泣く岩鬼は開幕2連戦が終わり次第、夏子はんの元へ駆けつける事を誓うのだった。

 ついに炸裂した禁断の打法「秘打・ストーカー女」。冷静に考えれば、「秘打・白鳥の湖」もスパイクで高速回転し続ける事や、その回転により生み出した遠心力をボールが来るタイミングでしっかりバットに伝達する事など殆ど不可能に近い神業チックな打法なのだが、不思議な説得力を感じる打法だった。しかし、今回の「秘打・ストーカー女」にはあまりにも説得力が感じられず、ガックリ…。バレエの回転が打者の回転など及びもつかないくらい速いって本当かよ!? そんな高速回転で踊るプリマドンナ見た事ないわ! 仮にそうだとしても、あのスタンスから生み出す爪先の回転がどうやったら腰や腕の回転に繋がるのか? 少なくともあの絵を見る限りでは、看板直撃弾を放てる程の凄まじい回転力が伝達されている様にはまるで見えない(そういう意味で「秘打・白鳥の湖」は視覚的説得力がある)し、実際にあの動きを真似してみたが、泣けてくる程、力が入らない。バレエをやった事がないとかそういう次元の問題じゃないよ、これは…。あと、ベルトの高さより、腕が伸ばせる低めの方が力が入ってボールが飛ぶってのも、かなりアヤしい理論だよなぁ。今年の殿馬はホームランバッター…って、この「秘打・ストーカー女」、使いまくらせる気かよ! そんなの全然「秘打」じゃねぇ〜っ! 大体、岩鬼の一発で先制した直後の秘打って段階で、もう全然殿馬らしくなくて嫌な感じ…。まぁ、どうせこのネタも今年限りのスカシネタで(今年一杯もつかどうかも微妙)、来年はまたアベレージヒッターに逆戻りとなるのは想像に難くないわな。ところで、山田は先週、岩鬼の涙の理由を気にかけていたかに見えたが、今週は岩鬼の事などどうでもいいとばかりに殿馬の打席に夢中。少しは相談に乗ってやれよ!

ストーカー犯罪―被害者が語る実態と対策

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March 29, 2006 22:40

◆H2−1L◆
開幕3連勝で単独首位に立ったソフトバンクだが、この日は新助っ人のMr.カラスコ…もとい、ダグ・ジェニングス…じゃなかった、D.J.カラスコが9失点の大乱調でついに今季初黒星。開幕からここまで僅か1安打とバットは湿っていたルーキー・炭谷がプロ初アーチとなる満塁弾の後、更に、2ランと大爆発したのにはまいった。山田太郎の呪いで一向に捕手が育たずにいた西武だが、向こう10年は任せられる捕手がいよいよ出てきたか!? ソフトバンクはホルベルト,ズレータの両助っ人は好調を持続するも、依然として主砲・松中に当たりが出てこないのが気がかり。WBCで打ち疲れたか?

◆M5−2F◆
開幕4戦目にして、早くも西岡を引っ込め、渡辺正をスタメン起用するなど、この日もノムさんの意見をファンを隠れ蓑に叩き潰してまで継続させた予告先発制を生かしたバレンタインの趣味・オーダーいじりが炸裂。それはさておき、魅惑のサブマリン・渡辺俊がついに初登板。昨年、1試合平均投球回数が8回を越えた抜群の安定感は今季も健在。走者を出しても、全く危なげさを感じさせない投球で8回まで無失点。エラー絡みで完封こそ逃したものの、最後は薮田のリリーフを仰いで、対日ハム4年越しの10連勝。あそこであえて薮田を使う辺り、やはり、小林雅への信頼感はイマイチなのだろうか?(^^;)

◆E2−4Bs◆
未だに白星なしの悪の温床・楽天だが、早くも乱心したか、ノムさんはついにボン野村にスタメンマスクを被らせる暴挙に打って出た。しかし、折角、先手を取ったのに、タイムリーエラーに暴投とお粗末な点のやり方で逆転を許す体たらく。前夜の6回降雨コールドに続き、今度は6回降雪コールドか…と危ぶまれた長期に渡る中断を何とか潜り抜け、1点差と迫ったものの、ワンヒットで同点の場面にボン野村があえなく凡退。その後もフェルナンデスのエラーに鉄平の転倒など、またもザル守備で余計な点を与え、終わってみれば、開幕4連敗。6失策かまして勝とうなど虫が良過ぎると言うもの。今年こそ夢の100敗を達成出来るかも…と期待せずにはいられない見事な開幕ダッシュで怒濤の最下位街道を驀進中だ。一方、偽バファローズは3試合ぶりのスタメンとなったガルシアが今季初アーチ。よっしゃー! 連日、使え!使え!とわめきちらしていた甲斐があったと言うものだ。ベテラン・吉井が渋い投球で白星スタートとなったのも明るい話題だね。

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 プレッシャーで浮き足立つ日本ナインのまずい守備により、無死一、二塁となった所でドミニカは手堅く送りバントに打って出るが、眉村の球威に押されて、ピッチャー前への小フライに。これを眉村は川相不在のヘッポコバックなどアテには出来ないとばかりの冷静なプレイであえてショートバウンドで捕球し、すかさず三塁へ転送。更に、ボールは二塁へ送られてゲッツーを完成させ、一転して、二死一塁と楽な場面に…。プレッシャーなどものともしない鉄仮面・眉村はガチガチのナインを後目に続くバッターも空振り三振に斬ってとり、難なくこの場面を凌ぎきるのだった。ミスを帳消しにする眉村の快投にナインもまだいけると言う気力を取り戻す。その裏、大木監督もプレッシャーで普段着の采配が出来ていなかった事を告白し、たとえ敗れても、一発長打などに走らず、コツコツと繋いでいく日本らしい野球を世界に見せつけようと檄を飛ばす。意気に感じた先頭の木端はスモールベースボールを実践すべく、三塁線へセーフティバントを決めると、続く吹留も粘った末に四球を選び、無死一、二塁。このチャンスにコジローの打席を迎えると言う場面でドミニカは満を持して、昨年のメジャー・セーブ王でもある160kmストッパー・ナバーロを送り込むのだった。

危惧していた吾郎の代打起用などではなく、眉村の快投でチームの空気が変わってくれて、非常に安堵している今回。故意にショートバウンドで捕った場面、水島新司なら、安易にトリプルプレーに仕立て上げる確率500%だが、ゲッツーの後、三振と言う辺りがそれなりにリアルで良いね。吹留が現実の福留の様には打たせて貰えずに四球で出塁…と、まるで松尾さんの様なあしらわれ方をされ、最近、めっきり影の薄いコジローに久々の見せ場が…と言う場面で最強ストッパーの登場。まぁ、これを打ってこそ見せ場と言うものだし、ここで打たないと如何ともしがたくなるので、きっと打つだろう。コジローの結果などより、その後、果たして、松尾さんが打たせて貰えるかどうかの方が気になって仕方ない。結局、寿也のサヨナラ打の為の刺身のツマになりそうな予感がありありなのだが…。寿也に回るまでもなく、松尾さんが決勝打なんて展開なら、ちょっと見直すのだが、期待するとダメージが大きくなるだけだろうなぁ。

Major―Dramatic baseball comic (12)

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 WBC制覇時の記事の追記(=続きを読む)が完全に消滅している事が発覚した。TB貼りの際に、何らかのミスをやらかしてしまったのか、再構築の際に固まりまくるlivedoorの不具合の所為なのか、原因は定かではないが、計り知れないショック…。あの記事は本文など前書きに過ぎず、追記がメインの内容であった為、これは痛過ぎる事態だ。検索エンジンからのキャッシュに一縷の望みを懸けたが、残念ながらダメだった。長々書き上げたレビューを書き込もうとした際にlivedoorの不具合で消える…と言う経験はこれまでも何度かしているが、その場合、直前に書いたものなので、それなりに近いモノを再度書き上げる事は可能。しかし、今回はもう1週間以上も経っている為、リアルタイムな自分の興奮を再現する事は不可能である。キューバ戦のビデオは録画してあるので、試合経過くらいなら書き直せるのだが…。なまじ当ブログ最大TB数を記録した記事なだけにTB貼って下さった方には本当に申し訳ない気持ちで一杯…。

【追記】
あの記事をわざわざ保存しておいたなんて酔狂な人はいないかもしれませんが、追記分の消えてない記事がPC内の一時ファイルとしてまだ残っている状態の人なら、もしかしたら…と思う次第。もし、残っている方がいらっしゃいましたら、是非とも、ご連絡頂けますでしょうか。何卒、宜しくお願い致します。

【追々記】
おかげさまで無事復元するに至りました。お騒がせして申し訳ありません。ご助力頂きました方々、本当に有難うございました。



March 28, 2006 21:51

◆H2−1L◆
怨敵・ロッテを蹴散らしたソフトバンクの勢いは宿敵・西武でも止められない! 帆足の前にホルベルト,松中,ズレータのクリーンアップが完全に封じられるも、最後は代打・柴原が意地のサヨナラヒットで開幕3連勝! 伊東監督、何であそこで帆足、代えちゃうかなぁ。一方、新垣はなかなか援護を得られない中、最後までよく投げた。ルーキー・松田にも待望のプロ初安打が飛び出すと、同点の口火を切るヒットも放ち、ようやく軌道に乗れそうだ。早くも単独首位に立ち、今後も楽しみなソフトバンク、一気に開幕ダッシュをかけられるか!?

◆M2−0F◆
やっぱりと言うか、開幕2連敗は先発陣を日本代表に引き抜いた王さんの陰謀…などとバレンタインの様な事をほたえているロッテファンがいる様で心苦しい話…。この日のロッテはノムさんの意見をファンを隠れ蓑に叩き潰してまで継続させた予告先発制を生かして、里崎を4番に据えると言う得意の変幻自在オーダーを炸裂させると、清水,薮田の好投,西岡の先制弾,今江の中押しタイムリーと、WBC組の活躍でようやく今季初勝利。今度は掌を返した様にWBC効果とか調子のいい事ぬかす人もいるんだろうなぁと思うと、何だか気が重いね。日本ハムは敗れたものの、新助っ人・ディアスがまずまずの好投を見せたのが収穫か…。でも、外国人枠の所為でリーと入れ替わりで即二軍落ちなんだとか…。ところで、イースタンで岡島が2回を無安打無失点に抑える好投を見せたと言う朗報が…。早く上がってきてくれ!

◆E2−4Bs◆
開幕3戦目にして、早くも来るべき時が訪れた。犠飛2本と言う渋い先制攻撃で主導権を握られた悪の温床・楽天は一時は1点差に詰め寄ったものの、6回途中で無情の降雨コールドとなり、開幕3連敗。並んでいたロッテが勝った事により、ついに年間指定席・単独最下位の座を確保したのである。球団創立139試合目での100敗は広島の145試合を上回る史上最速ペース! ショートの登録名を「リック」なんてのにしちまったからこういう事になるのだ!(関係ねぇよ!) 果たして、今シーズン、2度とこの座から抜け出せない儘、終わってしまうのか、それとも巻き返しはあるのか!?  どう足掻いても無駄と乱心したノムさんがボン野村を使いまくり出したら、もう終わりだ! 一方、偽バファローズはまたもブランボーが全打席三振でこれで今季5打席5三振。相手投手の右左に関係なく、ガルシアの積極的起用を求む!

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 本日、livedoor Blogランキング野球部門の暫定トップに立つ事になりました。これも皆々様のおかげでございます。有難うございました。この所、WBCやパ・リーグ開幕でTB貼りに勤しみ、TB返しを戴けたのも奏功している様です。このランキングは毎日変動しているので、あくまで暫定のトップに過ぎない訳で、この所、夜間になると、livedoor Blogは異様に重くなる上、元々、ウィークデーはそうそうTB貼りに尽力する余裕もないので、近日中に一気にランクが落ちる事でしょう(^^;)。暫定でも初のトップと言う事で今回はそれなりに嬉しいものの、さほどランキングに執着している訳でもないし、下手に目立ってもスパム増加にも繋がるだけなので、その辺は程々で良いと思っております。ただ、ブログポイント獲得において、TB数,訪問者数と言った要素が圧倒的に比率を占めており、コメント数の貢献度がメチャ低いのは当面の課題ですね。TBのお礼以外のコメントをもう少し頻繁に頂ける様になりたい所…。皆様も思う所ありましたら、お気軽にコメント頂ければ幸いでございます。一応、他人に読ませるつもりで書いている部分もありますので、反応があるとモチベーション向上にも繋がりますからして…。それでは、今後共、当ブログを宜しくお願い致します。

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March 27, 2006 22:06

 ウチの掲示板の方で素晴らしい記事を教えて頂いたので、こちらでも紹介しようと思う。

あの時、代打川相をコールできたなら…WBC

 ウチの常連さんなら誰もが思うだろうが、もう完全に私と同じ発想である。ライブドアのPJ(パブリック・ジャーナリスト)の記事であり、こういう事で飯食ってる方ではない様なので、あまり説得力を感じてくれない人もいるのかもしれないが(スポーツライターなら説得力がある…ってもんではないと思うのだが)、名手・川相を日本代表メンバーとして組み込むと言う事は戦略的に実に合理的な選択であり、断じて無茶な提案などではないのだ…と言う事がこの様な記事として掲載されたのは非常に喜ばしい事である。

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March 26, 2006 17:50

 順調に仕上げてきたにも拘わらず、よりにもよって、藤田元司氏の追悼試合に体調不良で欠場すると言う大失態をやらかしてしまった桑田。しかも、死力を尽くして食い込まなくてはならない先発ローテ入りの可能性をも下げてしまい、文字通り自らの首を絞める事になってしまった。当初からローテ入り確定と言われていた上原,パウエルに続き、オープン戦で結果を残して台頭してきたのが新助っ人・グローバー,春風亭半ケツ。ベテラン・カリメロも徐々に調子を上げて存在感を見せつけてきた。しかし、FAで入った野口がピリッとせず、オープン戦序盤は素晴らしい投球を見せ、ローテ入り確定かと思われた野間口の調子が落ち気味。「300勝くらいの金村さん事件」で若大将にいびられ、計り知れない精神的ショックを受けた内海が最後のアピールに成功するなど、最後の一角を巡る争いは混沌としている状態だ。野間口など藤田氏の追悼試合に桑田の所為で緊急登板させられてからおかしくなってしまった感があり、気の毒な話だが、そんな野間口の事を気にしている余裕などあろう筈もない桑田はオープン戦最終戦となるこの日のラストチャンスに懸けるしかなかった。先発マウンドに登らせて貰えないのは、あんな失態をやらかした以上、文句も言えず、上原,パウエルのローテ入り確定組の後を受けて、6回から3番手として登板した桑田は3回を投げ、1安打無失点の好投を展開した。これでオープン戦通算11回(紅白戦を含めれば13回)で1失点と文句のつけようのない数字を残し、ローテ入りへ望みを繋いだ格好となった。あとは若大将の裁量を待つばかり。尾花コーチは「当然、入るでしょう」と言ってくれてるが、果たして、本当に6番目の先発の椅子は桑田に与えられる事になるのか!?

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 開幕戦はテレ朝が3元中継なんてやってくれたが、第2戦は地上波の放送は皆無。折角、WBC効果で10万人を集めるなど盛り上がりを見せているのに勿体ない話だ。最初のうちにメディアが積極的に盛り上げていってくれれば、野球人気も軌道に乗るかもしれんのに…。パ・リーグだからと二の足を踏まずに地上波でもどんどん放送して欲しいものだなぁ。

◆H9−7M◆
遺恨対決第2ラウンドはいきなりズレータ,今江が3ランを打ち合う激しい展開で始まったが、前日の勢いその儘に、ソフトバンクが攻撃の手を緩めず、大村,松中の一発攻勢等で大きく突き放して、怨敵・バレンタインを連破。そんな中、気になるのは9回に登板して、連打の後、垣内に3ランを浴び、一死も取れずにKOされた三瀬の乱調ぶり。昨年途中から調子が急落したものの、ようやく自信を戻しつつあったのに、今季初登板でこのザマとは…。これで今季一杯おかしくならないかと非常に心配。圧勝ペースだったのに、最後の最後でロッテを調子付かせてしまったのも痛いねぇ。ところで、ブレイクが期待されていた早坂はもう登録抹消かよ! 早過ぎる!

◆L8−2Bs◆
石井タクロー−谷繁以来、日本球界17年ぶりと言う涌井−炭谷の10代バッテリーを送り込んだ西武。この若きバッテリーをクリーンアップトリオの一発揃い踏みなど打線も援護し、快勝した。3安打4打点のG.G.佐藤の活躍も光った。G.G.佐藤って、登録名の異質さばかりが先行して、本人のキャラクターをあまり知らなかったのだけど、結構、ひょうきんな性格しとるんやね。偽バファローズはガルシア外して、ブランボー使ったら、3打席3三振。ガルシア好きの私には歯痒い展開だったのぅ。てっきりレギュラーから弾き出されるのは北川だと思っていたのだが、ここ2戦はフル出場。結局、助っ人コンビが片方だけ出るツープラトン起用でいくつもりなの?

◆F5−2E◆
日本ハムが実に12年ぶりとなる開幕2連勝。先発・江尻は3回途中でKOとなったものの、後を継いだルーキー・武田勝がシダックス時代の恩師・ノムさんの前で3回1/3を1安打無失点に抑える好投を見せ、プロ初勝利。球界初(?)カラオケボックスでの仮契約を結んだ際、ノムさんの「俺の花だよ月見草」を歌わされると言う嫌がらせを受けた(ノムさんではなく、志太会長から受けたのだが)恨みを晴らした格好だ(笑)。日本ハムが指名した時、「プロのレベルやない」と嫌味をかましていたノムさんは武田勝の好投をどんな想いで見ていたのだろう? MICHEALはピンチを迎えながらも、2試合連続のセーブ。悪の温床・楽天は早くも単独最下位か!?…と思いきや、ロッテも連敗で指定席はお預け。

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 開幕戦を想定したもの…と報道されていた昨日の巨人のオープン戦のオーダーだが、以下の様に…

7清水
4小坂
6ニックン
3李
8マッスル千代の富士
D小久保
2阿部
9亀井
5川中

DH使ってるので、実際には川中が下がって、サードに小久保が入ると言う事なのだろうが、このオーダー大いに不満ありである。

◆不満1:小坂とあの男の二遊間コンビ
もう散々不満を漏らしている事だが、結局、強行されてしまう様で愕然としている。あの男をショートに残し、ガッツな貴公子・仁志をベンチに下げてまで、日本球界屈指の名ショート・小坂をセカンドに回す利点が一体どこにあるのか、若大将には納得のいく説明をして欲しいものである。もうあまりにも実現しそうなので、小久保が開幕に間に合わず、あの男がサードに回る展開を祈ってしまったくらいだ。とりあえず、あの男が2番にならなかったのは救いである。

◆不満2:4番・李,6番・小久保
WBCで好調だったから? んでもって、帰ってきて、すぐ打ったから? 巨人の…、しかも開幕戦の4番はそんな一時的な理由で決めてしまうものではない事くらい、あんたは身を持って感じてきた事じゃないか!>若大将。小久保が開幕に間に合わないならともかく、たとえ足の状態に不安があろうと6番なんぞ打たせてまでスタメンに使うくらいなら、いっそベンチに下げてくれ。

◆不満3:ディロンが補欠
これは単に、私がディロンをプッシュしているから…。国内球団のお古助っ人を引っ張ってくるやり方にはもうウンザリなので(しかも、李はメジャー行きの為の腰掛け気分満々だし)、自前のルートで見つけてきた直輸入助っ人にそろそろ活躍して欲しいと言う気持ちが大きい。オープン戦、ここまでずっと使ってきたのに、結局、補欠かよ! 生え抜きの若手に頑張って欲しいと言う点で李を外野に持っていき、亀井を外せよ!とは言えないのが痛い所だが…。どうやら、再発した腰痛が原因らしく、補欠どころか、二軍スタートくさいとか…。何やっとんじゃ〜。この儘、フェードアウトしてくれるなよ、ディロン…。

ところで、「日刊スポーツ」が、李,小久保,マッスル千代の富士,阿部が揃い踏みしている打線について「SKY・A」打線などと、とち狂った事を言い出した。そもそも打順の並びも違うと言うのに、李を「スンヨプ」で読んでまで、無理やりこじつけるなんてメチャクチャ…。大体、巨人なのに、「G+」じゃなくて「SKY・A」って名付けようとする事自体、おかしいだろ?

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March 25, 2006 22:06

pb2nd_09.jpg WBC記事のトラックバック貼りに追われ(^^;)、すっかり放置状態だった「プレイボール」レビュー。流石に3話分も差をつけられる訳にはいかないので、ぼちぼち再開。試合開始早々、伝統芸「メガネ、メガネ…」をやってくれるイケメン中山。この時代にはコンタクトと言うものは存在しないのだろうか。外れたくらいで送球が出来なくなる程、支障があるなら、相応の対策は練っておけよ。因みに、私は視力0.1以下で乱視も僅かに入ってるが、草野球(と言うか、草ソフトボール)は普通〜に裸眼でやってるもんで、メガネが外れただけでこうなってしまう人って、一体どれだけ視力が悪いんだろう?といつも疑問に思ったりする。それはともあれ、今回は中山は守備面で大活躍。最早、すっかりサードの人になってしまった感じ…。しかし、ライナーや小フライで戻ろうとした走者を刺すのに悉く走者にタッチにしに行く辺り、例によって、スタッフは野球を分かってないね(+_+)。一夜漬け特訓で迎えた難敵・専修館戦だが、倉橋が毒舌を吐かなくなってしまい、墨高ベンチがギスギスしていないのに加え、相変わらずのほんわかBGMの所為で試合内容の割にはイマイチ、緊張感に欠ける展開。今回はいつになくほんわかBGMを多用していた気がするのは気の所為か? ああ、「キャプテン」のBGMはあんなに熱かったのに…。ところで百瀬の切り札は結局、「チェンジアップ」なのか、「スローカーブ」なのか、はっきりして欲しい。、倉橋は最初「チェンジアップ」と言ってたのに、以後、「スローカーブ」に訂正したかと思えば、終盤でまた「チェンジアップ」とか言い出した。でも、他のナインは一貫して「スローカーブ」。実際、思いっきりボールが曲がってるので、スローカーブにしか見えないんだが、百瀬の握りは全然カーブではなく、手首を捻っている風でもない。何より今回のサブタイトルは「混迷のチェンジアップ」なんだよなぁ(^^;)。

プレイボール 第3巻 逆転への足がかりの巻 (3)

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 いよいよ待ちに待ったパ・リーグの開幕日が訪れた。テレ朝では3元中継なんて事をやっていたが、当然ながら、見ている側の意図しないタイミングでコロコロ切り替わるので、あまり集中出来ず、途中でチャンネルをJ−SPORTSへ切り替え、セルフチェンジモードへ移行。時を同じくして、巨人のオープン戦なんぞをやっとったけど、流石に、こっちはまるで見る気起きなかったのぅ。

◆H7−2M◆
WBCを巡って確執のある王さんと怨敵・バレンタイン…、また昨年の実質上の覇者と名目上の覇者と言う組み合わせでもある因縁の対決がいきなり開幕戦で実現。バティスタ,J.マッケンジーが抜けて長打力が落ち、川崎まで欠く苦しい展開のソフトバンク打線が繋ぎの野球で攻め立て、一気に突き放して、快勝。この勢いで、今年こそ名実共に優勝の座を勝ち取って欲しい。斉藤も完封こそ逃したものの、7回まで2安打と完璧な投球を見せ、エースの存在感を見せつけてくれた。WBCの影響で渡辺俊や清水ではなく、久保を開幕投手に起用せざるをえなかった事について、またバレンタインがウダウダ言うかもしれんが、そんな事は捨ておけぃ! 地味〜に中継ぎ登板したジョニー黒木が無難に抑えたのがちょっと嬉しい。地道に頑張ってローテ入りを目指して欲しい所だ。

◆L2−5Bs◆
やはり、注目は破戒僧・清原。無闇に一発を狙ったりせず、軽く合わせて2安打を放ち、2四球を選び、5打席4出塁とフォア・ザ・チームに徹したのには好感を抱いた。王さんの30発が目標と言っていたが、ここぞと言う場面以外は一発狙いを我慢出来れば、今季はそれなりの活躍が出来る…かも…。川越が幸先のいいスタートを切れたのも好材料。もういい加減、この人には2桁勝って貰わないと困るからのぅ。

◆F3−1E◆
SHINJOが三輪タイプのハーレーでど派手に登場するなどと、相変わらず、バカをやってくれた。あれ見て、ノムさんはきっとイラついてたんだろうなぁ(笑)。あまりやり過ぎると他のナインが霞むだけなので、今季も程々にな。岩隈を欠き、期待のダーティーエース・一場に全てを託した悪の温床・楽天は例によって序盤は善戦して、力尽きると言う昨年のパターンが炸裂。同点に追いつかれた直後にすかさず2点を勝ち越した日本ハムの攻撃は見事だ。新守護神・MICHEALはなかなかやりそうな気配なので、先発陣が7回辺りまで頑張れば、日本ハムにも勝機はあるかもしれない。今後の課題は伊集院光の弟子・金村以外でいかに勝つかだろう。折角だから、岡島を先発で使ってみませんか?>ヒルマン監督。ところで、悪の温床・楽天に「リック」とか言う謎の助っ人がいると思ったら「ショート」の事だった。いつの間に登録名変わっちゃったのさ? これで今季の「ショート(遊撃手)・ショート」実現の可能性は完全消滅じゃないか! 1度も守ってないのにオールスターファン投票で遊撃手票が入りまくるとか言うイカす展開ももう期待出来ないか? 「ショート・リック」じゃ、全然面白くないもんなぁ…。全く何て事してくれたんだよ!

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 パ・リーグ開幕直前で岡島が実松,古城との1対2の交換トレードで日本ハムへ移籍する事になった。岡島がいなくなってしまうと言うのは、やはり残念。私は巨人の投手では桑田の次に岡島が好き…と言う期間が長かったくらいで、それなりに思い入れのある投手だった。元々、高卒の生え抜き左腕として期待が大きかったし、投げる際に首を大きく振り、捕手を全く見ないフォームがイカす!とか、プロ初先発で好投した時はこりゃ将来が楽しみだ…とか思ったものだが、先発やらされたり、中継ぎやらされたり、抑えやらされたり、便利屋扱いな起用法に振り回されているうちに、何だか伸び悩んでしまった感じだなぁ…。パウエル,グローバー,野口,豊田,福田らと言った怒濤の金満大補強により、巨人にとっては完全に余剰戦力に成り下がってしまっただけに、岡島自身にとってはむしろ出番が増えるいいチャンスだろう。日本ハムなら、もしかして、先発のチャンスだってあるかもしれないし、こんな時期に突然の移籍で切り替えが難しいかもしれないが、新天地で頑張って欲しいものだ。それにしても、実松や古城って、そんなに巨人にとって必要か? 小田をFA野口の代わりに中日に持ってかれてるから、実松はチャンスがあるかもしれんが、古城はますます出番が減ってしまいかねない…。岡島と実松の年俸格差の兼ね合いの所為でくっついてきた様に思うのだが、それなら実松+金銭で良かったんじゃないかと言う気も…。

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March 24, 2006 20:37

 色々とやる事が溜まっているので、今回は簡潔に…。あらすじはこんな感じ…。

・いよいよパ・リーグが開幕。東京の相手は四国。
・岩鬼は夏子はんの事が気になり、集中力ゼロ。シートノックで受けた球をいきなりスタンドへ放り、土井垣激怒。
・試合が始まっても心ここにあらずで、いきなり打球が来るも、一塁へ大暴投。
・しかし、ダイレクトキャッチしていたので、何ら支障なし。
・2番・坂田の通天閣打法に対し、里中はスカイフォークで挑み、ピッチャーゴロ。
・復活の雲竜は外角低めを右中間スタンドの殿馬の看板直撃先制アーチ。
・武蔵は空振り三振。
・四国の開幕投手は不知火。
・1回裏、打席に入った岩鬼は1球目が投じられた所で夏子はんの手紙が旧姓に戻っていた事に気付く。
・離婚して、貧乏暮らしをしていると思いこみ、涙が溢れる岩鬼。
・涙でよく見えなかったのが奏功し、ど真ん中を雲竜同様の看板直撃弾。
・岩鬼が泣いていた事を不思議に思う山田。

いくら里中を使って撹乱しても、岩鬼×サチ子が出来レースと言われ続ける事を腹に据えかねたのか、夏子はんの人生を再び弄び始めた冷酷非道な水島氏。旧姓に戻っていたのは、水島氏のチョンボではなく、やはり、離婚の可能性が高い様だ。夏子はん絡みで岩鬼がウダウダやっている時に対決すると、いつも不知火はロクな目に遭わず、非常に可哀想。それにしても、雲竜はやけにあっさり打ったな。義経がいきなり八艘飛びでキャッチ…なんて見せ場を作りようのない打球で白けムード。想像を超える凄い打者に…とか、相変わらず「凄い」と言わせずにはいられない様だが、かつての迫力はゼロ。こいつが一番凄かったのは、登場間もない頃に、スイングの風圧だけで川の向こうまでボールを運んだ時だよなぁ。思えば、こいつも水島氏に相当弄ばれているね、可哀想に…。坂田の通天閣打法使用率100%みたいな描写がされているのだが、いかがなものか? アッパースイングとスカイフォークって、点どころか、線で捉える軌道になって相性バッチリなんじゃないの? もう最近の山田は訳が分からない…。ところで、結局、サルはスタメンを死守し、チョロは干された様だね。

離婚裁判~モラルハラスメントからの脱出

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March 23, 2006 00:05

 茂雄の陰謀を振り払い、見事に世界一に輝いた王JAPAN。だが、この栄光を断じて認めようとしない奴らがいた。この日、奴らの野球委員会の総裁が「実質的には2勝1敗で負けたと、日本もよく分かっている」などとほたえたのだ。日本を讃えるどころか、世界一を謳うなどもっての外であり、実質的に日本に勝った自分達が世界一なのだ!と言わんばかり。3試合の内容は辛勝,辛勝,完敗とあって、別段、力の差を見せつけた訳でもなく、負けが許される予選リーグに連勝したくらいで勝ち誇り過ぎである。136試合もの長いシーズンを戦い抜いて、2位に4.5差をつけた堂々の1位に輝いたソフトバンクが、たかだか5試合に負け越しただけで優勝を取り消された事と比べれば、理不尽さのレベルが違うんだよ! プレー中の選手を観客が妨害するわ、まったく何て嫌な奴らなんだ…。鈴木一朗も奴らと嫌な思い出があるからと言って、余計な事言って、奴らの反日感情を煽らんでいいものを…。奴らは日本が世界一に輝いた事に関して、相当、腸が煮えくり返っている様で、今シーズンが終わったら、リベンジの場を設けろとウダウダ言ってるらしい。これで日本が断ったら断ったで、怖くて逃げただのと好き放題言いそうだが、果たして、日本はどう出るか…。実現した場合、今度は今夜の松井さんやJ.マッケンジーらも出られるのだろうか。だったら、見てみたいが…。
 一方、メキシコ代表の一員として戦った偽バファローズ・ガルシアによると、あの2次リーグでのアメリカ戦に関して、前日にディズニーランドで満喫したのは諦めからくるものなどではなく、「アメリカは準決勝進出に値しない。勝たせないように頑張ろう」と、ミーティングで話があった事を明かした。ガルシア自身も「アメリカは殆どまともに勝ってないじゃないか。(日本戦ばかりか、メキシコ戦でも)変な判定があったし、準決勝に行かせるべきじゃない」と思ったとの事。13回までに1点でも取ってしまったら準決勝進出の道が断たれる状況で、手を抜かなければ実現しない可能性の高い一縷の望みに懸けるよりも、アメリカ打倒に意欲を燃やし、初めから全力でぶつかったメキシコの戦いには大いに感謝したい。

マンガ嫌韓流
マンガ嫌韓流2

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March 22, 2006 20:14

 眉村の好投により、流れを引き寄せたかに見えた日本だが、6回に拙攻でチャンスを潰してしまう。続く7回には、この回から代わった2番手投手の制球難につけ込み、先頭の今夜の松尾さんが四球で出塁するも、続くハマのスペランカー・三田村はレフトへ打ち上げて、一死。ここで打席に入った寿也はボール先行の苦しい投球とあって、初球はカウント稼ぎのカーブとスバリ読みが的中したにも拘わらず、打球はレフトフェンス手前で失速。続く岩岡も倒れて、松尾さんは一塁に釘付け。残り2イニングで3点差を跳ね返さなくてはいけない状況に精神的に追い込まれ、集中力が切れかけてきた日本は直後の8回、眉村が完全に打ち取ってた打球を守備陣の悪い動きで相次いでヒットにしてしまい、無死一、二塁のピンチ。見かねた吾郎が檄を飛ばすが、寿也を初め、日本ナインは日の丸を背負うプレッシャーに押し潰されそうになっていた。

 松尾さんはまたもや四球。シングルヒットでいいやんけ! もう松尾さんの四球は見飽きたんだよ! そういえば、最初はあんなに凄かったコジローだが、最近、めっきり影が薄くなっているなぁ。松尾さんよりも目立ってない気がする。プレッシャーで守備のミスを連発…って、そりゃ、WBCのキューバ戦で見たばかりのネタだわさ。勿論、昨日の事なんだから、現実をパクった訳ではなく、こっちの方が先に描いてるんだが、はっきり言って、現実のWBCがあれだけ劇的な展開で終幕した為、ギブソン vs 吾郎とか、寿也の生き別れの妹(?)とか、架空キャラの因縁ネタ以外、この作品はもう何をやっても現実に敵わないんじゃないかって気がしてきた。今後はオリジナリティー溢れる展開どころか、史実の焼き直しみたいな印象しか与えられないかもしれない。なまじ連載を引っ張り過ぎた為に現実に追い抜かれてしまった…と言う満田氏にとっては、何とも気の毒な展開だ。せめて、あと1年早くやっときゃ、WBCはまるで「MAJOR」みたいな展開だぜ〜、とか言われたろうに…。こうなった以上、時事ネタを連発し、イカレ審判のイカレ誤審を炸裂させるとか、イカレ観客のイカレ妨害工作とかバンバンやり始めたりしてね…(笑)。まぁ、ギブソン擁するアメリカを現実の様な腐りきった国には描いて欲しくないけれど…。現実には松井さんも井口もJ.マッケンジーも出てないんだから、いっその事、こいつらをバシバシ活躍させたれよ! んでもって、ああ、こいつらがWBCに出ていればなぁ、と思わせる様に持っていくのだ。…って、こいつら抜きで優勝しちゃったから、あまり効果ないかな(^^;)。今回、寿也はあそこで打った所で1点差と言う事で一発はお預け。どのみち、最終回でサヨナラ弾か…。今、出てる奴らが揃いも揃ってプレッシャーに苛まれているからと言って、血迷った大木さんが「全くプレッシャーを感じていない吾郎なら、きっと空気を代えてくれる筈や!」とかぬかして、吾郎を代打に送りそうな嫌〜な予感がビンビンするんだが、そうならない事を祈る。チームの空気を変えるのは眉村の気迫の投球で十分じゃ〜!

Major―Dramatic baseball comic (10)

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March 21, 2006 15:05

 国際試合では圧倒的な実績を残す最強軍団・キューバとのWBC決勝。世界3大大会(インターコンチネンタル杯,ワールド杯,五輪)において、(アマ主体のチームが大半だったとは言え)4勝32敗と圧倒的な差をつけられている日本は、アテネ五輪で唯一キューバに土をつけた男・霊感投手・松坂を先発起用。1番には今大会初めて川崎を起用し、里崎を6番に上げるなど、打線に更なるテコ入れを図って、この一大決戦に臨んだ。一塁塁審にはイカレ審判・デービッドソンがまたもや出場しているが、そんな事に気を取られている暇はない。
 キューバ先発・ロメロに対して、この日はじっくりボールを見ていく様な指示が出ていたのか、新1番・川崎こそ凡退したものの、西岡がしぶとく粘って内野安打で出塁すると、すかさず二盗。これが揺さぶり効果となったか、鈴木一朗も四球で歩き、一、二塁。ここで王さんは松中に対して、フルカウントから何とエンドランのサイン。ボール気味の球だったが、強引にバットに当てた松中の凡ゴロは三遊間の深い位置への内野安打となり、満塁のチャンス。ここで何とキューバはまともなヒットを一本も打たれていないロメロを打者4人で早くも引っ込め、オデリンにスイッチする驚くべき継投策を展開。しかし、ピッチャーが代わってもじっくりボールを見ていく日本はハマのスペランカーが死球を食らって押し出しと言う意外な展開で1点を先制。二死後、ガッツがファールで粘った末に四球を選んで、またも押し出しで1点を追加すると、韓国戦で痛恨の大エラーをかました今江が名誉挽回の2点タイムリーを浴びせて、オデリンをもあっさりKO。いきなり4点を奪うビッグイニングを形成したものの、相手は最強軍団・キューバ。これくらいで油断などしていられない事をすぐさま思い知らされる。その裏、期待の霊感投手・松坂がいきなり先頭のパレに左中間スタンドへ追撃アーチを叩き込まれてしまったのだ。この一発で一気に緊張感が高まったか、その後、両軍一進一退の攻防で追加点を許さない。霊感投手・松坂は度々球が上ずったり、球場の広さに助けられる様な大飛球を連発されるなど、おぼつかない内容ながらも、粘りの投球で要所を締める。4回には完全にセンター前へ抜けたと思われたセペダの打球を川崎がダイビングキャッチで抑える超ファインプレーで盛り立てる。キューバへ流れを渡さない様に食い止める事で精一杯の日本だったが、5回にようやく流れを引き寄せる。そして、5回、鈴木一朗がうまいバッティングでレフト線へ二塁打を浴びせると、続く松中がこの日3安打目となるライト前ヒットを放ち、N.ゴンザレスをKO。4番手・ペドロソに対して、ハマのスペランカーは三塁線へ痛打。これをサード・エンリケスがダイビングキャッチするも、本塁へ突入する鈴木一朗が視界に入り、一瞬迷ってから一塁へ転送した事で一塁も間一髪セーフのタイムリー内野安打となって、待望の追加点をゲット。更に、里崎がきっちり送って、二、三塁となった所でガッツがレフトへ犠飛を打ち上げ、松中が足の痛みを堪えて激走し、ホームイン。ここでキューバ陣営がこのプレイに何ら関与していない一塁塁審・デービッドソンに松中のタッチアップが早いんじゃないかと抗議して、判定が覆る悪夢の展開…に至る事もなく、日本はリードを5点と広げた。すると、その裏、またも王さんのサプライズ采配が炸裂。荒れていたとは言え、ここまで1失点でまだ62球しか投げていない霊感投手・松坂から、今大会のエースと任命し、絶対の信頼を寄せる渡辺俊にスイッチしたのだ。渡辺俊は王さんの期待に応えるべく、三者凡退に斬ってとる快投でキューバの反撃を断ちきり、継投策は成功したかに見えた。しかし、続く6回、一死からグリエルの何でもないショートゴロを4回にはスーパープレイを見せた川崎がお手玉する痛恨のエラー。これで動揺したか渡辺俊はボレロ,セペダ,ウルティアとよもやの3連打を浴びて、2点を献上。なおも一、三塁のピンチにガルロボをセカンドゴロゲッツーに取って、辛くもピンチ脱出。しかし、世界一を目前にしたプレッシャーなのか、日本の守備陣はガチガチで7回にも信じられないミスを連発。まず、先頭のペスタノのショートゴロをまたも川崎がエラー。続くラミレスのショートゴロをまたまた川崎がお手玉するも、正面に落とした事が幸いし、素早く拾って、何とかゲッツーを完成。更に、この後、パレをファーストゴロに打ち取りながら、ガッツからのトスをベースカバーに入った渡辺俊が落球。相次ぐ守備のミスが出たものの、この回も何とか無失点で切り抜けた。続く8回、先頭打者を内野安打で許した所で王さんは渡辺俊から左の藤田にスイッチ。藤田はボレロをレフトフライに抑えたものの、続くセペダにレフトスタンドへ2ランを叩き込まれて、試合はついに1点差。世界一への道は何と険しく厳しい事か…。ジワジワと追いかけられ、一発で追いつかれると言うプレッシャーの中、ここで昨年までこのペトコ・パークを本拠地にしていた大塚が後続を見事に断ち切り、ついにラストイニングへ…。迎えた土壇場9回、先頭の金城のサードゴロをエンリケスが一塁へワンバウンド送球し、ファーストが落球(記録は内野安打)。プレッシャーを感じているのは日本だけではなくキューバも同様なのだ。しかし、エンリケスは続く川崎のサード前へのバントを猛ダッシュで捌き、すかさず二塁へ転送する好プレーですぐさまミスを取り返す。再びキューバに流れがいきかけた所で西岡が一、二塁間へ絶妙のセーフティバントを決め、一、二塁のチャンス。ここで鈴木一朗が一、二塁間を真っ二つ。これで一気に本塁へ突入した川崎はペスタノの好ブロックに阻まれてタッチアウトか…と思いきや、僅かに潜り込ませて、ほんの一瞬だけホームベースに触れた右手を見逃さなかった球審のナイスジャッジで貴重な7点目を追加。続く松中が歩かされ満塁となった所で王さんは韓国戦の殊勲者であり、スタメン起用も考えながら、あえてここ一番の代打の切り札として任命した福留を投入。ここで福留はまたも期待に応え、レフト前へ会心の2点タイムリーを放ち、ダメ押し。キューバは更に、新たな投手・Y.ゴンザレスを注ぎ込むなど、最後の最後まで諦めない姿勢を見せつけるが、ガッツの浅いライトフライでまたまた松中が激走し、10点目のホームイン。前日、「どかんどかん(と、一発が飛び出す事)はないだろう。うまく繋げた方が勝つ」と語っていた王さんだが、正に、その野球を体現した格好で、アメリカに渡ってから最も打線が繋がった試合となった。世界一へあと3アウト。しかし、やはり簡単には勝たせてくれないキューバ。先頭のペスタノが左中間突破の二塁打。続くラミレスはライトフライに倒れたものの、セーフティバントを仕掛けるなど、必死の揺さぶりをかけてくるなど勝利への執念を見せる。一死三塁となった所でパレの三遊間への深いゴロがタイムリー内野安打となって、4点差。続くエンリケスを空振り三振に斬ってとった所で王さんは自らマウンドへ足を運び、大塚に檄を飛ばす。これで気を引き締めた大塚は最後の打者・グリエルを空振り三振に仕留めて、ゲームセット。この瞬間、数ある試練を乗り越えた日本が見事にWBC初代王者に輝いた。開催時期がどうのこうのと中井美穂の旦那がウダウダ言ったり、収益が殆どMLBに入るからと経営者側がウダウダ言ったりして、下手すれば、出場辞退の可能性もあった日本だが、王さんはルールや開催時期などを初め、問題はたくさんあっても、日本球界の将来の為にも、まず第1回をやる事に大きな意義があると常々主張していた。そして、その言葉通り、日本はこの大会に参加して本当に良かったと思う。茂雄の陰謀で名手・川相や今夜の松井さんをメンバーに組み込めないと言う絶望的な状況に追い込まれながらも、チーム一丸となって世界一の座に輝いた事は日本球界にとって誇るべき輝かしい歴史を刻んだと言えるだろう。それにしても、世界の王さんがWBC初代王者の監督か…。カッコいいねぇ〜。おめでとう、王JAPAN!



March 20, 2006 00:56

 徹底したアメリカ贔屓のイカレ審判・デービッドソン,敵国に対する卑劣な妨害工作を厭わないイカレ韓国人ファンと言う最悪のシチュエーションに見舞われながら迎えた韓国との3度目の決戦。とりあえず、デービッドソンはアメリカが全く関与していない試合であった為か、人畜無害な存在になったのが何より。やはり、この男、決して下手なのではなく、アメリカ贔屓の故意誤審をする為の絶妙なタイミングを見切る鋭い目を持った凄腕審判に違いない(笑)。国際試合無敗の先発・上原はこの日も7回零封と韓国に付け入る隙を許さない好投を展開。一方、不振の福留をスタメンから外し、鈴木一朗を3番に移すなど、テコ入れを図った打線だったが、ヘッポコバント,残塁量産地獄など、相変わらず、川相不在の弊害を露呈しまくり、一向に点が取れないと言う重苦しい試合運びで、0−0の儘、過去2戦で決勝点を失っている魔の8回へ突入する何とも嫌な展開に…。しかし、ここで不振でスタメンを外された福留が意地を見せた。川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに放った大飛球はスタンドに飛び込む値千金の先制2ラン! これで完全に流れを掴んだ日本は畳み掛ける攻撃で一挙5点のビッグイニング。その中で宮本が代打でタイムリーを打ったのも嬉しかった。200安打で首位打者となった青木に代えて宮本を使う、と言う作戦は今まで理不尽なまでに干されまくっていた事を考えると、意表をつかれたが、本来、国際試合の経験豊富な宮本をこういう大事な局面で使うと言う発想は至極、当然の事なのだ。決勝でも使ってやってくれ、王さん。8回途中で雨による中断があったものの、流石に、6点も差がつくと、嫌な雰囲気にもならず、余裕の完封リレーを達成し、悲願の決勝進出。案の定、韓国側は日本に2回も勝ってる事や、予選を通じて初黒星なのに、3敗の日本が決勝に進む事に関して、こんな大会のシステムはイカレてるぜ!と難癖をつけている様だ。同情する部分がない事はないが、過去2戦圧勝したのに、今回、不運で負けたと言う訳ではなく、いずれも拮抗した戦いであり、殆ど力の差はなかった事を考えると、これはもうたまたま勝利の女神が日本に微笑んだと言う事なのだろう。
 それにしても、日本を極度にライバル視する国に2度に渡って苦渋を舐めさせられ、ぶっちぎりの優勝候補に挙げられていた国には勝利寸前までいきながらイカレ誤審に屈し、更なるイカレ誤審で準決勝進出絶望的の国が怒りを燃やした事により奇跡的に準決勝進出の道が開け、ライバル国には3度目の戦いで雪辱、そして、謎のペールに包まれたアマチュア最強軍団と決勝で対決…って、まるで野球マンガの様なドラマチックな展開ですなぁ。「MAJOR」より、よっぽど劇的かも…(^^;)。

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March 19, 2006 00:56

 以前、予告していた様に藤田元司氏の追悼試合に行ってきた。試合前にある人物を発見してしまい、不吉な予感はしていたのだが、その予感は見事に当たってしまい、非常に残念な展開に…。

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March 18, 2006 09:07

 イカレ審判・デービッドソンの故意の誤審を味方につけながら、それでもなお2次リーグに敗退を喫したアメリカ。アメリカのアメリカによるアメリカの為のWBCは脆くも破綻した格好となった訳だが、WBC公式ホームページでマイク・バウマン記者がこれに関して、「アメリカのファンはこの様な言い訳をすべき」と推奨している10個の言い訳を提言しているので紹介しよう。

1.最高の投手陣ではなかった(自業自得だ)
2.守備力の低い選手がいた(それも自業自得だろ)
3.打線が貧弱(だから、自業自得だっつーの)
4.準備不足。チーム内にまとまりがなかった(3月にやりたがったのは、あんたらだろ!)
5.予想以上に他国が強かった(これって言い訳? 力不足を認めてるとしか…)
6.気合いが足りなかった(自業自得やんけ)
7.2度のリーグ戦を経た勝ち上がり方式が難解だった(それ考えたの、あんたらでしょ?)
8.審判が下手(その恩恵を受けまくってるくせに、何を訳の分からない事を!)
9.A.ロドリゲスがいるチームは優勝出来ない(山田太郎のいた西武が日本一になれなかったのと同じ理屈?)
10.開催時期が悪い(だから、あんたらが反対押し切って、この時期にしたんだろっつーの!)

あまりにも説得力皆無な代物ばかりで、全然言い訳として成立してないではないか。アメリカ人なら、もう少しユーモアに富んだうまい言い訳をして欲しいものだ。では、これに対抗して日本が2次リーグで2敗した言い訳をしてみよう。

1.名手・川相の代表入りを茂雄に阻止された
2.今夜の松井さんの代表入りを茂雄に阻止された
3.茂雄に呪いのピンバッジを託された
4.デービッドソン審判のイカレジャッジ
5.イカレた韓国人ファンによる鈴木一朗への妨害工作

せいぜい、こんな程度。10個も思いつかんよ。大体、エラーや失投、ヘッポコバントなんてのは技術不足でしかなく、敗因ではあっても、言い訳にはならんしのぅ。開催時期が悪いと言っても、条件は同じだし…。

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 2敗を喫し、メキシコ vs アメリカの結果を見守るしかなくなった日本。アメリカが2点以上取られて負ける事を期待するしかない訳だが、対するメキシコは延長13回まで0−0でいき、そこからサヨナラ3ランか満塁弾で勝つ以外、望みがない殆ど絶望的な状況。この展開でメキシコとアメリカのモチベーションには大きく差がある筈で、メキシコに多大な期待を懸けるのはあまりにも虫のいい話だ。果たして、この試合、メキシコはどういう戦いをするつもりだったのだろうか。延長13回まで0−0で引っ張るべく、あえて得点を取らない戦い………無茶である。が、これしか道はないのだ。9回までに1点でも取ってしまったら(取られてしまったら…ではない)、準決勝進出が途絶えてしまうと言う訳の分からない展開にこの試合の勝ち負けはともかく、準決勝進出は殆ど諦めていたであろう事は想像に難くない。前日はディズニーランドではしゃぎまくるなど、緊張感ゼロだったそうだ。そんな複雑な心境を表すかの様に序盤から打線が奮わず、2回まで0−0。しかし、そんなメキシコの葛藤を打ち砕く事件が3回に起こる。バレンズエラがライトへ打ち放った大飛球はポールを直撃する先制アーチとなり、メキシコの準決勝進出が消滅…と思いきや、何と一塁塁審はポールではなく、フェンスに直撃したとジャッジし、結果は二塁打に。フェンスとポールのギリギリの当たりならまだしも、もう完全に柵越えの打球であり、誤審などと言うレベルではない。そう、この塁審こそ、日本 vs アメリカで西岡のタッチアップが早いなどとぬかした悪逆非道なジャッジをかましたイカレ審判・デービッドソンだった最早、一度轟かせた悪名はこれ以上悪くなりようもないと言う事なのか、こうなったら、どこまでもアメリカに有利な判定を…とばかりに、またもや「故意」の誤審を敢行した模様(大モメこそしなかったが、この男、2回表の段階で既に疑惑判定をかましていたりする)。ポールに当たったからこそ、ボールか大きく跳ね返って、グラウンドを転々したのであり、何と言っても、ボールにはポールの黄色い塗料の跡が付着していたと言う決定的な物的証拠があったにも拘わらず、それでもメキシコの抗議は通る事はなかった。点を取っていいのやら戸惑っていたメキシコ陣営だが、アメリカの卑劣なやり口に怒り爆発。この後、カントゥがセンター前へタイムリーを放ち、幻のアーチを取り返す先制点をゲット。4回に同点に追いつかれたものの、5回、一死二、三塁から内野ゴロの間に再び勝ち越しに成功。以降は投手陣が踏ん張り、2−1の儘、試合は9回へ。一死一、二塁のピンチを迎えたが、最後はショートゴロゲッツーで切り抜け、ゲームセット。一塁は完全にアウトのタイミングながら、またデービッドソンの野郎が、ベースから足が離れているとか、グラブからボールが浮いたとか、イチャモンをつけてセーフにしやしないかとヒヤヒヤものだったが、流石にここはどうしようもなかった様だ。かくして、日本はよもやのタナボタで準決勝進出が決定。タナボタと言っても、ここまで日本はアメリカ戦も韓国戦も完全に力負けしていた訳ではなく、殆ど互角の戦いを演じてきていた。ひとつ間違えば、どちらに転んでもおかしくない局面で、ヘッポコバントやヘッポコエラーをかましたのは明らかに実力不足の問題だが、イカレ審判やイカレ観客の妨害工作に見舞われるなどツキに見放されていた部分も大きかった。しかし、ここに来て、ようやくツキが味方をしてくれた。同じ2−1の展開でも、もし、メキシコが先攻だったなら、準決勝に駒を進めていたのはアメリカだったのだ。失点率で勝ったと言うのは、ひとえに日本の先発投手陣が頑張った証だろう。3たび、相見える事となった韓国相手に今度こそリベンジを果たして欲しい。2度負けておきながら、ここで勝って決勝進出をかっさらったとあっては韓国人の反日感情をますます拡大させそうな気もするが、3連敗はシャレにならんからのぅ。とりあえず、もういい加減、宮本を使ってやってくれよ、王さん…。

では、最後にデービッドソンの怒濤のイカレジャッジをご紹介。

wbc13.jpg

レフトフライで大きく飛び出した一塁走者。
必死こいて戻ったが、ボールが戻ってきた時には
まだ足はベースには届いておらず、完全なアウトに見える

………だが、セーフ。

wbc14.jpg

地上から3〜4m辺りの高さでポールを直撃。
完全にオーバーフェンスのホームランに見える

………だが、二塁打。

恐るべし、デービッドソン……。

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March 17, 2006 00:02

 渡辺俊が1次リーグでの屈辱を返上する快投を見せたが、いつも通り、川相不在の打線が全く機能しない。岩村は本塁憤死で負傷退場するなど、攻撃は空回りするばかりで、全く渡辺俊を援護してあげられない重苦しい試合運び。1次リーグでの韓国戦同様に、1点を争う展開で試合は終盤に突入。7回から登板した杉内はイマイチ、ピリッとせず、不安な内容だったが、問題の場面は8回にやってくる。一死から打ち上げられたライトへのファールフライ。ファールグラウンドが広ければ、鈴木一朗も楽々と捕球出来たのは間違いないこの打球だが、異様にファールグラウンドが狭いこの球場で鈴木一朗はあっと言う間に行く手を遮られてしまう。それでも体を伸ばして捕りに行ったが、ライトスタンドにいた観客が揃いも揃って大きく手を伸ばし、鈴木一朗のプレーを妨害。手の届く範囲に打球は落ちてきたが、目の前を遮られた事が災いし、捕球に失敗してしまう。このライトスタンドにいたのが韓国ファンだと言うのが、どうしてもひっかかる。明らかに故意の妨害工作だろ…と勘繰られても仕方がないのではなかろうか。直後、奴らは鈴木一朗に対して、罵声を浴びせ、フェンスを叩いて挑発。鈴木一朗もその意図を察したのか、拳を振り上げるなど、珍しく感情を露わにしていた。結局、この後、杉内は四球で歩かせると、次打者にはセンター前ヒットを浴びる。これで三塁を狙った一塁走者を金城が好返球で刺したと思いきや、負傷退場の岩村に代わってサードに入っていた2次リーグ初出場の今江が痛恨の落球でピンチを拡大する巡り合わせの悪さ。そっとベースの前にかざすだけで良かったものを思いっきり追いタッチに行った所為で、滑り込んできた走者の腹にグラブを巻き込まれたのが落球の原因だ。またも露呈する川相不在の弊害! やはり、このチームに川相がいない事は最大のネガティブファクターだと改めて痛感させられた直後、代わった藤川が韓国の石毛宏典こと李鍾範にタイムリー二塁打を浴びて、2点を献上。9回に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに西岡のソロアーチで1点を返すのが精一杯で結局、1次リーグに続いて韓国に敗れる屈辱的展開。まったく韓国の反日感情は凄まじいねぇ。サヨナラ負けしても準決勝進出は確定してるのに、あの容赦ない継投。そして、韓国のファンはアメリカに勝った時よりも、「勿論、今回、日本に勝った事の方が嬉しい」そうだ。何で、「勿論」やねん!? で、あの鈴木一朗への妨害工作。そんなに日本が嫌いか、お前ら? 妨害工作の意図があったか否かは断定出来ないものの(主観的には絶対に妨害工作だと思うが)、そういう意図があろうがなかろうが、ああいう場面で手を伸ばす観客ってのはホント、信じられない。ブーイングなど、間接的な嫌がらせはまだしも、ああいう直接的に選手のプレーを邪魔しようとするヤツは球場に来る資格はない! 日本でもスタンドインするか否かって打球に手を伸ばし、ホームラン取り消しなんて事になったりするケースがあるが、ああいう奴はその儘、体乗り出し過ぎて、フェンスからグラウンドに落ちてしまえ!と思わずにはいられない(今回の様なフェンスの低い球場では落ちた所でケガもしないだろうが)。アメリカがメキシコ相手に8回2失点以上で負ければ…と言うパターンで準決勝進出の望みは残るが、既に準決勝進出の可能性が消滅したも同然のメキシコ(延長13回以上まで0−0でいき、サヨナラ3ランか満塁弾で勝つ…と言う無茶なパターンのみで進出可能)が必死こいて試合に臨んでくるであろうアメリカに勝てるかと言うと、あまり期待出来ないだろう。何にしても、これでアメリカにリベンジ出来る可能性は完全に消滅したのが残念だ。

追記:殆ど期待していなかったが、メキシコが2−1でアメリカに辛勝。8回2失点と言う本当にギリギリのラインを潜り抜け、日本の準決勝進出が決まった。これで3度、韓国との対決を迎える事になる。またも圧倒的なアウェーの空気に包まれる事だろうが、そんなものははね除けて、今度こそ雪辱を果たして欲しいものだ。

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March 16, 2006 19:04

 今年は例年になくパ・リーグが面白い…………らしい。毎年同じ様な事を言っている気がするが、毎年「今年のインフルエンザは凄い」とか言うのと同じ類のものだろう。この「面白い」とは、究極無比の疫病神に取り憑かれて呪われたリーグであり、新たな亡命希望者や重傷者,大スランプに陥る者が現れる事が予想される為、呪いの実証性と言う点で面白いと言う意味なのか、はたまた、実在選手にとっては全く関係のない話で、自分のキャラだけが無駄に活躍するので水島新司にとってのみ面白いと言う意味なのかは不明。偽バファローズには破戒僧・清原のバッティングを見守るグラサン男が登場。まさか、この人は死んだ筈の仰木さんでは!?と思いきや、中村監督だった。顔を似せられない指揮官はとりあえず、グラサンかけさせて誤魔化そうとする癖は相変わらずの水島氏である。横にテロップが入った為、誰だか分かった訳だが、文字に頼るこの力技はプロ漫画家のプライドを完全に捨ててるよなぁ…。四国では他主要キャラの例に漏れず、「ドカベン」時代の迫力は消え失せ、すっかり雑魚キャラへとスケールダウンした雲竜がらしくない両手打ちで快打を連発するも、チームメイトや小次郎からは里中の生きた球に対して通用するか不安視されまくっていた。一方、悪の温床・楽天ではすっかり忘れ去られていた一球と九郎が殆ど背景同然に登場。実際に焦点が当たっていたのはノムさんで、長髪・ヒゲ禁止指令により、髪を切った岩隈を見て、誰だか分からない…と言うしょーもないネタ。そもそも、茶髪でも長髪でも水島氏の描く岩隈では、背番号を見ないと判別出来ないのだが、これは誰だか分からない理由を髪を切った所為にして、自分の画力のなさを誤魔化そうと言う隠蔽工作なのか?
 東京ではここまで通算134勝していたらしい里中が、今季の目標を16勝(=通算150勝)に掲げ、達成したら、サチ子にプロポーズすると、ついに山田に予告。これにより、このネタは更に今オフまで引っ張る事が確定して、もううんざり…。山田からOKを貰い、とりあえず、外堀を埋める事に成功した里中は婚約が決まれば、結婚は大学卒業まで待つつもりだのと、今後のプロジェクトを語り出すが、16勝した所で、いざ告白しようとしたタイミングで岩鬼とサチ子がじゃれついているのを見て、機を逃し、また次の機会に…と引っ張るのかもしれないと思うと戦々恐々だ。一方、岩鬼の元には、サチ子との出来レースの為に、政略結婚を強いられた悲劇の女・夏子はんから手紙が届いていた。名字が旧姓の「夏川」になっているが、果たして、これが水島氏のチョンボなのか、離婚した為なのか、不明。とりあえず、この点に関して、岩鬼は何も気付いていない模様。小学4年生の娘が女だてらに野球をやっているとか、今年こそ応援にいきたいとか、普通の近況報告が綴られていたが、その中の「会いたいです」と言う一文が妙にひっかかる岩鬼。文末の所にあるシミがどう見ても涙だなどと、断定しているが、「サヨウナラ」の指文字を「アイシテル」と間違える様な岩鬼得意の早とちりの可能性も否めない。果たして、夏子はんは政略結婚に続いて、出来レースを無駄に撹乱し、引き延ばす為だけに、またもや人生を弄ばれてしまっているのか? ともあれ、岩鬼は夏子はんの為に開幕アーチを宣言するのだった。

ヴェルサイユの異端公妃―リーゼロッテ・フォン・デァ・プファルツの生涯
↑政略結婚で検索したら、こんなのが…

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March 15, 2006 23:55

 霊感投手・松若の後を受けた2番手・小和田も痛恨の2ランを浴びた後、なおも二死一、三塁のピンチとアップアップ。ここでついにブルペンから眉村が登場し、今大会の初のマウンドを踏む事に。相変わらずの鉄仮面ぶりで全く動揺している様子の見えない眉村は三塁に走者を置いているにも拘わらず、いきなりフォークを要求して空振りをとる冷静な投球を展開。感情を剥き出しにしない眉村だが、大木監督曰く同期の吾郎や寿也の活躍を指を銜えて見ているだけの状態が続き、投げたいストレスが鬱積していたと言う。そのストレスを吐き出すかの様に、続く2球目も外角の際どい所へ決めると、三球勝負であっさりと空振り三振に斬って取り、このピンチを脱出するのだった。

 やっと出てきた眉村が三振を取りました、以上…で済んでしまう今回はあまり書く事がないねぇ。眉村のストレスを溜め込む事により、力を発揮させようと言うのが、大木さんの目論見だったしても納得出来なくはないが、そこまでの効果を期待してたなら、小和田など挟まず、霊感投手・松若のすぐ後に投げさせるべきだったんじゃないの? ここで一手遅れた事は致命的になりかねないぞ…って、どうせ寿也が逆転弾打つんだろうけどな! それにしても、吾郎は眉村の一挙手一投足に喜び過ぎ。今夜の松尾さんや霊感投手・松若に対する不信感丸出しな態度とはえらい違いだな。ところで、眉村世代はもう2年目なのに、実況アナは「ルーキー」を連呼し過ぎ!

Major―Dramatic baseball comic (9)

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March 14, 2006 22:25

 昨年もやったこの企画を今回も実行。各社から次々と発売されている選手名鑑において、球界の至宝こと名手・川相は一体、どの様な事を書かれているのか?と言うのを一挙公開!

◆スポーツニッポン
今季から球界初となるメンタルアドバイザーを兼任。
守備と犠打で貢献しつつ若手への技術指導や精神面のケアも。

◆日刊スポーツ
「世界一のバント」と堅守は健在。今季は「メンタルアドバイザー」でもチームを支える。

◆日本スポーツ出版社
犠打7と依然バントの技術は球界屈指。
今季メンタルアドバイザーも兼任で24年目の現役生活に挑む。

◆ベースボールマガジン社
メンタルアドバイザーとして若手の相談役になりながら
勝負どころでは存在感の光るプレーで勝利に貢献したい。

◆ベースボールマガジン社 週刊ベースボール増刊号
メンタルアドバイザーに就任し、選手の悩み解決を買って出る。
勝負所で欠かせぬ貴重な存在。

◆宝島社
経験豊富。メンタルアドバイザーも兼任する。

◆日日スポーツ新聞社
「和製オジー」の名に恥じない堅実無比なグラブ捌きと
前人未踏の世界記録を更新中の芸術的バントは、正に神の領域。
今季は世界初のメンタルアドバイザー兼任選手として大いに期待される。
 
………「日日」の名鑑は発売されてません、念の為…って、2年連続同じボケ(^^;)。予想通りと言うか、どこもかしこも「メンタルアドバイザー」ネタばかり。しかし、登録ポジションとして、「メンタルアドバイザー兼内野手」の表記があったのは、唯一、「週ベ」増刊号のみであった。残念…。

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March 13, 2006 22:57

 いよいよ始まったWBC2次リーグ。初戦の相手はまさかの2位進出同士となったアメリカ。鈴木一朗が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにらしくないバッティングでいきなり先頭打者アーチを放つなど、3回まで3−1と言う展開で出勤時間になってしまったのだが、会社に着いた頃には既に追いつかれており、最終的には無念のサヨナラ負け。スコアテーブルだけ見ると、かなり熱い展開に見えたのだが、帰宅後、ビデオを見てみると、実態は何とも後味の悪い嫌な内容であった事が分かった。最も問題となったプレーはこんな感じ…。

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March 11, 2006 23:30

pb2nd_08.jpg

 天才型の選手がはびこりまくる野球創作モノの中で、等身大レベルの選手が努力努力で這い上がる様がリアル…と、かつては謳われていたちばあきお作品(最近ではこういうタイプの作品も増えてきた)だが、実の所、そうでもない。いかに猛練習をこなしていると言っても、それを結果に繋げる速度,吸収力が尋常ではないのだ。「キャプテン」で谷口時代の墨谷二中が青葉学院の一軍に勝つのは、冷静に考えれば、やはり無理がある(丸井時代以降はそうでもない)。「ローマは一日にしてならず」と言う言葉はちばあきおの辞書にはないらしく、それはこの「プレイボール」でも同様の展開に…。いくら何でも試合前日に突然、始めた練習の効果が翌日に遺憾なく発揮されれば、苦労はないだろう…と言うツッコミはこの作品を見るに当たっては、するだけ野暮な話なのは分かっているのだが…。谷口の言う中学の時にやった効果的な練習…、てっきり剣道の防具をつけるのかと思いきや、いきなり生身丸出しの単なる至近距離ノック。しかも、硬球。流石の島田,加藤も恐れおののいてるよ。そもそも、この練習、外野手にとっても本当に効果的なの?と言うのは「キャプテン」の時にも思ったなぁ。実際、倉橋に「外野で補欠のお前にこの特訓続けたって意味がない」って言わせちゃってるけど、いいの? 外野のレギュラーだって同じでしょ。
 で、これ以降、練習内容自体にさしたる変化はないものの、ストーリー的には完全にオリジナルなものへと発展。どうしても「2nd」は倉橋絡みで一騒動起こさずにはいられない様で、その為に必要以上にヘタレに描かれているナインが不憫でならない。半田と倉橋の絡みはなかなか良かったと思うが、倉橋の言動がナインのやる気を引き出す為…と言うのは、どうにもご都合主義的だ。ああもうまく事が運ぶ事を計算してやっているとしたら、それはもう神の所業である。それに、その為に半田をスケープゴートに仕立てて卑下するって、人間的にどうよ? 半田も了承の上の策略だったら分からないでもないが、半田の様子を見る限り、そういう訳ではなさそうだ。下手をすれば、特訓も行わない儘、倉橋抜きで専修館戦を迎える危険性だって十二分にあったではないか。半田がバッティングセンターに行こうと言い、しかも店の人から一緒に来る友人(=倉橋)の話が出なければ、ああいう展開にはならんかったろうし…。無茶な練習をやらされて納得がいかないナインのやる気を引き出す…と言う同じ意味合いのエピソードでも、「キャプテン」で抗議に向かったナインが谷口の神社特訓を目の当たりにして、刺激を受けた時と比べると、どうしても質が落ちると言わざるをえないなぁ。それにしても、バッティングセンターであまりの絶妙のタイミングで出てきた倉橋。サッサと帰った筈の倉橋が、あんなに遅くまで練習していたナインより、あそこに行くのが遅い事自体、違和感ありあり。絶対、こいつ野球部の練習を陰でこっそり覗いていて、バッティングセンターに行くとなったら、尾行を開始し、半田の話を聞いていて、ここだとばかりに登場するタイミングを窺ってたよなぁ(笑)。そうそう、すっかり忘れていた川北高と再び絡みがあったのはちょっと良かったね。「またチャンスがありますよ」って、「さん」付けしてるって事は、田淵は3年生なんじゃないの? もうチャンスないじゃん、酷いよ、谷口…。

プレイボール 2nd vol.1(仮)

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March 10, 2006 23:11

 復活へ意欲を燃やす桑田が先発として、オープン戦2度目のマウンドに上がった。この日はフォークとカープを積極的に使い、持ち味の巧みなコーナーワークを展開。走者を出しても、落ち着いた投球で3回まで無失点。4回にフェルナンデスに一発を浴びたものの、崩れる事なく、5回を2安打3三振の1失点と上々の内容。相手が打線の弱い悪の温床・楽天とあって、楽観的に考えられない部分もあるにはあるが、前回の3回無失点に続いての好投で、200勝への最低条件とも言える先発ローテ入りへ大きく前進したと言っていいだろう。前年の4勝から12勝をあげ、最優秀防御率に輝いた2002年の様な復活劇を大いに期待したいものである
 ところで、3月18日の巨人−ソフトバンク戦を観戦する予定になっている。身銭きって、オープン戦を見に行くのは今世紀初めて。藤田元司氏追悼試合である事に加え、藤田氏の愛弟子・桑田が先発登板へ意欲的だった為、それに大いに期待してチケットを確保しておいた訳だが、どうやら無駄にならずに済みそうな気配で喜ばしい展開。当日は、熱い現地レポートが出来る内容になって欲しいものである。

こぼれ落ちた一球―桑田真澄、明日へのダイビング

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