November 2005

November 30, 2005

 一死一、二塁のチャンスで樋口は左中間へのフライに倒れて、二死。しかし、この際、二塁走者の吾郎が果敢にタッチアップを試み、三塁を陥れると、この隙にコジローも二塁へ。続いて癒し系ぬいぐるみスラッガー・光中は四球を選び、満塁の場面で打席には四番・松尾。完璧なリリーフの後、自ら突破口を開くヒットを放ち、投手であるにも拘わらず、果敢なタッチアップを見せる吾郎のプレーに触発された松尾は「打て、打ってくれ、松尾!」と大先輩に対する敬意の欠片も感じられない吾郎の期待に応える様にライト前へ2点タイムリーを浴びせる。送球の間に松尾は二塁へ進み、なおも二、三塁のチャンス。一塁が空いた事でベネズエラバッテリーはハマのスペランカー・三田村を敬遠する満塁策を取り、この日、大ブレーキの寿也との勝負を選択。一貫して寿也を全く信用していない様子のコーチは大木さんに対して、ガッツ笠原,ゼブラ今井らの代打投入を進言。しかも、ここでベネズエラのマウンドには、メジャーでも屈指のストッパー・バレンズエラが早くも登場してくる。しかし、集中力を取り戻した寿也にオーラを感じた大木さんは「ホームランを打って来い」とその儘、寿也を打席に送り込むのだった。

流石に、二死満塁となってしまっては、松尾のヒットは確定的だったので、今回は安心して見る事が出来た。あまりシメまくって、読者を刺激するのは良くないと気付いたのか。しかし、それでも一発を打たせるどころか、単打に留める辺りが満田氏の最後の妥協線なのかもしれない。で、この後、復活の寿也がメジャー屈指のストッパーからあっさりグランドスラム打っちまう訳? 自分のキャラは実在(モデルだが)選手より遙かに凄い!と言わんばかりのこの手法は正に、虚匠・水島新司の「ドカパロ」と同様なだけに、ここは意表をついて、内角球に対して体を張っての押し出し死球とか期待してみる(笑)。まぁ、どうせホームランでしょ(+_+)。


 

Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第6巻。横浜リトル・樫本監督に「うちには通用しない」と告げられた吾郎は、さらなる闘志を燃やす。第15話「監督の思い」から第17話「大会...(詳細こちら

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ritzberry at 20:32コメント(2)トラックバック(0)2005 MAJOR 

November 29, 2005

 回を追う毎に端折り具合が増していく「アストロ球団」。今回も凄い勢いでカットされまくりだが、バロンのカッコ良さは端折られない!

【「死なねばならぬ理由が1つもない」筈の大門、あっさり他界】
「男対男の、掛け値無しの勝負をしてやろうじゃねぇか。いくぜ、大門!」

いつの間にやら二死満塁の場面が出来上がっており、ヌンチャクを置き、普通のバットで大門が打席に登場。球一曰く真のバットマンとして目覚めたらしい大門に敬意を評したアストロ陣営は、球三郎,球六の内野二人が残像が出来る程の高速横移動を繰り返し、打球が低いうちに抑えるべく明智兄弟を二塁ベース後方に置くと言う鉄壁(?)のアストロシフトを敢行。そして、球一は初球からファントム魔球を投げ込むも、所詮、たった2球で身内から死刑宣告をされてしまったボールである為か、いともあっさりと股間を抜かれると、球三郎,球六は超高速移動が出来るにも拘わらず、二塁ベース上は担当でないのか、全く捕りに行く気配はなく、球八も球一同様に股間を抜かれ、球八から自由落下の球七は無論、間に合う筈もない。アストロシフトを簡単に突破した打球は、そこから一気に伸び上がり、スコアボードのビクトリー球団旗を直撃する同点グランドスラム。完璧に打ち込まれた球一は悔しさを表すよりも、大門の凄さを素直に褒め称える。今までの血生臭い展開が嘘の様なクリーン野球だ。塁上の走者が全て返っても、打席に仁王立ちの大門だったが、既に、絶命していた。打席前に影腹を切っていたのだ。影腹を切っている状態での打席で体に力が入らず、消えゆく命の灯を燃やしながらバットを振り、その魂を打球に乗せるがごとく打ち込んだ筈の決死の満塁弾があまりにもあっさり消化されてしまったのは実に残念。打席で苦しんでる気配が全くないので、何かある…と言う気配を汲み取りようがなく、原作未読者はこの上なく唐突な大門の死に対しては、正に、アストロナイン同様の驚きを抱いたかもしれない。詫び状は物語の展開が違っている事に合わせて、微妙に内容が変わっていたが、特に不満はなし。最後に残した球三郎への遺言が血で滲んで読めない事に関して、原作では結構、淡泊に振る舞っていた球七がワナワナと体を震わせ、涙を流しながら訴える部分はかなり良かったと思う。球三郎は分かっていると言う「大門の言いたかった事」とは、きっと…

「アストロ球団」DVDを発売する暁には伊集院兄弟に関するエピソードを
全て網羅した完全ノーカット版を収録してくれ!

…と言う事に違いない! それは無理だよ、兄さん…(T_T)。

【無駄ではなかった大門の死! 球四郎、ついに覚醒の時!】
大門の崇高な死にすら悪態をつき、「敗北者」とまで大門を貶める球四郎。あくまで冷血漢を貫いているかに見えるが、刀を握る手が震えていた事が動揺を表していた。

「見ろ、てめぇの兵隊達で血みどろになって闘っているぜ」(球一)
「人にはそれぞれ器がある。人の上に立つ者と人の下に傅く者よ」(球四郎)

バックが身の危険を顧みない決死のプレイで打球を追っている様に対しても、冷たく言い放つが、既に当初の余裕は完全に消え失せている。球一にスタンドへ叩き込まれたばかりか、更に、連打を浴びるなど、今までの無敵ぶりが嘘の一方的に打ち込まれてしまう。強がる球四郎に喝を入れんとするバロンだが、極限まで追い詰められた事で、ようやく覚醒し始めた球四郎の目の色に気付き、諭す様に言う。

「お互いつまらねぇエリート意識は捨てようぜ。素っ裸になって、アストロと同じ土俵に立とうや」

忠誠の誓いを立てるナインに手を上げようとした球四郎だが、その拳を止め、素直に詫びを入れる。威厳と権威を振りかざしても人はついて来ないと、ようやく悟った球四郎は無駄なプライドをかなぐり捨てて、アストロナインに挑む。自らの身を呈して打球を止め、トリプルプレーを完成させる姿は今までの球四郎とは明らかに違うものだ。

「あの死に様を見て、勝てんと思うた。悔し紛れに仏に唾を吐きかけたけど、それはワシの背伸びやったがよ」

非常に急展開ではあるものの、ここに至るまでの球四郎の変化の過程はなかなかいい感じだ。そして、何よりバロンがカッコいい! 一見、参謀の様に振る舞っているが、実は球四郎は傀儡に過ぎず、この男が黒幕だったのだ!…なんて展開でもあまり驚かないかもしれんなぁ…。

【博打王が生んだ?秘球・ファイナル大魔球炸裂! 球四郎、すっかり改心!】
球一のパクリ魔球ばかり投げていた球四郎のオリジナル「ファイナル大魔球」がついに炸裂。TV版ではその開発に当たって、博打王である設定がカスリとも生かされていないプロボウラー・剣持豪が大きく関わっている………………筈なのだが、結局、どう関わったのかは語られる気配皆無。なら、そんな気ぃ持たせる設定いらんやんか! 2点を失い、再び迎えた球四郎の打席で力尽きる球一に、刀を持ってマウンドに迫る球四郎。改心したと言うのに、今までが今までだけに信用しきれていないアストロナインが悉く止めに入るが、刀を持ってきたのは球一の左手の指先に出来たしこりを切って、溜まった血を出す為だった。

「目覚めの悪い勝ち方しとうないだけがよ。けんど、容赦せんぜよ」(球四郎)
「礼をさせて貰うぜ…。お前を打ち取る事でな」(球一)

今や、正々堂々と立ち向かってくる球四郎のクリーンな姿勢に応えるべく、渾身のファントム魔球を投じる球一。しかし、所詮、たった2球で身内から死刑宣告をされてしまったボールである為、またまたあっさりと打ち返される。原作と違う場面で出る………かもしれないらしい、「飛べ〜、不死鳥〜っ!」が、ついに飛び出すのかと思いきや、そうはならず。あ〜っ、とうとうアキレス腱切れちゃったけど、本当にやってくれるのだろうか? アキレス腱が切れた際の球七の痛みを堪える様は原作以上に壮絶さが伝わってきて良かったのだが、腕を噛んでまで悲鳴を上げなかったのは、味方であるアストロナインを気遣い、敵であるビクトリーにも悟られない様と咄嗟に判断した行為なのだ…と言うのが、果たして、あれで伝わったかと言うと、微妙だなぁ(^^;)。

【千葉先生、峠会長と団欒モード】
超人達が命を懸けた死闘を演じている中、監督である千葉先生は、あろう事かふかふかの椅子でのんびりくつろぎながら、峠会長と昔話を語らっていた。超人集めに奔走していた千葉先生がやっとの事で見つけた第1号の超人少年は原因不明の難病で右目の視力を失っており、千葉先生が角膜移植をした模様。「命に換えても…」と言う千葉先生の言葉が偽りでないと感じた峠会長は千葉先生に賭ける事を決意。しかし、この人、球三郎に対しては命も懸けずに、ただ上空から投げ落としただけだったけどな! 挙げ句の果てに、右目どころか両目の視力失っちまったけどな! …で、千葉先生が角膜移植したのって、球一なんだよね? 一瞬、バロン森かと思ってしまった…。眼帯してた方の目が移植されたもので、球九郎の正体はバロンだったのだ!、…なんて、原作を大幅に無視した超展開を一瞬、期待してしまったりもしたのだが、バロンが眼帯してるのは左目の方だった。残念。でも、球一だとしても、十分、ウルトラCな展開…。この超オリジナル設定は本当に必要なものなのか? この先、注目していきたい所だ。で、そのバロン、前宙ホームインで球二のタッチをかわすなど、獅子奮迅の活躍を見せてくれて、燃える展開。だが、バロンと言うと、球七をも凌駕すると言っても過言ではないくらい攻撃的なフィールディングで魅せる男のイメージが強いので、早いトコ、守備で超美技を連発して欲しい所だ…。

【動かぬ右腕! 球四郎、ついに限界寸前!】
原作でもなかった球六の2度目のアンドロメダ大星雲打法が見られたのは嬉しいが、いともあっさりバットを粉砕されて、またも凡退。たった2球で死刑宣告されるファントム魔球と言い、折角の超必殺技が惜しげもなく破られるのが「アストロ」の凄い所だよなぁ。しかも、この後、後続打者が普通の打ち方で3連打してしまう辺り、野球漫画のセオリーと言うものはこの作品には全く通用しない。満塁の場面で登場するアストロの巨艦・球一。時代背景を考えれば問題ない筈なのだが、今や世界遺産となっている屋久杉でバットを作るのは流石にヤバいのか、球六のバットは特殊な木で出来ている訳ではない様だが、それにしたって、バットを粉砕する超スピンボールのファイナル大魔球と最初っからバットにヒビ入れておくジャコビニ流星打法の相性はどう見たって最悪だろうに、何故か簡単に前へ飛んでしまうのが不思議だ。投げたと同時に包帯がちぎれ飛び、崩れ落ちる球四郎に砕けたバットの破片が大量に襲いかかる。バットが突き刺さる事も厭わずに体を張って盾となるバロン。

「あの野郎、とうとう仮面を剥ぎやがった。この姿がバロンの本領…」(球一)
「蛍光灯野郎がカッコつけやがって…」(球七)

アキレス腱を切り、這い蹲ってベースにしがみついている状態でも球七語録は健在だ。それにしても、今週のバロンはカッコ良過ぎである。力尽きたかに思われたが、右腕の痛みがすっかり消え失せ、これで思う存分投げられると意気上がる球四郎。しかし、実際は神経がズタズタになってしまったのか、最早、痛みすら感じられない状態。全く動かせない右腕に球四郎は悲痛の叫びをあげるのだった。

アストロ球団 第二巻

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ritzberry at 22:36コメント(0)トラックバック(8)アストロ球団 

November 26, 2005

 先日、発売になった某ゲームを購入し、遊び倒しまくっている今日この頃。そのゲームとは、勿論…

アストロ球団 決戦!! ビクトリー球団編

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ritzberry at 21:58コメント(0)トラックバック(0)ゲーム 

November 25, 2005

 同点で迎えた9回裏、二死走者なし。「EVE〜new generation〜」発売決定記念マルチサイトシステム企画は今回が最終回、そして、水島氏は岩鬼を溺愛している。これだけ条件が整っていて、岩鬼のサヨナラ弾以外での決着を誰が予想出来ようか。まだシリーズの第1戦が始まったばかりだと言うのに、鉄五郎がこれで引退とか言い出したもんだから、メッツベンチはこれがまるで最終戦の様な雰囲気。てっきり山田が最後の相手とすると思っていた水原は岩鬼の打席で登板した鉄五郎を意外がる。五利は先の満塁の場面で迎えた山田の打席で鉄五郎が登板するのはあまりにもリスクが大きい為、水原を投入したが結局、同点弾を浴びた事で、これなら鉄五郎が投げても一緒だった…と水原の不甲斐ない投球をチクリ。まだ第1戦なのだし、そんなに山田と対決したいなら、その機会は残りの試合で幾らでもあるだろうに、「EVE〜new generation〜」発売決定記念マルチサイトシステム企画は今回で最後なのでそんなつもりは全くないらしい。こんな不自然な展開にするなら、最初から第7戦をやればいいものを…。一人、テンションが最高潮の鉄五郎の初球はど真ん中に決まるも、ハエが止まるヒョロヒョロ球。鉄五郎は岩鬼の見送り方でど真ん中がボール球に見えていると確信し、勝機を見出す。一方、岩鬼はあまりにもなさけないスローボールに思わず打席を外して涙を流す始末。ここで打ち砕くのは簡単だが、ここで引退すると言う鉄五郎に花を持たせるべく、わざと三振する事を決意する。ここで凡退しても延長になるだけなので、延長に入ってから打てばいいと言う事らしい。見逃し三振ではウソくさいと言う事ででたらめなスイングで空振りしようと目論む岩鬼だが、これは白血病からの復活登板となったオリックス・岩下と相対した時とまるっきり同じ展開であり、この後、どうなるかはもうミエミエ。結果自体は先週からミエミエだっただけに、そこに至る経緯くらいは工夫して欲しかったものを、よりにもよって、こんな使い回しネタで(自称)「夢の企画」とやらを締めてしまうとは…。鉄五郎は鉄五郎でただど真ん中を投げるだけと言う駆け引きも何もない全く無策な状態であり、鉄五郎が投げる必然性は皆無。言うまでもなく、悪球打ちの岩鬼がでたらめに振ったつもりのスイングは逆にまともなスイングとなって、鉄五郎のボールを打ち砕き、打球はレフトスタンドに飛び込むサヨナラ弾に。サチ子の2匹のサンマ効果はソロと満塁弾などではなく、幻のプレイボールアーチと使い回しサヨナラ弾と言う形で現実のものとなったそうな。打つつもりなど毛頭なかった岩鬼は鉄五郎の花道を粉砕してしまった事に茫然自失としていたが、鉄五郎は悔いが残ったから引退を辞めると宣言。これを聞いた岩鬼は逆に鉄五郎の現役を伸ばす事になったと大喜び。岩鬼を三振に斬ってとるまで現役を続けると言う鉄五郎に対して、「それなら死ぬまで現役や」とバカにしながらベースを一周するのだった。引退を取り消した鉄五郎に呆れ果てる五利は新旧交代をしなければならないからと引退撤回を撤回する様に促すか「野球狂を『詩』う者には新旧交代はない」らしく、鉄五郎は来年も現役続行が確定。里中はまだ第1戦が終わったばかりだと言うのに、「シリーズが終わったらサッちゃんと…」と、プロポーズ大作戦を練っている模様。案の定、第2戦以降はカスリとも描かれず、第7戦までもつれた末に東京が初の日本一に。MVPには7戦7ホーマーと言う無茶苦茶な活躍をしたらしい岩鬼が選ばれるのだった。結局、「野球狂の詩 平成変」は今回で終わりらしい。水原,鉄五郎が別作品キャラに一方的に打ち込まれる最悪のシリーズであったが、本当にこんな形で終わっていいのか?

PS.岩鬼が高速道路でパンクしたネタには一体、何の意味が?

野球狂の詩 (9)

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ritzberry at 23:05コメント(0)トラックバック(0)2005 ドカベン 

November 23, 2005

 因縁の相手・シルヴァをジャイロフォークで仕留めた吾郎は、4,5番も立て続けにジャイロフォークでなで斬り。クリーンアップを三者三振に斬って取ると言う最高の形で無死二、三塁の大ピンチを切り抜けた。全く情報になかったフォークにしてやられたシルヴァはベンチでサンチェスに八つ当たり。勿論、サンチェスも吾郎のフォークは初見で知る由もなかったが、しれっとした態度で「知ってたら打てたのか?」とシルヴァの神経を逆撫でする。この屈辱を晴らすべく次の打席でのリベンジを誓うシルヴァだが、サンチェスは無理だと言い放つ。いきり立つシルヴァだが、それはシルヴァでは吾郎に勝てないと言う事ではなく、日本代表はD.マッケンジーの離脱により、DHだった寿也を捕手に回してしまった為、投手が打席に入る9人野球状態で、しかも、次の日本の攻撃は8番からで、すぐさま打順が回ってきてしまう吾郎には代打が送られるのは必至である事を意味していた。打席に立つ気満々の吾郎だったが、当然のごとく、日本ベンチは代打を送る構え。しかし、先頭の木端が凡退した事で、大木さんはいい流れを作っている吾郎をあえてその儘、打席へ送り込む。コジローの前に走者を出したくないベネズエラバッテリーは吾郎が出て来たことに一安心。しかも、とても打てそうもない構え,初球のヘナチョコスイング,打席でガタガタと震える吾郎の仕草にすっかり油断しきっていたが、ここまでの吾郎の動きは全て棒球を誘う為のフェイクだった。思惑通り、無警戒な甘いボールの2球目を吾郎は痛打。三遊間を遅うライナーはまたしてもシルヴァの好守に阻まれたかに思われたが、打球の勢いは衰えずにシルヴァのグラブを弾き飛ばして、レフト前へ。一人で試合の流れを変えつつある吾郎の活躍に負けていられないと発憤したコジローもヒットで続き、一死一、二塁のチャンス。一気に点差を縮めるビッグイニングの予感が漂ってきた。

サンチェスや大木さんが吾郎の事を至極、自然に「吾郎」と呼んでいる事にちょっと違和感。一死一、二塁で6点ビハインドとなれば、6番寿也に一打同点ないしは逆転の場面で回ってくる事が容易に想像出来る展開。そんな当たり前の事よりも、松尾が果たして打つのどうかの方が気になる辺り、この期に及んで松尾がシメられる可能性を否定出来ない自分がいる。松尾だけが凡退しても、逆転出来ないまでも一発で同点のチャンスは寿也の打席で作りうる訳であり…。


 

Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第5巻。メジャーに復帰したギブソンが、吾郎をメジャーリーグのオールスターゲームに招待する第12話「ギブソンからの招待状」から、第14話...(詳細こちら

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ritzberry at 23:12コメント(1)トラックバック(1)2005 MAJOR 

November 21, 2005

 ついにこの日がやってきた! 放送開始以来待ち焦がれた伝説の超技がいよいよ炸裂する!

【偽りのオカマ野郎・バロン森見参!】
「私の名前? ちょっと恥ずかしいけど、バロン森って言うの!」

前回の球八の悲痛なる叫びで終わった引きは一体どうなってしまったのか!? あの名シーンが思いっきり放置されて、まるで何事もなかった様に始まったバロン森の初登場シーンはあまりに唐突過ぎて訳が分かりません(笑)。スタンドで指揮棒を揮っていたかと思えば、オカマ口調で男の何たるかを語り出して、グラウンドに乗り込んだかと思えば、ビクトリーベンチで香水を振りまきながら、オールヌードを披露。「アストロ球団」初心者の唖然としている姿が目に浮かぶが、本当に唖然とする展開はまだまだこれからだ! バロンのカマっぷりにセンターの位置から二人揃って吐き気をもよおす明智兄弟,思いっきり振り遅れのバロンの空振りに「はぁっ?」と呆れる球一が妙に可愛い。球四郎曰く「昨日今日バットを持ったヤツ」だが「野球理論は一流」との事。これだけ聞いてると、単なる頭でっかちに思えるが、たった3球で球一の球威の衰えを見抜くなど、ただ者ではない事を予感させる。

「おのれら、ええ加減、目ぇ覚まさんかい!」

ここまでひたすらオカマ調だったバロンが、突然、ナインの奇形バットを集めて、叩き折ると、態度を豹変。原作の球二曰く「子供の様に無邪気さ猛獣の様な冷酷さが同居」しており、どこまでが芝居なのか分からないが、芯は一本通った男である所がバロンの魅力だろう。

【アストロワンの集大成・ファントム魔球、地味なデビュー!】
バロンの登場により、ナインへの主導権を奪われ、どんどん孤立する一方…と言う程には時間の都合上、至っていないが、とりあえず、プライドを踏みにじられてぶちキレ寸前の大門はバロンにあてつけるかの様にヌンチャクバットで打席に入る。大門の迫力に警戒する球一はついに最後の魔球「ファントム魔球」を披露する。アンダースローからオーバースローへと変わる投げ方で、途中で消えたボールが現れたと共に球威を増して、落ちてくる…。理屈はさっぱり分からないが、「アストロ球団」は「巨人の星」の様な魔球の謎解きなど全くない上、相手側も魔球攻略に試行錯誤する様な事は全くないので、そういう事は完全スルー。何故、こういう球を投げられるかと言えば、超人だから。超人の投げるボールの凄さに常人の立ち入る隙などありはしないのだ。しかし、球一の集大成の魔球も驚かれたのはほんの一瞬。序盤の七色の変化球も「ボールは必ずストライクゾーンを通る」とあっさり打ち砕いた大門はファントム魔球に驚くどころか、こけおどしの愚策の様に言い放ち「陣流拳法 無意無感有耳音の極」により、打倒の準備を整える。かつて球三郎と対峙した時に姿を消したアレだ。前にも書いたが、今の目の見えない球三郎なら大門の姿を見失うのは理解出来るのだが、目の見えていた球三郎が大門の姿を見失ってボコボコにされたのは訳が分からない。現に、今の状態の大門の姿も球一には普通に見えている訳で…。ともあれ、ボコボコにされた時の恐怖が忘れられないのか、ファントム魔球は打たれると断言し、敬遠を指示する球三郎。披露からたった2球で確実に破られると言われてしまう集大成の新魔球って一体…(+_+)。ここから勝負か敬遠かで右往左往する球一が面白い。

「まさか、俺に逃げろって言うのか?」(球一)
「逃げではありません。勝負には駆け引きも必要です」(球三郎)

ワナワナ震えながらも、敬遠を了承する球一。

「勝負せぃ、球一! おのれらの信条『一試合完全燃焼』はハリボテか!?」(大門)
「逃げじゃねぇ、駆け引きよ」(球一)

全く本音ではなさそうだが、球三郎の言い回しを引用しての逃げ口上を打つ球一だが…

「何の真似だ、球一! 超人は超人らしく、毅然と前向きに戦わねぇか!」(球七)
「見下げた男よ。己の様な小心者は即刻この場から失せぇ! 超人の名をたばかった面汚しが!」(大門)

原作では球三郎に「よけいなことを…」とまで言われてしまう球七の正に余計な一言に動揺する球一に大門が追い打ちをかける。球三郎は「自分一人がヒーローになり、有頂天になるのではなく、全体の為に動く」のが球一の役割であり、そこが球七と違う所と評しているのだが、それって、つまり「自分一人がヒーローになり、有頂天になる」のが球七…と、暗に言っている事になるんだよなぁ。結構、酷いっス…。この二人、実は相性最悪?(^^;)。ここで逆上した球一は一転して、勝負に出ようとするのだが、再び球三郎の説得攻撃が繰り出される。

「球一さん、グラウンドに未練を残し、床に伏した球五さんの想いを思えば、今またここで血を流す事は出来ない筈です」(球三郎)

球五を利用する球三郎の狡猾な話術が決まり、球一は結局、敬遠を敢行。球五が倒された時、「グラウンドの借りはグラウンドで返せ」と言う球五の言葉を借りて、怒りに震えるナインを制止させようとした当人である球一はこう言われてしまったら納得せざるをえまい。しかし、あの時、球三郎は怒りに震えていた連中の一人だった筈なのだが…。しかも、この人、この後で無駄に血を流そうとしている訳であり、実は説得力皆無だったりするんだよなぁ(^^;)。追い込まれるまでボール球に手を出してまで敬遠に抵抗した挙げ句に歩かされ、振り上げた拳の下ろし所を奪われた事をバロンに嘲笑われ、絶望に打ちひしがれながら涙を流す大門の凄まじい転落ぶりは完全カット。バロンによる大門の孤立化が甘く、どんどん追い詰められていく大門の描写が端折られるのは実に残念だ。

【第9の超人迫る! 峠会長の目的は!?】
かつては相手を振り回しまくっていた千葉先生も、すっかり振り回されまくっている今日この頃。峠会長から、9人目の超人の事を勿体ぶられて、少々苛ついているご様子。愛人の子として生まれた事で身内から追いやられ、幼少の頃は超人である事など判明していない筈なのに超人の痣の所為で虐げられてきたらしい球四郎。真の仲間やライバルと出会う事もなく、ここまできた球四郎を打ち負かして欲しいと言うのが真相の様だ。原作では最後まで傍観者の立場を貫いた9人目だが、この流れだと、もしかして、この試合中に味方になったりするのだろうか?

【球四郎、あっさり満塁弾! またも奪われる明智兄弟の見せ場!】
折角の新魔球に対して、いきなり身内から死刑宣告をされて意気消沈の球一は、初対決となる因縁の相手・球四郎に対して、何故かただのストレートを投げ込み、ランニングホーマーを浴びてしまう。超人野球の割には、意外とスピード感のないプレーが多かったのだが(特に、球七の快走をハショりまくるのがいかん!)、ここはなかなかスピード感があって良かった。球四郎に吹っ飛ばされた球二は可哀想だが、もっと可哀想なのは実は球七。打球を捕り逃したとは言え、一見、見せ場fあった…様に思えるが、原作のこの場面での明智兄弟のカッコよさとは比べ物にならない。球四郎はランニングホーマーなどではなく、球八が幾ら高く放り投げた所で絶対に追いつけないと分かる特大アーチを放つのだが、この時のやり取りが何とも熱い!

「捕る捕らねぇは問題じゃねぇ〜っ!
 捕ろうとする意思表示があいつらの自信に幾らかのに楔を打ち込む事になるんで〜っ
 あのクソ野郎どもをここで調子づかせちゃ絶対ならねぇ〜っ。飛ばせ〜っ、八〜〜〜っ!!」
(球七)
「飛べ〜っ、不死鳥〜っ!」(球八)

ああ、このシーン、大好きだったのになぁ…。一体、明智兄弟は命を懸けた火山特訓とやらの効果をいつになったら発揮してくれるのだろう?

【球三郎、決意の死に装束! 球二、怒りの殺人スライディング!】
球四郎は手を抜いているのか、球二ごときに簡単にタイムリー三塁打を浴び、またまた1点献上。ここで2度目のオールヌードを披露し、シャワー室で身を清めた球三郎は高校生の練習用ユニフォーム死に装束と思える真っ白なユニフォームで登場。無駄な血を流すなと球一に言っておきながら、自分は死ぬ気満々! そして、死地へ向かわんとする時でも自分の台詞に酔う事は忘れない!

「伊集院球三郎…、この世に生を受け十八年…。これ程までの友情を得た事、至上の幸せでした。さらば、我が友よ!」

ここで本盗に見せかけた殺人スライディングで打席の球三郎に妨害をかます男! 原作ではこの役目は球七であり、いかにも「味方殺し(笑)の球七」的な行動なのだが、ここでの担当は何と球二。初代球二の死を無駄にしたくない故の行動である事は嬉しいのだが、またまた球七の見せ場が奪われてしまった形となり、どうにも歯痒い。やはり、このシーン、球二では壮絶さに欠けるのは否めないだろう。一体、どれだけ球七の見せ場を奪えば気が済むのか…。

そして、大門との直接対決の前に球六の暴露大会が始まってしまう。大門は紛れもなく伊集院千岩の実子であり、陣平助の実子こそが球三郎だったのだ。球三郎と入れ違いで陣流拳法総本山に乗り込んだ球六があそこで球四郎と一悶着あったのかは一向に語られる様子がないが、ちゃっかり女中のとよサンから伊集院兄弟情報をリークされたらしい。先の打席で何の脈絡もなく胴着の帯を巻きだした大門の行動はこの上なく不自然だったのだが、どうやら大門が千岩の実子である証拠品として無理矢理引っ張り出したかった模様。実父殺しの事実を聞かされ、大門は一時、発狂モードに入るが、それも束の間、陣流拳法の掟に従っただけと開き直る外道ぶり。原作でも同様の台詞を吐く大門だが、実は既に真実を悟っていて球三郎を気遣って言ったのではないか?とすら思える感じだっただけに、思いっきり開き直っているだけにしか見えないのは残念。大門が自分は陣平助の子であると思うに至る経緯もさっぱり明かされないので、同情する余地が少ない様にも思える。尺の都合による端折り三昧の影響により、人間味と言う意味で一番損をしているのは、やはり、この男ではなかろうか。

【ついに炸裂! 伝説の超必殺技「人間ナイアガラ」!】
暴露大会も終わり、プレイ再開。球三郎のピッチャー返しを叩き落とした球四郎はとどめを刺せとばかりに大門へボールを送る。ここで!ついに!全国民が待ち焦がれた伝説の超必殺技が炸裂するのだ!!

astro08a_01.jpg 「これぞ、『人間ナイアガラ』!」
astro08a_02.jpg

おおっ、燃える〜っ! 6人同時に飛び上がり、バックにナイアガラの滝! ここまでの再現度はなかなかだ! この後の連続攻撃が何ともスピード感に欠けたのが、ちょっと残念。もっと一気にドカドカいって欲しかったなぁ。そして、攻撃が終わった後、後ろで棒立ちしてるビクトリーの面々が、妙に笑える。更に、この後、互いに跳び蹴りを打ち合う伊集院兄弟だが、伝説の名台詞…

「こんどめくらが〜っ!」

…は当然のごとくカット。球六がこのプレイの前に暴露大会を済ませてしまったのって、もしや、この台詞を言わせない為? 大門を倒したいんだか、大門に倒されたいんだか、全く訳の分からない球三郎だが、ここでまたまた自らの命を的にして、大門の気を晴らそうとする。逆鱗に触れた大門の拳が一閃。球六に羽交い締めにされながらも、球三郎の優しさが罪にもなると言う事を叫ぶ大門。

「親切や優しさを人に押しつけるな! たとえ、命を懸けていようが…………………
優しさなどでは……、人は救えん! 余計に相手を惨めにさせる事もあるのだ……」

「命を懸けていようが」の後、原作では「見返りを願う様な優しさなど偽善と言うものだ!」と続く。この言葉により、球三郎は自分が大門に犯してきた罪を激しく痛感させられる訳であり、これなしで「分かります!」とか言われても、ちょっと…なぁ。この時、大門は何か言いかけようとして、それを飲み込む様に、しばし沈黙している。まるでこの言葉を吐く事は球三郎を傷つけてしまう事になるから…とためらっているかの様にも見えるのだが、これはこの言葉を知っている原作ファンでなければ感じられない思考ではなかろうか…。

「兄さん……、死なないで下さい!」(球三郎)
「生憎、お前程、細やかな神経は持ち合わせておらん! 俺が死なねば理由など一つもない!」(大門)

このやり取りで一気に毒気も殺気も消えた大門。子供の頃の正義感溢れた聡明な兄が戻ってきた様な気がして微笑む球三郎。長きに渡る二人の確執が解消され、ついに和解の時が来た……かに見えたのだが……。

アストロ球団 決戦!! ビクトリー球団編

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ritzberry at 23:37コメント(3)トラックバック(5)アストロ球団 

November 20, 2005

 3年連続でパ・リーグを制覇したにも拘わらず、2年連続で日本シリーズに出られないと言う憂き目にあった今季のソフトバンク。あまりにも理不尽で不遇な展開を重く見たのか、パ・リーグ理事会はレギュラーシーズン1位チームに対するアドバンテージを従来の5ゲーム差から、ゲーム差に関係なく与える様に変更する事を決定。その代わり、第1ステージの勝者は第2ステージの第3、4戦の興行権が与えられる事に…。今までより幾分マシになったとは言え、あくまで幾分に過ぎない。王さんはこの変更を「大きな前進」と評しながらも、レギュラーシーズンの1位を優勝と扱って貰えない事に対しては至極、ご不満の様子。当然である。セ・リーグも再来年からの実施を示唆しているプレーオフだが、そんなにプレーオフをやりたいなら、「日本シリーズ≠日本一決定戦」と言う扱いとして定めて欲しいものだ。それにしても、これで来年、J.マッケンジーを失ったソフトバンクがレギュラーシーズン2位となり、プレーオフでは2勝2敗でアドバンテージによって日本シリーズに出られない…と言うケースになりそうな嫌な予感がしないでもないのだが、そうなったとしても、それは所詮、レギュラーシーズン2位なのだから、出られないのは当然であり、何ら惜しむ事はない。とにもかくにも、このプレーオフが1年でも早く撤廃される事を願うばかりだ。

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ritzberry at 23:57コメント(0)トラックバック(5)2005 プロ野球 

November 17, 2005

 4−4で迎えた土壇場9回、まるで土井垣の様な大柄な体型に変貌した里中はサチ子にプロポーズしたいが為に気力の投球を展開。まず、サチ子に岩鬼への気持ちを確かめる話はどこへ行ってしまったのか。これに対して、メッツ先頭の音武田は初球こそボール球を振らされるも、続く2球目を痛打。しかし、これを前の打球には不安を残すが、横の打球には滅法強い岩鬼がダイビングキャッチ。これを見た鉄五郎は突然、この試合のポイントは岩鬼だと言い出す。山田の満塁弾は所詮、ジャンケン野球の賜であり、盛り上がるどころか、シラける一方。岩鬼の初回の一発は天井直撃で幻に終わったが、その後、メッツのいい打球を悉く岩鬼に阻まれ、チャンスの芽を摘まれており、また、岩鬼の好プレーは他の選手をも勢いに乗せると言うのだ。そうこうしているうちに、今度は武司の痛打を殿馬が好守で阻止。延長を覚悟したのか、その儘、打席に送られた蝶野もあえなく空振り三振に終わり、結局、三者凡退。2回に代走起用した投手の蝶野がまだ出ていると言う事は、少なくとも3打席は立った事になる。投手として起用する訳でもなく、打撃のセンスがある訳でもなく、足が速かろうと塁に出なければ何の意味もない蝶野をここまで残していた事に一体、何の意味があるのか。まして、メッツは3回以降、無得点。これはどう見ても、鉄五郎の大チョンボとしか映らない采配と言えるだろう。さて、その裏、メッツのマウンドには第3戦での先発が予想されていた坊さん投手・村雨が登場。これに対して、土井垣はチョロ,サルに追い込まれるまでセーフティバントのフリをして、追い込まれたら実際に転がすと言う水島作品十八番の展開で投手を疲労させ、作戦を指示。十八番の展開であるが故に、必ず成功するこの作戦により、たった2人の打者で村雨はすっかりバテバテ。幾ら何でもスタミナがないにも程があるだろう。プロの投手として、こんなザマでいいのか? しかし、所詮、土井垣の作戦は裏目に出るのが世の常。疲れさせた上で岩鬼に悪球を投げさせようと言う魂胆はあまりにもミエミエで村雨を引っ込められてしまう。ここで満を持して、鉄五郎が自らマウンドへ。制球力はあっても、あまりにも遅い鉄五郎のボールではいかに岩鬼でも打たれるのではないかと五利は戦々恐々。鉄五郎は「わしの最後はお前しかいない。お前を打ち取って、現役58年の幕引きにするぜ」と雄叫びを上げる。戦前には最後は山田とぬかしていただけに、これが本音かどうかは不明。「モーニング」のアオリでは「鉄五郎の巧みな言葉に岩鬼は惑わされてしまうのか?」的な事が書いてあり、非常にアヤしい。何はともあれ、「EVE〜new generation〜」発売決定記念マルチサイトシステム企画は次回で終わりである以上、ここで岩鬼が倒れて、延長に突入する展開は考えられない。つまり、岩鬼のサヨナラ弾で決着となるのは最早、確定事項だろう。9回表に1点入れさせないから、既定路線になってしまうのだ。岩鬼の士気を下げるつもりで言った鉄五郎の言葉に対し、逆に、意気に感じてしまった岩鬼が天井を直撃しながら、今度はその儘、一気にスタンドへ持っていくサヨナラ弾でジ・エンドと見た。で、岩鬼を打ち取れなかった鉄五郎は来季も現役続行…か? 「モーニング」の方では「次号、最終回」とあるのだが、これは果たして、「EVE〜new generation〜」発売決定記念マルチサイトシステム企画が最終回と言うだけの話か、連載自体が終了するのか…。「チャンピオン」の方はサチ子問題が残っている事もあってか、そういう気配はないのだが…。

野球狂の詩 (6)

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ritzberry at 19:59コメント(0)トラックバック(0)2005 ドカベン 

November 16, 2005

 気力充実の吾郎とようやく落ち着きを取り戻した寿也のバッテリー。3球目もストレートが決まり、カウント2−1とシルヴァを追い込む(どうやら、重盗された初球はボールだった様だ)。大口を叩くだけの球は持っていると吾郎の速球を認めながらも、3Aのストッパーだった吾郎のデータから、ストレートしか持っていないと言う情報を得ているシルヴァは、犠飛狙いのミートバッティングに徹すれば、170kmでも出さない限り、ストレートだけでは三振にとる事は不可能と余裕綽々。その言葉通り、徐々にアジャストし、いい当たりのファールを飛ばし始める。依然として、吾郎の起用に納得のいかないコーチはウダウダと言っていたが、ここで吾郎はすっかり忘れ去られていたジャイロフォークを投げ込み、完全にストレートしか頭になかったシルヴァを空振り三振に斬ってとる。合宿時、野呂が指摘していたジャイロフォークの欠点は落ち始めが早過ぎる為に打者に落ちるボールである事を見極められてしまう、と言うものだった事がようやく判明。しかし、密かにこの欠点を克服し、打者の見極められない所から落ち始めるボールへと発展させていた事を大木さんと寿也だけは知っていたのだ。まだ制球に自信が持てていなかった為にジャイロフォークに関して、大っぴらにアピールしていなかった吾郎だが、三船リトル時代のチェンジアップ同様、練習で決められなかったボールを、ぶっつけ本番で確実に決めてくるポテンシャルの高さを発揮。また、それを信じてジャイロフォークを要求した寿也のリードと、強かさなバッテリーの様子に大木さんは目を見張る。屈辱の三振を喫したシルヴァはベンチでほぞを噛むのだった。

 シルヴァが「ストレートのみ」とやたら強調するもんだから、ジャイロフォークオチはバレバレ。その欠点はフォークとしては、至極スタンダードな代物だった。実際、これが克服出来なくて大成出来ないフォークピッチャーはウヨウヨいる訳だが、こんな簡単に修正してしまうとは…。いつの間にか克服している事でサプライズを起こしたかったのだろうが、もう少し苦悩,努力する吾郎が見たかったなぁ…。


 

Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第4巻。練習も満足にできないまま、三船ドルフィンズにチームの存続を賭けた試合の日が訪れる。第9話「一人ぼっちのマウンド」から第11話「...(詳細こちら

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ritzberry at 19:47コメント(0)トラックバック(0)2005 MAJOR 

November 14, 2005

 野球なんだか、殺し合いなんだか、訳が分からなくなってきたアストロ vs ビクトリー。時間の都合で原作の様々な見所が悉く端折られまくる悲しい展開に…。

【氏家、狂気のビーンボール攻撃炸裂!】
「アストロ空母母艦・球八、撃沈…!」

安易に腰だけ引いて、足下がお留守になっていた球八の隙をついて、左足爪先をスナイプ! 絶叫しつつ、白目を剥く球八が怖い。「スパイクが削がれて、爪も肉も焼きただれて、骨まで…」とは、凄過ぎる威力! 完全犯罪にイチャモンをつけてくる球一に、戦時中の兵隊の死に様を漏らし、球八の甘さを指摘する氏家。渋過ぎる! 実際に戦火をくぐり抜けてきた戦中派である事を知らない球六,球一らに時代錯誤呼ばわりされて、突然、横からプロフィールを語り出す球四郎が妙に笑える。ところで、球八の元へ集まったアストロナインに向かって突然、氏家がボールを投げつけて、球一が…

「キ●ガイか〜〜っ!」

ってシーンは、やっぱり放禁だったか。

「アストロ艦隊駆逐艦・球七、撃沈…!」

失神状態の球八に水をぶっかけ、ケガの左足にバットで殴りつけて、喝を入れる球七の壮絶シーンが完全カットされる憂き目に…。ロッテ戦で昏倒した球一を蹴り飛ばした球七ならではの名場面なのに…。これをやった上で、「たった一人っきりの弟を〜」と来るから燃える展開なのに…。さて、一転してアンダースローから繰り出された氏家のボールに球七はあえなく空振り、そこから旋回してくる異常な球道に再びバットで防がんとするも、これもかわされて両足の脛を裂傷。気迫で立ち上がろうとする球七だったが、痛みに耐えられず、昏倒。狂喜に震える氏家の背後で、ズリズリ地面を這いずりながら、一塁まで辿り着く球七の姿も思いっきりカットされてしまい、至極、残念。

球二の死球はTV画面だけで処理されてしまったのは可哀想だが、どてっ腹に食らっただけなので、今後のプレーにさしたる支障もなく、殆ど無傷に等しい死球だしな。ある意味、この男は球五よりも地味なのかもしれないが、ツキは味方につけている様だ。原作でも言ってくれなかったのだが、果たして、球二にはどういう艦が割り振られていたのかが気になるなぁ…。

「アストロ重巡艦・球三郎、撃沈…!」

大門と球三郎,大門と氏家の絡みばかりか、球三郎が執拗にファールで粘りまくり、一球とて無駄に出来ない氏家の選手寿命を一気に縮めるくだりも端折られ、いきなり初球から、為す術もなく頭部直撃。情けないぜ、球三郎! 原作では球二以外「そりゃ、死球じゃなくて、ただのファール(もしくは空振り)だろ!」と言う代物だった氏家のアストロ殲滅劇。ファールなのに重傷を与え、ファールだから危険球にもならないと言うローリスクハイリターンの完全犯罪の筈が、何故か、アストロナインは次々と当たり前の様に出塁すると言う氏家には何とも気の毒な展開だった訳だが、とりあえず、TV版は球七以外、まっとうな死球っぽいね。ここで球四郎から戒名を書いた位牌が届けられる。

「奇妙院幻烈居士」

見事に氏家を表した絶妙な戒名である。因みに、端折られてしまったが、氏家から球一に送った位牌に書かれた戒名は…

「光明院球童居士」

これまたいい感じだ。折角だから、氏家にはアストロナイン全員の戒名をつけて欲しかったものよ。初回の死球には耐えたものの、背中の傷がうずいて恐怖心を拭えていなかった球一が球六のアドバイスにより、胸部ギプスを装着して打席に入る原作とは対照的に、ここでもビーンボールを投げてくる事は間違いないであろう氏家を挑発する様にヘルメットを投げ捨てて打席に入る球一。これくらい強気の球一の方がカッコいいとは思うのだが、氏家の覚悟を目の当たりにして…

「このままでは負ける! たとえ超人ワザと超人ガッツがあったにせよ、死を覚悟したヤツにはかなわねぇ」

と、球一にここまで言わせる程、氏家の気迫は凄まじいものであると分からせるシーンがなくなってしまったのは、やはり残念と言うしかない。

「氏家慎次郎、アストロ艦隊旗艦・宇野球一に特攻を敢行せり」

アストロ艦隊旗艦・球一に特攻をかけるべく、モーションに入った氏家は突然、水芸を…。打ち気満々の球一をはぐらかそうと言う作戦か…!?全ての力を凝縮して燃え尽きんと頭の血管が破れて血を吹き出しながら、決死の投球を敢行。一見、ナマクラ球に見えるボールを見事にバックスクリーンへ打ち返す球一だが、今度は球一が氏家に対抗して水芸を敢行首から血を吹き出し、共にぶっ倒れてしまう凄絶な展開…なのだが、電動ドリルの時と言い、血が噴き出すシーンの音が「ブシェェェーッ」とか「ブバーッ」とかではなく、「ぴゅ〜」にしか聞こえない描写はちょっと泣けてくるね。それにしても、ここはやはり、艦隊に特攻する飛行機の映像が欲しかったのぅ…。人間ナイアガラ時のナイアガラの滝と、ここの特攻は外せない背景演出だと思うのだが…。この後、原作では、ホームランを放った球一が何故、重傷を負ってしまったのか…と言う極めてミステリアスな展開について、カネやんをMCとして思いっきり引っ張った訳だが、不在のカネやんに代わって、解説役と化すと思われた茂雄も何らコメントを残す事もなく、そもそも投げる前からボールの縫い目を爪で千切る氏家のネタ晴らし映像が流れるなど、至極、あっさりと処理されてしまう(原作未見の人はあれっぽっちの会話で果たして全てを理解出来たのか?と心配になってくる)。これは…

「同志・氏家が燃え尽きた今、謎をほじくり返した所で何も生まれはせん! 燃え尽きた氏家はんに失礼なだけや」

と言う原作の球四郎の言葉を尊重したに違いない…と好意的に解釈しておこう。それにしても、ギプスをつけていなかったにも拘わらず、「頸動脈に達してかったから良かったものの…」で処理され、あっさり復活してしまう球一。元気過ぎである。これでは燃え尽きて老化した氏家も浮かばれんのぅ。老化によりボケてしまった氏家に対して、やけに丁寧にベンチまで引率する大門だが、ここまで全然氏家との絡みがなく、氏家に敬意を表する様子も描かれていないので、やけに人が丸くなったみたいで妙に可愛い…。

【球五、大門の不完全犯罪の前に退場】
氏家が去り、満を持してマウンドに上がった球四郎。ただの棒球にも拘わらず、何か企んでいるに違いないと警戒し過ぎの球五は折角、体得したバム打法を使う事なく(フォームはバム打法っぽかったけど)、普通に打ってサードへの凡ゴロに倒れる大失態。すかさず一塁へ送球しようとするダイナマイト拳だが、大門の殺戮行為を正当化させるべく、一呼吸置いてから送球する事で一塁ベース上でクロスプレーにさせようと陰謀を働く球四郎。しかし、実際の所、全然クロスプレーになっておらず、悠々アウトのタイミングで大門が故意落球。明らかに罠である事をベンチのアストロナイン全員が気付いているにも拘わらず、何の勝算もなしに愚直にも一塁ベースへ突っ込んだ球五は前蹴り,膝蹴り,肘打ち,回し蹴りの4段コンボを食らった挙げ句に、フェンスに叩き付けられる散々な目に遭わされ、無念の退場。幾ら目立たないからって、こんな事で目立っても仕方ないぞ、球五! 故意に落としたボールを足の甲で掬い上げ、その儘、蹴りながらタッチと言う所までは、この上なく強引ながらも正当性を主張しうるものの、その後の追加攻撃は既に、立ち上がれない球五を無理矢理立たせてから打撃を加えるなど、どれもこれも完全故意の一方的暴力行為にしか見えない。折角、球四郎が殺人罪回避へのフォローをしてくれたのに、何やってんですか、大門さん! 原作では、最初の蹴りタッチの後、球五がしがみついて、首を絞めようとする無為な抵抗をかましてきたが為の報復行為であり、大門の正当防衛は一応、成立していたと言うのに…。まぁ、これ以降、全く正当性のない攻撃ばっかり仕掛けてるから、ここで看過されたからって、さしたる意味はないのだが…(^^;)。

【何だかんだで物わかりのいい辺見えみり女医】
球一(すっかり全快だが)に続いて、球五が治療室送りに。身体どころか命を顧みないアストロナインを理解出来ずに呆れ返る辺見えみり女医。作中唯一と言ってもいい、真っ当な女性キャラだ(TV版では一応、食堂のおばちゃんがいるけど)。何も事情を知らない筈なのに、いきなり球一から無言で沢村のボールを突き出されても困りそうなモンだが、あれだけで全て理解した模様。凄ぇぜ! いや、実は分かった様に見えて…

「この古くてボロボロのボール、もう試合じゃ使えないから、捨てといてくれ」

なんて解釈してるのかもしれん。何せ球五がいる筈の部屋ではなく、何か知らん奥の方に行っちゃってるしなぁ。ともあれ、先に球一が担ぎ込まれた時にも「ビクトリーの為に棺桶を用意しておけ」と言われてニヤリとしたり、原作と比べると、かなり男気を理解している様に見える女医さんである。ここでアストロナインが次々にぶち切れモードに突入。

「俺は怒りを忘れた人間にはなりたくねぇ!」(球七)
「理性を持って接するのは、それが通用する人間だけです。獣には通用しません!」(球三郎)
「体の隅に追いやったつもりの何かがまたうずきやがる!」(球六)

いつもなら球七の次くらいにはぶち切れそうな球一が、ここで意外な程に理性的。カットされたが、球五がいまわの際(死んでないって)に呟いた事を聞いた所為か、あくまで野球でお返ししろと諭すのだが、ナインの怒りを止められない。相変わらず、温厚な球八も不安げな表情で見守るしかない様だ。

【解かれた封印! ダイマナイト拳、殺人X打法の前に散る!】
「2度と使わねぇと決めた殺人X打法! 封印を解くぜ!」

封印解くの早過ぎ!(笑) あんた、1つ前の試合で使ってたばかりやんか! カミソリの竜は既にロッテ戦で三段ドロップを打ち砕いてしまっている為か、球四郎はここでは三段ドロップを使わず、ただのストレート。殺人X打法を使うって宣言してるのに、やけに無警戒な球四郎だが、果たして、ダイナマイト拳が庇ってくれるのは計算済だったのか。右手を破壊されたダイナマイト拳が悶絶しているにも拘わらず、何事もなかった様に気怠そうにしている様が何とも憎たらしい。氏家にはあんなに敬意を評していた球四郎なのに、弟分の様に懐いてくれていたダイナマイト拳にはこの態度か。あくまで標的は球四郎であったカミソリの竜は…

「拳には気の毒な事をした。許してくれ…」

と、勝手にしゃしゃり出てきた自業自得のダイマナイト拳に詫びる大人の対応を見せる。一方、ダイナマイト拳を使い捨ての駒の様に扱う非情な球四郎の態度にビクトリーナインはすっかり造反モードと化すが、絶対君主・球四郎は、カリスマ性を存分に発揮する恐怖政治でナインを制してしまうのだった。

【千葉先生、アメリカ仕込みのナイス発音】
千葉先生を呼びつけたのは、やはり峠会長だった。あれ? 栗山の出番、もしかして、あれでおしまい? 9人目が見つかったのはいいが、何故、この試合中に、しかもああいう方法で呼ぶのかが全く分からん。出向いては、冷たくあしらわれる…の繰り返しだった千葉先生は流石に懲りたのか、峠会長の言葉も安易には信じない様子だ。

「たった今、サンフランシスコから羽田に到着したと言う連絡があった。もうすぐここに来るじゃろう」
「サンフラァンスィスコ?」
「やはり、気付いた様じゃのぅ(ワシの発音がまるでなってない事に)」

こ…、これが本場の発音なのか!? 思いっきりカタカナ読みの峠会長とはひと味違うぜ、千葉先生〜っ!

【球八、スカイラブを打破! 邪道野球に悲痛な叫び!】
「俺をなめてたら切ない目に遭うぜ!

言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い自信だ! 「アストロ球団歌」を口ずさむお得意の展開で打席に入り、ついに披露した球四郎のパクリ魔球・スカイラブ投法をいともたやすく快打する球八。本当は巨体とリーチを生かして落ちる前に無理矢理バットに当てると言う強引な力技で三段ドロップを弾き返す展開だったのに、何ら対策を講じていない儘、こうも見事にスカイラブ打ち砕いてしまうとは…。前にも書いたが、TV版・球八はアストロナインの中でもかなり打撃センスを感じさせるぜ! こいつが7番とは勿体ないのぅ。

「さらば………、スカイラブ」

原作では自らの手で葬ったスカイラブをよもや球八にあっさり打破されると言う予想だにしない展開に球一も心なしか物悲しい表情だ。しかし、氏家に砕かれた左足の傷の影響でなかなか二塁まで到達出来ない球八はビクトリー野手陣から怒濤の連続攻撃を食らってしまう。先刻の大門の球五に対する暴行が真っ当に見えてしまうくらい訳の分からないプレーだ。球八もただやられっぱなしではなく、巨体を生かした4人同時ベアハッグをかました後に放り投げると言う驚異の荒技で全員に白目を剥かせる…筈なのだが、いかんせんTV版・球八は悲しいかな身長2mにも満たない小男なので残念ながら、この反撃の凄さはイマイチ伝わってこないのだった(泣)。

「もうたくさんじゃ。このきちがいじみたとち狂った野球地獄は〜っ!」

憎しみの連鎖しか生まないデスマッチ野球を完全否定し、ビクトリーナインは勿論の事、怒りに取り憑かれたアストロナインをも諫めようと絶叫する球八。折角、男を上げるいい場面なんだから、とりあえず、口の中から血を吐き出しきってから叫ぼうな…。原作では少なからず心が痛んだかに見えた球四郎だが、全く動じた様子なく、鼻で笑っているではないか。先のダイマナイト拳に対する態度と言い、こうまで冷血漢を貫いていると、この先の転落っぷりのギャップが凄そうで気になるね。

さて、次回はいよいよバロン森が登場だ! しかも、人間ナイアガラまで! かなり楽しみではあるのだが、幾ら何でも展開早過ぎでは?


 

Story
70年代に「週刊少年ジャンプ」で連載された超人格闘野球コミックの実写版ドラマの第2弾。名投手・沢村栄治の遺志を継いだ謎の男・シュウロに集められた、宇野球一ら9人の超人たちが“打倒米リーグ”目指して世界最強...(詳細こちら

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ritzberry at 23:04コメント(0)トラックバック(7)アストロ球団 

November 13, 2005

 今回の「アストロ球団」レビュー作成に時間がかかっているので、繋ぎとして小ネタを挿入。

 アストロ球団と対決した事のある実在選手は極めて稀少である。真っ当に試合をした球団に限れば、唯一ロッテのみ。そのアストロ戦を経験したロッテナインの一人であるジム・ラフィーバーが実写版「アストロ球団」放映の最中にチャイナスターズの監督として再び日本に凱旋するとは何とも運命的なものを感じる。さて、そのラフィーバー監督、対アストロ戦を糧にチャイナスターズに一試合完全燃焼主義を叩き込み、壮絶な試合を見せてくれるかと期待したが、3戦全敗と無惨な結果に終わってしまい、残念だ。日本でも20年早いと言われただけに、野球後進国の中国でアストロ野球を実践するのはもうしばらく時間がかかると言う事か…

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ritzberry at 22:08コメント(0)トラックバック(1)アストロ球団 

November 11, 2005

 清水の来場に合わせるかの様なタイミングでいよいよマウンドに上がった吾郎。いきなり空港での因縁対決となったシルヴァだが、吾郎の事など特別視しておらず、左対左と言う安直な起用と思っただけでせせら笑う。日本ベンチでもシルヴァが左投手を苦にしていないデータは入っており、コーチは大木さんに吾郎起用の意図を問いただしたが、大木さんはシルヴァではなく、吾郎の3Aバッツのクローザーとして、走者二人を背にした時のデータを信頼して送り込んだと言うのだ。「大木さん、ボケちまったかな」と暴言を吐きつつ、マウンドに向かった茂野は二人の走者が走ってくる可能性を考え、牽制で走者を釘付けにするピックオフプレーを指示。しかし、2度のチャンスブレイクを引きずり、すっかり上の空の寿也は何の指示も出さず、いきなり初球にダブルスチールを決められてしまう。この失態に木端が吾郎を叱責するが、何のサインも出ていなかったとあって、寿也もマウンドに呼び出される。全く茂野の指示が耳に入っていなかった寿也の集中力のなさに激怒する木端を制して、吾郎自ら寿也に喝を入れる。「守備で代えられたら、バットでリベンジする事も出来ない」と言う言葉にようやく我に返った寿也はシルヴァとの勝負に専念。寿也とは対照的にハナからテンションを上げてきていた吾郎の速球にシルヴァのバットは空を切るのだった。

 まぁ、特筆する事もない回だ。重盗された時の初球がストライクなのか、ボールなのかが気になる。それにしても、木端がやたら小者に見えて仕方がない。何一つ間違った事は言っていないのだが、顔と言い、口ぶりと言い、凄くチンケな扱い。初回の弱肩ぶりと言い、泣けてくるのぅ。


 

Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第3巻。ギブソンのデッドボールを受けた茂治だが、ブルーオーシャンズはみごとに勝利を収める。第6話「さよなら・…」から第8話「チーム結...(詳細こちら

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ritzberry at 23:49コメント(0)トラックバック(0)2005 MAJOR 

November 10, 2005

 全国読者の予想と寸分違わず、山田必殺のジャンケン野球の前に水原必殺のドリームボールはあえなく打ち込まれました。以上!

続きを読む

ritzberry at 20:04コメント(0)トラックバック(0)2005 ドカベン 

November 09, 2005

 イカレ記者投票を斬る企画もこれで最後となる新人王編。投票結果は以下の通り…。

セ・リーグ
得票数
 
 
パ・リーグ
得票数
青木宣親(S)
209
久保康友(M)
161
中田賢一(D)
3
中村剛也(L)
8
矢野謙次(G)
1
ダルビッシュ有(F)
1
該当者なし 2  

 セ・リーグ初の200安打を達成し、首位打者に輝いた青木が文句なしの満票………ではなかった。8勝した中田は百歩譲ってよしとしよう…。しかし、何、矢野って? 青木がいて矢野に入れる事はありえんだろ! まぁ、どうせこれは絶対MVPで「小久保,マッスル千代の富士,阿部」に入れ、ベストナインでも全ポジション巨人ナインで染めたおバカさんの仕業と見て間違いない。こいつのやる事に客観的な根拠など微塵もありはしないのだ。しかし、更に、ありえないのが、該当者なしに2票も入っている事。200本打っても該当しない…って、一体、どれだけ新人王のハードルは高いんじゃい!? パ・リーグの方は2桁勝利の久保が圧勝。水島の呪いに取り憑かれた中村は身の不幸を呪うしかあるまい。5勝で1票拾ったダルビッシュ。高校生ルーキーとしては上出来だが、ダルビッシュがトップに来る様ならば、今季の新人王は該当者なしだろう。ところで、完全に忘れ去られているのが光原。当初は新人王争いトップをひた走り、7勝をあげたと言うのに、後半戦を完全に棒に振ってしまった為に1票も貰えない憂き目に…。

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ritzberry at 19:31コメント(0)トラックバック(0)2005 プロ野球 

November 08, 2005

 イカレ記者投票を斬る企画第4弾はパ・リーグベストナイン編。投票結果は以下の通り…。

守備位置
選手名
得票数
投 手
杉内俊哉(H)
126
渡辺俊介(M)
斉藤和巳(H)
オツ(L)
霊感投手・松坂(L)
30
7
2
2
捕 手
J.マッケンジー(H)
153
里崎智也(M)
14
一塁手
F.ズレータ(H)
146
フクーラ(M)
松中信彦(H)
A.カブレラ(L)
M.フランコ(M)
11
7
2
1
二塁手
堀幸一(M)
81
礒?(L)
西岡剛(M)
平野恵一(Bs)
木元邦之(F)
ホルベルト.C(H)
51
17
10
5
3
三塁手
今江敏晃(M)
142
ガッツ(F)
T.バティスタ(H)
礒?(L)
中村剛也(L)
17
4
2
2
遊撃手
西岡剛(M)
106
川崎宗則(H)
小坂誠(M)
阿部真宏(Bs)
中島裕之(L)
41
11
5
4
外野手
ベンちゃん(L)
宮地克彦(H)
M.フランコ(M)
161
142
88
サブロー(M)
ホルベルト.C(H)
大村直之(H)
SHINJO(F)
李スンヨプ(M)
ベニー松山(M)
K.ガルシア(Bs)
礒部公一(E)
赤田将吾(L)
松田さん(Bs)
稲葉篤紀(F)
52
23
8
8
6
4
4
2
1
1
1
指名打者
松中信彦(H)
159
J.ズレータ(H)
山崎武司(E)
7
1

 今季の記者投票は、MVPでも分かった様に、おバカさんはセ・リーグに集中していた様で、パ・リーグは割とまともな結果。しかも、殆どの部門があまりにも順当な圧勝に終わっている為、ツッコミ所は少ないのだが、一応、順を追って解説してみよう。投手部門は二冠で沢村賞に輝いた杉内の圧勝は至極、当然。個人的にパ・リーグで一番好きな投手・渡辺俊が獲れなかったのは残念だが、3つも白星で上回られてはどうしようもないだろう。開幕15連勝で最高勝率の斉藤,杉内と最後まで最多勝を争い、幻の完全試合を果たしたオツ、味方打線との噛み合わせが悪く13敗したものの、内容は安定していた霊感投手・松坂もこれくらいの票数ならば苦言を呈すまでもない。
 捕手部門はJ.マッケンジーの圧勝…と言っても、今季は開幕から肩痛に悩まされ、閉幕寸前に骨折でリタイアとあまりパッとしなかった。一体、いつの間にこれだけの数字を残したのかと言うくらい活躍した印象が薄いのだが、94試合しか出てない里に14票も入ってしまうなど、他の候補があまりにも地味だった。一塁手部門は松中とポジション入れ替えたズレータが40発越えで圧勝。ここも他の候補に目くじら立てる程の票は入っていない。二塁手部門はパ・リーグでは最大の激戦区。開幕当初は本命の一角と思われたホルベルトがシーズン途中で外野に転向してしまい、余計に混沌としてしまった結果、堀が18年目で悲願の初受賞。3割は打ってるものの、ベストナインとしては微妙〜な成績だが、もう2度とチャンスはないかもしれないので大目に見よう。礒?が首位打者として逃げ切っていたら、持っていかれてたかも…。三塁手部門は首位打者を獲り逃した今江が圧勝。37ホーマーのガッツがこれ程の惨敗に終わるとは予想外だった。やはり、序盤の不振が響き、帳尻合わせた感じは否めなかったか。実際、印象度は遙かに今江の方が上だしなぁ…。パ・リーグ最多試合出場のバティスタももう少し票が入っても良さそうな感じだったが、低打率がネックに…。遊撃手部門は盗塁王の西岡が本命・川崎に大差をつけて快勝。タイプが似ている二人だけに思いっきり数字を比べられてしまう。長期離脱もあった川崎の敗北は必定か。それにしても、中島の凋落ぶりには目を覆うばかりだ。
 総体的に不振が目立った外野手部門は首位打者・ベンちゃんが余裕の連続受賞,ベテラン・宮地が16年目で初受賞とこの二人はぶっちぎり状態。最後の一枠は打撃主要三部門でいずれも中途半端な好成績をあげたフランコが同僚・サブローを抑えて、かっさらった格好だ。下位の有象無象に対して、異議を唱えたいのは、やはり、松田さんへの1票だろうか。昨年の五輪で全く意味のない捻挫をした後遺症か、嫁さんが「さげまん」なのか分からんが、打撃30傑にも入れない体たらくに終わった松田さんにゴールデングラブはともかく、ベストナインの目は全くないだろう…。指名打者は打撃二冠の松中が言わずもがなの圧勝。ここでズレータに7票,一塁手部門に松中が7票入っている辺り、両選手をどちらのポジションにするか迷った感じが伺える。そんな中、こっそり山崎に1票。松中,ズレータをさしおいて山崎に入れるとはいい度胸しとる! かくして、悪の温床・楽天所属で票が入ったのは礒部と山崎だけで、総得票数3票と言うあまりにも無惨な結果に終わったが、何せ悪の温床だから仕方あるまい。

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ritzberry at 06:37コメント(0)トラックバック(0)2005 プロ野球 

November 07, 2005

 地獄のデスマッチ野球がついに開幕。オールスターゲームはこの試合で全ての客を持って行かれる事を恐れ、翌日に延期となったおかげで、ONコンビは観戦に来られた様だ。

【電動ドリルの成果! 冴える七色の変化球!】
明らかにおかしいバットの持ち方で構えるトップバッター・シャンゼリオン…いや、ダイナマイト拳に対して、大暴投と思いきや、直角に曲がるわ落ちるわで、きっちりストライクゾーンに飛び込んでくる球一のおばけ変化球が炸裂。狂気の電動ドリルによる改造手術(血しぶき飛び散る回想シーン、思いっきりカラー映像流してるね。モノクロ処理に抗議でも殺到したのだろうか…)で球一の手はスピットボール製造マシンと化していたのだ。この理屈でいけば、投げた本人もどう変化するか分からない球しか投げられなくなりそうなのだが(無論、ストレートも投げられない)、単に、変化量が凄まじくなるだけで、変化のしかたも、コントロールも自由自在。何故なら、超人だから!(ああ、久々に使ったな、このフレーズ)。かくしてスカ伊良部…いや、スカイラブも打ち返せる触れ込みだったダイナマイト拳はあえなく三振の噛ませ犬と化してしまう。

【色々と可哀想な力道岩とホープ】
長短2本のバットを持って打席に立つ力道岩。原作の様に、観客から罵声も浴びず、投げ込まれたゴミを巧みなバット捌きで打ち返す事もなく、バットの使い方についても全く説明されずと、色々とスルーされまくり。雷剛不在で3番に入ったホープもどう打ったのか分からない儘、凡退。尚、ホープの打球はセンターフライではなく、ショートゴロだった為、残念ながら明智兄弟も火山特訓の成果を見せられず仕舞い。

【千葉先生、またまた職場放棄】
監督のくせに、全然陣頭に立って指揮をしてくれない千葉先生が珍しく試合開始からベンチにいる…と思ったら、謎の矢文を見て、またまたナインに何も言わずに職場放棄。ロッテ戦の時に、球一が「見捨てられた」とわめきちらした事を教訓にしたのか、一応、沢村のボールは残していった訳だが、どうやらこれは得策だった様だ。矢文の内容は裏返しなので、完全には読み取れないものの、「9人目のアストロ戦士絡みで大至急来い」的なものらしい。どこのどいつか知らんが(王さんからナボナを奪った男・峠会長か?)、このタイミングで呼びつけるなんて、嫌がらせ以外の何物でもないよなぁ。駐車場で千葉先生を待っていた男は何と栗山英樹。勿論、この時代なので栗山英樹役ではないだろう。とりあえず、中井美穂の旦那よりは演技が上手い…気がする。

【ひたすら見せ番をカットされる球七】
1回表の超人守備を端折られた球七だが、その裏の攻撃でもセーフティバント→背面ジャンプでセカンドの頭を飛び越えて、二塁を陥れる…と言った特訓の成果その2を全て実況だけで処理されてしまう憂き目に…。ロッテ戦でもそうだったが、どうも球七の攻撃面での凄さを表現して貰えてない感じで不満が募る。

【伊集院兄弟骨肉の争い、第1ラウンド】
球二は驚異の動体視力を駆使するダイナマイト拳の超前進守備の前に凡退(凄いプレイなのだから、その凄さが分かる演出にして欲しいなぁ。まぁ、原作でも淡泊に処理されたけど)、打席には球三郎が登場。薔薇の花道は思いっきり豪華にやって欲しかったのだが、低予算なのか(?)、かなりショボい代物に…。球三郎の痛打を陣流拳法奥義・波がえしで打ち返す大門がイカす。原作ではバットで防いだボールは後方へ転々としたのだが、どうやらTV版球三郎はバント技術に長けているらしく、きっちり打球を殺して、ホームペース上にきっちり落とす。ならば、キャッチャー・ホープはそのボールをすかさず拾ってタッチすればいいものを何を呆然としていたのか、球三郎がのんびりと一塁へ行くまで何もしなかった模様。ローラーゲームあがりの所為で咄嗟の判断が出来んのかのぅ。

【氏家慎次郎、球一抹殺に失敗】

astro07a_01.jpg 「南無阿弥陀仏…」
闘争心かきむしろ男の顔を覗かせる球一が打席に立ち、嬉しさにむせび泣いていたかと思えば、一転、スイッチが切り替わったかの様に櫛を取り出して殺気立った表情へと変貌する氏家がカッコいい! ビクトリーナインが球一の末路を哀れみ、揃いも揃って「南無阿弥陀仏」と唱える中、何故か、球七までもが三塁ベース上で拝んでいるのが非常におかしい。一緒に拝んでどうする、球七! そこはいつもの妙な長台詞でツッコむ所だろうが! 狂気のスクリューボールで早くも抹殺完遂と思いきや、丸太特訓のおかげで球一は命を取り留めるのだか、この死球があまり凄そうな威力に見えないのにはガックリ。この程度の衝撃に耐えるのに、あそこまでの特訓をやらなあかんの?と思えてしまう。ああ、こりゃ死んだな…と思えるくらいの威力を感じさせて欲しかったものだ。ところで、ヘンリー・佐多についての解説を全て茂雄がやってしまっている辺り、どうやらこの試合、カネやんが解説として登場する事はなさそうで非常に残念。

【最初で最後(?)の見せ場! 球五、「バム打法」炸裂!】
「長かった…、本当に長かった…。バンアレン特訓場の成果が、今、ここに実る!」

長かったと言うのは、勿論、バンアレン特訓場での滞在時間…の事などではなく、ここまで(茂雄との絡み以外では)青ジャージと解説くらいでしか存在感を示せなかった不遇の時代の長さの事であるのは言うまでもないだろう。しかし、その特訓シーンはただ汗を飛ばしながら素振りをするだけと言う見た目は非常に常人的な代物にしか見えなかった。そもそも、「バンアレン」とは一体何ぞや?と疑問に思う人も結構いるのではなかろうか…と言う事で大雑把に解説を…。

「バンアレン帯」とは、地球をドーナツ状に取りまく高エネルギーの放射能微粒子層の事で、赤道上空400〜4800km(内帯…陽子が多い)及び12,000〜88,000km(外帯…電子が多い)辺りに存在している。1958年にアメリカが打ち上げた最初の人工衛星「エクスプローラー1号」がもたらした観測資料を基にバンアレン教授らが発見した為にこの名前が付いた。

…とまぁ、いわゆる天文用語な訳で、ジャコビニ流星群だの、コホーテク彗星(TVではハショられた)だの、アンドロメダ大星雲だのと出てくる辺り、どうも天文学がお好きな作者らしい…。こんな空間に生身で飛び込むとどうなるのか…。原作では「口、鼻、目、耳、そして、全身の汗腺から血が吹き出し、吐き気を繰り返し、脱水症状に悩まされ、しかも孤独に悩んだ」そうだが、全然語ってくれないのでその凄さが全く分からない。とりあえず、「ドラゴンボール」で言えば、「重力を何十倍にも上げられる宇宙船」とか「精神と時の部屋」とか、そういう異常な空間で特訓しましたよ〜みたいに解釈しておけばいいだろう。まぁ、こんな所に3週間も籠もっていたら、常人なら命の保証はないのは確かだ。球二が迂闊に装置を解除しようとしたり、特訓場から出てくる時の球五のやつれっぷりとかが完全にハショられてしまったので、とにもかくにもどう凄いのか分からない演出だった。

「球五、お前の見せ場だ。ここ一番で打てる様になった時、”燃える男・長島二世”の称号を贈ろう」

はっきり言って、この場面は全然「ここ一番」ではない。本当に「ここ一番」の場面が来た時に球五がどういう結果を出したかと言うと試合の決着シーンに繋がるので書けないが、とりあえず、長島二世の座は沢村一茂に渡ってしまったと言うのがヒントだ。

「くらえ! バム打法〜っ!!!」

長きに渡る不遇の時代で溜まった鬱憤を晴らすがごとく、また、これが最後の見せ場と予感しているのか、ここぞとばかりに必殺打法の名を絶叫する球五。特訓の成果によるバム打法から打ち放たれた打球はダイナマイト拳のグラブを弾き飛ばし、レフトフェンスを直撃する会心のタイムリー。これで防がれたりしたら、目も当てられなかったので、良かったな、球五よ。ところで、長年の謎となっているのが「バム打法」の「バム」とは一体何なのか。最初、バンアレンの略なのかも…と思ったのだが、調べてみると、バンアレンのスペルは「Van Allen」であって、略してもバムにはならない。バムを「bum」と仮定すると、「のらくら者,浮浪者,役に立たない,劣悪な」など、ロクな意味がない。きっとこれだろう!と言う「バム」の意味が分かる方は是非、教えて頂きたい。

【伊集院兄弟骨肉の争い、第2ラウンド】
三本間に挟まれた球三郎に大門の魔の手が迫る! かわしきれない球三郎は超人ならではの大ジャンプを見せるが…真上に飛んでどうする〜っ!(大門にも言える事だが)。球三郎を正当に抹殺出来る絶好のチャンスだと言うのに、普通〜にタッチアウトする大門が何か可愛い。

【セブンセンシズに目覚める球六】

astro07a_02.jpg 「目覚めよ、セブンセンシズ! 燃えあがれ、俺の小宇宙よ!」
「これが新生アストロシックス! アンドロメダ大星雲打法だ!」
流石に屋久杉からバットを作るネタはヤバいのかスルーされたものの、聖闘士ばりに星雲を背負った球六の「アンドロメダ大星雲打法」が炸裂。同じ新打法でも演出は普通〜な球五とは格が違う! と言っても、打ち方自体は至極、普通(笑)。原作みたいに上半身だけ、うにょ〜ってなってる打ち方にして欲しかったのぅ。どちらにしても、どの辺がアンドロメダ大星雲なのかさっぱり分からないのは、きっとツッコんではいけないのだろう。しかし、これだけ仰々しい名前の打法もあっさり大門に止められてしまう(ダメージは与えたが)辺り、可哀想。大門にタッチで激しく吹っ飛ばされながら、見事な受け身を見せるシーンもカットされてしまった。普通、新必殺技のお披露目シーンはそれなりの成果をあげそうなもんなのだが、「アストロ球団」はそう甘くはない。大門ではなく、ダイナマイト拳を狙った球五は賢明だったな。それにしても、打球が燃え上がっているのがただの過剰演出などではなく、大門が止めた後、本当に黒焦げになっているのが凄い。

【伊集院兄弟骨肉の争い、第3ラウンド】
「生まれつき鼻が利くタチでね。俺にはあんたの怯えがビンビン伝わってくるぜ」
「信念のねぇ強さはニセモノさね」
「あんたを見ているとカミソリの竜と呼ばれていた頃の自分を見る思いがしてね」

と、散々挑発されたにも拘わらず、大門は球六の事など眼中にない様で、打球&ヌンチャクの二段コンボで球三郎を強襲。普通に捕ればいいものをわざわざマトリックス避けをしてから掌底で弾き飛ばすと言う手間をかけた為、後から飛んできたヌンチャクを避けられず、庇いに来た球六に無駄に傷を負わせてしまう。ショートから走ってきて間に合うとは一体、どれだけ俊足やねん! しかし、このプレイにより、球六の決意の程が分かり、ようやく球二にも認められる事に…。ハッ、ま、まさか球三郎はこの一連の流れを全て読み切って、二人を和解させる為にわざわざ回りくどい避け方をしたのでは!? 恐るべし策士よのぅ、球三郎! TV版では球六が試合開始時に仲間として全員には認められていないと言う設定なので、この展開はうまい事やった様に思うのだが、大門と球六の絡みが好きな私としては、やはり、ここはショートを守る球六の顔面めがけて打球を飛ばして欲しかった。球六の言っている事は単なる挑発ではなく、的確に大門の内心をついている訳で、図星をつかれた動揺を打ち払わんとする意味でもここは球六に目を向けて欲しかったのだが…。この後、氏家の球二抹殺を狙った逆一本足打法→球一に見破られて顔面に死球と言うイカすシーンも、ヘズ・ベベ(TVでは剣持?)の猛タックルを球三郎がスパイクでかわす燃えるシーンも無惨にハショられ、試合は2回の裏へ…。

【神風烈風隊・氏家、アストロ殲滅へ出撃せり!】
「これより、氏家慎次郎、出撃します!」

大門がアンドロメダ大星雲打法を受けたダメージで吐いた血を含んだコップの水を飲み干す氏家。このシーン、実写で見せられると、狂気度が増すねぇ。特攻隊員として死に損ね、彷徨い続けた末に探し当てた死に場所のマウンド。文字通り、死を覚悟してマウンドに臨む氏家の狂気はアストロ球団の一試合完全燃焼主義をも上回るのか!? 日本刀振り回したヤツが「死に花咲かせちょろうやないか!」と叫んだり、ビクトリーベンチはすっかり昭和20年モードだ

今までで最大ボリュームのレビューとなった今回だが、次回も凄い事になりそうな気配。一体、何人が流血するのやら…。

アストロ球団 第二巻

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ritzberry at 22:16コメント(3)トラックバック(7)アストロ球団 

November 06, 2005

 イカレ記者投票を斬る企画第3弾はセ・リーグベストナイン編。まず、投票結果は以下の通り。

守備位置
選手名
得票数
投 手
黒田博樹(C)
69
下柳剛(T)
ハマのチンピラ(YB)
藤川球児(T)
岩瀬仁紀(D)
上原浩治(G)
カリメロ(G)
51
44
41
2
1
1
捕 手
矢野輝弘(T)
196
谷繁元信(D)
中井美穂の旦那(S)
阿部慎之助(G)
7
3
3
一塁手
新井貴浩(C)
88
T.ウッズ(YB)
A.シーツ(T)
メカゴジラ(YB)
破戒僧・清原(G)
57
55
8
1
二塁手
荒木雅博(D)
108
マイケル(YB)
藤本敦士(T)
ガッツな貴公子(G)
93
5
3
三塁手
ゼブラ今岡(T)
180
新井貴浩(C)
岩村明憲(S)
小久保裕紀(G)
13
12
4
遊撃手
井端弘和(D)
185
鳥谷敬(T)
宮本慎也(S)
ニックン(G)
16
6
2
外野手
キュラソ星人(T)
青木宣親(S)
シャア少佐(T)
201
147
142
福留孝介(D)
求道者・前田(C)
金城龍彦(YB)
マッスル千代の富士(G)
ハマのスペランカー(YB)
清水隆行(G)
矢野謙次(G)
108
21
3
2
1
1
1

 パッと見て気付くのは、MVPで「1位小久保,2位マッスル千代の富士,3位阿部」に入れたと思われる巨人番だか巨人狂だかの記者の事。この記者はここでも「上原(あるいはカリメロ),阿部,破戒僧・清原,ガッツな貴公子,小久保,ニックン,マッスル千代の富士,清水,矢野」と入れたのは、ほぼ間違いないと見ていいのではなかろうか。こんな所でそんな義理立ててどうする!? あからさまに義理の1票が下手に入るくらいなら、いっその事、0票で名前が載らない方が選手側にとってもいい様な気がしないでもないのだが…。まぁ、これはあくまで推測に過ぎない話だが、それくらい今季のベストナインにおいて、巨人選手の票は壊滅的に少ない訳だ。また、MVPで太陽に入れたおバカさんだが、ここでは各ポジションに一人しか入れられない為、流石に、藤川ないしは下柳を差し置いて、太陽に入れる訳にはいかなかったと見る。
 各ポジション毎に見ていくと、投手部門は今回は本命不在の大激戦。ベストナインは優勝との因果関係が薄れる為、最多勝,最多完投の黒田が最下位チームながらも辛くも受賞した格好だが、とにもかくにも泣けてくるのは岩瀬の壊滅的な低評価だ。ササキ様越えのセーブ日本新記録がこうも評価されないと言うのはどういう事か!? しかも岩瀬は単純にセーブ数が多いだけでなく、殆ど救援に失敗せず、防御率も1点台と完璧な内容。それが僅かに2票しか貰えないとは…。しつこい様だが、名手・川相がフル出場していれば、岩瀬の出番がもっと増えたであろう事は想像に難くなく、夢の50セーブを楽々クリアしていた事はほぼ間違いなかっただけに、名手・川相を干して干して干しまくった落合監督のオレ流大チョンボ采配がいかに重い罪であったかも改めて痛感させられた。
 捕手部門は矢野の圧勝。順当である。満票でもいいくらいだ。谷繁はともかくとして、ケガしまくってた中井美穂の旦那に3票入ってるのは釈然としない。阿部に至っては、今季、捕手として3票も入っていいのか?と言うくらい、一塁やってた印象しかない。実際には捕手としての出場の方が多いものの、巨人投壊に導いた要因の一つだしなぁ…。一塁手部門もそこそこ接戦ながら、本塁打王の新井が頭一つ抜け出た。T.ウッズやシーツへの票は特にイカレてはいないだろう。メカゴジラもこのくらいの票なら…。尚、破戒僧・清原への1票は例のおバカさん(推定)。まぁ、ここで破戒僧・清原の名前がないのは寂しいかもしれないが…。二塁手部門は荒木,マイケルのデットヒートなったが、川相効果を存分に発揮した荒木が競り勝った。マイケルはここで獲れないともう2度チャンスが来ない様な気がするので気の毒ではあるが…。藤本は優勝チームのレギュラーとしては寂しい数字だが、今季の成績を見れば、当然の結果。ガッツな貴公子・仁志はよくも3票も入ったもんだ。ゴールデングラブはともかく、ベストナインは苦しいだろ。三塁手部門はゼブラ今岡の圧勝。ここも満票になっても不思議ではないくらい。本塁打王・新井が三塁もチョロっとやっていた事で若干、票割れしている。岩村も小久保もいずれも30発越えするなど、それなりの好成績ではあるが、今季は逃しても文句は言えまい。遊撃手部門はこれまた名手・川相の愛弟子・井端が走攻守に渡る大活躍を見せ、2年連続の受賞。鳥谷の16票はちょっと優勝効果入ってる気が…。宮本も冴えない成績で7票は多い印象。そして、怒濤のチャンスブレイカー,恐怖の残塁量産マシン・ニックンに2票。1票は例のおバカさんとして、もう一人こいつに入れた奴がいるとは衝撃的事実である。今季の井端より、ニックンの方が上と言う根拠を是非とも聞かせて貰いたいものだ。尚、二塁,三塁,遊撃とあらゆる部門で大本命と見られていた名手・川相に1票も入らなかったのは、勿論、茂雄の陰謀と落合監督のオレ流大チョンボ采配により、出場機会を破滅的に抑制されていたからに他ならないのは言うまでもないだろう
 外野手部門はMVP・キュラソ星人,首位打者・青木,盗塁王・シャア少佐と順当。全試合出場(試合終盤に退き気味だったが)で3割30本越えを果たした求道者・前田が受賞出来なかったのは非常に残念。受賞者3人の顔ぶれを見れば、納得せざるをえないが、21票しか貰えなかった事には、釈然としないものが…。福留にまでこんなに大差をつけられるなんて…。金城,ハマのスペランカーも受賞しても不思議ではない成績だが、相手が悪かったと言う所だろうか。巨人3選手は先述の通り。マッスル千代の富士にはもう1票入ってるが、幾ら何でも今季の成績では無理と言うものだ。

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ritzberry at 12:39コメント(0)トラックバック(2)2005 プロ野球 

November 05, 2005

 イカレ記者投票を斬る企画第2弾。パ・リーグのMVP投票結果は以下の通り…。

選手名
1位票
2位票
3位票
点数
杉内俊哉(H)
55
55
26
466
松中信彦(H)
56
39
48
445
渡辺俊介(M) 53 29 27 379
斉藤和巳(H) 4 12 21 77
J.ズレータ(H) 1 12 15 56
小林雅英(M) 1 6 0 23
J.マッケンジー(H) 0 3 4 13
オツ(L) 0 1 6 9
今江敏晃(M) 0 2 1 7
フクーラ(M) 0 2 0 6
西岡剛(M) 0 1 3 6
小林宏之(M) 0 1 1 4
ベンちゃん(L) 0 1 1 4
久保康友(M) 0 1 0 3
霊感投手・松坂(L) 0 0 3 3
里崎智也(M) 0 0 1 1
堀幸一(M) 0 0 1 1
M.フランコ(M) 0 0 1 1
菊地原毅(Bs) 0 0 1 1

 投手二冠の杉内と打撃二冠の松中の一騎打ちとなった今年。1位票では松中が1票上回ったが、杉内は2位を大量に稼いだ事により、トータルでは21点差と言う僅差でMVPを勝ち取った。天下の悪法・プレーオフで記録上の優勝をかっさらったロッテの中ではトップの貢献度と思われた渡辺俊は1位票こそ稼いだものの、2,3位票が足りなかった。ロッテ選手は全員合わせても430点でしかなく、2位の松中一人にすら及ばない(因みに、ソフトバンク選手の総得点は1057点)。セ・リーグの方でMVPと優勝との因果関係が強いと書いたが、これはやはり、プレーオフはMVPの評価対象外と見る向きが多いのかもしれない。まぁ、ロッテで突出した選手がいなかったのも原因なのだろうが…。イカレ投票を斬る…と言いながら、実は、セ・リーグと比べるとそれ程、酷い票は見当たらない。ベンちゃんの2位票とか、菊地原の3位票とか、ちょっと釈然としないものがあるが、セ・リーグの太陽と比べたら、全く問題はないと言えるだろう。

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ritzberry at 20:22コメント(0)トラックバック(0)2005 プロ野球 

November 04, 2005

 この日、ようやく、MVP,新人王,ベストナインが発表された。例年、日本シリーズ直後に決まるのだが、何でも今年はコンベンションの日に合わせた為、ここまで延び延びになったんだそうな。MVPはセ・リーグがキュラソ星人(阪神),パ・リーグが杉内(ソフトバンク)で共に初受賞。先日やった予想では、いずれも対抗馬に挙げた二人だが、杉内の辛勝に対して、キュラソ星人は圧勝。前者は予想しえたが、後者は全くの予想外だ。まさか、ゼブラ今岡がこうも惨敗するとは思わなんだ…。さて、MVP,新人王,ベストナインは記者投票で決まる訳だが、毎年毎年、こいつは何考えてるんだ!?と思わずにはいられない票が存在する。投票資格は全国の新聞,放送,通信各社で5年以上プロ野球を担当している記者に与えられるのだが、ならば、それなりに野球を見る目はあるだろうに、無記名であるのをいい事に、趣味丸出しであまりにも主観的な票を入れるなんて、職権濫用も甚だしく、ファンをバカにしているにも程があるだろう!と思う次第なので、ぶった斬ってみようと思う。まずはセ・リーグMVPから…。まず、得票結果は以下の通り…。

セ・リーグ
1位票
2位票
3位票
点数
キュラソ星人(T)
148
46
16
894
藤川球児(T)
43
76
57
500
ゼブラ今岡(T) 18 68 83 377
下柳剛(T) 2 6 15 43
シャア少佐(T) 2 6 8 36
青木宣親(S) 1 6 8 31
矢野輝宏(T) 0 3 2 11
小久保裕紀(G) 1 0 0 5
岩瀬仁紀(D) 0 0 5 5
久保田智之(T) 0 0 4 4
マッスル千代の富士(G) 0 1 0 3
黒田博樹(C) 0 0 2 2
新井貴浩(C) 0 0 2 2
J.ウィリアムス(T) 0 0 1 1
太陽(T) 0 0 1 1
ハマのチンピラ(YB) 0 0 1 1
阿部慎之助(G) 0 0 1 1

 147打点のゼブラ今岡の惨敗は予想外。1位票をまるで稼げず、藤川にまで大差をつけられるとは…。が、上位3人は捉え方によって評価が分かれる所であり、そう目くじらを立てる部分ではない。以下、最多勝の下柳,盗塁王のシャア少佐,200安打突破の首位打者・青木,優勝チームの司令塔・矢野と続く面々にさほどの違和感を覚えないが、この次が問題だ。小久保に1位票入れてるヤツは一体何を考えているのだ? 更に、下の方の順位を見てみると、マッスル千代の富士に2位票が1票,阿部に3位票が1票入っており、これは同一記者が「1位小久保,2位マッスル千代の富士,3位阿部」と入れたのではないかと私は睨んでいる。他に誰一人入れていない辺り、いかにこの3人が今季のMVPにふさわしくないかが分かろうと言うものだ。巨人番であるが故の義理なのか、単なる盲目的巨人ファンなのか知らんが、逆に巨人ファンが恥ずかしくなる様な投票は辞めて欲しいものだ。そして、小久保の下に、ようやくシーズンセーブ日本新をマークした岩瀬が来るのだが、1,2位票ゼロで3位票が僅かに5人と言う壊滅的な低評価は一体何事か!? 2位チームだからと、こうも不遇な扱いを受けてしまうとは、いかにMVPと優勝の因果関係が深いかを認識させられる。それだけに名手・川相を干して干して干しまくった落合監督のオレ流大チョンボ采配がいかに重い罪であったかも改めて痛感させられた格好だ。この後、優勝チームの守護神・久保田,マッスル千代の富士を挟んで、最多勝だが最下位チームの黒田,本塁打王だが最下位チームの新井と続き、3位票が1票入っただけのウィリアムス,太陽,最優秀防御率と最多奪三振の二冠を獲得したハマのチンピラ,阿部の4人で終了。ここで明らかにおかしいヤツが一人いる事に気付くだろう。そう、太陽だ。こいつに1票入れようと言う意図がどこにあるのかまったくもって訳が分からない。今季の太陽の成績は僅か4試合に登板しただけの1勝1敗 防御率6.00。巨人選手3人への投票を許せてしまえるくらい、論外な成績だ。幾ら何でもふざけているにも程があるだろう。こんな悪ふざけをかます記者に貴重な1票の権利が与えられていると思うだけで非常に腹立たしい。この記者は無記名でなくとも、堂々と太陽に投じられるのか、問いたいものだ。基本的には一般公開しないまでも、投票時は自分の名前を記名し、あまりにも目に余る内容の票を投じた記者の名は晒して、その根拠を述べさせるくらいして欲しい……が、無理だろうなぁ。あと、JFKトリオの二角・JとKにこれだけ票が入らないと、ちょっと可哀想な気が…。

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ritzberry at 22:52コメント(4)トラックバック(3)2005 プロ野球 

November 03, 2005

 左手首の関節が外れてプランプランとなり、鹿島に悪夢の満塁弾を浴びたと言うのに、プロになってからも、無駄にプライドばかりが高く、殆ど精神面の成長が見られない里中はケガをしていようが、他の連中は自分以下と思っているのか、はたまた出来もしないサチ子との結婚に未練があるのか、マウンドを降りる気など毛頭ない様子。大量4点ビハインドとなった東京だが、先の事を考えずに飛ばしまくる青田の快投の前に2,3回と6者連続三振。しかし、飛ばし過ぎの影響で青田は早くもバテ始め、4回には山田,星王がヒットを放つなど、東京打線は徐々に捉え始める(そんな中、きっちり凡退する土井垣が素敵だ)。一方、メッツは里中の手首がプランプランでまともなフォームで投げられない事に気付いている鉄五郎の指示により、徹底してカットしまくり、球数を投げさせる作戦で里中の疲労蓄積を図る。既に、肩で息をしているにも拘わらず、「4回で降りたらナインに申し訳ない(などと言うのは建前で、明訓に負けた奴らばかりで構成されたリリーフ陣など、到底アテにならない)」と、左肘がぶっ壊れるのを覚悟でマウンドに上ろうとする里中。ぶっ壊れてもいいなどと言うのは里中の勝手だが、負けたら後がない訳でもないにも拘わらず、何億も払っている選手に故障悪化の道をあえて進まれては、球団側にとって傍迷惑この上ないだろう。まして里中は一度ぶっ壊れると、長々と尾を引く男だけに厄介だ。しかし、里中の無駄に固い決意に根負けした下田トレーナーはとりあえず、まともなフォームで投げられる様にする事を提案。プランプランになっている手首の関節をはめ込んで、痛み止めの注射を打つ事により、左肘が上がる様にし、更に、笑顔で振る舞う事により、鉄五郎にケガが治った様に見せ、球数を投げさせる作戦を辞めさせようと言うのだ。言うまでもなく、これは信濃川高校戦の二番煎じ。二番煎じついでに、肘が痛くない様な投げ方をする事により、新たな変化球でも生み出したら笑えるが、流石に、左肘の故障で新球誕生はあるまい。かくして、戻ったフォームと里中の笑顔に鉄五郎はまんまと騙されてしまう。50年以上野球やっている球聖がこんな簡単にひっかかるか、普通? 完治しようがするまいが、ここまで70球投げさせてスタミナを奪っている事実に変わりはないと言うのに、完治を理由に作戦を辞めると言うのもまったくもって訳が分からないが、何はともあれ耄碌指揮官の大チョンボで5回表のメッツの攻撃はあえなく三者凡退に終わる。その裏、東京は二死走者なしから、悪球打ちの岩鬼が何故かつま先に死球を食らうと、続く殿馬が何の前振りもなく新秘打「こんぺい糖の踊り(チャイコフスキー)」をかまして、内野安打。「皇帝円舞曲」を名前だけ使い回した事への批判を受け止めての新曲披露かどうかは定かではないが、こんな有難みのない描き方をするくらいならば、こっちを「皇帝円舞曲」にして、初回のバントを「こんぺい糖の踊り」にすりゃいいのに…。ところで、私は再三、殿馬の恋人はショパンと言うイメージを抱いていると言っているのだが、水島氏的にはチャイコフスキーなんだろうか。単に、水島氏の音楽知識がチャイコフスキーに偏っているだけの様な気もするが…。さて、話は戻るが、続く微笑も四球を選び、満塁で山田を迎えると言う場面で鉄五郎は飛ばし過ぎた青田を引っ込め、四十路過ぎたおばさんを投入するのだった。どうせドリームボールが来ると言う山田のヤマが当たり、同点満塁弾を放つジャンケン野球炸裂オチになりそうな気がしてならず、非常に鬱な展開である。

野球狂の詩 (2)

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ritzberry at 17:36コメント(1)トラックバック(0)2005 ドカベン 

November 02, 2005

 日本代表劣勢の最中、清水がようやく球場に到着し、吾郎の登板が迫っている事を予感させる。しかし、試合は既に6回表に突入しており、ベネズエラは初回に続いて、2回にも2点を加えて、日本は大量6点ビハインド。ベテランと言う事で疲労の色が見えてきたサンチェスに対して、日本は孤コジロー,光中と出塁して、一死一、三塁と久々のチャンスを掴むと、主砲・松尾がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、コジローが2点目のホームイン。更に、ハマのスペランカー・三田村が死球を食らって満塁となった所で寿也の打席を迎える。立ち上がり不安定だったサンチェスを自らのチャンスブレイクで立ち直らせてしまった事を引きずっている寿也は何としても打たなければと言うプレッシャーに苛まれ、気負った挙げ句、チェンジアップが来る事を読みきりながら、ショートフライと凡退。ここでサンチェスから代わった2番手のセットアッパー左腕・ロムスの前に岩岡も空振り三振に倒れて、三者残塁に終わり、結局、1点止まり。その裏、1番から始まるベネズエラの攻撃。3回から登板し、粘りの投球でベネズエラに追加点を与えずにいた3番手・黒場だったが、1,2番に連打を浴びて、無死一、二塁でシルヴァを迎える大ピンチ。ここで大木さんはついに吾郎をマウンドに送り込む事を決意するのだった。

 今回、特筆すべき事項は何と言っても、ついに松尾がタイムリーを放った事に他ならないだろう。登場以来、シメられまくっていただけに、ここも四球でお茶を濁すか、下手すりゃ、ゲッツーもありうると危惧していたのだが、ようやく待望の初安打。あまりにも露骨なシメっぷりに編集部に抗議が殺到し、編集者から検閲でも入ったのだろうかと勘繰ってしまう。しかし、それでも松尾が打ったのはサンチェスの甘く入った球などと、松尾が凄いのではなく、単に、サンチェスがヘタレてきただけに過ぎないと言わんばかりの台詞を寿也に吐かせており、きっちり松尾をシメる周到ぶりは流石である。あと、霊感投手・松若,渡部が火だるまになったにも拘わらず、黒場が3イニングを無失点と言うのが意外な展開。満田氏の実在選手の格付が「黒田>>>>>>>>>>>>霊感投手・松坂,渡辺俊」である事がよく分かったと言えよう。それにしても、サンチェス、ショボかったなぁ。サンチェスである必要が全くないくらいパッとしない投球内容だった…。吾郎登板後の解説役として期待したいものだが…。


 

Story
「週刊少年サンデー」で連載中、満田拓也原作によるスポ根TVアニメシリーズ第2巻。リトルリーグに所属するチーム・三船リトルの監督・安藤は吾郎のピッチングを見て、その素質に惚れ込む。第3話「おとさんなんてキラ...(詳細こちら

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ritzberry at 19:31コメント(0)トラックバック(0)2005 MAJOR 
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