April 2005

April 30, 2005 23:57

◆巨人5−6×広島
スタメン復帰の清水は今日も活躍を見せるも、拙攻投壊ぶりは相変わらずの巨人は無惨にサヨナラ負け。マッスル千代の富士が5安打も打っているのに、得点も打点もない辺り、いかに効率の悪い攻撃をしているかが伺える。清水も破戒僧・清原もおまけにニックンも引っ込んでしまい、延長に入ってからは代打の駒も尽き果て、すっかり貧弱打線に…。リリーフ陣がアテにならないので、迂闊に守備固めも使えないな、このチームは…。
 
◆阪神2−5ヤクルト
中井美穂の旦那、睾丸打撲で登録抹消も、とりあえず、戦局に影響なし。一時は最下位を驀進中だったかヤクルトが、もう借金完済。相変わらず、このチームは不気味に浮上してくるねぇ。
 
◆中日4−8横浜
最速158kmを計時したクルーンの速球は評判通りだった。昔のビデオを見せられて騙されたのでは?と専らの噂となっているミセリとは大違いだ。こんなの見せられたら、ササキ様の現役生活も風前の灯火か。とりあえず、中日は川相を使えよ!の一言に尽きる
 
◆ロッテ2−1ソフトバンク
ロッテ9連勝。強ぇ〜っ。先発投手陣が確実に先発の仕事をしてくれると言うのは大きいねぇ。小野やら加藤やら、何も悪い事をしていないのにローテ飛ばされたりするのは、他が良過ぎて割り込めないから…ってのが、何とも凄いやね。これで李辺りが打ち出したりしたら、一気に走りそうな気がするのだが、結局、今年も爆発しきれない儘、終わってしまうのだろうか…
 
◆西武4−1悪の温床・楽天
あの強かった西武が弱小パクリ球団相手に必死こいて戦っているのを見るのは、何だかとても寂しい気分になる。それはさておき、河原が8回1失点の好投を見せたのは何よりの朗報。後藤光を二軍に落とさざるを得なかった悪太郎は地団駄を踏んでいる事だろう。岩隈は5回1失点ながら、右肩違和感で降板し、またも勝てず…。
 
◆偽バファローズ1−11日本ハム
今日は3ラン打ったけど、明らかに打線を分断しているアルモンテ。なのに、全然叩かれなくていいなぁ、とキャプラーはさぞ羨んでいる事だろう。毎試合、地上波放映される巨人に在籍,最下位に低迷,確実に3割打つ男・清水を幽閉など風当たりの強い要素満載のキャプラーは非常に可哀想。あ、全然、この試合のコメントになってないね(^^;)。
 
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April 29, 2005 23:08

 首位打者候補,最多安打候補筆頭クラスの清水を外してまで、開幕から頑なにキャプラーを使い続けてきた悪太郎が、ついにキャプラーを外して、清水のスタメン起用に踏み切った。「打たなくてもいい」とキャプラーを使ってきただけに、周囲の圧力に屈した感が強い。だが、よりにもよって、山本コーチとのマンツーマンによる打撃改造に着手した矢先の試合で外さなくても良かろうに…。と言うか、ここで外すくらいなら、もっと早く打撃改造させろよ! キャプラー自身にはそれなりに好感を持っていただけに、この儘、ベンチウォーマーに成り下がるやもしれないと思うとちょっと残念ではある。ただ、もうすぐ交流戦が始まると言う事で清水と同時スタメンの可能性もある訳で、ここで挽回の機会を掴んで欲しい所だ。
 キャプラーの事はさておき、やはり、清水を使わないと言うのはこの上なく理不尽な話であり、今回のスタメン起用には安堵するばかりだ。7,8番ではなく、2番と言うのもGood Job。キャプラー以上に打線を分断し続けてきたあの男が打線を繋ぐ役目の2番に居座っていては効率的な攻撃が出来る筈もないからだ
 理不尽にベンチを温め続けさせられた清水だが、それでも決して腐る事なく練習に励み、いつお呼びがかかってもいい様に気持ちを切らずに備えておく事を、同じく茂雄に飼い殺され続けていた名手・川相の姿から学んでいた事だろう。悲願の初スタメンとなったこの日、川相の教えを守って頑張ってきた清水のバットが今までの鬱憤を晴らすかの様に火を噴いた。第一打席こそ凡退したものの、第二打席ではライトスタンドへ弾丸ライナーで飛び込む今季初アーチ。第三打席でもセンターオーバーのあわやスタンドインと言うタイムリー二塁打。流石と言うしかない。見事に結果を残し、今後もスタメン起用は続くと思われるが、清水の事(主に顔)を忌み嫌っている茂雄が流した「清水は左に弱い」と言うデマを未だに引きずって、左投手相手に引っ込めさせられるのではないか…と言う一抹の不安は若干、残ってはいる。清水は左に弱いと言うのは明らかに間違った情報なので、真に受けるのは辞めて欲しいものだ。
 この日の巨人戦のトップニュースはどう考えても、清水の初スタメンであり、続いてマッスル千代の富士の3ホーマーだろう。どさくさ紛れで火事場泥棒の様に飛び出した破戒僧・清原の通算500号ばかり大きく取り上げるのはいかがなものだろうか…。確かに500号が偉大な記録であるのは分かるが、そればかりに偏重した報道には辟易だ。たまたま連敗阻止となった試合だからいいものの、大惨敗した試合(例えば、「チ○ポコ」発言が飛び出した試合)などで達成されても、こういう扱いだったんだろうと言う事は想像に難くない。リーチがかかってから、清原にしか注目しない状態が続き、巨人の連敗モードが始まったのも、決して無関係とは言えない様な気がするのだが…。
 
 
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April 28, 2005 20:45

 2点を追うスーパースターズの3回表の攻撃はチョロから始まる下位打線。これに対して、悪の温床・楽天の選手らしく、他人のパクリ投法を続ける一球はいきなりメガネを取り出す芸の細かさで杉下茂でいく事を予告。「古い人を知ってるな」と驚く山田だが、そこで驚くくらいなら、杉下などより遙かに古い沢村栄治の投法を再現出来る事にもっと仰天しろ! フォークが来ると分かっているチョロはナメてかかったが、杉下のコスプレをしただけでフォークが人並み外れた落差になると言う訳の分からない理論に屈して、あえなく凡退。それにしても、一球が「ドカパロ」に出てくる様では世も末とばかりに、「俺より速いヤツがいたら辞めてやる」と予防線を張っていたにも拘わらず、一球を出されてしまったチョロは引退しないでいいのか? まぁ、どうせ水島作品十八番のスカシネタと言う事で乗りきってしまうのだろう
 続くサルは稲尾和久投法の前にキャッチャーへの凡フライ。ミットだと落とすかもしれないと素手キャッチする九郎に岩鬼は激昂。それにしても、サルは土井垣が一番期待をかけていたと言う片鱗を一体いつになったら見せてくれるのか? シート打撃で見せた長いバットの伏線は一体いつになったら消化してくれるのか? まぁ、どうせ水島作品十八番のスカシネタと言う事で乗りきってしまうのだろう
 一球−九郎のバッテリーにイライラは募る一方の岩鬼はもういい加減、メジャーの投手を引っ張り出してくるしかないだろうとのたまうも、一球はメジャーなど必要ないと星野伸之投法を宣言し、突如、左での投球を敢行。利き腕でない事に加え、星野投法である事からかスローボールとなったこの球を岩鬼は激打するも、一球へのピッチャーライナーとなり、またもバッテリー間だけで打球は処理され、他の実在選手達は空気と言わんばかり。それにしても、岩鬼がど真ん中も悪球もどんな球でも打てると大騒ぎしていたネタはどうなったのやら…。 まぁ、どうせ水島作品十八番のスカシネタと言う事で乗りきってしまうのだろう
 その裏、「もう絶対に点はやらない」と意気込む里中だったが、飯田,「」部(こんな選手は悪の温床・楽天にはいません)に痛烈な打球を浴びまくる体たらく。しかし、いずれも岩鬼の好守に救われて、二死走者なしで一球の2度目の打席を迎える。「巧みな忍者には巧みな変化球は危険だ」と言う訳の分からない理論(「変則の殿馬にはストレートこそが変則」理論と一緒だが、大体、この理論は裏目に出る)により、山田はど真ん中のストレートを要求。しかし、こんな無茶苦茶な理論が通用する筈もなく、苦もなく打ち返す一球。自らのヘッポコリードを帳消しにしたい山田は殿馬のダイビングキャッチに期待を寄せるも及ばず、打球は右中間を転々。山岡−サル−山田と完璧な中継プレーを見せたが、快足の一球は一気に本塁を陥れて、4点目をゲット。ここで殿馬がアピールプレイを起こし、二塁塁審は一球が二塁ベースを踏んでいないとして、アウトを宣告。これに対して、覆せる自信満々の一球は抗議へ駆け出すのだった。
 うんざりする程、見せられた岩鬼の踏み忘れネタの際は、あんなにはっきり残る訳がないだろうと言うくらい毎度毎度足跡が残っているが、今回は踏んだ事を証明させると言う逆のパターン。果たして、いかにして、踏んだ証拠をつきつけるのか。二塁塁審は欺けても、果たして、殿馬まで欺けるか?と言う点でちょっと期待してみる…が、大抵、期待は裏切られるのが「ドカパロ」なので、過度には期待すまい。一球が踏んだ事を分かっていた殿馬だが、巧みに二塁塁審をたばかった…と言う説もありうる所だろうか。
 それにしても、あの楽天ベンチのメガネ男の正体が未だに分からない。どう考えても監督的ポジションにいるのだが、少なくとも田尾にだけは絶対見えない。一体、誰なんだ、こいつは!? 
 
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April 27, 2005 19:40

 鈴木一朗…もとい、コジローにバッティング投手としての対戦申し入れを軽くいなされてしまった吾郎。いつもなら、激しく食い下がる所だが、自信に裏付けされた有無を言わせないコジローのオーラに気圧されて、簡単に引き下がってしまうのだった。仕方ないので、松井さん…もとい松尾さんのフリー打撃に乱入するしかないとうなだれる吾郎(仕方ないなどと、鈴木一朗より、松井さんを遙かに格下扱いする様な描写は甚だ不満である)に対して、父・茂野に頼まれ、吾郎のお目付役となった根本バッティングピッチャーが雑用もバッティングピッチャーの仕事だと喝を入れる。日本選手がやたらと国外亡命を図ろうとする最近の風潮が許せない根本は3Aのひよっ子がいきなりメジャーの大物に勝負を仕掛けようとするあつかましさに加え、高卒で即渡米しながら日本代表にはちゃっかり収まろうと言う吾郎が気に食わないらしく、苦言を連発する(鈴木一朗は日本球界を愛想をつかして出ていった様なものだが、この言い回しからして、コジローは鈴木とは違うのだろうか?)。
 そこへ根本の携帯が鳴る。コジローが屋内で軽く振りたいので、自分とコジローの打撃練習を見に来るかと誘う根本。実は、この男、コジローとの勝負を阻止された最大の要因であるコジローの専属バッティングピッチャーだったのだ。吾郎はコジローのバッティングなどより、対決を阻止された専属投手・根本の方が気になって仕方ない様子だったが、誰にでも打てそうな緩いボールをコジローが当たり前の様に打ち返す様に辟易。「所詮、バッティングピッチャー」と吐き捨て、その場を立ち去ろうとするが、その一言に今までスカした態度をとり続けていたコジローの様子が一変。「お前、根本さんをバカにしたな」と、怒りの表情で吾郎を呼び止める。「今の言葉、俺が許さねぇ。お前の球が根本さん以下だって事を俺が証明してやる」と吾郎に勝負を要求するのだった。図らずも、対決の機会を得た吾郎だが、果たして…。
 とりあえず、コジローはただのスカした嫌なヤツではなかったらしい。一人称が社交モードの「僕」から「俺」に変わり、一転して見せた凄みはメジャーの貫禄か。バッティングピッチャーは打者の調子を整えるのが仕事であり、下手に抑え込んで打者の調子を狂わせてしまうなど、言語道断。コジローを挑発する為の演技とは流石に考えづらいので、マジボケなのだろうが、いかに吾郎がおバカとは言え、3Aの選手ともあろう者がそんな事にすら気付かないと言うのは、いささか無理があるのではなかろうか。今回はどう考えても、吾郎の失言であり、コジローに叩きのめされるのは必至。だが、ただ打ち崩すだけでは、吾郎の球が根本以下であると証明する事にはならない訳で、その辺り、どう処理するのかは楽しみにしたい。


Major―Dramatic baseball comic (24)

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April 26, 2005 23:37

 「MAJOR」のアニメ化,「H2」の実写ドラマ化,「逆境ナイン」の実写映画化,「プレイボール」のアニメ化,「タッチ」の実写映画化と、野球マンガの映像化が目白押しの今日この頃。幾ら何でもこれだけはないだろうと言われた「アストロ球団」までがこの波に乗る事が発覚した。テレ朝内に公式ホームページがあり、詳細は全く不明だったのだが、色々検索した結果、どうも実写ドラマらしいとの事。まさか、宇野球一役は上戸彩か!?(ありえないって)
 あの凄まじい動きが実写として再現出来るかどうか以前に、あのヤバ過ぎる話を地上波でレギュラー放映なんぞして大丈夫なのか!?と言う事の方が気になる(映画化と言う情報も出ているが、ホントの所、どっちなのだろう)。試合中に死人が出まくるわ、放送禁止用語連発だわ、今の時代、青少年にとてつもなく悪影響を及ぼすと圧力団体が大騒ぎ間違いなしの内容なので、忠実に再現される事は考えられないだろう。下手に今風にアレンジしてしまったら、ただの大道芸作品になりかねないよなぁ。四六時中「少林サッカー」のクライマックスみたいな作品だし…(笑)。実写化で一番楽しみなのは、やはり、人間ナイアガラ。子供が真似すると危ないとか言って、数々の殺人技をスルーしまくる様だと、最初から放映なんかするな!って話になるが、どうなるやら…。
 ビクトリー球団戦は当然やるだろうが、下手するとスルーされかねないのがロッテ戦。もし、やってくれるとして、今のロッテの選手達が実際に出てきて…なんて展開だと激燃えだが、100%ありえないよなぁ。大体、あれはカネやんが監督だったから妙にマッチした話でバレンタインだと、凄ぇ似合わない気がする。直接対決はやっていない巨人も、ドン川上が監督だったからこそ、台詞にも説得力があった訳で悪太郎では台無しだ。ONの代わりに破戒僧・清原,マッスル千代の富士があてがわれたりしたら最悪だよなぁ
 それにしても、ドン川上に「20年早過ぎた」などと言いがかりをつけられて日本球界を追放され、マサイ族と戦いに行ってしまったアストロ球団だが、実際の所、20年どころか、2000年くらい早過ぎたんじゃなかろうか。もう30年近く経っている訳だが、今、あんな野球を日常茶飯事でやられていたら、凄ぇ怖い…と言うか、プロスポーツとしての野球は間違いなく崩壊している事だろう。
 
 
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April 25, 2005 22:25

 ちばあきおの名作「プレイボール」が7月にアニメ化される、と言う衝撃的なニュースを聞いた。私が最も好きな野球アニメは「ドカベン」と思われがちなのだが、実は「キャプテン」なので、この朗報には諸手を上げて喜びたい。天才肌ばかりの水島作品と違い、凡人が精一杯の努力で上を目指していかんとする様が実にリアルで感情移入しやすいちばあきお作品は違った魅力を持っている。スタッフも放映局もまるで不明な状態ではあるが、アニメ「プレイボール」への期待はとてつもなく大きいのだ。
 「キャプテン」に関しては、漫画よりもアニメの方に馴染みがあったくらいで、台詞がスラスラと出てくる程、没頭した作品。草野球とかやってると、ついつい「キャプテン」ごっこをしてしまうクセは未だに治らない(^^;)。プロとしてこなれた声優を使うのではなく、等身大の少年達を使ったキャスティングも味があった。あのヘタウマさ加減が絶妙でひたむきさを感じられて凄く好きだったのだが、今回は果たして、どうなんだろう。谷口役が和栗正明氏だったりしたら、神の所業だが、流石に、それはありえないだろうなぁ。あえてプロを使うなら、個人的には喜安浩平氏辺りを希望してみるの事。
 野球アニメなので、やはり重要なのは野球の動き。あれ程、実際の動きを研究して、綺麗に描写された作品はお目にかからない。「キャプテン」と比べると、「ドカベン」など、カクカクアニメと言ってしまってもいい。低予算を強いられていそうな今のアニメ業界だけに、制作時間やら絵の枚数を削られて、中途半端な動きにならない事を祈るばかり。
 まだ断言は出来ないけれど、余裕があったら、全話レビューなんぞやってみたいなぁと思うとりますので、その時はまた宜しくと言う事で…。
 


キャプテン DVD complete BOX

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April 24, 2005 21:50

 友人のツテで数年ぶりに野球観戦に行った。東京ドームなのに日本ハムではなく偽バファローズが主催と言う謎のゲームだったが、オリックスグループが何やら企画をやっていたらしく(いらぬ資料はロクに見ずに捨てたので詳細は不明)、整理券を持ってる人に対して、先着順に入場券を配ると言うサービスのおこぼれに預かった格好だ。早いモノ勝ちの券はバックネット裏から自由席まで幅広いとの事だったが、このカードじゃ、そんなに凄い行列にはなるまい…とタカを括って、10時45分くらいに行ってみれば、既に、長蛇の列…。行列中にネッピーやリプシーがちょっかいかけに来たのだが、「バファローズ」とか言いながら、何でバフィリードを斬首して、貴様らが生き残っとるんや〜! 海と「バファローズ」は何の関係もないやろが! バフィ連れて来い、バフィを!とツッコミたくなったのは言うまでもない。これじゃ、自由席になってしまうのでは…と不安を覚えながら並んでいたのだが、いざ入ってみれば、内野S席の31列目。真後ろよりも、むしろちょっと見易い具合に一塁側へズレたなかなかの好位置であった。もう少しだけ前だったら完璧だったが、それは流石に贅沢と言うものだ。更に、東京ドームの商品券2000円分やら、偽バファローズの選手名鑑(定価500円だが、フルカラーで186ページもあるかなりお得な出来)やらまでくれる気前の良さ。やるな、オリックス。だからと言って、この程度の賄賂で偽バファローズに魂を売ったりはしないけどな!
 試合の方はと言うと、偽バファローズはブランボーがスタメン落ち,松田さんが6番,村松が8番にまで落とされ、的山が9番(村松と打順逆だろ、普通)、そして塩崎が3番と言う何とも景気の悪いオーダーを炸裂。さる事情により、先発・黒騎士は応援していたのだが(偽バファローズは応援していない)、今季最も悪い投球内容と散々な展開。また、SHINJOが左太腿痛でフル欠場となるなど、釈然としないゲームではあったが、こんな微妙なカードの微妙な試合展開でも、やはり、生の試合観戦はいいと改めて思う次第。今年は気が向いたら、巨人−中日戦のチケットでも買ってみようかのぅ。

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April 23, 2005 20:59

 21日の阪神戦、2−10と大きくリードされて迎えた7回、二死満塁の場面でフルカウントから藤川のフォークに空を切った破戒僧・清原。試合後、「ケツの穴、小さいわ! チ○ポコついとんのか!」とフォーク勝負の藤川を罵倒したと言う。狂った様にフォークばかり投げていた訳でもないにも拘わらず、この理不尽な言い草に岡田監督は「ほんまに失礼やで〜!」と大激怒。星野SDも「巨人にとって、清原は500号を打たん方がええ。出たら話題が消える。いつ打つかいつ打つかと引っ張った方がええんちゃうか。他に何もないんやし…」と人気低迷の巨人と破戒僧・清原を皮肉ったとの事。
 大量点差がついていようがいまいが、直球一本槍の勝負を求めると言うのは打者側にとってだけ都合のいい傲慢な要求でしかない。大量点差と言っても、一発かまされれば、一気に4点差となり、流れが変われば、逆転される可能性すら見えてくる。決して勝敗度外視で直球勝負を出来る場面とは言いきれなかった。そもそも、直球が最大の武器である投手ばかりではないのだし、明らかに直球を待っている相手に対して、変化球勝負をする事のどこがケツの穴が小さい事になるのだろうか? それに藤川はひたすら変化球で逃げていた訳ではない。直球勝負とて何度も仕掛けている。破戒僧・清原の発言は裏をかかれた変化球攻めにも、うまく対応して、スタンドに持って行く…なんて芸当は自分にはとても出来ません、と言っている様なものだ。死球を食らわせた相手に「来いや!」と手を振って脅したり、明らかに格下の投手に対して、こういう形で威圧する破戒僧・清原の行為はどうにも自らの格を下げているだけの様に思えてしまう。大体、折角のメモリアルアーチをあんな惨敗ペースの試合で、勝敗に全く絡まない危険性の高い空砲満塁弾などで決めたいのか? どうせなら、もっとしびれる場面で決めたいと思わないのか? この所の破戒僧・清原は状況を無視して、ただひたすらに500号が打ちたいと言う印象すら受ける一発狙いの粗いバッティングが目立っており、非常に見苦しい。
 500号打たん方がいいとか、もう打つ資格はないとか、流石にそこまでは言わないけれど、理不尽に直球勝負をけしかけられても、相手投手には断じて挑発に乗る事なく、多彩な攻めで破戒僧・清原を翻弄して欲しいものだ。直球勝負が出来るだけの力のある投手ならば、破戒僧・清原が待ち焦がれている直球で堂々とねじ伏せて欲しいとも思うのだが…。
 

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April 22, 2005 23:35

 ミセリが電撃解雇で日本球界を去った事により、再びNo.1火付けストッパーの座に返り咲いたササキ様がついに湘南シーレックスに移籍する事となった。表向きの理由は昨秋、手術した右肘の状態が悪く、更に、春季キャンプで右膝も痛めていたからとの事だが、6億5000万円と言う無駄に高過ぎる年俸の使い道がサヨナラ負けの後に六本木で豪遊してウサを晴らす為だった事がバレて、バツが悪くなったか、表舞台で醜態を晒し続ける事に嫌気がさしたか、そんな所だろう。
 表向きの理由とて、一軍で守護神の座を託されて、それを拒否せずにマウンドに立ち続ける以上、肘や膝がこんな状態だから、投球内容が悪かった…なんて事がプロの言い訳として通じる訳がない(球場が狭いから…なんて言い訳は更に、論外だが)。仮に、ケガを理由にするにしても、2連続サヨナラ負けを喫した段階ですぐに申し出るべきではなかったか? 別に、横浜はストッパー候補が不在なチームではないのだから…。幾ら湘南シーレックスのダサいユニフォームを着たくないからと言って、それはワガママと言うものだ。
 シーレックスで調整したいと言うササキ様の要望を二つ返事で受け入れた牛島監督は辛辣な表情を見せていたが、実際の所、降格を通告出来ない立場のササキ様が自分から申し出てくれた上、快速球を誇るクルーンが気がねなく使えるとあって、内心は大喜びしているかもしれない。これでクルーンがストッパーとして大活躍してしまったりした日にゃ、ササキ様は果たして、帰ってくる事が出来るのかどうか…。故障が回復しないとか適当な理由をつけて、この儘、引退する可能性も見えてきた。
 
 
 

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April 21, 2005 21:46

 先週の引きからして、当然、岩鬼の打席から始まると思われた今週だが、何故か、2回の裏、悪の温床・楽天の攻撃から始まる。先頭打者の山下(似ていない)に対して「近鉄時代、何故、ベンチを温めていたのか分からない。おれ的には助かっていた」などと、妙に警戒する里中だが、実際の山下は開幕3日後に登録抹消でそれ以来、ずっとファーム暮らし。これも、やはり、水島の呪い効果か!? 山下が打席に入ると、スーパースターズ側のスタンドが突然、激しい浜崎あゆみコール。浜崎ファンの山下をからかう為にわざわざ横断幕まで用意して、囃し立てる。こいつら、何て陰湿なんだ! こんなファンばかりのスーパースターズはこの上なく不幸である。「何で浜崎ファンだと知ってるんだ!?」と動揺する山下だが、少なくとも週刊ベースボールの選手名鑑に載ってるくらいなんだから、バレている事に何ら不思議はない。そんな事で動揺するくらいなら、ちゃんと秘密にしておけっつーの! しかし、ここで一球が機転を利かせ、浜崎コールは山下への応援と解釈させると、単純な山下はアドレナリンが急上昇(水島新司は「アドレな!ガレッジ」でも見ているのか!?)し、「快打SEASONS!」などと訳の分からない言葉を叫んで、バットを折りながらも、左中間突破の二塁打。毎度、水島新司のアイドルネタはだだ滑りで凍り付く程、寒いのだから、誰か止めてやってくれ!
 続く大島(あまり似ていない)が送った後、前田(背番号がないと誰だか分からない)は「左足はよけているが、右足は当たりに行っている」と言う水島作品定番と言うか使い古しネタの故意死球で出て、一、三塁。ここで打席に入った九郎はセーフティスクイズを敢行。打球には見向きもせずに、「バットではなく手に当たったからストライクだ」と抗議に走る山田の大チョンボの間に山下が返って、3点目。九郎が素手で打った事を誤魔化すネタも言うまでもなく使い回しだが、「大甲子園」では痛さを必死に耐えていたのが、今回はさして痛がっていない辺り、九郎の耐久力はとんでもなく上がっている様だ。納得がいかず、無駄に食い下がる里中と山田だが、そこへ出てきた一球は九郎のバントはバットの根元でやるのだと説明。それならば、バットが折れているだろうとイチャモンをつける山田の目の前で、「だから折れている」と一球はバットを折ってみせた事により、バントは認められるのだった。しかし、このバット、実は折れてはおらず、一球が自力で折っていた事が発覚。いかに根元とは言え、力を込めた事を山田にすら悟られない様に折るなど、最早、現実的でないにも程がある
 それにしても、あの楽天ベンチのメガネ男の正体が未だに分からない。どう考えても監督的ポジションにいるのだが、少なくとも田尾にだけは絶対見えない。一体、誰なんだ、こいつは!?


ドカベン1000号への道―〈プロ野球編〉データブック

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April 20, 2005 23:21

 クリスマスイヴのバッティングセンターでの特訓(笑)に続き、今度は一緒に初詣とそれなりにイベントをこなしている吾郎と清水。どうも野球と縁のある所に行かずにはいられないのか、今度はストラックアウトをプレイする吾郎は沖縄の日本代表合宿に乗り込む事を清水に打ち明ける。因みに、150km超でコーナーの出し入れを会得している吾郎はストラックアウトも軽々パーフェクトを達成。「まるでプロみて〜っ」「プロだっつーの」と夫婦漫才が繰り広げられるのだった。
 いよいよ日本代表合宿が始まる。沖縄に鈴木一朗,今夜の松井さん…もとい、コジロー,松尾さんら、大物メジャーも集結。そういえば、昔、シャイアンズにいた松居はどうなってしまったのだろう? まずは顔合わせのパーティーが開かれた。監督は仰木さん…もとい、大木さんだ。まだ正体がバレたくない吾郎は帽子にグラサンにつけ髭とアヤしさ大爆発の出で立ちでパーティに潜入していた。変装姿の吾郎につきまとわれた眉村は吾郎と気付かず煙たがっていたが、変装を解いた吾郎に仰天。こんなに動揺し、表情豊かな眉村を見るのは初めてだ〜! 妙に感動してしまったわぃ。
 そこへ全選手に挨拶回りをしていたコジローが登場。慌てて、変装モードに戻り、後ろを向いた吾郎だったが、3Aで活躍していた吾郎の存在を知っていたコジローにあっさりと正体がバレてしまう。「3Aとは言え、そこそこ活躍していた日本人の事は嫌でも耳に入る」などと嫌みを言われてしまい、カチンときた吾郎はバッティングピッチャーとして最初に指名してくれといきなり本題を暴露。大木さんと話をつけるまでは大人しくしていると言う約束を早くも破ってしまった吾郎と、慌てて制止に入る茂野がドタバタとやっている中、コジローは「君は僕に投げる事は出来ない。専属のバッティングピッチャーとしかやらない事にしているから、他を当たってくれ」と無情の宣告をつきつけるのだった。果たして、コジローの真意は吾郎の企みを見破った上でのいけずなのか、単純に不穏分子に調子を崩されたくないだけなのか。このコジロー、人相だけでなく、結構、性格も悪いので、前者の可能性もなきにしもあらず(笑)。目論みの半分を一方的に断ち切られた吾郎だが、とりあえず、性格のいい松尾さんをターゲットにするのだろうか。まぁ、どうせコジローともやるんだろうけどな。


Major―Dramatic baseball comic (28)

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April 19, 2005 23:22

 間違いなく、巨人の球団史にヘッポコ助っ人として大きく名を残すであろうミセリが早くもと言うか、とうとうと言うか、解雇。ただでさえ、投手陣が不調だと言うのに、一向に調子が上がらない(と言うより、あれが精一杯の実力か?)ミセリに対して、二軍での調整を要請した首脳陣だが、本人の同意なしに二軍に落とせないと言う契約を盾にミセリはこれを拒否。右肩痛を訴えておきながら、降格は嫌だ…って、この男は一体何様なのか。まぁ、どうせ右肩痛はサボタージュの言い訳なのだろうが、どうせサボるなら二軍でサボってくれ。しかも、偽サムライ・阿波野コーチとの話し合いの内容について聞かれると日本の美しさとか、家族構成のこと。それに仏教について話した」だそうで、もう訳が分からねぇ〜。不振を球場の狭さのせいにするなど調整に尽力せずに悪態ばかりついているミセリの為に貴重な一軍枠を使っていられないとばかりに球団側は開幕から3週間と経たずに大鉈を振り下ろした格好だ。4月19日での解雇は吉岡の出番を理不尽に奪ったヘッポコ助っ人・マントの5月2日を上回る球団史上最速記録。この決断の早さは評価すべきだが、確証のない実力の持ち主に二軍に落とせない契約を結んでしまっていた事は大失態と言わざるをえまい。当のミセリはこの日、家族と浅草を豪遊。執拗につきまとう取材陣に「俺はミセリじゃない」とシラをきり続けたそうな。ササキ様と球界No.1火付けストッパーの座を争っていたミセリだが、おぼつかないながらも4連続セーブと結果を出してきたササキ様に対して、1セーブも残す事の出来ない儘、僅か4度の登板で日本球界を去る形となり、何とも呆気なく決着がついてしまい、ちょっと寂しくもある。
 さて、こうなると気になるのは、これまた不振に喘ぐキャプラーの今後だろうか。真面目に練習に取り組み、ひたむきなプレーを見せているが、結果を残せない大物助っ人…と言うのは、ある意味、見限るタイミングを誤りかねないのでタチが悪かったりする。清水を飼い殺してまで使っているキャプラーについて「打てなくてもいい」と豪語していただけに、悪太郎も打撃不振を理由に引っ込めづらい部分はあるだろう。それにしても、相変わらず、巨人は新助っ人の発掘が下手だなぁと改めて思う。日本球界のお古以外でまともに働いた助っ人と言うと、どこまで遡ればいいのやら…? 助っ人に金をかけるより、有能な渉外スカウトに大枚はたいた方がいいんじゃないだろうか
 

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April 18, 2005 20:33

 前夜、5失点で3回もたずにKOとなった桑田。ただでさえ、一軍登録即登板→翌日抹消の地獄ローテーションに組み込まれていただけに、この内容では有無を言わさず、登録を抹消されるのは確実と思われた。しかし、この日の巨人に選手登録の動きはなし。使う予定がないなら、即落としておく方がいい訳で、ここで動きがなかったと言う事は、つまり、桑田は当面、一軍に居残ると言う事を意味する。中継ぎ起用されるくらいなら二軍降格も甘んじて受ける姿勢を示している桑田を残すと言う事は24日にも先発登板…と見ていいのだろうか。
 地獄ローテーション自体は勿論、大反対なのだが、前回、そこそこ好投した桑田が地獄ローテ入りとか、先日、カリメロが好投した直後に地獄ローテ入りして、今回の桑田は居残りとか、どうにも悪太郎の起用法には一貫性がなく、信念が感じられない。本当にアテにしている投手は中5日指令を下した忠誠心ゼロの上原だけなのか? 投手陣が意気に感じて投げると言う様な雰囲気がまるでないので、チームのムードも一向に上がってこない。
 ともあれ、折角、貰った登板の機会なのだから、桑田には今度こそ生かして頑張って貰いたい。また序盤にKOされる様だと、地獄ローテ入りどころか、長期降格なんて事もありえない話ではない訳で…。
 

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April 17, 2005 20:01

 ファンはとりあえず、買っとけ!と評判の「聖闘士星矢 聖域十二宮編」(PS2)、迷った末についに買ってしまった。動きがもっさりしてるとか、格ゲーなのにジャンプもしゃがみもないとか、そういう事がどうでもよくなるくらい(それは言い過ぎだ)、熱い内容。3Dポリゴンで再現されたTVのOPも違和感ない出来映えだ。
 ストーリーモードの「黄金十二宮」は戦っている時間よりも、とにかくデモが長い。勿論、フルボイスだ(一部、ハーデス編のアニメのキャストに変わってるのかな?)。時折、車田作品特有のあの吹き出しが出てきたり、空中に飛ばされる時は「バァァァァン」と効果音が文字で出たり、顔面から地面に落ちまくったり、色々と熱い。どうせなら顔面溝掘りも再現して欲しかった。倒されても、アテナの小宇宙により、甦る事が出来ると言うのも、原作を踏襲していておかしい。敵方も教皇の小宇宙で復活するのだが、アテナと同様の演出なので妙に笑える。「気でも違ったのか!?」「気でも狂ったか!?」と聖衣を脱ぐ度にキチ○イ呼ばわりされる事で有名な紫龍だが、当然の様に隠しコスチュームは裸。デスマスクもきっちり「アジャパ〜!」と叫んでくれるなど、作り手の方々はなかなか分かってらっしゃる(笑)。
 隠しキャラには、一部で伝説となった鋼鉄聖闘士が出てくるのだが、うち一人の出現条件が厳し過ぎ。そこまでして、こいつを出さなくてはいけない理由があるのか?ってな感じで、モチベーションが激減。こいつ出す暇があったら、ヒドラ市とか出してくれよ! 「勝敗は常に顔で決まるのだよ」とか凄ぇ聞きたかったのに…。せめて、邪武くらい…。
 とりあえず、結論を言わせて貰うと、ヒドラ市を使えない所がかなりのマイナスポイント(笑)なので、是非、買え!とまでは言わないが、ファンは買っても損はないんじゃないかと。多分、それなりの満足感は得られるのでは…。飽きるのは意外と早いかもしれないので、少し値下がるのを待ってもいいかな。土台がTV版なので原作漫画は好きだが、アニメは見てないって人は、青銅の4人やシュラのマスクがヘルメットでカッコ悪いとかそういう不満は我慢すべし。あと、格ゲーとして買うと不満が残るだけなので、原作知らない人は買わない方がいいかなと…。あくまでキャラゲーとして堪能しませう。
 
 


聖闘士星矢 聖域十二宮編

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April 16, 2005 23:54

 適材適所を誤った悪太郎・堀内監督に捨てられ、西武へ島流しにされた河原が移籍2度目の先発登板。2回まで一人の走者も出さない好投を見せていたが、3回にガルシアに被弾すると、4回には突如、制球を乱して走者を貯めた挙げ句に北川に被弾するなど、5失点KO。とは言え、先発陣の不調が続いている西武だけにまだまだチャンスは与えられる事だろう。とにもかくにも、巨人との交流戦まではローテを死守して貰わないと…。
 一方、河原の交換相手・後藤光も日を同じくして先発登板。やはり、これは悪太郎の対抗心なのだろうか。デーゲームでまた河原に勝たれたりしたら、悪太郎から余計なプレッシャーをかけられる所だったろうが、幸い河原はKO。しかし、前回も課題だった立ち上がりの悪さと制球難がまた出てしまった。5回を2失点は先発としてはまずまず合格だが、死球連発の上、暴投(正確には捕逸だが)で失点するなど、内容はイマイチ。こちらも先発陣が心許ないのでもう一度くらいはチャンスを貰えるか? 横浜からの出戻り助っ人・マレンの獲得により、枠が1つ埋まる可能性もあるので、次の登板は重要になってくるだろう。こちらも西武の交流戦までローテ枠に踏みとどまり、二人が先発同士で投げ合うなんて展開になってくれると燃えるのだが…
 

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April 15, 2005 23:53

 いよいよ始まった新生「ドラえもん」。OPは女子十二楽坊の演奏で歌なしと聞いていたのだけど、単に、歌詞がないだけの「ドラえもんのうた」であったか。なのに、歌詞のテロップが出てるので、インストと言うより、カラオケと言う感じ。折角、こういう試みをやるなら、いっそ歌詞表示なくてもいいんじゃないの? あと、別に女子十二楽坊である必要は全くないよなと…。
 今シリーズ、キャスティングはOPに出る様で見ていたら、ママ=三石琴乃,パパ=松本保典,しずかのママ=折笠愛と端役陣が豪華絢爛。私くらいの世代だと、この辺りの面々にはかなり愛着も深いので、ちょっと嬉しい。最近の声優はよう分からんからねぇ。聞く所によると、スネ夫ママは高山みなみらしい。凄ぇぜ! キャラクターデザインは原作初期っぽいものに変更した様で、これも好感触。どうせならタイムマシンの空間のCGも昔のにして欲しかったなぁ。あれが好きだったのに…。
 で、本編。記念すべき第1回目は初期の名アイテム(?)、おざしきつりぼり。まぁ、シナリオについての話は今回の主題ではないので割愛するとして、新キャスティングについての感想を…。新生「ドラえもん」のキャスティングが発表された段階で旧イメージをあえて意識しないと言う意図は感じられたのだが、実際に聞いてみると………、これは「キテレツ大百科」ですか?と言うのが第一印象。全体的な声のイメージがどうも「ドラえもん」と言うより「キテレツ」のレギュラー陣っぽい雰囲気がするのは私だけだろうか。いや、それが不満とかそういう事ではなく…。で、各キャラの印象はと言うと…。
 
【ドラえもん】
偉大なる御大の印象から来る違和感は簡単には拭えない。これは慣れの問題なので仕方ない。とは言え、思ったよりは不満なし。友達と言うより保護者的立場が染みついてしまった大山版ドラえもんと比べると、貫禄が抜けたと言うか子供っぽく、ある意味、友達っぽさは増した様にも感じたが、それがいいのか悪いのかは、もう少し見守りたい。
 
【のび太】
恐らく、違和感は少ないだろうと思っていたのび太。まぁ、多少はあるのだが…。以前より、知的度がアップした感じで神懸かり的なドジっぷりが影を潜めた。小原版のび太の情けなさ(褒め言葉)は毎度やられると鬱陶しくも感じていたので、こんなのび太もありだろうか。のび太はジャイアンにいじめられてからが真骨頂なので(笑)、とりあえず、それを見ない事には…。
 
【ジャイアン】
思ったよりは下手じゃない…が、全然、問題ないかと言えば、若干、拙さは残ると言った所。ジャイアンのイメージはそんなに崩していないし(もう少しドスが効いていた方がいいとは思うが)、拙さは経験でカバー出来るものなので、さして気にする事はないでせう。とりあえず、早くリサイタルを開いて欲しい。やはり、あの超音波ボイスを披露して貰わないと…。
 
【スネ夫】
予想はしていたが、メップルに近い声色で演じていた。同時進行中のメップルのイメージをしばらく引きずるだろうが、スネ夫として馴染むのは時間の問題の様な気もする。演技面では安心して聞ける人だしなぁ。
 
【しすちゃん】
違和感はまずないだろうと思っていたしずちゃん。案の定、いきなり風呂場シーンですよ(笑)。ヒロイン度が異様にアップした感じだが、野村道子からかかずゆみに変われば、そりゃ当然の結果だわさ。今後、少しは個性の強いキャラに変わるだろうかと期待してみるの事。
 
【のび太のママ】
艦長席で胸揺らしまくってる三石ボイスではやはり、理知的過ぎた。ジャイアンに並ぶのび太の天敵にしては、叱る様もイマイチ迫力に欠ける感じで物足りない。あの顔であの性格のママにあの声は合わんだろう。しずちゃんのママの方が似合うんじゃないか? しかし、馴染みの三石ボイスでこんな役が見られると言うギャップは楽しめそうなので、とりあえず、よし(笑)。
 
 ところで、今回、EDがなかったのはスペシャルだからなのか、それともやらなくなったのか。最悪の「なまずの歌」を聞かされずに済むのは何よりだね。
 
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April 14, 2005 23:57

 5−1とリードしての6回、破戒僧・清原がレフトスタンドへ3号ソロ。悲願の通算500号へあと5本と迫るこの一打は通算200人目からの一発。868本打った王さんですら183人からしか打っていないと言うのだから、495本で200人は凄い。この200人の内訳だが、1位がトレンディーエース・西崎幸広の15本,2位が清原との対決時に日本最速記録を残すなど平成の名勝負と言われたライバル・伊良部クラゲの11本。そして、3位に何とチョコの10本(野茂英雄,吉田豊彦,伊藤敦規も同数)。今やチームメイトなのでこれ以上打たれる事はないが、こんなに被弾していたとは…。そして、逆に、50打数以上対戦しながら、唯一、1発もぶち込めていない相手が、何と怨敵・織田裕二。よりにもよって、こいつか…。この事実を知ったら、清原もさぞ悔しい事だろう。しかも、国外亡命されてしまったので、今後に打ち砕く機会も奪われてしまった訳で…。
 ところで、清水を出せと周囲の風当たりが強くなる一方のキャプラーが連夜のタイムリー,来日初のマルチ安打を達成。いずれも飛んだ所が良かったと言う渋い当たりだったが、少しは気が楽になっただろうか。
 

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 前日、最大のライバル・ミセリよりも早く今季初セーブを果たしたササキ様がこの日も連投。2安打を浴びて、長打が出れば逆転と言うピンチを背負う薄氷を踏む様な内容ながらも、何とか後続を断ち切り、連夜のセーブ。結果は出ているが、依然としておぼつかない内容である事は否めず、またいつ打たれるかと言う不安がつきまとうだけに、まだまだ完全復活などとは言い難い所だ。この日で通算250セーブとなり、高津の日本記録まであと10個。果たして、そこに至る頃、威光を取り戻しているのか、記録の為だけに無理矢理使い続ける牛島監督が辛辣な表情を浮かべているのか、どちらだろう?
 

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 打者毎に投げ方を変える一球に対して、自分の形を持たないと偉そうに講釈する山田だが、そんな事は見てりゃ、誰でも分かる。それにしても、沢村の投げ方など万人が見てすぐ分かるなんて事はありえないのだが、それは一球が口走ったから分かってるだけ? マサカリ投法以外は台詞で言って貰わないと全然分からないのだが、こういうネタをやる以上、文字でなく絵で分かる様に描いてくれないと説得力に欠けると言うものだ。
 形を持たない一球は朝青龍の様だなどと言う訳の分からない理屈で警戒する土井垣に対して、一球は次の投法は小川健太郎でいくと予告。小川健太郎なんて、コアな中年ファンじゃないとパッと出てこない名前な気がするのだが、里中はすぐに分かったらしい。マニアか、お前は…。小川健太郎と言えば、王さん相手に1度だけやった背面投げ(しかし、投球はボル)が伝説となっている人。犬神が土佐丸時代に山田にやったアレだ。ナメられた土井垣はこれを痛打するも、ピッチャー頭上の強烈なライナーを一球は驚異の1m50cmジャンプでキャッチ。垂直跳び1m50cmが既に異常なのだが、背面投げで体勢が崩れている後に1m50cmジャンプして、ライナー捕球に間に合ってしまうと言うのもかなり異常。実際、どれくらいのスピードで動いている事になるのか、誰か計算して下さい。忍者と言うより神の動きでは?
 すっかりザコと化した6番星王に対しては、里中のアンダースロー。もしや、「大甲子園」の影武者戦法や、本当はアンダースローに適性がある…と言った設定を思い出したのでは?とも思ったが、全然そういう事ではないらしい。力んだ星王はドームならば天井直撃する程、高々と上がったファールフライ。これを追った九郎はスーパースターズベンチに飛び込みながら、これを弾くも、背後に追ってきていた一球がこれをスライディングキャッチ。ここまで追ってきていた事がさも凄い事の様に描かれるが、天井直撃する程、高く上がった打球ならば、可能なプレーでは? 先の1m50cmジャンプと同列に扱われる様なプレーではない様に思うのだが、読んでるとこっちの方が凄く見える。
 「どんなタイプでも打ってやるぜ!」といきがる7番山岡に対しては一見、また里中かと思わせるアンダースローから微妙に違えた松沼兄やんでタイミングを崩して、ピッチャー前の小フライ。全てバッテリー間で打球を処理してしまう様子に礒部(勿論、似ていない)は「他の7人は必要ないぜ」と呆れ返るばかり。所詮、「ドカパロ」において、実在選手は背景でしかないのだから、礒部の発言は真実をついているのだが、果たして、水島氏は自覚しているのか? 自覚してやってるとしたら、それはそれでタチが悪いのだが…。ナメきった一球の態度に今年は冷静にいくつもりだった(らしいが、全然そんな事はない)岩鬼がついに激怒。次の打席で何かが起きる!? 待て、次号。
 ところで、悪の温床・楽天のベンチにいる山下コーチの隣にいるメガネは一体、誰? 描写からすると田尾としか考えられないのだけど、どう見ても田尾には見えない。試合前にはメガネなんかかけてなかったし…。マジで田尾なの? 誰だか分かる人、教えて下さい。


ドカベン スーパースターズ編 6 (6)

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April 13, 2005 21:38

 一向に携帯が繋がらないので、吾郎の家に直接乗り込んでいった清水だったが、間の悪い事に寿也との自主トレの為、スポーツジムに行こうとする所…。野球モードの吾郎は如何ともしがたいと理解しているだけに肩を落として帰りかけるも、一緒に行かないかと誘われ、溜飲を下げるのだった。三船リトル時代に対戦経験があるとは言え、面識があるとは言い難い寿也の前で水着姿を晒す事に抵抗を示しつつも、ぎこちなく挨拶を交わす清水。冗談っぽく寿也に好感を抱いている様な態度をとるや否や、慌てて引き離そうとする吾郎の様子を見て、他意はなかったとは言え、意外な牽制効果に悪い気はしていない様だ。
 鈴木一朗や今夜の松井さん…もとい、鈴木コジローや松尾を打撃投手としてねじ伏せようと言う吾郎の無謀な野望に難色を示す寿也だったが、キャッチボールを終えた後の全力で放たれた1球を受け、あながち絶望的な事ではないと感じ取る。一段と早くなった吾郎のボールに大きな成長を感じながら、恋愛にマメな吾郎を期待するのはらしくないと、クリスマスイヴのデートは諦める清水。しかし、別れ際、意外にもイヴのお誘いをかけてきたのは吾郎だった。思わぬ展開に顔をほころばせる清水。当然、ロマンティックなデートを期待していたのだろうが、待っていたのはバッティングセンターでの熱血指導…。「違う…、イヴにここは違うよ、本田…」と泣きながらしごきを受けるハメに…。ああ、相も変わらず、可哀想な清水…。とりあえず、あの吾郎がイヴに誘ってくれただけでも喜んでおけ。来週こそは頑張れ、清水。もういい加減、野球モードになっちまうだろうけど…(^^;)。


Major―Dramatic baseball comic (6)

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April 12, 2005 23:59

 今週の「週刊現代」によると、どうも水島氏は野球漫画を描き続けた貢献を評価して貰っての野球殿堂入りを目論んでいるらしい事が明らかになった。「ドカベン」が今の30歳後半のプロ選手達に心酔され、多大な影響をもたらしているのは事実で、ああいう作品を描き続けていれば、殿堂入り(無論、競技者表彰ではなく特別表彰の方だが)の可能性もあながちゼロではなかったかもしれない。しかし、「ドカパロ」や近年の「あぶさん」は全て実在選手をかませ犬にした水島キャラ礼賛パ・リーグ撲滅漫画でしかなく、とてもじゃないが、殿堂入りの可能性などある筈もない。
 同誌では「ドカパロ」連載開始の経緯についても触れられていたが、毎度出てくるのが、破戒僧・清原が「山田になら4番を譲ってもいい」と言ったとか、鈴木一朗が「殿馬と一、二番を組みたい」と言ったとかの自慢話。しかし、現実を見つめ直してみると、破戒僧・清原はセ・リーグの巨人へ移籍、鈴木一朗に至っては国外脱出といずれもパ・リーグから逃げ出しているのだ。水島キャラにシメられまくる日々に嫌気がさしたのが最大の原因である事は言うまでもない。二人共、まさか「ドカパロ」があんなダメ漫画になるとは思わずに口走ってしまったのだろうが、とんだ失言だった。
 それから、例によって、あぶさんより年上の自分が草野球でショートを守れているから、あぶさんもまだまだやれると言う無茶苦茶な事をまたもやほたえているのだが、草野球レベルの話をプロに持ち込まれても説得力は皆無に等しいと言う事に一体いつになったら気付いてくれるのだろうか?

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April 11, 2005 23:10

 今回、紹介するのは「二番打者組織論」(藤田元司著/ひらく刊)。4大聖書の中で私が最もオススメなのは、これである。誰に一番読ませたいかと言えば、12球団中最悪の二番打者と言われるあの男だろう。あの男はこれを500回くらい読み返して、自分がいかにダメな二番打者かを思い知り、考え方を改めて欲しい…と言うくらい、二番打者の心得が事細かに書かれている。これを読んで、何も感じないならば、「もう二番を打たせるのは勘弁して欲しい」と監督に進言せよ!
 藤田元司氏と言えば、王さんと茂雄の繋ぎとして、2度に渡り、巨人の指揮官を務め、名手・川相を二番打者として育て上げた偉大な人物である。恐らく、あれ以上、思い入れのあるチームは今後出てこないのではないだろうかと言う程、私は(第二次)藤田政権下の巨人を愛している。その藤田政権は史上最高の二番打者である名手・川相の存在なくしては語れない。藤田氏が2度目の監督に就任した時、守備の力で守り抜き、派手さはないが堅実に勝ちを狙う野球を目指し、それを実現するに当たり、なくてはならない存在として名手・川相に目をつけたと言う。川相を一流の二番打者に育てる事が勝利への近道だと…。ん? そう言えば、これと全く逆の考え方をした人がいたね。打撃の力で打ちまくり、派手さばかりで大味に勝ちを狙い、川相の様な一発のない打者をないがしろにすると言う。そう、長嶋茂雄、その人である。藤田氏の真逆ばかりついていては、茂雄暗黒政権が勝てないのも合点がいくと言うものだ。
 二番打者的精神を持った人間こそが組織の強さを不動のものにする、と言う考え方を元に史上最高二番打者である川相を実例に挙げながら、話が進んでいく。川相がどれ程、素晴らしい二番打者であったかと言う事が延々と書き連ねられており、ページをめくる度に私の頬は緩みっ放しだ。また、この本は「○○をする為には××する事だ」的な記述も多いのだが、その後に「だが、茂雄はしなかった」と勝手に付け足す事によって、ブラック度も増して、面白い。全く茂雄は悉く藤田氏の反対の事ばかりやっていたのだと、つくづく思い知らされるのだが、今更、茂雄がこの本を読んだ所で遅いのだ。せめて、まだ間に合うあの男には是非、読んで欲しい。まぁ、多分、何も感じてはくれない気がするのだが…。井端辺りに読ませたら、急成長間違いなしだが、井端は今や生きた見本を間近で見られるヨダレものの環境下にいるので、この本は必要ないかもしれない。とにもかくにも川相ファンは絶対に買って損はしないと断言しておこう。それどころか、買わないときっと後悔するので、是非、買いませう!

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April 10, 2005 22:01

 河原好投の翌日に後藤光を先発させると言う悪太郎の無為な対抗意識は無惨に打ち砕かれた。まぁ、後藤光はそれなりには頑張ったので無惨は言い過ぎか。しかし、あの内容で「形は作った」と評価するなら、桑田を即降格させたのは、どういう事だ!? ああ、また怒りがぶり返してきたよ。
 10点差の9回から…などと言うササキ様チックな起用で登板したミセリは無失点に抑える快挙を達成。凄いぞ、ミセリ! 何ら戦局には関係ないけどな! 連打浴びてのヒヤヒヤものの投球だったけどな! もう一人の悩める助っ人・キャプラーもこの日、今季3本目のヒット。チーム全体が完璧に抑えられた山本昌相手だけに価値あるヒットだ。凄いぞ、キャプラー! 何ら戦局には関係ないけどな! セーフティバントだけどな!……と茶化してみたが、キャプラーのプレーは一生懸命やってる感じがして、結構、好感が持てる。苦肉の策のセーフティバントも必死さの表れであり、何とか頑張って欲しい。打撃コーチのアドバイスから何らかのきっかけを掴んで復調…なんて淡い期待を抱いているのだが、巨人の打撃コーチって、山本と井上…。そういう効果をもたらしてくれそうな雰囲気に欠けるなぁ…(^^;)。

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 0−0で迎えた9回に待望の先制点をゲットした横浜。その裏、最後のマウンドに上がったのはかつての威光は完全に消え失せ、今やミセリと球界No.1火付け役の座を激しく争っているササキ様だった。本当はクルーン辺りを使いたかったであろう牛島監督だが、ストッパーを使って然るべきこの状況で他の投手を使うのは、ササキ様のプライドを踏みにじる事になってしまう為、泣く泣く使わざるをえなかった様だ。(ササキ様が志願したとは言え)8点リードの9回二死から使ったり、ササキ様の起用法はまるで腫れ物に触る様で牛島監督には同情せずにはいられない
 さて、そのササキ様、簡単に二死をとったはいいものの、そこから3連打を浴びて、逆転サヨナラ負け。ストッパーとして起用された場面に限れば(つまり、前回の登板は除外)、2年越しの5連続リリーフ失敗。榎本加奈子とイチャついているからダメなのだ…などと下世話な批判も方々から聞こえてきそうだ。しばらく中継ぎで調整…なんて事はプライドと実績が邪魔して出来ない気がするが、やってみた方がいいのではなかろうか。勿論、そうしたからと言って、復活の保証がある訳ではないし、ならばいっそ…と再び引退を決意する可能性も否定出来ない。高津の日本記録を破る事,現役にしがみつく事,チームに貢献する事,プライドを守る事,榎本加奈子との愛の巣を築く事…、果たして、今のササキ様にとって、何が一番大事なのか。今週のササキ様の動向でそれが垣間見えるかもしれない。
 

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April 09, 2005 23:41

 開幕直前で西武・後藤光と電撃トレードされた河原が、先発としてソフトバンク戦に登板。7回を1失点に抑える好投で見事に白星をゲットした。3/28の日記で河原は先発向きなので先発で使おうとしている西武では期待したい的な事を書いたのだが、期待通りの展開だ。河原の抑え起用に拘り、ストッパー失格の烙印を押しながらも、それは適性にハマっていなかったのではなく、河原がダメなだけだとばかり、決して先発として再起させようとはせず、挙げ句の果てにヘタレ守護神・ミセリの保険としての価値すらないとばかりに安易に放出してしまった巨人がいかに愚かだったかを河原は身をもって示してくれた。ただでさえ、巨人は先発陣(リリーフ陣もだが)崩壊で最下位に喘いでいる訳であり…。
 ただ、このトレードが巨人にとって大失敗だったかどうかと言う結論を出すのはまだ早い。交換相手の後藤光が今後、活躍する可能性がゼロではない(あてつけるかの様に悪太郎は10日の先発に後藤光を起用するとかしないとか)し、河原も今後、結果を出し続けられると言う保証はないからだ。もうしばらく様子を見る必要があるにはあるが、恐らく、河原自身にとっては、いいトレードになったのではないかと思われる。西武には是非、巨人との交流戦で河原を起用する嫌がらせをかまして欲しい所だ。勿論、返り討ちになっては、嫌がらせどころか塩を送る事になってしまうが…。
 

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 前回、川相ファンならば、絶対に持っておきたい書物が3冊存在する…と書いたが、4冊目の存在が新たに発覚した。発刊間もなかったとは言え、不覚にも前回はその本の存在に気付いていなかった事をお詫びしたい。昨日、気付いて、即購入したものの、まだ読了していないので、これについては最後に紹介したいと思う。
 
 さて、今回、紹介するのは「バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語」(赤坂英一著/講談社刊)。赤坂氏と言えば、ご存じの人もいると思うが、「週刊現代」の敏腕記者。この本は同誌で短期連載された「犠打−長嶋茂雄に嫌われた男」に大幅加筆されたものだ。同誌において、赤坂氏は巨人をメッタ斬りする事がしばしばあるが、こと川相に関しては一目置いており、川相が巨人…特に、茂雄暗黒政権において、この上なく不遇な扱いを受けていた事を憂いていた人物だ。元々の連載のタイトルや、帯に「主役=川相昌弘と『偉大なるミスター』が演じた不条理劇(中略)、誰も書かなかったベンチ裏の人生模様。痛快!『ジャイアンツ劇場』」とある事からも、それは伺い知れる所だ。
 嫌がらせの様に金満補強で次々と送り込まれる刺客。理不尽にベンチに幽閉する指揮官。暗に引退を迫るフロント。この偉大な男に何と強大な敵の多い事か。それらを川相がいかなる決意で、いかなる努力で跳ね返してきたのか。現場の記者ならではの突っ込んだ部分も多く、読み応えは十分だ。惜しむらくは、この本、2002年の夏に発刊されている事。あと1年待てば、通算犠打世界記録ネタばかりか、あの悪夢の引退騒動も盛り込めたと思うと、実に残念だ。
 4大聖書の中で、川相をベンチに置き続けた茂雄の嫌がらせ行為は断じて許せない熱気溢れる川相ファンには、これが一番オススメではなかろうか。ネタとしては「日日スポーツ」に近い部分があるので、ウチの常連さんには特に…。
 


バントの神様―川相昌弘と巨人軍の物語

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April 08, 2005 23:52

 投壊,拙攻で黒星街道を驀進中の巨人相手に不覚の黒星を喫した中日。最大の原因は、やはり、名手・川相を最後まで起用しなかった事にあるだろう。昨年も同じ過ちを何度も繰り返したと言うのに、今年もオレ流大チョンボ采配は健在の様だ。スタメンで使うべきなのは言うまでもないのだが、せめて、8回の代打の場面は渡辺でなく川相だったろうと。再三再四言っているが、落合監督は打者・川相に対する評価が低過ぎて、ああいう場面で後回しにされると、やきもきせずにはいられない。
 また、巨人戦で川相を使う効果の大きさを考慮して欲しい。ひと度、川相がグラウンドに現れれば、敵である筈の巨人側のスタンドからも大きな喝采が巻き起こる。この段階で、中日はペースを握る事が出来ると言っても過言ではない。元々、闘争心溢れる川相だが、巨人相手には特に、熱い闘志をたぎらせる。まして、両軍のスタンド…、つまり球場全体が拍手を送ってくれるのだ。燃えない訳がない。しかも、川相を敵に回す事の恐ろしさは巨人ナインは嫌と言う程、熟知している。川相が出てくるだけで、とてつもないプレッシャーに苛まれるのだ。この結果が決勝打などなら言うまでもないし、バントであっても、巨人に対して、計り知れないダメージを与える事が出来る。これだけの条件が揃っていて、巨人戦で川相をフル欠場に追い込む落合監督の気が知れない。2,3戦では是非とも、川相を効果的に使って欲しいものだ。

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April 07, 2005 22:51

 前夜、初回こそ打たれたものの、2回以降は素晴らしい投球を見せた桑田だったが、案の定、二軍へ落とされてしまった。登板即抹消→10日後昇格と言う地獄ローテーションに今年も組み込まれる様だ。このペースだと、次のFA取得は一体、何十年後になってしまうのか? これ程、投手陣が打ち込まれまくっていると言うのに、桑田を落とす必要性が全く分からない。桑田が谷間となる程、先発のコマが揃っていると言うのか? 入れ替わりで昇格のカリメロは8失点KO。これでカリメロが一軍に居残ったりすると、桑田が落とされたのは投球内容云々と言うレベルではない事になるが、果たして…? この6戦の先発の中で桑田の投球の良さは3番目と一応、上から数えた方が早い。他に確かな先発候補がいない状況の中、即落とされるのはどう考えても理不尽極まりなく、悪太郎との確執が裏に潜んでいると疑われても仕方あるまい。
 投手陣のテコ入れはルーキー・三木にまで及んだ。日本ハムから緊急獲得した伊達と入れ替わりで二軍降格を命じられたのだ。伊達の昇格はいい。だが、入れ替えの対象が何故、一度も投げておらず、通用するかしないかの判断もつけられない三木なのだろう? もっと他に落とすべきヤツがいるだろう。ミセリとかミセリとか、あるいはミセリ等々…。三木を落としてまで生き残ったミセリだが、この日は5点ビハインドの場面で出てきながら、またも無惨に3失点と相変わらずの大炎上。これでは三木も浮かばれない。
 ところで、昨日、メッタ斬りしたあの男が突然、4安打と打ちまくったが、大劣勢の状況でパカパカ打ってもねぇ。いくら打っても全くいい流れにはならない様で、逆ムードメーカーと言うのはいるものだなぁと、つくづく思うのだった。

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 1点ビハインドの二死二塁で打席に入った一球に対して、「ホームランを打たれたら、丸坊主になってやるぜ」などといきがる里中。これで一球に一発を期待し始めたファンは何万人いるだろうか。負けて坊主になったヤツと言えば、「Kジロー」の沢村がいるが、里中でそれやったら女性読者を大量に失いかねないので、水島氏や編集部にそんな事が出来る筈もなく、実質上、一球が一発を打たない事がこの段階で確定してしまった。
 初球、スライダーに引っかかり、空振りする一球に、10年のブランクの影響は否めないとヤジを飛ばすスーパースターズ側のスタンド。山田もこれに同調するかの様に再び同じ球を要求するも、実に浅はか。仮にもプロの目を持っている田尾監督があえて4番に据えた選手。そんなブランクによる弱みを持っている筈がないのだ。これは実は、田尾監督バッシングなのか!? ともあれ、一球は体勢を崩しながらも、これをうまく拾い上げると、打球は一塁後方へ。通天閣打球(この時は打法ではなく打球)を無様に落球し、土佐丸戦でも打球直撃など、守備ではロクな活躍をした試しがない土井垣はこの打球も敗走した挙げ句に捕る事が出来ず、礒部が同点のホームイン。この間に一球は快足を飛ばして、一気に二塁を陥れると、更に、続く吉岡(勿論、似ていない)の初球で三盗を決める。ここで水島マンガでは耳にタコが出来る程、聞かされた「三塁に走者がいると、様々なケースで生還出来る可能性が高まり、投手は迂闊に落ちる球が投げられない」と言う定説を一球はえらそうに語り出す。こういう時だけ、山田のキャッチングに不安感を持たせるのは都合が良過ぎるのではなかろろうか。
 都合のいい水島理論により、スカイフォークもさとるボールも封じられた里中の2球目はカーブ。ここでは動きを見せなかった一球だが、山田が里中へ気を抜いた返球をした隙に、本盗を仕掛けて、勝ち越しのホームイン。「防ぎようのない野球をひっ下げて、一球は帰ってきた。大敵だ」などと、唖然とする山田だったが、冷静に考えれば、やってる事はSHINJOと何ら変わらない。そうか、SHINJOって、凄ぇんだなぁ(笑)。


ドカベン (スーパースターズ編5)

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April 06, 2005 23:59

 結果を出せなければ、また即登録抹消→10日後昇格と言う地獄ローテーションが待ち受ける桑田。いきなりの逆転3ラン被弾には目を覆ったが、2回以降は気迫溢れる投球を展開。たった5回で代えてしまった事には甚だ不満である>悪太郎
 
 村田のエラー等に助けられ、一気に4点を勝ち越したのに、あっさり追いつかれる辺り、今年の巨人を象徴付ける展開。延長に入り、開幕3戦目に先発した久保が早くもリリーフで引っ張り出されてしまう辺り、余程、ミセリ投入が怖いと見える。その久保がいきなり無死二塁→一死満塁とピンチを作った時はまたサヨナラ負けを覚悟したものだが、よく踏ん張った。
 
 両軍共に投手を使い果たし、最早、ミセリとササキ様が投げ合うしかない…と言う状況を激しく期待していたが、結局、11回にマッスル千代の富士が余計な一発を放ってしまい、決着。巨人はこれでようやく今季初勝利。産みの苦しみにも程があるだろう。
 
 待望の初ヒットがホームランとなったキャプラーだが、依然として、遅い球を手打ちで打ち上げてしまう様子で、これをきっかけに復調…と言う気配が見えない。それ以上に厄介なのはあの男。あれ程、粘りがなく、選球眼が悪く、簡単に打ち上げ、チャンスを潰し、気勢を削ぎまくる2番打者がこの世に存在していいのか!?
 

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