April 21, 2005 21:46

浜崎ファン激怒必至!? 陰湿極まる東京応援団 / 今週の「ドカパロSS」

 先週の引きからして、当然、岩鬼の打席から始まると思われた今週だが、何故か、2回の裏、悪の温床・楽天の攻撃から始まる。先頭打者の山下(似ていない)に対して「近鉄時代、何故、ベンチを温めていたのか分からない。おれ的には助かっていた」などと、妙に警戒する里中だが、実際の山下は開幕3日後に登録抹消でそれ以来、ずっとファーム暮らし。これも、やはり、水島の呪い効果か!? 山下が打席に入ると、スーパースターズ側のスタンドが突然、激しい浜崎あゆみコール。浜崎ファンの山下をからかう為にわざわざ横断幕まで用意して、囃し立てる。こいつら、何て陰湿なんだ! こんなファンばかりのスーパースターズはこの上なく不幸である。「何で浜崎ファンだと知ってるんだ!?」と動揺する山下だが、少なくとも週刊ベースボールの選手名鑑に載ってるくらいなんだから、バレている事に何ら不思議はない。そんな事で動揺するくらいなら、ちゃんと秘密にしておけっつーの! しかし、ここで一球が機転を利かせ、浜崎コールは山下への応援と解釈させると、単純な山下はアドレナリンが急上昇(水島新司は「アドレな!ガレッジ」でも見ているのか!?)し、「快打SEASONS!」などと訳の分からない言葉を叫んで、バットを折りながらも、左中間突破の二塁打。毎度、水島新司のアイドルネタはだだ滑りで凍り付く程、寒いのだから、誰か止めてやってくれ!
 続く大島(あまり似ていない)が送った後、前田(背番号がないと誰だか分からない)は「左足はよけているが、右足は当たりに行っている」と言う水島作品定番と言うか使い古しネタの故意死球で出て、一、三塁。ここで打席に入った九郎はセーフティスクイズを敢行。打球には見向きもせずに、「バットではなく手に当たったからストライクだ」と抗議に走る山田の大チョンボの間に山下が返って、3点目。九郎が素手で打った事を誤魔化すネタも言うまでもなく使い回しだが、「大甲子園」では痛さを必死に耐えていたのが、今回はさして痛がっていない辺り、九郎の耐久力はとんでもなく上がっている様だ。納得がいかず、無駄に食い下がる里中と山田だが、そこへ出てきた一球は九郎のバントはバットの根元でやるのだと説明。それならば、バットが折れているだろうとイチャモンをつける山田の目の前で、「だから折れている」と一球はバットを折ってみせた事により、バントは認められるのだった。しかし、このバット、実は折れてはおらず、一球が自力で折っていた事が発覚。いかに根元とは言え、力を込めた事を山田にすら悟られない様に折るなど、最早、現実的でないにも程がある
 それにしても、あの楽天ベンチのメガネ男の正体が未だに分からない。どう考えても監督的ポジションにいるのだが、少なくとも田尾にだけは絶対見えない。一体、誰なんだ、こいつは!?


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コメント一覧

1. Posted by CODY   April 22, 2005 00:19
どうもコーディといいます。
ドカベンは番外編(新潟明訓)や特集編(山田、岩鬼など)以外の正規ストーリーはコミックやら文庫で完全網羅しております。
ちゃんと分析したツッコミ面白かったです。
九郎さんネタはまたかよ!と思いましたが、今回はばれませんでしたね。
ビックコミックオリジナルも立ち読みしましたが、あぶさんもバットが折れるネタをやっていたような・・・

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