April 14, 2005 23:27

忍者の運動能力を過大評価しすぎ! / 今週の「ドカパロSS」

 打者毎に投げ方を変える一球に対して、自分の形を持たないと偉そうに講釈する山田だが、そんな事は見てりゃ、誰でも分かる。それにしても、沢村の投げ方など万人が見てすぐ分かるなんて事はありえないのだが、それは一球が口走ったから分かってるだけ? マサカリ投法以外は台詞で言って貰わないと全然分からないのだが、こういうネタをやる以上、文字でなく絵で分かる様に描いてくれないと説得力に欠けると言うものだ。
 形を持たない一球は朝青龍の様だなどと言う訳の分からない理屈で警戒する土井垣に対して、一球は次の投法は小川健太郎でいくと予告。小川健太郎なんて、コアな中年ファンじゃないとパッと出てこない名前な気がするのだが、里中はすぐに分かったらしい。マニアか、お前は…。小川健太郎と言えば、王さん相手に1度だけやった背面投げ(しかし、投球はボル)が伝説となっている人。犬神が土佐丸時代に山田にやったアレだ。ナメられた土井垣はこれを痛打するも、ピッチャー頭上の強烈なライナーを一球は驚異の1m50cmジャンプでキャッチ。垂直跳び1m50cmが既に異常なのだが、背面投げで体勢が崩れている後に1m50cmジャンプして、ライナー捕球に間に合ってしまうと言うのもかなり異常。実際、どれくらいのスピードで動いている事になるのか、誰か計算して下さい。忍者と言うより神の動きでは?
 すっかりザコと化した6番星王に対しては、里中のアンダースロー。もしや、「大甲子園」の影武者戦法や、本当はアンダースローに適性がある…と言った設定を思い出したのでは?とも思ったが、全然そういう事ではないらしい。力んだ星王はドームならば天井直撃する程、高々と上がったファールフライ。これを追った九郎はスーパースターズベンチに飛び込みながら、これを弾くも、背後に追ってきていた一球がこれをスライディングキャッチ。ここまで追ってきていた事がさも凄い事の様に描かれるが、天井直撃する程、高く上がった打球ならば、可能なプレーでは? 先の1m50cmジャンプと同列に扱われる様なプレーではない様に思うのだが、読んでるとこっちの方が凄く見える。
 「どんなタイプでも打ってやるぜ!」といきがる7番山岡に対しては一見、また里中かと思わせるアンダースローから微妙に違えた松沼兄やんでタイミングを崩して、ピッチャー前の小フライ。全てバッテリー間で打球を処理してしまう様子に礒部(勿論、似ていない)は「他の7人は必要ないぜ」と呆れ返るばかり。所詮、「ドカパロ」において、実在選手は背景でしかないのだから、礒部の発言は真実をついているのだが、果たして、水島氏は自覚しているのか? 自覚してやってるとしたら、それはそれでタチが悪いのだが…。ナメきった一球の態度に今年は冷静にいくつもりだった(らしいが、全然そんな事はない)岩鬼がついに激怒。次の打席で何かが起きる!? 待て、次号。
 ところで、悪の温床・楽天のベンチにいる山下コーチの隣にいるメガネは一体、誰? 描写からすると田尾としか考えられないのだけど、どう見ても田尾には見えない。試合前にはメガネなんかかけてなかったし…。マジで田尾なの? 誰だか分かる人、教えて下さい。


ドカベン スーパースターズ編 6 (6)

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コメント一覧

1. Posted by さにい   April 15, 2005 01:54
今さらマジメに突っ込む気にもなりませんが、
なぜか山岡がファーストとコールされてた今回。
土井垣と一緒に守ってるんか?

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