March 17, 2005 20:57

練習は裏切らない。読者は裏切るけどな! / 今週の「ドカパロSS」

 甲子園出場は僅かに1度。監督として2度出たと言っても、山田らに連れてきて貰った様なもので、大チョンボ采配によりむざむざ明訓に初黒星をつける失態を演じたにも拘わらず、甲子園の申し子の様な扱いを受けている土井垣。
 今季から始まる交流戦で、DHなしのセ・リーグとの対戦に向け、打のフォアマン,守の星王に代わって、総合力の土井垣…などと言う取ってつけた設定が突如、発生。この説でいくと、土井垣は星王より強打を誇り、フォアマンよりも守備が堅いと言う事になるが、……………本当にそうか? 大体、星王はいつの間に守備の人になってしまったのか? 紛い物の予知能力設定も消え失せてしまったと言うのに…。フォアマンも一塁と外野の違いはあるにせよ、明訓戦での好守・強肩ぶりは完全になかった事にされている様だ。
 一方、塁上で配球の事ばかり考えている山田。矢野は山田同様に「ブランクのある土井垣が初球を見てくる」と読んで、外角ストレートのストライクを要求するも、初球を狙っていた土井垣はこれを痛打。自分以外、全く信用していない山田は土井垣の打球は失速すると決め込み、必死の形相で猛然とダッシュ。しかし、山田の予想を覆し、打球は見事にライトスタンドに飛び込むのだった。相変わらず、読みが当たれば、決して打ち損じは起きずに結果が出てしまうジャンケン野球の炸裂だ。
 ところで、プレーボールホームランを打ちながら、その真相がうやむやになっていた岩鬼だが、以後、徹底したど真ん中攻めにバットは空を切るばかり。山田は「15年付き合って、こんなに努力した岩鬼は初めてだ。練習は裏切らない!」と豪語するが、最終打席も飛んだのはバットで、ボールはミットに収まってしまう始末で、結局、初回のアレは悪球だったのだ…と片付けられるのだった。果たして、この儘、岩鬼の努力は無に終わるのか?
 オープン戦はこれにて終了。いよいよ開幕を迎えるスーパースターズの相手は、「義経」ブームにあやかって、(伏線を張ってある義経を引っ張り出しもせず)牛若に顔が似ているからと真田一球を今頃になって無理矢理、入団させた悪の温床・楽天だ。中西球道同様に年内で雑魚キャラと化すのが確実なだけに、何とも不憫としか言いようがない。
 

ドカベン スーパースターズ編 (2)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ