March 12, 2005 00:03

各選手名鑑の川相評

 いよいよペナント開幕が迫ってきました。この時期になると、色々な出版社から選手名鑑が発売されますね。例年、最も発売時期が遅い(故に、一番最近の情報まで入っている)と言う理由で私はいつもスポニチの名鑑を買っているのですが、それぞれの名鑑で川相はどんな風に書かれているのだろう?と言うのが楽しみで、他の名鑑も読みあさっています。中日移籍で見事に優勝請負人の活躍を見せただけあって、今年はどこもいいコメントが目白押しなので、まとめてご紹介しませう。
 
◆スポーツニッポン
バントと守備は職人芸。
練習中やベンチでの指導で若手を育成する縁の下の力持ち。
連覇に欠かせないベテラン。
 
◆日刊スポーツ
チーム最年長のベテラン。
野球に対する熱意はチームの財産でもある。指導力も確か。
 
◆日本スポーツ出版社
正確なバントと堅実な守備はまだまだ衰えを感じさせない。
41歳を迎える今シーズンもいぶし銀の輝きを
 
◆ベースボールマガジン社
2度のサヨナラ安打で勝利に貢献するなど
現役にこだわり抜く姿勢が生み出すパフォーマンスは見事のひと言だった。
今季も若々しく、勝負どころで存在感を示す。
 
◆ベースボールマガジン社 週刊ベースボール増刊号
昨季3打点のうち2点がサヨナラと勝負強さは健在。
23年の経験と不屈の闘志を竜に注入
 
◆別冊宝島
540犠打の世界記録保持者。いぶし銀。
 
◆日日スポーツ新聞社
日本が世界に誇る球界の至宝。
和製オジー・スミスと称される程の堅実無比なグラブ捌きと
犠打世界記録を更新中の芸術的バントは、正に、職人芸。
 
………「日日」の名鑑は発売されてません、念の為(^^;)。日本スポーツ出版社のは、何でハートマーク締めなんだろう? 総じてみると、川相はコーチなのか?と疑ってしまいますね。コーチよりコーチらしく見える(笑)。しかし、実際は選手兼コーチですらなく、あくまで現役一本である川相の存在には大きな意味がある様に思えます。現役選手として、共に練習に取り組み、試合に臨む川相だからこそ、その姿は大いなる手本となり、若手は多くのものを学びえたのだと…。
 巨人の若手はこんなに素晴らしい手本がいながら、何故、ただ指を銜えて見ていたのか…。本塁打数が増えないと査定が上がらないとか、試合に出られないとか、守れず走れずとも一発が打てればいいとか、今なお、その影を引きずる茂雄暗黒野球が川相の経験,技術,精神を完全に否定するものであった事は、川相にとっても、巨人にとっても、正に、不幸でしかありません。
 
 ところで、川相はいつの間に犠打を540個にまで伸ばしたの?>別冊宝島
 
 

プロ野球選手名鑑―決定版! (2005)

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by TK   March 14, 2005 15:23
ハートマークは結婚されてるかどうかのはずですよ。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Amazon Search
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ
Clock Link
プロ野球Freak
Recent Comments
Amazon.co.jpロゴ
  • ライブドアブログ